主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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魔族襲撃、そして待ちぼうけ……(6話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

☆注意事項☆

第5話と第6話は、同じ時間軸です。
2つで1つの話ですから必ず5話と6話を2つとも読んでください

~第6話~

夜になると魔族の襲撃が来ます。
だからいつでも対処出来るように学園全体を見れる塀の上に立ちました。

「なんとしてもアイリスちゃんを護らないといけませんよね!
取り敢えず塀の周りに罠を仕掛け方が良いですよね。

『ダークマーシュ』(闇の沼)!」

塀の周りに近づいたら闇の中に沈むダークマーシュの魔法をかけた。


「取り敢えずこれで少しは、敵の数を減らせたら良いのですが……
綺麗な満月ですよね……
でも満月を見ていると中二病時代の事を思い出しますよね~~」

満月を見上げていると中二病時代の時の事を思い出しました。
そして久しぶりに中二病の真似事をしたくなりました。

「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることですね。
私の餌になりたい子は、誰ですか?」

私は、自分の顔を右手で隠して中二病全快で邪悪に微笑見ました。
そして中二病の台詞とキメポーズをとりました。

「『ダークニードル』(闇の針)!」

何もない塀の近くに黒色の針を沢山放ちました。
するとなんだか悲鳴が聞こえた気がしました。
ダークニードルを放った方を良く見つめました。
でも何もなくて気のせいだと思いました。
ますます中二病時代を思い出しました。

「今宵の小鳥は、良く鳴くことです。
遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことです」

私は、なんとなく男子寮の方を向きました。
さらに痛い中二病発言をしました。

「うぅ……やっぱり中二病の真似事をしたら恥ずかしくなりますね……
って、魔族達の襲撃が遅くないですか?
そろそろのはずなのですが……」

感知魔法を使って敵の反応を調べました。
でも近くに敵の反応がなかったです。
結局その日は、朝になっても魔族達の襲撃がありませんでした。

「ふぁーー、結局魔族達の襲撃がありませんでした……
ゲーム通りに行かない事もあるのですね。
まぁ、アイリスちゃんが無事ならば他は、関係ないですよね……

よし、今日も愛しのアイリスちゃんの姿を見ないといけません!」

私は、眠たいのを我慢してアイリスちゃんに会う為に学校に向かいました。
学校の登校途中にロベルト様を見掛けました。

(え、えっと……ロベルト・カーマイン様ですよね。
確か昨日の魔族襲撃の時に死ぬはずでしたよね。
でも魔族の襲撃がなかったから死ななかったのですね。
趣味は、小説を読むことだったはずです。
いつも夜中まで小説を読んでいましたよね。

「ごきげんよう、ロベルト様

寝不足みたいですね。
大丈夫ですか?
夜更かしで遊ぶのは、良いです。
ですが体を大切にしないと行けません。
私も夜更かしで遊んでいました。
ですからロベルト様を責める事を言えませんが……
互いに気をつけないと行けませんね」

私は、ロベルト様に近づきました。
夜中まで小説を読んで無理をしない事を遠回しにお願いしました。

「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますよ」

ロベルト様は、何か考え事をしていたみたいでした。

だから私が肩についている落ち葉を取るとビックリしていました。

「いつか遊びましょうね」

私は、小説が好きな者同士仲良くなりたいと思いました。
小説の事で盛り上がる話をする約束をしました。

「約束ですよ、ロベルト様」

もう一度小説の話で盛り上がる事を約束をしました。

「それでは、失礼します、ロベルト様」

ロベルト様が戸惑っているのに気がつきました。
これ以上強引に誘ったら嫌われると思いました。
だから一度別れる事にしました。
そしてゆっくりとロベルト様と仲良くなれば良いのにって思いました。

とにかく今日もアイリスちゃんのストーカー……でなくてファンとしてアイリスちゃんを護らないと思いました。
アイリスちゃん事を探して校舎を歩き廻りました。


ーTo Be Continuedー


ここで物語を楽しめる様に説明の文章を書きます。

5話の魔王と呼ばれる女パート1と6話の魔族襲撃、そして待ちぼうけ……は、同じ時間軸です。

アンジュは、魔族と戦ったつもりがありません。
無自覚で魔族を撃退をしています。
魔族達は、隠蔽魔法をつかっている為にアンジュから魔族達が見えていません。

アンジュが放った『ダークニードル』(闇の針)は、偶然魔族達に当たって撃退しています。

アンジュは、男子寮の屋上で隠蔽魔法で隠れているロベルトの事を見えていません。
偶然アンジュがロベルトに向かって中二病発言をしています。

その事を理解してもう一度5話の魔王と呼ばれる女パート1と6話の魔族襲撃、そして待ちぼうけ……を読んでもらえたら嬉しいです。
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