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無視はキツいよ、満ちゃん
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今回のお話は、満ちゃんが廊下を駆け回っている間に起きた、帝の話である。
《帝side》
はぁー!満ちゃんおそーい!
ま、まままままさか!告白ぅぅぅ!?
満ちゃん、超絶可愛いからあり得る!
俺が一人ワナワナしていると不意に教室の扉が開いた。
「おっ?帝か?」
ん?
「・・・・・お前、誰?」
茶髪でスマートな男。
いかにも女慣れしてそうな奴だな。
まさか、『俺に満ちゃんをください』てきなことを言われる系のやつか!?
いやだ!断じていやだ!
(帝がかなり迷走を極めていますが、お気になさらず)
「俺の満ちゃんだ!お前なんかに渡すもんか!」
「は?満?・・・ああ、天手のことか。別にお前の彼女に興味なんてねぇよ。てか、昨日まで普通に話してた友人を忘れんな!」
は?昨日まで普通に話してた?こいつと?
「俺だよ、おーれー!倉野道春!」
クラノ、ミチハル?
うぅーんぅー?
あ!女ったらしの倉野道春か!!
「やーっと、思い出したか・・・」
・・・・・・。
「ま、いいや。俺、暇なんだよ。なんでもいいから、なんか話してくれよ。天手が来るまででいいからよ」
仕方ねぇなぁ。
コホンと一つ咳払いをする。
「じゃあ、俺の最高の彼女、満ちゃんの話をしてあげよう!」
「またかよ。ま、いいや、話してくれ」
また、ってうるせぇな!
「満ちゃんはさ~、見た目は超絶可愛いのに鼻にかけてないし、毒舌なのに中身は乙女だし。ちなみに拗ねてる顔はこの世のものとは思えないくらい可愛いんだよ。もう、満ちゃんの可愛さは神がかってるんだー。あと、満ちゃんの笑顔は破壊力ハンパじゃないんだよー。そーれーでー、満ちゃんの口癖は『カス』なんだけど、その『カス』ってのは愛があるんだよな~」
俺の目は今、おそらくハートになっている。
「なあ、帝って天手に対しては超ドMだよな」
ふん!お前には満ちゃんの素晴らしさを知らないから、そういえるんだよ!
「満ちゃんって、胸小さいように見えるけど、本当はすっごく大きくてさ、いつもは着痩せしてるだけなんだよ」
満ちゃんは外見も中身も素晴らしい。
「ごめん!帝!遅れた!」
「で、満ちゃんのカップは・・・・」
あっ!み、満ちゃん・・・・・!
や、やばっ!
満ちゃんは顔を真っ赤にして、怒ってる。
く、倉野!
倉野に目を向けるも、いつの間にか彼はいなくなっていた。
くーらーのー!
そして、次の瞬間!
思いきり、頬を満ちゃんに打たれた!
「サイッテー!」
ひぃぃぃぃ!
そして、俺は満ちゃんに小一時間お説教。
ついでに一週間も完全無視という仕打ち。
いくら、なんでも無視はキツいよ、満ちゃん。
《帝side end》
《帝side》
はぁー!満ちゃんおそーい!
ま、まままままさか!告白ぅぅぅ!?
満ちゃん、超絶可愛いからあり得る!
俺が一人ワナワナしていると不意に教室の扉が開いた。
「おっ?帝か?」
ん?
「・・・・・お前、誰?」
茶髪でスマートな男。
いかにも女慣れしてそうな奴だな。
まさか、『俺に満ちゃんをください』てきなことを言われる系のやつか!?
いやだ!断じていやだ!
(帝がかなり迷走を極めていますが、お気になさらず)
「俺の満ちゃんだ!お前なんかに渡すもんか!」
「は?満?・・・ああ、天手のことか。別にお前の彼女に興味なんてねぇよ。てか、昨日まで普通に話してた友人を忘れんな!」
は?昨日まで普通に話してた?こいつと?
「俺だよ、おーれー!倉野道春!」
クラノ、ミチハル?
うぅーんぅー?
あ!女ったらしの倉野道春か!!
「やーっと、思い出したか・・・」
・・・・・・。
「ま、いいや。俺、暇なんだよ。なんでもいいから、なんか話してくれよ。天手が来るまででいいからよ」
仕方ねぇなぁ。
コホンと一つ咳払いをする。
「じゃあ、俺の最高の彼女、満ちゃんの話をしてあげよう!」
「またかよ。ま、いいや、話してくれ」
また、ってうるせぇな!
「満ちゃんはさ~、見た目は超絶可愛いのに鼻にかけてないし、毒舌なのに中身は乙女だし。ちなみに拗ねてる顔はこの世のものとは思えないくらい可愛いんだよ。もう、満ちゃんの可愛さは神がかってるんだー。あと、満ちゃんの笑顔は破壊力ハンパじゃないんだよー。そーれーでー、満ちゃんの口癖は『カス』なんだけど、その『カス』ってのは愛があるんだよな~」
俺の目は今、おそらくハートになっている。
「なあ、帝って天手に対しては超ドMだよな」
ふん!お前には満ちゃんの素晴らしさを知らないから、そういえるんだよ!
「満ちゃんって、胸小さいように見えるけど、本当はすっごく大きくてさ、いつもは着痩せしてるだけなんだよ」
満ちゃんは外見も中身も素晴らしい。
「ごめん!帝!遅れた!」
「で、満ちゃんのカップは・・・・」
あっ!み、満ちゃん・・・・・!
や、やばっ!
満ちゃんは顔を真っ赤にして、怒ってる。
く、倉野!
倉野に目を向けるも、いつの間にか彼はいなくなっていた。
くーらーのー!
そして、次の瞬間!
思いきり、頬を満ちゃんに打たれた!
「サイッテー!」
ひぃぃぃぃ!
そして、俺は満ちゃんに小一時間お説教。
ついでに一週間も完全無視という仕打ち。
いくら、なんでも無視はキツいよ、満ちゃん。
《帝side end》
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