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幸せと不安
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斗亜が風呂に入ってる間に、ベットメイキングを済ませ交代で風呂に入る。
斗亜の事だからきっともう寝ちゃうだろうと思いながらも起きて待っててくれてる事を少しだけ期待する。
もし寝ちゃってたら、今日はもう別々に寝た方がいいのかな?
風呂から上がり斗亜の部屋を覗くと、やはり既に寝息を立てながらスヤスヤと眠っている。
起こさないように…でもその肌に触れたくて、ピンクに染った頬にそっと触れた。
「んぅ…」
「悪い、起こしちゃったか…」
「あ…寝ちゃってた…」
「いいって、俺ももう寝るから。おやすみ…」
ちょっと名残惜しい気もしたけど、自分の部屋に戻ろうと立ち上がろうとすると、斗亜が俺の手をぐっと掴んだ。
「…っ、どこ行くの?」
「自分の部屋…」
「一緒に寝ないの…?」
「明日も学校だろ?ゆっくり寝ろよ?」
「…うん」
ちょっと不貞腐れたように毛布を被り視線を送ってくる斗亜に、俺の心臓はもう鷲掴みにされてて、この視線から逃れようものなら多分、俺自身が苦しくて耐えられないかもしれない。
「あーぅ…一緒に寝るか…?」
「嫌ならいいっ…」
へそを曲げた斗亜でさえ愛おしい…
もう俺は斗亜なしでは生きていけないんだな。
でも、俺はこの瞬間に気がついてしまったんだ。
永遠なんてありはしないと…
ずっと続くと思っていた幸せなんて一瞬でなくなってしまう。
あいつが卒業したら2人で一緒に暮らすはずだったのに、そんな夢も普通の生活さえも、あの時全て失っただろ。
俺にこの先、幸せなんてあるのか?
今最高に幸せでも、明日には失う事だってあるんだ…
斗亜が、斗亜までも俺の前からいなくなっていまったら、今度こそ俺はもう…っ―――
「…龍士っ!!」
「…へ?」
いつの間にか両手で俺の腕を掴み起き上がってた斗亜に驚き、視線を斗亜に向けるが目の前が歪んで良く見えなくて、頬に流れた涙の感触で自分が泣いてることに気がついた。
「あ…」
「なんで泣いてんだよ…っ、嫌ならいいとか言ったから?」
「いやっ、違う違う…っ、何でもない…」
慌てて涙を拭っても誤魔化し切れる訳もなく、斗亜はずっと心配そうに俺を見る。
ここでまた理由をうやむやにしてしまっては、斗亜にとっての俺の秘密が増えるだけ…
せっかく腹を割って話せたんだから、再び斗亜を不安にさせたくはなくて、俺は自分の不安を打ち明けた。
「…やっぱ何でもなくない。今が幸せすぎてさ…だからこそまた大事なもん失ったら俺…やべぇなって…」
ほろりと一粒、涙が溢れると同時に体に温もりを感じる…
それはとても力強くて、優しかった。
「俺はいなくなんないっ!ずっと龍士の傍にいるっ!」
「あぁ、頼むわ…」
ぎゅっと斗亜を抱きしめ返すと、ふわふわした頭のままベットになだれ込んで斗亜からのキスを受け止める。
何度も何度も俺の感情を確かめるように触れる唇が優しくて、こんなに幸せで良いものか?と余計不安になる…
でも、今から最悪の結末を考えても仕方がないだろう。
未来なんてどうなるのか分からないのだから…
「これからも一緒に寝るだろ?」
「おぅ、…けどさすがに狭いよな」
「狭いの嫌なの?」
「嫌じゃないけどさ?ずっと一緒に寝るなら、デカいの買った方が良くね?」
「え?いいの?」
「もちろん」
狭くたってくっついて寝ればいいだけだけどさ、そろそろ暑いじゃん?
このまま何事もなく幸せならきっとこの先も一緒にいるだろうから、次の冬だってその次の夏だって、またその次の冬だって俺らは離れずにそばに居たいから…
だからお願い、神様がいるならどうかこの子だけは…
俺から奪わないで―――
斗亜の事だからきっともう寝ちゃうだろうと思いながらも起きて待っててくれてる事を少しだけ期待する。
もし寝ちゃってたら、今日はもう別々に寝た方がいいのかな?
風呂から上がり斗亜の部屋を覗くと、やはり既に寝息を立てながらスヤスヤと眠っている。
起こさないように…でもその肌に触れたくて、ピンクに染った頬にそっと触れた。
「んぅ…」
「悪い、起こしちゃったか…」
「あ…寝ちゃってた…」
「いいって、俺ももう寝るから。おやすみ…」
ちょっと名残惜しい気もしたけど、自分の部屋に戻ろうと立ち上がろうとすると、斗亜が俺の手をぐっと掴んだ。
「…っ、どこ行くの?」
「自分の部屋…」
「一緒に寝ないの…?」
「明日も学校だろ?ゆっくり寝ろよ?」
「…うん」
ちょっと不貞腐れたように毛布を被り視線を送ってくる斗亜に、俺の心臓はもう鷲掴みにされてて、この視線から逃れようものなら多分、俺自身が苦しくて耐えられないかもしれない。
「あーぅ…一緒に寝るか…?」
「嫌ならいいっ…」
へそを曲げた斗亜でさえ愛おしい…
もう俺は斗亜なしでは生きていけないんだな。
でも、俺はこの瞬間に気がついてしまったんだ。
永遠なんてありはしないと…
ずっと続くと思っていた幸せなんて一瞬でなくなってしまう。
あいつが卒業したら2人で一緒に暮らすはずだったのに、そんな夢も普通の生活さえも、あの時全て失っただろ。
俺にこの先、幸せなんてあるのか?
今最高に幸せでも、明日には失う事だってあるんだ…
斗亜が、斗亜までも俺の前からいなくなっていまったら、今度こそ俺はもう…っ―――
「…龍士っ!!」
「…へ?」
いつの間にか両手で俺の腕を掴み起き上がってた斗亜に驚き、視線を斗亜に向けるが目の前が歪んで良く見えなくて、頬に流れた涙の感触で自分が泣いてることに気がついた。
「あ…」
「なんで泣いてんだよ…っ、嫌ならいいとか言ったから?」
「いやっ、違う違う…っ、何でもない…」
慌てて涙を拭っても誤魔化し切れる訳もなく、斗亜はずっと心配そうに俺を見る。
ここでまた理由をうやむやにしてしまっては、斗亜にとっての俺の秘密が増えるだけ…
せっかく腹を割って話せたんだから、再び斗亜を不安にさせたくはなくて、俺は自分の不安を打ち明けた。
「…やっぱ何でもなくない。今が幸せすぎてさ…だからこそまた大事なもん失ったら俺…やべぇなって…」
ほろりと一粒、涙が溢れると同時に体に温もりを感じる…
それはとても力強くて、優しかった。
「俺はいなくなんないっ!ずっと龍士の傍にいるっ!」
「あぁ、頼むわ…」
ぎゅっと斗亜を抱きしめ返すと、ふわふわした頭のままベットになだれ込んで斗亜からのキスを受け止める。
何度も何度も俺の感情を確かめるように触れる唇が優しくて、こんなに幸せで良いものか?と余計不安になる…
でも、今から最悪の結末を考えても仕方がないだろう。
未来なんてどうなるのか分からないのだから…
「これからも一緒に寝るだろ?」
「おぅ、…けどさすがに狭いよな」
「狭いの嫌なの?」
「嫌じゃないけどさ?ずっと一緒に寝るなら、デカいの買った方が良くね?」
「え?いいの?」
「もちろん」
狭くたってくっついて寝ればいいだけだけどさ、そろそろ暑いじゃん?
このまま何事もなく幸せならきっとこの先も一緒にいるだろうから、次の冬だってその次の夏だって、またその次の冬だって俺らは離れずにそばに居たいから…
だからお願い、神様がいるならどうかこの子だけは…
俺から奪わないで―――
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