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第一章 ドラゴンの幼女
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「うぁううううううううぅぅぅぅっ!」
苦悶の声をあげて、またラディアナが炎に押し流され転がされる。クリスは半狂乱になってラディアナの名を呼び、鉄格子を掴んで暴れるが、どうすることもできない。
「ラディアナ! ラディアナ! ラディアナ! ラディアナああああぁぁっ!」
そんなクリスをうるさく思ったのか、ドラゴンはラディアナへと炎を吐きつけながら、ちらりと横目でクリスを見た。
ラディアナだけを見ていたクリスが、はっと気づいたときにはもう、ドラゴンはその長い尾を檻車に絡み付かせていた。そして吐く炎の勢いはまったく緩めず、尾だけで檻車を掴んで、持ち上げ、放り投げる。
「うわああぁぁっ!?」
ラディアナが投げた時に勝るとも劣らぬ勢いで檻車は飛び、今度は山賊たちのアジトであろう洞窟の上、岩山の斜面に激突した。岩と檻車とが火花を散らし、鉄格子とその枠が破片を撒き散らしながら砕け散る。
クリスは崩壊した檻車から投げ出されて斜面に、それから落下して地面に、叩きつけられた。その衝撃で呼吸が詰まるが、もはやそんなことに意識を向ける余裕などない。
『っ……あの炎に加えて、軽く尾を振るっただけでこの怪力、破壊力……か……』
クリスはドラゴンのケタ違いの強さを改めて実感し、恐怖した。そしてラディアナが今、そんな相手と戦っていることを思い出す。
見れば、ラディアナはまだ何とか動けてはいた。だがやはり、ドラゴンの炎の前に近づくことさえできないでいる。無謀な突進を試みては炎を浴び、焼かれて押されて転がされて。
このままでは間違いなく、いずれ焼き殺されるだろう。
「くっ……!」
クリスは辺りを見回した。最初にクリスがドラゴンの攻撃を受けて吹っ飛ばされた時に突っ込んだ、山賊たちの獲物の山。それが今、周囲に散らばっている。
その中に……あった。クリスの剣が。
「よしっ!」
クリスは剣を拾い上げて抜き放つと、刃を閃かせてドラゴンめがけて走った。
ドラゴンはもうクリスのことなど忘れているのか、知っていて無視しているのか、クリスの方を向こうともしない。ただひたすらラディアナへと炎を吐きまくっている。
クリスはドラゴンの背後へと回り込み、剣を降り上げ、弧を描く銀光一閃! 技術自体は、決して素人ではないクリスのその一撃により、ドラゴンの足首の鱗に斬れ目が入った。ほんの僅かではあるが、斬り口から血が吹き出る。
いける! とクリスは剣を構え直した。そこへドラゴンが振り向き、大きく息を吸い込み、
「おっと!」
地面を抉る高圧火炎! だがクリスはすばやく地面を転がってかわし、かわしながらも間合いを詰め、ドラゴンの懐の死角に入り、再び斬りつけ、再度傷を負わせた。どうやらクリスは、腕力ではラディアナに遠く遠く及ばないものの、敏捷性なら上回っていたようだ。
ドラゴンが唸り声を上げた。その顔には明らかに怒りの色が浮かび、クリスを睨みつけている。もはや、ラディアナのことなど眼中にない様子である。
「そうだ、来い! 相手は僕だ!」
と言いながらクリスは身軽にドラゴンの炎を回避し、踏み込んで斬りつけようとした。が、そこへ狙い済ましたドラゴンの尾が、空気を押し潰す勢いで強打命中。まともに全身を打たれたクリスは、つい先程の檻車と同じように飛ばされ、同じように岩の斜面に激突する。
「ぐっ……なんのっ!」
自重の軽さと、金属ではない肉体の柔らかさ、そして受け身の技術。それらのおかげで、クリスはどうにか耐えられた。全身がバラバラになりそうな衝撃に顔を歪めながらも、懸命に意識を保って体勢を整えて、剣を手放さずに着地する。
まだクリスが戦える、生きていることにドラゴンは更なる怒りを顕わにして、ドスドスと大きな足音を立てて突進してきた。
せっかく、一撃離脱で何とかいけるかと思った矢先にこれだ。腕も足も痛みで痺れる今の体で、ドラゴンの炎と尾の波状攻撃を、あと何度かわせるか。あまり自信はないが、とにかくクリスは剣を握り締め、向かってくるドラゴンを見据えた。
その向こう側に、ラディアナがいる。つまり、今ドラゴンはラディアナからどんどん離れているわけだ。
それならいい。クリスは大声で、精一杯元気な声を上げた。
「よおおぉぉし計算通り! ラディアナ、もう大丈夫だよ! 今の内に逃げて!」
ラディアナはさんざん焼かれて煤まみれになった瞼や頬を摩りながら、あまり元気ではない大声で応えた。
「何がどこが大丈夫よ! あんたもうボロボロだし、そいつ相手にそんな掠り傷、何十回やったって倒せやしないっ!」
「何十回やってる間に、君が逃げられる!」
「その前に、あんたが逃げなさい!」
「そんなの嫌だ!」
「どうしてっ⁉」
「幼い女の子を見捨てて逃げるなんて、英雄を目指す者のやることではないっ!」
胸を張って高らかに宣言するクリスの眼前に、ドラゴンが駆け込んできた。大きく息を吸い込んで、クリスの回避に備えて尾も振り上げる。その背後から、
「バカにしないでよっっっっ!」
幼女の叫び声と、とたたたたっという足音。甘くて軽くて、警戒に値するものではない。だが込められた気迫だけは本物だったので、ドラゴンは本能的に振り向いた。
そこには予想通りの光景があった。もう何度も何度も焼き転がした、人間にしてはやたらとしぶとい裸の幼女が走ってくる。その表情には怒りが、そして目からは涙が溢れている。
それと同じ光景を、もちろんクリスも見ている。
「だめだラディアナ! お願いだから逃げて! こいつは僕が引き受けるから!」
「それがバカにしてるってのよ! 何度も何度も言わせないで! 本当のあたしなら、本当のあたしなら! こんなザコは一発よ一発! その目でよおおぉぉく、見てなさいっっ!」
相変わらず言っていることの内容は理解できないが、今のラディアナの涙、その苦しそうな表情の意味だけは、クリスにも解る。
檻車に二人で囚われていた時に、クリスが抱いていた感情と同じもの。悔しさ、無力感だ。
しかし、いくらラディアナが異常な怪力と耐久力を備えているとはいえ、相手は強烈な炎を吐く巨大なドラゴンだ。魔術もなければ伝説の剣もない、本当に文字通り「裸の」、しかも幼女であるラディアナに何ができる? ラディアナがドラゴンと戦って勝てないことなんて、当然過ぎる話なのだ。なのに、どうして悔しがる? なぜ無力感を抱く?
そんなクリスの混乱など知らず、ラディアナは走ってくる。ドラゴンは目障りそうに体ごと振り向いて、攻撃目標をラディアナに変えた。尾を振り回してクリスを牽制しつつ、今度こそトドメだと言わんばかりに今まで一番大きく体を逸らせて息を吸い込み、そして……
「ラディアナああああぁぁっ!」
クリスの絶叫など無視して、ラディアナは吼える。
「うるさいっ! 見てなさい、これがあたしの実力! あたしの吐く炎はね、こんなザコの、こんな弱々しいちっぽけなのとは格が違うんだから! ……すううううぅぅぅぅ……っ」
そしてドラゴンはラディアナに向かって全力の炎を、容赦なく吐きかけた。
「ゴアアアアアアアアァァァァァァァァッ!」
「ふううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
怒涛のように迫るドラゴンの火炎の呼気に対し、ラディアナも呼気で対抗する。
『お願い、戻ってきて、あたしの本当の力! あたしの、本気の全力の炎ならこんな奴っっ!』
だが。祈りや気迫で奇跡が起こるなら、誰だって英雄になって魔王を倒せる。この時も、ラディアナの必死の心とは裏腹に、奇跡は何も起きなかった。
ラディアナの願いは叶わず、彼女の【本当の力】は無情にも戻っては来ず。その口からは、一片たりとも、炎が吐き出されることはなかった。が、
「……!」
呼気を吐き続けるドラゴンとラディアナ、そして両者を見ているクリスとが、同じ光景に対して同じように驚いた。
ラディアナの本気の全力の呼気は、ドラゴンの吐く炎を左右真っ二つに裂いたのだ。まるで、荒れ狂う濁流の中に突き出た岩のように。ラディアナの単純な、力任せの、だが膨大な肺活量が、ドラゴンの吐く炎を、その高圧を、ねじ伏せて切り開いてしまったのである。
苦悶の声をあげて、またラディアナが炎に押し流され転がされる。クリスは半狂乱になってラディアナの名を呼び、鉄格子を掴んで暴れるが、どうすることもできない。
「ラディアナ! ラディアナ! ラディアナ! ラディアナああああぁぁっ!」
そんなクリスをうるさく思ったのか、ドラゴンはラディアナへと炎を吐きつけながら、ちらりと横目でクリスを見た。
ラディアナだけを見ていたクリスが、はっと気づいたときにはもう、ドラゴンはその長い尾を檻車に絡み付かせていた。そして吐く炎の勢いはまったく緩めず、尾だけで檻車を掴んで、持ち上げ、放り投げる。
「うわああぁぁっ!?」
ラディアナが投げた時に勝るとも劣らぬ勢いで檻車は飛び、今度は山賊たちのアジトであろう洞窟の上、岩山の斜面に激突した。岩と檻車とが火花を散らし、鉄格子とその枠が破片を撒き散らしながら砕け散る。
クリスは崩壊した檻車から投げ出されて斜面に、それから落下して地面に、叩きつけられた。その衝撃で呼吸が詰まるが、もはやそんなことに意識を向ける余裕などない。
『っ……あの炎に加えて、軽く尾を振るっただけでこの怪力、破壊力……か……』
クリスはドラゴンのケタ違いの強さを改めて実感し、恐怖した。そしてラディアナが今、そんな相手と戦っていることを思い出す。
見れば、ラディアナはまだ何とか動けてはいた。だがやはり、ドラゴンの炎の前に近づくことさえできないでいる。無謀な突進を試みては炎を浴び、焼かれて押されて転がされて。
このままでは間違いなく、いずれ焼き殺されるだろう。
「くっ……!」
クリスは辺りを見回した。最初にクリスがドラゴンの攻撃を受けて吹っ飛ばされた時に突っ込んだ、山賊たちの獲物の山。それが今、周囲に散らばっている。
その中に……あった。クリスの剣が。
「よしっ!」
クリスは剣を拾い上げて抜き放つと、刃を閃かせてドラゴンめがけて走った。
ドラゴンはもうクリスのことなど忘れているのか、知っていて無視しているのか、クリスの方を向こうともしない。ただひたすらラディアナへと炎を吐きまくっている。
クリスはドラゴンの背後へと回り込み、剣を降り上げ、弧を描く銀光一閃! 技術自体は、決して素人ではないクリスのその一撃により、ドラゴンの足首の鱗に斬れ目が入った。ほんの僅かではあるが、斬り口から血が吹き出る。
いける! とクリスは剣を構え直した。そこへドラゴンが振り向き、大きく息を吸い込み、
「おっと!」
地面を抉る高圧火炎! だがクリスはすばやく地面を転がってかわし、かわしながらも間合いを詰め、ドラゴンの懐の死角に入り、再び斬りつけ、再度傷を負わせた。どうやらクリスは、腕力ではラディアナに遠く遠く及ばないものの、敏捷性なら上回っていたようだ。
ドラゴンが唸り声を上げた。その顔には明らかに怒りの色が浮かび、クリスを睨みつけている。もはや、ラディアナのことなど眼中にない様子である。
「そうだ、来い! 相手は僕だ!」
と言いながらクリスは身軽にドラゴンの炎を回避し、踏み込んで斬りつけようとした。が、そこへ狙い済ましたドラゴンの尾が、空気を押し潰す勢いで強打命中。まともに全身を打たれたクリスは、つい先程の檻車と同じように飛ばされ、同じように岩の斜面に激突する。
「ぐっ……なんのっ!」
自重の軽さと、金属ではない肉体の柔らかさ、そして受け身の技術。それらのおかげで、クリスはどうにか耐えられた。全身がバラバラになりそうな衝撃に顔を歪めながらも、懸命に意識を保って体勢を整えて、剣を手放さずに着地する。
まだクリスが戦える、生きていることにドラゴンは更なる怒りを顕わにして、ドスドスと大きな足音を立てて突進してきた。
せっかく、一撃離脱で何とかいけるかと思った矢先にこれだ。腕も足も痛みで痺れる今の体で、ドラゴンの炎と尾の波状攻撃を、あと何度かわせるか。あまり自信はないが、とにかくクリスは剣を握り締め、向かってくるドラゴンを見据えた。
その向こう側に、ラディアナがいる。つまり、今ドラゴンはラディアナからどんどん離れているわけだ。
それならいい。クリスは大声で、精一杯元気な声を上げた。
「よおおぉぉし計算通り! ラディアナ、もう大丈夫だよ! 今の内に逃げて!」
ラディアナはさんざん焼かれて煤まみれになった瞼や頬を摩りながら、あまり元気ではない大声で応えた。
「何がどこが大丈夫よ! あんたもうボロボロだし、そいつ相手にそんな掠り傷、何十回やったって倒せやしないっ!」
「何十回やってる間に、君が逃げられる!」
「その前に、あんたが逃げなさい!」
「そんなの嫌だ!」
「どうしてっ⁉」
「幼い女の子を見捨てて逃げるなんて、英雄を目指す者のやることではないっ!」
胸を張って高らかに宣言するクリスの眼前に、ドラゴンが駆け込んできた。大きく息を吸い込んで、クリスの回避に備えて尾も振り上げる。その背後から、
「バカにしないでよっっっっ!」
幼女の叫び声と、とたたたたっという足音。甘くて軽くて、警戒に値するものではない。だが込められた気迫だけは本物だったので、ドラゴンは本能的に振り向いた。
そこには予想通りの光景があった。もう何度も何度も焼き転がした、人間にしてはやたらとしぶとい裸の幼女が走ってくる。その表情には怒りが、そして目からは涙が溢れている。
それと同じ光景を、もちろんクリスも見ている。
「だめだラディアナ! お願いだから逃げて! こいつは僕が引き受けるから!」
「それがバカにしてるってのよ! 何度も何度も言わせないで! 本当のあたしなら、本当のあたしなら! こんなザコは一発よ一発! その目でよおおぉぉく、見てなさいっっ!」
相変わらず言っていることの内容は理解できないが、今のラディアナの涙、その苦しそうな表情の意味だけは、クリスにも解る。
檻車に二人で囚われていた時に、クリスが抱いていた感情と同じもの。悔しさ、無力感だ。
しかし、いくらラディアナが異常な怪力と耐久力を備えているとはいえ、相手は強烈な炎を吐く巨大なドラゴンだ。魔術もなければ伝説の剣もない、本当に文字通り「裸の」、しかも幼女であるラディアナに何ができる? ラディアナがドラゴンと戦って勝てないことなんて、当然過ぎる話なのだ。なのに、どうして悔しがる? なぜ無力感を抱く?
そんなクリスの混乱など知らず、ラディアナは走ってくる。ドラゴンは目障りそうに体ごと振り向いて、攻撃目標をラディアナに変えた。尾を振り回してクリスを牽制しつつ、今度こそトドメだと言わんばかりに今まで一番大きく体を逸らせて息を吸い込み、そして……
「ラディアナああああぁぁっ!」
クリスの絶叫など無視して、ラディアナは吼える。
「うるさいっ! 見てなさい、これがあたしの実力! あたしの吐く炎はね、こんなザコの、こんな弱々しいちっぽけなのとは格が違うんだから! ……すううううぅぅぅぅ……っ」
そしてドラゴンはラディアナに向かって全力の炎を、容赦なく吐きかけた。
「ゴアアアアアアアアァァァァァァァァッ!」
「ふううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
怒涛のように迫るドラゴンの火炎の呼気に対し、ラディアナも呼気で対抗する。
『お願い、戻ってきて、あたしの本当の力! あたしの、本気の全力の炎ならこんな奴っっ!』
だが。祈りや気迫で奇跡が起こるなら、誰だって英雄になって魔王を倒せる。この時も、ラディアナの必死の心とは裏腹に、奇跡は何も起きなかった。
ラディアナの願いは叶わず、彼女の【本当の力】は無情にも戻っては来ず。その口からは、一片たりとも、炎が吐き出されることはなかった。が、
「……!」
呼気を吐き続けるドラゴンとラディアナ、そして両者を見ているクリスとが、同じ光景に対して同じように驚いた。
ラディアナの本気の全力の呼気は、ドラゴンの吐く炎を左右真っ二つに裂いたのだ。まるで、荒れ狂う濁流の中に突き出た岩のように。ラディアナの単純な、力任せの、だが膨大な肺活量が、ドラゴンの吐く炎を、その高圧を、ねじ伏せて切り開いてしまったのである。
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