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第三章 新生活始めました
年越し飲み会
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例のことも一段落して俺も無事退職して、後手に回ってた新しい仕事の準備も着々と進んでいる。
まぁだけど、これからは何でも二人でやれるわけだから、ゆっくりやっていこうと思う。
そして先延ばしになっていた心達との飲み会も、バタバタしててなかなか時間が合わず、やっとの事都合がついたのが大晦日。
こうなったら年越しパーティーだ!と意気込んで将吾と2人、健太の家に向かった。
「おっじゃまっしまーす」
「りっちゃん!久しぶりだなっ!」
「おぅ、元気だったか?」
「そりゃあもう、めちゃめちゃ元気よ!」
出迎えてくれた健太は上機嫌!
そりゃそうだよな、心が帰ってきてからというものずっと一緒にいるんだから。
「おじゃましまぁす…」
「あっ!しょーごーっ♡」
もう心さ、この前も思ったけど将吾の事まだ全然好きじゃん…
俺になんか目もくれず、将吾に向かって一直線に走ってくる心からさり気なく将吾をガードするが、脇が甘かったのかひょっこり顔を出した将吾の腕をすかさず心が掴み、さっさとリビングに連れていかれてしまった。
「ははっ!りっちゃん顔やばっ」
「んあ!?うっせぇよっ、ほっとけ…っ」
「あいつら寄り戻しちゃったりしてぇ」
「はぁ!?」
「そしたら俺と付き合う?」
「ばっ、お前さぁ!」
「ふはっ、冗談に決まってんじゃん」
ゲラゲラ笑う健太の冗談に、意外とピュアな俺の心は傷ついた…
健太だって心の事好きなくせに、二人のこと見てなんも思わねぇのか?
それにしても…
ちゃっかり将吾の隣を陣取る心の距離は相変わらず近すぎるし、将吾は将吾でめっちゃ照れてるしで俺は気が気じゃない。
「りつさん、早く早くっ!」
「んぅ…」
「悪ぃなりっちゃん、心もう結構飲んでんだわ」
「まじか…」
「おーい、心っ!将吾が困ってんぞっ!」
「え~!?困ってないよね?」
「う、うん…////」
将吾は俺の顔をチラッと見て様子を伺ってくるから、わざと目をそらすと慌てて俺に擦り寄ってきた。
それもそれで可愛すぎる…
「あーん将吾ぉ、久しぶりなんだからいいじゃーん♡」
「はいはい、お前飲みすぎなっ」
「んぅ…じゃあ健太でいいっ、けんたぁー♡」
「ちょ…っ////心っ…やめろってっ////」
心は健太の首に巻き付き甘え始めて、何だかもう手の付けようがないくらい酔っ払っていて、心の酒癖の悪さを痛感した。
まぁ健太にしてみれば嬉しくて堪らないんだろうから、それはそれでいいのかな?とは思うけど、この状態で将吾に絡んで欲しくは無い。
俺は必死に将吾をガードしつつ、健太のお喋りに付き合いながら、酒の弱い将吾のペース配分までをこなし、さらに自分も気持ちよく酔い始めた。
そしてあっという間に買ってきてあったビールを全て飲み干し、将吾も俺もべろべろで歩いて帰れる気がしなくて、仕方なくタクシーを呼んで帰ることにした。
「えーっ、もぉ帰っちゃうのぉ…?」
「心だって明日、実家帰るんだろぉ?俺らはもう帰るよぉ」
「もう少し一緒にいたかったぁ…将吾ぉ…」
「心っ…色々ありがとう…っ、会えてよかった♡」
「うんっ♡また帰ってきたら会おうなっ♡」
この二人の会話、ずーっと♡が飛び交ってる気がするんですけど
気のせいですか?
「んじゃ、りっちゃんも将吾も気をつけて帰れよ」
「おぅ、お前も心に襲われないように気をつけろよ?」
「なっ、何言ってんだよりっちゃんっ////」
「えぇ?襲ってもいいの?健太ぁ♡」
「だ、だ、ダメに決まってんだろっ!バカ心っ///」
「なぁ~んだ、期待して損したぁ~」
心の奔放ぶりは尋常じゃないな…と悟ると将吾と一緒にいた時ってどうだったんだろう…と、ふと要らぬ想像が浮かんでしまった…
そして玄関で靴を履き、気を抜いてた隙に振り返えれば心が将吾に抱きついてて、俺はもう諦めの境地に入る…
あぁ、もういいよ。
好きなだけくっついて…
はぁ…と大きなため息を付くと、二人の儀式が終わるのを仕方なく見守っていた。
「俺暫く実家に戻るけど、すぐまた向こうに戻るから」
「うんっ…」
「何かあったらまた連絡してねっ…」
「うんっ」
あぁあぁ、何でそんなに目ぇうるうるさせてんだよ…
そんなに別れが惜しいですか?
「あと言い忘れてたんだけど、来年春頃、日本に戻ってくるからさっ!またすぐ会えるよっ!」
「えっほんと!?」
「ぅえっ!?まじっ…」
「うん!だからまた連絡するね!」
「うんっ!」
なんてことだ…
信用して無いわけじゃないけど俺は心が怖い。
俺から将吾を取ったりしないでよっ…
「これからもずっと友達っ、ね♡」
「…っ、うん////」
あぁ…けど心と話してる将吾が可愛すぎる…っ。
これはどう消化したらいいんだ…
2人を横目に頭を抱える俺の肩を、健太が無言でポンと叩く。
「はいはい、りっちゃん我慢の限界だってよ?」
「あっ…」
「や、大丈夫…お気になさらず…」
「りつさんもありがとう、また!」
「おぅ、元気でな」
健太のナイスアシストもあり、二人の儀式は無事終了して俺らは健太の家を出た。
まぁだけど、これからは何でも二人でやれるわけだから、ゆっくりやっていこうと思う。
そして先延ばしになっていた心達との飲み会も、バタバタしててなかなか時間が合わず、やっとの事都合がついたのが大晦日。
こうなったら年越しパーティーだ!と意気込んで将吾と2人、健太の家に向かった。
「おっじゃまっしまーす」
「りっちゃん!久しぶりだなっ!」
「おぅ、元気だったか?」
「そりゃあもう、めちゃめちゃ元気よ!」
出迎えてくれた健太は上機嫌!
そりゃそうだよな、心が帰ってきてからというものずっと一緒にいるんだから。
「おじゃましまぁす…」
「あっ!しょーごーっ♡」
もう心さ、この前も思ったけど将吾の事まだ全然好きじゃん…
俺になんか目もくれず、将吾に向かって一直線に走ってくる心からさり気なく将吾をガードするが、脇が甘かったのかひょっこり顔を出した将吾の腕をすかさず心が掴み、さっさとリビングに連れていかれてしまった。
「ははっ!りっちゃん顔やばっ」
「んあ!?うっせぇよっ、ほっとけ…っ」
「あいつら寄り戻しちゃったりしてぇ」
「はぁ!?」
「そしたら俺と付き合う?」
「ばっ、お前さぁ!」
「ふはっ、冗談に決まってんじゃん」
ゲラゲラ笑う健太の冗談に、意外とピュアな俺の心は傷ついた…
健太だって心の事好きなくせに、二人のこと見てなんも思わねぇのか?
それにしても…
ちゃっかり将吾の隣を陣取る心の距離は相変わらず近すぎるし、将吾は将吾でめっちゃ照れてるしで俺は気が気じゃない。
「りつさん、早く早くっ!」
「んぅ…」
「悪ぃなりっちゃん、心もう結構飲んでんだわ」
「まじか…」
「おーい、心っ!将吾が困ってんぞっ!」
「え~!?困ってないよね?」
「う、うん…////」
将吾は俺の顔をチラッと見て様子を伺ってくるから、わざと目をそらすと慌てて俺に擦り寄ってきた。
それもそれで可愛すぎる…
「あーん将吾ぉ、久しぶりなんだからいいじゃーん♡」
「はいはい、お前飲みすぎなっ」
「んぅ…じゃあ健太でいいっ、けんたぁー♡」
「ちょ…っ////心っ…やめろってっ////」
心は健太の首に巻き付き甘え始めて、何だかもう手の付けようがないくらい酔っ払っていて、心の酒癖の悪さを痛感した。
まぁ健太にしてみれば嬉しくて堪らないんだろうから、それはそれでいいのかな?とは思うけど、この状態で将吾に絡んで欲しくは無い。
俺は必死に将吾をガードしつつ、健太のお喋りに付き合いながら、酒の弱い将吾のペース配分までをこなし、さらに自分も気持ちよく酔い始めた。
そしてあっという間に買ってきてあったビールを全て飲み干し、将吾も俺もべろべろで歩いて帰れる気がしなくて、仕方なくタクシーを呼んで帰ることにした。
「えーっ、もぉ帰っちゃうのぉ…?」
「心だって明日、実家帰るんだろぉ?俺らはもう帰るよぉ」
「もう少し一緒にいたかったぁ…将吾ぉ…」
「心っ…色々ありがとう…っ、会えてよかった♡」
「うんっ♡また帰ってきたら会おうなっ♡」
この二人の会話、ずーっと♡が飛び交ってる気がするんですけど
気のせいですか?
「んじゃ、りっちゃんも将吾も気をつけて帰れよ」
「おぅ、お前も心に襲われないように気をつけろよ?」
「なっ、何言ってんだよりっちゃんっ////」
「えぇ?襲ってもいいの?健太ぁ♡」
「だ、だ、ダメに決まってんだろっ!バカ心っ///」
「なぁ~んだ、期待して損したぁ~」
心の奔放ぶりは尋常じゃないな…と悟ると将吾と一緒にいた時ってどうだったんだろう…と、ふと要らぬ想像が浮かんでしまった…
そして玄関で靴を履き、気を抜いてた隙に振り返えれば心が将吾に抱きついてて、俺はもう諦めの境地に入る…
あぁ、もういいよ。
好きなだけくっついて…
はぁ…と大きなため息を付くと、二人の儀式が終わるのを仕方なく見守っていた。
「俺暫く実家に戻るけど、すぐまた向こうに戻るから」
「うんっ…」
「何かあったらまた連絡してねっ…」
「うんっ」
あぁあぁ、何でそんなに目ぇうるうるさせてんだよ…
そんなに別れが惜しいですか?
「あと言い忘れてたんだけど、来年春頃、日本に戻ってくるからさっ!またすぐ会えるよっ!」
「えっほんと!?」
「ぅえっ!?まじっ…」
「うん!だからまた連絡するね!」
「うんっ!」
なんてことだ…
信用して無いわけじゃないけど俺は心が怖い。
俺から将吾を取ったりしないでよっ…
「これからもずっと友達っ、ね♡」
「…っ、うん////」
あぁ…けど心と話してる将吾が可愛すぎる…っ。
これはどう消化したらいいんだ…
2人を横目に頭を抱える俺の肩を、健太が無言でポンと叩く。
「はいはい、りっちゃん我慢の限界だってよ?」
「あっ…」
「や、大丈夫…お気になさらず…」
「りつさんもありがとう、また!」
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健太のナイスアシストもあり、二人の儀式は無事終了して俺らは健太の家を出た。
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