12 / 41
第一章 ドラゴンの幼女
11
しおりを挟む
「……汝、そのような姿をしておるが人ではないな? おそらくは竜、それもかなりの上位種族と見た」
クリスたちからラディアナへと注意の矛先を変えたザセートの言葉に対し、ラディアナは得意げに答えた。
「ふふん、その通りよ。けど誤解しないでほしいことが二つあるわ。まず一つ、あたしが強いのはそういう種族だからってことだけじゃなくて、ずっと厳しい修行をしてきたから。そしてもう一つは、」
ラディアナは、背を反らして胸を張って、
「あの世で噂話する時、これだけは忘れないで。今のあたしは、こんな姿になってしまったから、この程度だけど。本当の本来の実力は、こんなものじゃないってね!」
大きく息を吸って口を窄めて、炎の玉を吹いた。ザセートは今度は亡霊をぶつけず、宙を飛んで回避する。そして亡霊たちを杖で操り、残っていた分を全て自分の真下、床の中に潜らせた。
下からの攻撃かと思い、ラディアナは自分の足元を見て身構える。が、違った。
亡霊たちが潜った、ザセートの真下の床。そこに異変が起こった。
低い音と共に床が振動し、高い音がして敷かれていた金属板が砕け散り、重い音がして床下で組まれていた石畳が持ち上がり、意思があるかのように組みあがり……あっという間に巨大な石像、ゴーレムを造り上げた。ここのバカ高い天井までには遠いが、それでもその身長は、クリスの倍はあるだろう。肩幅なんかは優に三倍以上だ。
ゴーレムは通常、高位の魔術師や僧侶が長い時間と高い費用と複雑な技術を注ぎ込んで造るものだ。それをこうも容易くできてしまうのは、魔術師としてのザセートの、並外れた力量を示している。
という知識も理屈もラディアナには解らない。だが、ザセートが例によって亡霊たちをムリヤリ操り、石人形の中に押し込んで動力にしているというのは、魔力の流れで読み取れる。
「ふうん……あんた、人間にしてはかなりの力の持ち主みたいね。生きてた時はその力で、たくさんの人をこき使って殺して、死んだ後もこうして使ってるってわけ」
「いかにも。その通りだ」
足元に屈強なゴーレムを従え、天井近くに浮くザセートは両腕を広げて語った。
「力あるものが力なきものを支配する。弱肉強食は自然の摂理。人にあらざる娘よ、人の法や道徳を知らぬ汝であっても、この摂理は理解できるであろう。馬は草を食み、その馬の肉を獅子が喰らう。更に広げるならば、名も無き蟲の死骸を養分にして草は育ち、獅子は獅子で人間に狩られて肉や毛皮を奪われる。これが世の理であり、」
「あんた、もしかしてあたしのこと、バカにしてる?」
ラディアナはザセートを見上げ、自分の胸を叩いて言った。
「悪いけど、いや全然悪くないけど、あたしはドラゴンなの。この地上の生き物全部の中で、一番強くてかっこいい、ドラゴンなの。そのあたしがどうして、馬だの獅子だの蟲だの、人間だのの理だか何だかに縛られなきゃならないのよ」
「……」
「あたしは、あんたのこと気に入らない。あんたのやってること、やってきたこと、許せない。あと、あたしの目的の邪魔にもなってる。だからあんたをやっつける。何か文句があるの?」
「その通りっ!」
響いたその声にラディアナが向き直り、ザセートが後方の下方を見れば、いつの間にかクリスがホールの最奥部まで到達し、祭壇に上がって剣を手にしていた。
「暴力で他者を支配し、命を奪い、死後の安息まで縛るなんて、人間であろうとなかろうと許されることではないっ! この僕が成敗……」
高らかに言い放ち、剣を鞘から抜こうとしたその時。突然、ラディアナのものほどではないが強烈な爆炎がクリスを襲った。
クリスは激しく吹き飛ばされて祭壇から落ち、床に打ちつけられる。
「最後の最後で祭壇そのものにも罠があるかと思っておったが、取り越し苦労だったようじゃの。まぁご苦労さん、と言っておこうか」
衝撃で剣を手放してしまったクリスに、カイハブが杖を向けている。
「カ、カイハブさんっ?」
「さん付けなんぞせんでいいぞ。わしはお前らの敵なのじゃから。とは言っても、騙していたわけでもない。わしはこの遺跡のどこかに、地上にある何ものとも異質な、そして並々ならぬ力を秘めたものがあると感じておった。しかし、探せど探せど見つからなかった。ここまでは全く偽りなき真実じゃ」
クリスの手を離れて飛ばされた剣は、今、カイハブからもクリスからも同じぐらいの距離を置いた位置にある。
カイハブから目を放さず、クリスは立ち上がって、じりじりと剣へと近づいていった。
「騙していた、いや、隠していたことといえば、わしはそれがジークロットに関わるものだと確信していたこと。そしてジークロット縁の者でなくば手に入れられないのでは、と思いお前のような者をずっと待っていたこと。そして、わしがリュマルド様の配下であるということ」
クリスの足が止まった。その顔が驚愕に凍りつく。
「リュマルドって、まさか……」
「そう、お前たちが求めている大敵、大魔術師リュマルドその人じゃ」
その名は、今や世界中で知らない者はいない。どのようにして手に入れたのか、太古の魔王の遺品を我が物として操り、世界中に災禍を振りまいている諸悪の根源。
かつて魔王の手足となって世を恐怖に叩き込んだ【妖魔】たちを蘇らせ、それらに護られてどこかに城を構えていると噂には聞くが、それ以上の確かなことはわかっていない。
いや、クリスとラディアナには、もう一つわかっていることがある。
「リュマルド様は、もし自分に対抗し得る者が現れるとすれば、ジークロットに関わる者であると考えておってな。ジークロット本人もしくは共に戦った従者の、子孫や転生者などなど、人物であれ品物であれ、とにかく探せと配下の者全てに命じられた。そこでわしは、この遺跡に目をつけた」
「そんなのどうでもいいけど、」
「ん?」
「そのリュマルドが魔王の遺品を使い始めたせいで、魔王の呪いが発動して、あたしの父様も母様も……里のみんなも……」
ラディアナの目に涙が浮かび、牙の見える口元に憤怒が浮かんだ。
「いいところで会えたわ。今すぐボコボコにして、その、リュマルドとかいう奴の居場所を吐いてもら……」
言いながらラディアナが後ろに跳んだ。一瞬前までラディアナが立っていた床が、ゴーレムの巨大な拳に打たれて砕かれ、破片を撒き散らす。
ゴーレムを操るザセートが、ラディアナを見下ろして言った。
「ごちゃごちゃと訳のわからぬことを。お前も、あの少年と魔術師も、全て我が力の前に死滅する運命。これ以上の会話は不要である」
「ああ。そういえばまだいたのね、昔々の王様」
ラディアナは息を吸って、
「もう、あんたなんかどうでもいいのよ。とっとと焼き尽くして終わらせるわ」
再度、拳を振り上げようとしたゴーレムの全身に、炎を浴びせかけた。
が、効かない。石でできた巨大な人形は、その表面温度を上げただけで、焼けも壊れもしていない。
亡霊たちは石の中でゴーレムの動力になっている。いわば石の鎧を着ているのだ。
「叩かれ潰され粉微塵になって我が奴隷となれ、竜の娘よ!」
ザセートの命令に従い、ゴーレムが大きく踏み込んで殴りかかってきた。その踏み込んできた足に向かって、ラディアナは口を窄めて爆発する炎の玉を放つ。
狙い過たず炎の玉はゴーレムの膝に命中、爆発! 関節部を砕かれたゴーレムの体勢がグラついた。と思ったら砕けた膝の切断面から、無数の亡霊たちが細い草の芽のように伸びた。そして膝下部分を掴み、引き寄せ、飛び散った破片も拾い集め、瞬く間に元通りにしてしまう。
「えっ⁉」
クリスたちからラディアナへと注意の矛先を変えたザセートの言葉に対し、ラディアナは得意げに答えた。
「ふふん、その通りよ。けど誤解しないでほしいことが二つあるわ。まず一つ、あたしが強いのはそういう種族だからってことだけじゃなくて、ずっと厳しい修行をしてきたから。そしてもう一つは、」
ラディアナは、背を反らして胸を張って、
「あの世で噂話する時、これだけは忘れないで。今のあたしは、こんな姿になってしまったから、この程度だけど。本当の本来の実力は、こんなものじゃないってね!」
大きく息を吸って口を窄めて、炎の玉を吹いた。ザセートは今度は亡霊をぶつけず、宙を飛んで回避する。そして亡霊たちを杖で操り、残っていた分を全て自分の真下、床の中に潜らせた。
下からの攻撃かと思い、ラディアナは自分の足元を見て身構える。が、違った。
亡霊たちが潜った、ザセートの真下の床。そこに異変が起こった。
低い音と共に床が振動し、高い音がして敷かれていた金属板が砕け散り、重い音がして床下で組まれていた石畳が持ち上がり、意思があるかのように組みあがり……あっという間に巨大な石像、ゴーレムを造り上げた。ここのバカ高い天井までには遠いが、それでもその身長は、クリスの倍はあるだろう。肩幅なんかは優に三倍以上だ。
ゴーレムは通常、高位の魔術師や僧侶が長い時間と高い費用と複雑な技術を注ぎ込んで造るものだ。それをこうも容易くできてしまうのは、魔術師としてのザセートの、並外れた力量を示している。
という知識も理屈もラディアナには解らない。だが、ザセートが例によって亡霊たちをムリヤリ操り、石人形の中に押し込んで動力にしているというのは、魔力の流れで読み取れる。
「ふうん……あんた、人間にしてはかなりの力の持ち主みたいね。生きてた時はその力で、たくさんの人をこき使って殺して、死んだ後もこうして使ってるってわけ」
「いかにも。その通りだ」
足元に屈強なゴーレムを従え、天井近くに浮くザセートは両腕を広げて語った。
「力あるものが力なきものを支配する。弱肉強食は自然の摂理。人にあらざる娘よ、人の法や道徳を知らぬ汝であっても、この摂理は理解できるであろう。馬は草を食み、その馬の肉を獅子が喰らう。更に広げるならば、名も無き蟲の死骸を養分にして草は育ち、獅子は獅子で人間に狩られて肉や毛皮を奪われる。これが世の理であり、」
「あんた、もしかしてあたしのこと、バカにしてる?」
ラディアナはザセートを見上げ、自分の胸を叩いて言った。
「悪いけど、いや全然悪くないけど、あたしはドラゴンなの。この地上の生き物全部の中で、一番強くてかっこいい、ドラゴンなの。そのあたしがどうして、馬だの獅子だの蟲だの、人間だのの理だか何だかに縛られなきゃならないのよ」
「……」
「あたしは、あんたのこと気に入らない。あんたのやってること、やってきたこと、許せない。あと、あたしの目的の邪魔にもなってる。だからあんたをやっつける。何か文句があるの?」
「その通りっ!」
響いたその声にラディアナが向き直り、ザセートが後方の下方を見れば、いつの間にかクリスがホールの最奥部まで到達し、祭壇に上がって剣を手にしていた。
「暴力で他者を支配し、命を奪い、死後の安息まで縛るなんて、人間であろうとなかろうと許されることではないっ! この僕が成敗……」
高らかに言い放ち、剣を鞘から抜こうとしたその時。突然、ラディアナのものほどではないが強烈な爆炎がクリスを襲った。
クリスは激しく吹き飛ばされて祭壇から落ち、床に打ちつけられる。
「最後の最後で祭壇そのものにも罠があるかと思っておったが、取り越し苦労だったようじゃの。まぁご苦労さん、と言っておこうか」
衝撃で剣を手放してしまったクリスに、カイハブが杖を向けている。
「カ、カイハブさんっ?」
「さん付けなんぞせんでいいぞ。わしはお前らの敵なのじゃから。とは言っても、騙していたわけでもない。わしはこの遺跡のどこかに、地上にある何ものとも異質な、そして並々ならぬ力を秘めたものがあると感じておった。しかし、探せど探せど見つからなかった。ここまでは全く偽りなき真実じゃ」
クリスの手を離れて飛ばされた剣は、今、カイハブからもクリスからも同じぐらいの距離を置いた位置にある。
カイハブから目を放さず、クリスは立ち上がって、じりじりと剣へと近づいていった。
「騙していた、いや、隠していたことといえば、わしはそれがジークロットに関わるものだと確信していたこと。そしてジークロット縁の者でなくば手に入れられないのでは、と思いお前のような者をずっと待っていたこと。そして、わしがリュマルド様の配下であるということ」
クリスの足が止まった。その顔が驚愕に凍りつく。
「リュマルドって、まさか……」
「そう、お前たちが求めている大敵、大魔術師リュマルドその人じゃ」
その名は、今や世界中で知らない者はいない。どのようにして手に入れたのか、太古の魔王の遺品を我が物として操り、世界中に災禍を振りまいている諸悪の根源。
かつて魔王の手足となって世を恐怖に叩き込んだ【妖魔】たちを蘇らせ、それらに護られてどこかに城を構えていると噂には聞くが、それ以上の確かなことはわかっていない。
いや、クリスとラディアナには、もう一つわかっていることがある。
「リュマルド様は、もし自分に対抗し得る者が現れるとすれば、ジークロットに関わる者であると考えておってな。ジークロット本人もしくは共に戦った従者の、子孫や転生者などなど、人物であれ品物であれ、とにかく探せと配下の者全てに命じられた。そこでわしは、この遺跡に目をつけた」
「そんなのどうでもいいけど、」
「ん?」
「そのリュマルドが魔王の遺品を使い始めたせいで、魔王の呪いが発動して、あたしの父様も母様も……里のみんなも……」
ラディアナの目に涙が浮かび、牙の見える口元に憤怒が浮かんだ。
「いいところで会えたわ。今すぐボコボコにして、その、リュマルドとかいう奴の居場所を吐いてもら……」
言いながらラディアナが後ろに跳んだ。一瞬前までラディアナが立っていた床が、ゴーレムの巨大な拳に打たれて砕かれ、破片を撒き散らす。
ゴーレムを操るザセートが、ラディアナを見下ろして言った。
「ごちゃごちゃと訳のわからぬことを。お前も、あの少年と魔術師も、全て我が力の前に死滅する運命。これ以上の会話は不要である」
「ああ。そういえばまだいたのね、昔々の王様」
ラディアナは息を吸って、
「もう、あんたなんかどうでもいいのよ。とっとと焼き尽くして終わらせるわ」
再度、拳を振り上げようとしたゴーレムの全身に、炎を浴びせかけた。
が、効かない。石でできた巨大な人形は、その表面温度を上げただけで、焼けも壊れもしていない。
亡霊たちは石の中でゴーレムの動力になっている。いわば石の鎧を着ているのだ。
「叩かれ潰され粉微塵になって我が奴隷となれ、竜の娘よ!」
ザセートの命令に従い、ゴーレムが大きく踏み込んで殴りかかってきた。その踏み込んできた足に向かって、ラディアナは口を窄めて爆発する炎の玉を放つ。
狙い過たず炎の玉はゴーレムの膝に命中、爆発! 関節部を砕かれたゴーレムの体勢がグラついた。と思ったら砕けた膝の切断面から、無数の亡霊たちが細い草の芽のように伸びた。そして膝下部分を掴み、引き寄せ、飛び散った破片も拾い集め、瞬く間に元通りにしてしまう。
「えっ⁉」
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
【改訂版】槍使いのドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~
こげ丸
ファンタジー
『偶然テイムしたドラゴンは神をも凌駕する邪竜だった』
公開サイト累計1000万pv突破の人気作が改訂版として全編リニューアル!
書籍化作業なみにすべての文章を見直したうえで大幅加筆。
旧版をお読み頂いた方もぜひ改訂版をお楽しみください!
===あらすじ===
異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、今まで誰も手にしたことのない【ギフト:竜を従えし者】を授かった。
しかしドラゴンをテイムし従えるのは簡単ではなく、たゆまぬ鍛錬を続けていたにもかかわらず、その命を失いかける。
だが……九死に一生を得たそのすぐあと、偶然が重なり、念願のドラゴンテイマーに!
神をも凌駕する力を持つ最強で最凶のドラゴンに、
双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの美幼女。
トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公の波乱万丈の物語が始まる!
※以前公開していた旧版とは一部設定や物語の展開などが異なっておりますので改訂版の続きは更新をお待ち下さい
※改訂版の公開方法、ファンタジーカップのエントリーについては運営様に確認し、問題ないであろう方法で公開しております
※小説家になろう様とカクヨム様でも公開しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる