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第1章 新たな旅立ち
2話 事実
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パメラの話によると物心がついた時からこのダンジョンでサバイバルをして生活していたらしい。
小さい頃、男性に狩りを教えてもらった記憶があるが、その男性がどんな風貌でなんて名前かは覚えていないみたいだ。
そんな事を聞きながらパメラを改めてよく見ると意外にも美少女なのと格好が少し変わっていることに気がついた。
髪はブロンド、顔はおっとり可愛い系、スタイルはキュッと引き締まっているし胸もそこそこあるなぁ。
服は…… 学校の制服とモン●ンのレザー装備を合わせたような格好だぞ? う~ん…なんか色んな意味でなつかしいなぁ
「それでパメラのスキルツリーはないと………?」
「そのようですね」
「おいネコ、パメラのスキルツリーは分かんないのか?」
『そんなの分かんないですよぉ。……僕はロンドの専用器なので』
「おまっ 気持ち悪いこと言うな!」
「ロンドさん 大丈夫ですか?気持ちが悪いのですか?」
「い、いやっ そういう事じゃないよ?」
コイツ………ピュアかよ⁉
そう言えば今まで何も考えてなかったけど、スキルポイントってどうやって増やすんだ?
『それはモンスターを倒すことで手にはいるんだよ!』
「具体的には?」
『モンスターにはコアと言うものがあって、モンスターが倒れる時にそのコアが再結晶化してスキルポイントになる。そしてスキルポイントは倒した者の魂に吸収されるんだ』
「あのキラキラした綺麗な物はスキルポイントだったのね」
「で、パメラは話術全振りで最強のコミュ力を手に入れた訳だ」
『スキル”話術”は様々な種類の言語を操れるのと 心理学的なコミュニケーションによって交渉や嘘などが得意になって信用度が上がりやすくなる効果があるよ』
『更にゴブリン語が分かる位だともうちょいでカンストかも……』
「えっ⁉ スキルってレベルがあるの?」
『あるよ』
『一つのスキル毎に999レベルまであげられるよ』
「ちなみに今の俺のスキルは?」
『ちょっと待ってね、えっと~ロンドのスキルは~ ”噛みつき””ネコパンチ””咆哮”の3つと……』
「「と?」」
『固有スキルの”不可視化”だね』
ちょっと待て固有スキルなんて聞いてないぞ‼
『でしょうね。言ってないもん』
……お前…………
『ごめんごめん、悪気はなくてさ聞かれなかったもんだから。テヘッ 固有スキルって言うのはその者しか持てないスキルの事だよ』
「ロンドさんには何で最初からスキルがあるんですか?」
『えっと~神からの餞別?』
「まあ殺害されたもんな~俺」
『うっ』
「それはそうとして俺のスキルの効果は?」
ネコが言うには……
”噛みつき”:噛みつく。ダメージ極少
”ネコパンチ”:猫のパンチ。ダメージ極少※背後からの攻撃でクリティカル確定
”咆哮”:吠える。スタン効果
”不可視化”:0、5秒間不可視になる。※スキルレベルアップ毎に0、1秒追加
…という事らしい。
俺ってアサシン向き?
『当たり前じゃないか 君の種族はアサシンキャットだよ?』
「…もしかしてロンドさんって……?」
『そう!もしかしなくてもモンスターだよ』
「「えーーーー⁉」」
マジか!俺ってモンスターだったの?
小さい頃、男性に狩りを教えてもらった記憶があるが、その男性がどんな風貌でなんて名前かは覚えていないみたいだ。
そんな事を聞きながらパメラを改めてよく見ると意外にも美少女なのと格好が少し変わっていることに気がついた。
髪はブロンド、顔はおっとり可愛い系、スタイルはキュッと引き締まっているし胸もそこそこあるなぁ。
服は…… 学校の制服とモン●ンのレザー装備を合わせたような格好だぞ? う~ん…なんか色んな意味でなつかしいなぁ
「それでパメラのスキルツリーはないと………?」
「そのようですね」
「おいネコ、パメラのスキルツリーは分かんないのか?」
『そんなの分かんないですよぉ。……僕はロンドの専用器なので』
「おまっ 気持ち悪いこと言うな!」
「ロンドさん 大丈夫ですか?気持ちが悪いのですか?」
「い、いやっ そういう事じゃないよ?」
コイツ………ピュアかよ⁉
そう言えば今まで何も考えてなかったけど、スキルポイントってどうやって増やすんだ?
『それはモンスターを倒すことで手にはいるんだよ!』
「具体的には?」
『モンスターにはコアと言うものがあって、モンスターが倒れる時にそのコアが再結晶化してスキルポイントになる。そしてスキルポイントは倒した者の魂に吸収されるんだ』
「あのキラキラした綺麗な物はスキルポイントだったのね」
「で、パメラは話術全振りで最強のコミュ力を手に入れた訳だ」
『スキル”話術”は様々な種類の言語を操れるのと 心理学的なコミュニケーションによって交渉や嘘などが得意になって信用度が上がりやすくなる効果があるよ』
『更にゴブリン語が分かる位だともうちょいでカンストかも……』
「えっ⁉ スキルってレベルがあるの?」
『あるよ』
『一つのスキル毎に999レベルまであげられるよ』
「ちなみに今の俺のスキルは?」
『ちょっと待ってね、えっと~ロンドのスキルは~ ”噛みつき””ネコパンチ””咆哮”の3つと……』
「「と?」」
『固有スキルの”不可視化”だね』
ちょっと待て固有スキルなんて聞いてないぞ‼
『でしょうね。言ってないもん』
……お前…………
『ごめんごめん、悪気はなくてさ聞かれなかったもんだから。テヘッ 固有スキルって言うのはその者しか持てないスキルの事だよ』
「ロンドさんには何で最初からスキルがあるんですか?」
『えっと~神からの餞別?』
「まあ殺害されたもんな~俺」
『うっ』
「それはそうとして俺のスキルの効果は?」
ネコが言うには……
”噛みつき”:噛みつく。ダメージ極少
”ネコパンチ”:猫のパンチ。ダメージ極少※背後からの攻撃でクリティカル確定
”咆哮”:吠える。スタン効果
”不可視化”:0、5秒間不可視になる。※スキルレベルアップ毎に0、1秒追加
…という事らしい。
俺ってアサシン向き?
『当たり前じゃないか 君の種族はアサシンキャットだよ?』
「…もしかしてロンドさんって……?」
『そう!もしかしなくてもモンスターだよ』
「「えーーーー⁉」」
マジか!俺ってモンスターだったの?
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