絶対に好きって言わせてやる!

ヒマリ

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デートのあとは〇〇〇〇〇

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<土曜日、蝶夜公園にて>
はぁ~。
何で私、ここに来てんだろ?
「お!約束通り来てんな」
「来たくなかったけどね~」
「うっわ!普通に傷つくこというなよ!俺の小鳥のようなハートにヒビがはいるー」
クスクス
瑞季の言動が面白くてついつい笑みが溢れる。
「笑ってくれて良かった」
「え・・・・・・?」
「よっし!行くか?」
う、うん。
ふいに繋がられた手に視線が移る。
て、テテテテテテ、手が繋がれてるー!?
「ちょっ!手!」
「ん~?手?・・・・手っていえば、トモの手は小さいな。ま、身体自体、小柄で小さいけどー」
いや、ま、私は女だし、男の瑞季に比べたら、身体も手も小さいに決まってんじゃん!
ブツブツと心のなかで文句を連発!
「着いたよ」
へ?
心のなかで文句を連発している間にいつの間にか、目的地(?)に到着していた。
ここって・・・・・・・。
「ネコカフェだよー」
やっぱり!?
でも、なんでネコカフェ?
「動物好きだろ?」
「あ、うん。そうだけど、なんで・・・・・・?」 
「俺はトモの友達で、未来の彼氏だよ?トモに幸せをプレゼントしなくちゃな」
はぁ!?
み、みみみみみみ、未来の彼氏!?瑞季が!?
ないない!
「瑞季は今までもこれからも良き友達なんだからね!」
「それはどうかな?」
不敵な笑みを浮かべる彼にドキッとした。
もぅ!そんな顔したってダメなんだから!
「ま、とりあえず、行くよ?」
う・・・・・分かったよ。
ネコカフェ ドリームランドに来店すると店員さんとネコたちが出迎えてくれた。
わぁ!かっわいいー!
かわいいネコたちにテンションアップ! 
「やっぱ、動物大好きだな?トモは」
いつの間にか背後に回り込んだ瑞季がに笑う。
まったく、もー!
何で後ろに回り込んでんのよー!?
「ニャー」
お?真っ白い子猫が私の足に頭をこすり付けていた。
きゃー!かわいいー!
しゃがみこんでそのネコを抱き上げる。 
きゃー!きゃー!
首を撫でると気持ち良さそうにゴロゴロと喉を鳴らした。
「まあ!真城ちゃんが自分から、いくなんて珍しい!」
「真城ちゃん?」
「そのネコの名前ですよ。それより、真城ちゃんがなつくなんてとても珍しいんですよ~」
へぇ~。
そうなんだ。
なんだか、私が特別みたいで嬉しいな。
「あーあ!ここに連れてくるんじゃなかったなー!」
えー?なんでー?
「そんな顔、ネコなんかには勿体無い。俺に向けろよ」
ドキッ
ひぃー!
瑞季のイケボ出ましたー!
やだやだ、ネコに嫉妬だなんてくだらないことこの上ない!
というか・・・・。
「ネコなんかにってなによ!?ネコなんかにって!?」
「え?反応するとこそこ?」
彼は呆気にとられたような表情を見せる。
フン、だ!
ネコを馬鹿にする者はネコに泣くのよ!

その後、ネコカフェを後にして、お昼を食べ、おそらく最後になるだろう場所は・・・・・。
「神社ぁぁぁぁ!?」
「イェース!神社!」
なんで、神社!?
「知ってる?ここって全国的に縁結びの神社として有名なんだよ」
縁結び・・・・って、まさか・・・・・・・・!?
「さ、絵馬をかいて、御守り買おう!」
えぇぇぇぇ!?
嫌だよ!絶対に!
「ほら、行こ?」
彼に無理矢理手を引かれ、絵馬をかかされ、御守りも買わされた。
くそう!
上機嫌な瑞季と比べて、私は反対で不機嫌だった。
ブーブー!
帰り道の途中で彼はこちらを見た。
ん?次は何?
「なぁ、俺のこと好き?」
「恋愛としてなら、嫌い」
「っ!・・・なんで!?」
「私、強引な人より、紳士的で相手の気持ちを考えてくれる人がいいもん」
彼の顔は悲痛で歪んでいた。
ちょっと、ストレートに言いすぎたかな?
反省して、言い直そうとすると、瑞季は私の唇を奪った!
「んっ・・・・ん・・・」
苦しいくらい、深くて熱いキス。
きっと、このキス以上に彼は苦しいんだと思う。
でも、私はいつでも自分の気持ちに素直でありたい・・・。
やっと、唇が離れると、彼は逃げ出した。
そうだ、そのまま逃げてしまえばいい。
好きって気持ちからも私からも・・・・そして、自分の本当の気持ちからも。
彼の背中がいつもより小さく見えたのは気のせいだろうか・・・・・?
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