悪役令嬢暴走する

ねがぽじ

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マリアちゃんの虐めイベント発生(5話)

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☆悪役令嬢暴走する☆

(乙女ゲーム悪役令嬢転生物)

~百合注意~

~主人公の悪役令嬢がかなり変態です~


~第5話~
私は、高校入学式当日にトラックに跳ねられて死にました。

でも気がつくとエバーフォーチュンの悪役令嬢のルリ・フォンテーヌに転生していました。

そして何よりも驚いたのは、私の初恋の相手の乙女ゲームのエバーフォーチュンの主人公のヒロインのマリア・ロペスちゃんが目の前にいる事でした。

私は、マリアちゃんへの思いが溢れて気がつくとマリアちゃんに告白をしてしまいました。

でも急に私がマリアちゃんに告白をした為にマリアちゃんに逃げられました。

そして私の専属メイドのロゼッタ・メルシエにもこれまでのわがままを謝りました。

ロゼッタが私を許してくれて良かったって思いました。

そして次の日、マリアちゃんと教室で出会ってマリアちゃんの好きな気持ちが溢れてマリアちゃんに授業中も甘えてイチャイチャしました。

もちろんその後の弁当の時間でもマリアちゃんに甘えてイチャイチャしました。

でも私が激しくマリアちゃんに思いをぶつけた為にマリアちゃんが気を失いました。

だから私がマリアちゃんを膝枕にしました。


「えへへーー、眠っているマリアちゃんも可愛らしいよね」


私は、私の膝の上で寝ているマリアちゃんの髪を撫でてあまりにもマリアちゃんの寝顔が可愛らしくてニコニコ笑顔になりました。


「う……ん……ルリ様……?」


マリアちゃんは、ゆっくりと目を開けて夢心地のようにボーと私を見つめました。


「おはよう、マリアちゃん。

でも残念だな。

もう少しだけマリアちゃんが寝ていたら悪戯ができたのにな」


私は、悪戯っぽく口元を押さえてクスクスって笑い軽くマリアちゃんをからかうようにマリアちゃんの首筋にキスをしました。


「ひゃん!?

あ、あの……その……」


マリアちゃんは、私が首筋にキスをすると軽く悲鳴を出して恥ずかしそうに顔を真っ赤にして慌てたようにおどおどとして私を見つめました。


「うふふ、本当にマリアちゃんは、可愛らしいよね」


私は、マリアちゃんの唇を右手の人差し指で触り色っぽく微笑みました。


「うぅ……」


マリアちゃんは、私のしぐさを見て恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯きました。

私は、恥ずかしがったマリアちゃんも可愛らしいなって思い慈愛を込めてマリアちゃんを見つめました。

放課後に先生に呼び出されてマリアちゃんと離れました。

先生との用事を終わらせると急いでマリアちゃんを探しました。

中庭でマリアちゃんとマリアちゃんを囲むように令嬢が立っていました。

令嬢の中にアニスもいました。

私は、直ぐにマリアちゃんの虐めイベントが発生しているのだと理解しました。

そのマリアちゃんの虐めイベントの中で最悪の虐めイベントだと気がついて慌ててマリアちゃんに近づきました。


「あなた、平民の癖に生意気よ!

あなたがいるせいでルリ様があんな事に!

あなたなんかいなくなれば良いのよ!」


アニスは、大きな氷を出すとマリアちゃんの方に放ちました。

私は、マリアちゃんに大きな氷が当たる前にマリアちゃんを庇いました。


「きゃんっ!?」


私は、マリアちゃんの変わりに大きな氷に当たり後ろに吹っ飛びました。


「ルリ様!?」


マリアちゃんは、私が氷に吹っ飛ばされたのを見て慌てて私に近づきました。


「ルリ様、何でですか……?

何でこんな平民を庇ったのですか…?

私は、ルリ様をお慕いしているのに……

ルリ様は、こんな平民何かに何故ですか……

何故ですか、ルリ様……?」


アニスは、私がルリ様を庇ったのを見て私を傷つけた悲しみと色んな気持ちが溢れてきて涙を流しました。


「ルリ様、今、回復魔法をかけます!」


マリアちゃんは、私に近づいて回復魔法をかけようとしました。


「っ!?

ちょっと、待って、マリアちゃん!?」


私は、慌ててマリアちゃんが回復魔法をかけようとするのを止めました。


「ルリ様……?」


マリアちゃんは、私が回復魔法をかけるのを止めたのを見て戸惑いながら私を見つめました。


「えっ、えっと、これぐらいの傷だったら回復魔法をかける必要がないからね」


私は、自分の頬っぺたを触り回復魔法を使う必要がない事を知らせました。


「で、でも、ルリ様、血が出ているでないですか。

大怪我をしているのに回復魔法をかけない訳にいきません」


マリアちゃんは、私に詰め寄り真剣な表情で私を見つめました。


「回復魔法は、必要がないから。

お願い、私の言う事を聞いてよ、マリアちゃん」


私は、困ったように苦笑いを浮かべて回復魔法が必要ない事を知らせました。


「ル、ルリ様……

解りました……」


マリアちゃんは、私の回復魔法が必要がないって願いを聞いて不安そうに私を見つめて軽く頷きました。


「ありがとうね、マリアちゃん」


私は、不安そうにするマリアちゃんの頬っぺたにキスをしてマリアちゃんの気持ちに感謝を表しました。

私の秘密をマリアちゃんにだけは、知られる訳にいきませんでした。

だからどうしてもマリアちゃんに回復魔法を私にかけられる訳にいきませんでした。


私は、立ち上がりアニスの方に近寄りました。


「っ!?

す、すいません、ルリ様」


アニスは、ぼろぼろ涙を流して私に謝りました。


「ねえ、アニス、私の事を思ってしてくれたんだよね。

ありがとうね、アニス。

でもアニス、私は、マリアちゃんを愛しているだよ。

例えアニスの気持ちを裏切る事になってもね。

ごめんね、アニス……」


私は、アニスを抱き締めてアニスに謝りました。


「何故ですか。

相手は、下等の平民ですよ!

ルリ様にふさわしくなりません!」


アニスは、涙をぼろぼろと流してマリアちゃんが私にふさわしくない事を知らせました。


「ねえ、アニス。

もしも私が平民だったら下等な者として軽蔑するの?」


私は、寂しそうに微笑んで私が平民だと嫌いになるのか質問しました。


「そんな事は、ありません!

私は、ルリ様をお慕いしています!

例えルリ様が貴族でも平民でも構いません!」


アニスは、真剣な表情で私を見つめて涙をぼろぼろと流しました。


「ありがとう、アニスは、良い子だね。

それならばマリアちゃんの事も……解るよね?」


私は、アニスを抱き締めてアニスのおでこにキスをして優しく微笑みました。


「ずるいです、ルリ様……

そんな事を言われたら断れる訳がありません……」


アニスは、つらそうに俯きました。


「ごめんね、アニス……」


私は、アニスを抱き締めてアニスの頭を撫でました。


「うぅ……」


アニスは、涙を流して声をこらして泣きました。

アニスは、良い子な事を知っていました。

でも私と一緒にいた為にひねくれたのだと思いました。

私は、アニスの気持ちを裏切ったのだと思いました。

私のわがままのせいで色んな人に迷惑をかけたのだと理解しています。

だからいつか罪滅ぼしができたら良いのにって思いました。

でも今回のマリアちゃんの虐めイベントでマリアちゃんを護れて良かったって思いました。

乙女ゲームのイベントでは、攻略キャラクターがマリアちゃんを護るのだけれども護れなかったらマリアちゃんは、意識不明の重体にもなっていました。

私は、マリアちゃんが意識不明の重体になったのだと思うと怖くて体が振るえました。

この先もマリアちゃんと護り通すって改めて決心をしました。

例え私の破滅フラグが発生してもです。



ーTo Be Continuedー
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