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聞いて欲しいこと
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「ただいまぁ」
「おっ、おかえり~!大輝は?」
「玄関まで来て仕事行った」
「ん、そっか。ご飯食べる?」
「うん」
龍士が用意してくれた夕飯を食べながら、俺はさっきまで話してた大輝くんと真琴に起こった過去の話を思い返していた。
俺は今まで自分が世界一不幸だと思ってた。
でも世の中には俺なんかよりずっと苦しんでたり、辛い思いを抱えてる人が沢山いるんだってわかって、自分ばっかり不幸だなんて思っちゃダメだなっ思った。
真琴は今、誰とどこで過ごしてるんだろう…
一人ぼっちだったりしないよね?
なんだか急に真琴のことが心配になって…でも、そんなこと本人に聞くのもどうかと思うし、箸を持つ手を止めて考え込んでいると、不意に名前を呼ばれて驚いた俺の手から箸が転がった。
「斗亜っ!」
「は、はい!?」
「どうしたんだよ、ぼぅっとして…バイト先で何かあった?」
何かあったと言えばあったんだけど、この話をどこから説明したらいいのか。
龍士は大輝くんの彼女の事とか知ってるのかどうかも分からないし、こういう事はあまり勝手に他人に話していいとも思えないし…
それに悩み事を誰かに相談するとかあまりした事なかったから、我慢して自己解決するのが何となく癖になっていたんだ。
だけど、これからは龍士と共有したい…
俺が思った事とか悩んでる事とか、龍士に聞いてもらいたいし知ってもらいたい。
そして、俺も龍士の事をもっともっと知りたい。
「うん…聞いてくれる?」
「あぁ、もちろん。どうした?」
そして俺は、バイト先の友人真琴の事、その友人が例の事故で家族を全員失ってた事を今日知ったって事。
そして大輝くんの彼女も同じ事故にあって亡くなってる事、真琴と大輝くんはその事故がきっかけでその当時知り合ってて、偶然今日再会した事を龍士に話した。
「今日一日で色んな事があったな…」
「うん。龍士は大輝くんの事知ってた?」
「いや、知らなかった…ただ…」
「ただ…?」
「あ、いや…なんでもない…」
龍士は何か知ってる?
知ってる事があるけど、俺には話せないって所かな。
やっぱり俺じゃ子供過ぎて話の相手にもならないのかな…
「ごめん、こんな話して…」
「いや、良いんだよ、斗亜が思った事話して?一人で悩まないで俺に話して欲しい…」
「うん。大輝くんの彼女の事は本人から聞いてて知ってたんだけど、そんな大きな事故に巻き込まれてたとか知らなくて…真琴も家族が…なんて、そんな素振り全然見せなかったから。何か皆のそういう話聞いてたらさ?俺ってめちゃくちゃ小さい事で悩んで家出とかして、みんなに迷惑かけてさ…なんか情けないなって…」
「それは違うだろ。情けないなんて絶対そんな事ねぇから。人の苦しみに大きいも小さいもない。自分が苦しいって思ったらそれは苦しいんだよ?だから苦しい事は隠すな。辛かったら遠慮なく言えよ」
「うん…っ、分かった。じゃあ、もう一つ…いい?」
「おぅ、もちろん」
龍士に優しい言葉をかけてもらった俺は、真琴が心配なこともそうだけど…
それより、この際今一番俺が気になって仕方なくて、苦しい胸の内を明かそうと勇気を振り絞った。
「俺…っ、龍士の事、もっとちゃんと知りたい…っ」
「へっ…///」
「おっ、おかえり~!大輝は?」
「玄関まで来て仕事行った」
「ん、そっか。ご飯食べる?」
「うん」
龍士が用意してくれた夕飯を食べながら、俺はさっきまで話してた大輝くんと真琴に起こった過去の話を思い返していた。
俺は今まで自分が世界一不幸だと思ってた。
でも世の中には俺なんかよりずっと苦しんでたり、辛い思いを抱えてる人が沢山いるんだってわかって、自分ばっかり不幸だなんて思っちゃダメだなっ思った。
真琴は今、誰とどこで過ごしてるんだろう…
一人ぼっちだったりしないよね?
なんだか急に真琴のことが心配になって…でも、そんなこと本人に聞くのもどうかと思うし、箸を持つ手を止めて考え込んでいると、不意に名前を呼ばれて驚いた俺の手から箸が転がった。
「斗亜っ!」
「は、はい!?」
「どうしたんだよ、ぼぅっとして…バイト先で何かあった?」
何かあったと言えばあったんだけど、この話をどこから説明したらいいのか。
龍士は大輝くんの彼女の事とか知ってるのかどうかも分からないし、こういう事はあまり勝手に他人に話していいとも思えないし…
それに悩み事を誰かに相談するとかあまりした事なかったから、我慢して自己解決するのが何となく癖になっていたんだ。
だけど、これからは龍士と共有したい…
俺が思った事とか悩んでる事とか、龍士に聞いてもらいたいし知ってもらいたい。
そして、俺も龍士の事をもっともっと知りたい。
「うん…聞いてくれる?」
「あぁ、もちろん。どうした?」
そして俺は、バイト先の友人真琴の事、その友人が例の事故で家族を全員失ってた事を今日知ったって事。
そして大輝くんの彼女も同じ事故にあって亡くなってる事、真琴と大輝くんはその事故がきっかけでその当時知り合ってて、偶然今日再会した事を龍士に話した。
「今日一日で色んな事があったな…」
「うん。龍士は大輝くんの事知ってた?」
「いや、知らなかった…ただ…」
「ただ…?」
「あ、いや…なんでもない…」
龍士は何か知ってる?
知ってる事があるけど、俺には話せないって所かな。
やっぱり俺じゃ子供過ぎて話の相手にもならないのかな…
「ごめん、こんな話して…」
「いや、良いんだよ、斗亜が思った事話して?一人で悩まないで俺に話して欲しい…」
「うん。大輝くんの彼女の事は本人から聞いてて知ってたんだけど、そんな大きな事故に巻き込まれてたとか知らなくて…真琴も家族が…なんて、そんな素振り全然見せなかったから。何か皆のそういう話聞いてたらさ?俺ってめちゃくちゃ小さい事で悩んで家出とかして、みんなに迷惑かけてさ…なんか情けないなって…」
「それは違うだろ。情けないなんて絶対そんな事ねぇから。人の苦しみに大きいも小さいもない。自分が苦しいって思ったらそれは苦しいんだよ?だから苦しい事は隠すな。辛かったら遠慮なく言えよ」
「うん…っ、分かった。じゃあ、もう一つ…いい?」
「おぅ、もちろん」
龍士に優しい言葉をかけてもらった俺は、真琴が心配なこともそうだけど…
それより、この際今一番俺が気になって仕方なくて、苦しい胸の内を明かそうと勇気を振り絞った。
「俺…っ、龍士の事、もっとちゃんと知りたい…っ」
「へっ…///」
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