5 / 386
魔王と呼ばれる女パート1(5話)
しおりを挟む
☆主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする☆
☆注意事項☆
第5話と第6話は、同じ時間軸です。
同じ話が全く別の話になりますから必ず5話と6話を2つとも読んでください。
シリアスがコミカルに変わります。
~第5話~
☆魔王と呼ばれる女パート1☆
(この話は、魔族のリーダーのアコルの視点です)
俺は、魔王様を復活する為に色々と準備してきた。
魔族の仲間や魔物を集めて人間を操って順調に準備が進んでいった。
でも魔王様を脅かす光の魔法を操る女が学園に入学したって噂を聞いた。
魔王様に対する強敵になる前に排除する事にした。
そして魔族と魔物を集めて寮を襲う為に学園の外に集まった。
「そろそろ、行くぞ……」
人が寝ている真夜中になると右手を振って魔族と魔物達が敷地の中に入ろうとした。
でも魔族達が突然黒い地面が現れて沈み初めてあっという間に先に突入した魔族達の姿が消えてなくなった。
「い、いったい何事だ!?
魔力をまったく感じなかったぞ!」
「おい、あそこに何かいるぞ!」
俺達は、突然の出来事に戸惑いながら周りを見渡した。
そして魔族の1人が壁の塀の上に立っている存在に気がついて右手の人差し指を指した。
「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。
私の餌になりたい子は、誰かしら?」
黒髪の女は、隠蔽魔法で俺達が見えていないはずなのに真っ直ぐと俺達を見つめた。
女に見つめられるだけで全身から冷や汗が出てきた。
直ぐにヤバイ奴だと解り何かあるかもって思い身構えた。
女が右手の向けた思うと気がついたら黒色の針が魔族と魔物達の体が貫いていた。
そして直ぐに黒色の影に魔物達が沈んで行った。
「くっ、撤退だ!
あんな化物がいるだなんて聞いていなかったぞ!」
俺は、このままでは、全滅だと思い仲間の魔族と魔物達に撤退を命令をした。
直ぐに逃げる様に学園から離れた。
そして少しだけ離れた男子寮の屋上に1人の人間の男性が立っていた。
~ここからは、魔族を手引きをした者のロベルト・カーマインの視点です~
俺は、人間と言う者が嫌いだ。
低俗で下品で人間なんか滅んでしまえって思ったりする。
だから魔族の襲撃の手助けをした。
魔族が攻め込むの見てこれで人間達がたくさん死ぬと思った。
そう考えるだけで楽しみで仕方がなかった。
でも1人の令嬢が塀の上に立っているのに気がついた。
「あれは、確かルイの婚約者のアンジュって言う令嬢だったよな……
何故あんなところにアンジュがいるんだ……?」
俺は、アンジュが何故こんなところにいるのか解らずに戸惑った。
アンジュが魔族達に右手を向けた。
次の瞬間に魔族と魔物達が消えていった。
「くっ、アンジュは、何者なんだよ!
くそ、あいつのせいで計画が台無しだ!」
俺は、アンジュを恨んで睨んだ。
でもアンジュが突然俺の方を振り向いた。
「なっ、俺は、隠蔽魔法をかけているはずだ!
だからこちらに気がつかないはずだろう!?」
ふとアンジュの口が動いて何か話していた。
俺は、口の動きを読心術で何を話しているか確認をした。
「えっと……
『今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。
遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね』
なっ!?
俺の事を仔猫だと!?
じゃれあうって俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すつもりなのか!?
早くこの場を離れないと!?」
俺は、アンジュがここに来る前に男子寮の自分の部屋に戻った。
次の日に学校に登校すると昨日塀の上に立っていたアンジュ令嬢を見かけた。
アンジュは、俺に気がついて俺に近づいてきた。
「ごきげんよう、ロベルト様
寝不足みたいですね。
大丈夫ですか?
夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けません。
私も夜更かしで遊んでいました。
だからロベルト様を攻める事を言えませんが……
互いに気をつけないと行けませんね」
アンジュは、妖艶に微笑んだ。
表向きは、俺の体を心配をしている様に思えた。
でも昨日の魔族の襲撃に手を貸した事を言っているって理解できた。
俺は、殺されるって思い身構えた。
「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますよ」
気がつくとアンジュは、肩に手を伸ばしていた。
そして肩についている落ち葉を持っていた。
(なっ、この俺が簡単に周りに入られただと!?
今まで俺の周りに気づかれずに近づけられた事がないのによ!?)
「いつか遊びましょうね」
(こ、この俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すって言うのかよ!?)
「約束ですよ、ロベルト様」
(くっ、何処に逃げても逃がさないって事かよ!?)
「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」
アンジュは、じっと俺の瞳の中を見つめた。
心の中を覗かれている様に思えた。
俺の考えを小馬鹿にするように鼻で笑われた気がした。
それからアンジュは、去って行った。
俺は、蛇に睨まれた蛙の様に動けなくて話す事もできなかった。
アンジュは、きっと昨日の事を言っているって理解できた。
そしていずれ虫けらの様に殺すって宣言をしたのだと気づいた。
魔族すら自分の力をつける為の餌に過ぎなかったと言う事だ。
きっと今回の襲撃もアンジュの策略だったのだろう。
あの女こそ魔王の生まれ変わりだと理解できた。
本当に恐ろしい女だ……
ーTo Be Continuedー
☆注意事項☆
第5話と第6話は、同じ時間軸です。
同じ話が全く別の話になりますから必ず5話と6話を2つとも読んでください。
シリアスがコミカルに変わります。
~第5話~
☆魔王と呼ばれる女パート1☆
(この話は、魔族のリーダーのアコルの視点です)
俺は、魔王様を復活する為に色々と準備してきた。
魔族の仲間や魔物を集めて人間を操って順調に準備が進んでいった。
でも魔王様を脅かす光の魔法を操る女が学園に入学したって噂を聞いた。
魔王様に対する強敵になる前に排除する事にした。
そして魔族と魔物を集めて寮を襲う為に学園の外に集まった。
「そろそろ、行くぞ……」
人が寝ている真夜中になると右手を振って魔族と魔物達が敷地の中に入ろうとした。
でも魔族達が突然黒い地面が現れて沈み初めてあっという間に先に突入した魔族達の姿が消えてなくなった。
「い、いったい何事だ!?
魔力をまったく感じなかったぞ!」
「おい、あそこに何かいるぞ!」
俺達は、突然の出来事に戸惑いながら周りを見渡した。
そして魔族の1人が壁の塀の上に立っている存在に気がついて右手の人差し指を指した。
「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。
私の餌になりたい子は、誰かしら?」
黒髪の女は、隠蔽魔法で俺達が見えていないはずなのに真っ直ぐと俺達を見つめた。
女に見つめられるだけで全身から冷や汗が出てきた。
直ぐにヤバイ奴だと解り何かあるかもって思い身構えた。
女が右手の向けた思うと気がついたら黒色の針が魔族と魔物達の体が貫いていた。
そして直ぐに黒色の影に魔物達が沈んで行った。
「くっ、撤退だ!
あんな化物がいるだなんて聞いていなかったぞ!」
俺は、このままでは、全滅だと思い仲間の魔族と魔物達に撤退を命令をした。
直ぐに逃げる様に学園から離れた。
そして少しだけ離れた男子寮の屋上に1人の人間の男性が立っていた。
~ここからは、魔族を手引きをした者のロベルト・カーマインの視点です~
俺は、人間と言う者が嫌いだ。
低俗で下品で人間なんか滅んでしまえって思ったりする。
だから魔族の襲撃の手助けをした。
魔族が攻め込むの見てこれで人間達がたくさん死ぬと思った。
そう考えるだけで楽しみで仕方がなかった。
でも1人の令嬢が塀の上に立っているのに気がついた。
「あれは、確かルイの婚約者のアンジュって言う令嬢だったよな……
何故あんなところにアンジュがいるんだ……?」
俺は、アンジュが何故こんなところにいるのか解らずに戸惑った。
アンジュが魔族達に右手を向けた。
次の瞬間に魔族と魔物達が消えていった。
「くっ、アンジュは、何者なんだよ!
くそ、あいつのせいで計画が台無しだ!」
俺は、アンジュを恨んで睨んだ。
でもアンジュが突然俺の方を振り向いた。
「なっ、俺は、隠蔽魔法をかけているはずだ!
だからこちらに気がつかないはずだろう!?」
ふとアンジュの口が動いて何か話していた。
俺は、口の動きを読心術で何を話しているか確認をした。
「えっと……
『今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。
遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね』
なっ!?
俺の事を仔猫だと!?
じゃれあうって俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すつもりなのか!?
早くこの場を離れないと!?」
俺は、アンジュがここに来る前に男子寮の自分の部屋に戻った。
次の日に学校に登校すると昨日塀の上に立っていたアンジュ令嬢を見かけた。
アンジュは、俺に気がついて俺に近づいてきた。
「ごきげんよう、ロベルト様
寝不足みたいですね。
大丈夫ですか?
夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けません。
私も夜更かしで遊んでいました。
だからロベルト様を攻める事を言えませんが……
互いに気をつけないと行けませんね」
アンジュは、妖艶に微笑んだ。
表向きは、俺の体を心配をしている様に思えた。
でも昨日の魔族の襲撃に手を貸した事を言っているって理解できた。
俺は、殺されるって思い身構えた。
「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますよ」
気がつくとアンジュは、肩に手を伸ばしていた。
そして肩についている落ち葉を持っていた。
(なっ、この俺が簡単に周りに入られただと!?
今まで俺の周りに気づかれずに近づけられた事がないのによ!?)
「いつか遊びましょうね」
(こ、この俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すって言うのかよ!?)
「約束ですよ、ロベルト様」
(くっ、何処に逃げても逃がさないって事かよ!?)
「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」
アンジュは、じっと俺の瞳の中を見つめた。
心の中を覗かれている様に思えた。
俺の考えを小馬鹿にするように鼻で笑われた気がした。
それからアンジュは、去って行った。
俺は、蛇に睨まれた蛙の様に動けなくて話す事もできなかった。
アンジュは、きっと昨日の事を言っているって理解できた。
そしていずれ虫けらの様に殺すって宣言をしたのだと気づいた。
魔族すら自分の力をつける為の餌に過ぎなかったと言う事だ。
きっと今回の襲撃もアンジュの策略だったのだろう。
あの女こそ魔王の生まれ変わりだと理解できた。
本当に恐ろしい女だ……
ーTo Be Continuedー
13
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる