弱虫虐められ子が悪役令嬢に転生してしまった件

私にとって植物を育てる事(11話)

☆弱虫虐められ子が悪役令嬢に転生してしまった件☆

～百合注意～
（乙女ゲーム異世界転生物）

☆第11話☆

私は、子供の時から植物を育てるのが好きでした。
だから世界中を旅をして植物を育てる知識の勉強をしました。
そのお陰で世界一の植物博士と知られる様になりました。
だからどんなところでも植物を育てる自信がありました。
だから王様から街の公園の花壇のお世話を頼まれた時は、嬉しかったです。
でも植物の頼まれた植物公園の花壇を見て絶句しました。
土の状態も悪くて気候と場所も最悪で植物が育てるのが最悪な環境でした。
私は、頑張って植物を育てましたが直ぐに植物が枯れて私の無力に落ち込みました。
そんな時に貴族のロック・ベルナール様に話しかけられました。


「やあ、君が植物博士のスズメさんだね。

環境の悪い場所で良くここまで植物を育ててくれたね。

王様に変わってお礼を言わせてくれ」


ロック様は、優しく微笑んで私が植物をこの公園で育てなのが嬉しそうでした。


「いえ、王様にこの公園の植物を育てるのに頼まれたのに直ぐに植物を枯らしてしまって申し訳ないです……」


私は、直ぐに植物を枯らしていましたからロック様に植物を育てるお礼を言われて申し訳なく思いました。


「その植物博士のスズメさんにお願いがある。

娘のエリザベスが植物を育てたいって言うのだよ。

だからこの植物公園で植物を育てさせたいって思うのだよ。

もしもエリザベスが植物を育てるのに困った時は、アドバイスをあたえてくれないだろうか？」


ロック様は、頭を下げてロック様の娘のエリザベス様の事をお願いをしようとしました。


「エリザベス様がですか……？

ロック様の頼みでしたら喜んで手伝います。

でも本当にエリザベス様が困った時だけ手助けをしたら良いのでしょうか？」


私は、ロック様の娘に甘いと思っていましたから全て手伝えって言うと思っていましたから困った時だけエリザベス様を手助けをしてほしいって言葉を聞いて驚きました。


「ああ、構わん。

エリザベスには、苦労して成長してほしいからな」


ロック様は、髭を触りエリザベス様の事を考えて優しく微笑みました。


「そうですか……

解りました。

では、ロック様の望む様にします」


私は、娘にも厳しいロック様がさすがロック様だと思いました。


「そうか……

それならば感謝をする」


ロック様は、頭を下げて私の気持ちに感謝を表しました。

植物公園の入り口でロック様の娘のエリザベス様を待ちました。
しばらくしたら金髪の８歳ぐらいの幼女が現れました。


「あ、あの……お父様……ではなくてロック様に言われて来たのですが……」


エリザベス様は、おどおどしながら私に近づいて私に話すのが怖そうで控え目に上目遣いで私を見つめました。


「……あなたがロック様の娘のエリザベス様ですね。

話は、聞いています。

植物を育てたいって事で間違いないのですよね」


私は、こんな幼女が植物を育てたいって事に戸惑いを感じました。


「は、はい、間違いありません」


エリザベス様は、私に怖がった様におどおどしていて私の質問を答えようとしました。


「そうですか……

私の名前は、ヒメミヤ ・スズメです。

この植物公園の管理人を勤めさせてもらっています。

それでは、エリザベス様に植物を育ててもらう場所に案内をさせてもらいます」


私は、おどおどとしているエリザベス様を見て護りたくなるほど儚く思いました。
だからエリザベス様を安心をさせる様に優しく微笑みました。


「は、はい……あ、あの、よろしくお願いします……」


エリザベス様は、申し訳なさそうに頭を下げました。
私は、エリザベス様を公園の中を1時間ほど歩いて案内をしました。


「以上が公園の中の案内です」


私は、エリザベス様を公園の中を案内し終わるとこの環境の悪い場所で植物を育てたいのか疑問に思いじっとエリザベス様を見つめました。


「あ、あの……公園の中の案内ありがとうございます……

それで私は、どこで植物を育てたら良いのでしょうか……？」


エリザベス様は、この環境の悪い場所で植物を育てたいって思っている様でした。


「ここの公園の中でしたら何処でも植物を育ててもらっても構いません。

必要な道具や種や植物がありましたら言ってください。

それから何かありましたら私は、公園の入り口の管理人室にいますから声をかけてくださいね」


私は、ロック様のお願いの通りにエリザベス様の好きな様に植物を育てさせようと思いました。


「ありがとうございます、スズメさん。

それでは、必要な物を紙に書かせてもらいます。

その……用意できない物があるかも知れませんがすいません……」


エリザベス様は、頭を下げて私に迷惑をかける事を謝りました。


「いえ、気にしないでください。

植物を育てるのに興味がある子供の女の子がいるのは、嬉しいですから気にしないでください」


私は、慌てて両手を振り気にしていない事を表しました。


「あ、あの……ありがとうございます、スズメさん」


エリザベス様は、頭を下げて私の気持ちの感謝を表しました。


「それで用意してもらいたい物ですが……

これなのですが用意してもらえますか？」


エリザベス様が育てる植物の苗や種を紙に書いて用意してもらうのが申し訳なさそうに私を見つめました。


「えっ、こ、これは！？

ほ、本当にこの苗と種を用意したら良いのですか！？」


私は、エリザベス様の用意をしてほしいって書いた種と苗の名前を見て驚きの声を出しました。
だってこの全ての種と苗がこの季節に育たない様な季節外れな種や苗や育てるのが難しい種と苗や苗や育てることができないって言われている苗や種から絶滅した植物の化石の種しか残っていない物だった
私は、エリザベス様が無謀に思えてエリザベス様が何を考えているのか解りませんでした。


「は、はい、この名前の種と苗をよろしくよろしくお願いします……」


エリザベス様は、頭を下げて私に用意してほしい種と苗をお願いしました。


「そ、そうですか……

それでは、エリザベス様が用意をしてほしいって種と苗を用意をさせてもらいます。

私に何か手伝ってほしい事がありましたら教えてください」


私は、エリザベス様が何も植物の事を知らない初心者だと思い苦笑いを浮かべました。
だからエリザベス様の好きにさせようって思えました。


「は、はい、その時は、よろしくお願いします……」


エリザベス様は、また頭を下げて困ったら助けほしい事をお願いをしました。
２日後にエリザベス様の頼んでいた植物の種と苗が届きましたからエリザベスに渡しました。


「エリザベス様が頼んでいた植物の種と苗が届きました」


私は、エリザベス様に頼まれていた種と苗をエリザベス様の前に置きました。


「ありがとうございます、スズメさん」

エリザベス様は、嬉しそうにニッコリと笑い私が種と苗を用意した感謝を表しました。

私は、エリザベス様の好きにさせろってロック様に言われていましたから種と苗をエリザベス様に渡してから管理人室でエリザベス様が来るのを待ちました。
１ヶ月後にエリザベス様が管理人室に訪ねて来ました。


「あ、あの……植物を育てましたのでスズメさんに見てもらえないでしょうか……？」


エリザベス様は、おどおどとしていました。
だから私は、エリザベス様が植物を育てるのが失敗したのだと理解しました。


「良いですよ。

エリザベス様の育てた植物を見せてください」


私は、子供のエリザベス様があんな植物を育てられなくて失敗したのが当たり前だと思いました。


「こ、これは！？」


私は、エリザベス様が育てた植物の花壇を見て驚きました。
季節外れの花や育てるのが無理だと言われている植物の花や絶滅した植物の花が咲いていてまるで天界の花園の花の楽園の様に思えました。


「す、すいません、スズメさん。

良い植物を育てる環境を用意をしてくれたのにこんな植物しか育てられませんでした」


エリザベス様は、こんな素敵な花壇を育てたのにまだ満足していない様でした。


「い、いえ、とんでもありません！？

こんな素敵な花壇を見た事がありません！？」


私は、慌てて両手を振り花壇が素敵な事を知らせ様としました。


「そ、その……ありがとうございます、スズメさん……」


エリザベス様は、おどおどとして恥ずかしそうに顔を赤らめました。


「それでエリザベス様、お願いがあります。

どうかこれからも公園の花壇の世話をお願いをしてもよろしいですか？」


私は、エリザベス様の植物を育てる能力が私よりも上な事が理解しました。
だからエリザベス様に植物を育てるのを学ぼうって思いました。
スズメさんは、私の植物の育てる能力が不足しているからスズメさんが私に植物の育て方を教えるために言ってくれたのだと提案だと理解しました。


「そ、それでは、こちらこそよろしくお願いします……」


エリザベス様は、頭を下げてこれからのことをお願いをしました。


「ありがとうございます、よろしくお願いします、エリザベス様」


私は、エリザベス様が植物を育てるのを教えてくれるのが嬉しくてニッコリと笑いました。

植物を育てる天才のエリザベス様に学んだら私の植物を育てる能力がまだ上がるって思いました。
だからいつかエリザベス様よりも植物を育てる様になってエリザベス様と一緒に世界中の植物を育てたいって思いました。



ーTo Be Continuedー