主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

文字の大きさ
15 / 386

私の後悔と本当の願い(15話)

しおりを挟む
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第15話~

「あれ……私は、確か試練の泉に入ったはずですよね……
ここって何処なのでしょうか……?」

私は、周りを見渡して今置かれている状況を確認をしました。
部屋の中に2つの扉が有りました。
扉には、中を覗き込める様な窓が着いていました。

「部屋の中は、どうなっているのでしょうか……?」

右の扉の窓を覗き込むと現代の世界で前世の私が親友のまこちゃんとあいちゃんと楽しそうに学校に行ったりアニメショップに行ったりして遊んでいる姿が見えました。
次に左の扉の窓を覗き込むとアンジュになった私がアイリスちゃん達と楽しく遊んでいる姿が見えた。

「この扉を使ったら前世の世界に戻れるって事なのですか?
サヨナラもできないで別れたまこちゃんとあいちゃんにまた会えるのですか……?
まこちゃんとあいちゃんに会いたいです……」


私は、まこちゃんとあいちゃんとまた会えるかもって思って右の扉を開けようとしました。
でも途中でベッドで寝ているアイリスちゃんの姿を思い出しました。
それから専属メイドのセラの姿が思い出しました。
次にルイ様の姿を思い出しました。
次にアラン様の姿を思い出しました。
次にイオン様の姿を思い出しました。
次々にこの世界で出会った人々を思い出しました。

「そうですよね……
この世界で出会った大切な人達を残して帰れないですよね……
それに私の命よりも大切なアイリスちゃんを助けるって決めましたものね……
ごめんなさい、まこちゃん、あいちゃん……
本当にごめんさい……
勝手にいなくなってごめんなさい……
私の友達になって色々と助けてくれたのにまこちゃんにもあいちゃんにも恩返しもできなくてごめんなさい……
裏切ってごめんなさい……
生まれ変わってまたまこちゃんとあいちゃんに出会えたらたくさん恩返しするから待っていてくださいね……」

私は、扉の向こうのまこちゃんとあいちゃんに私の声が聞こえないって解っていました。
でも私が勝手に死んだ事を涙を流してまこちゃんとあいちゃんに何回も謝らずにいられなかったです。
私は、涙が枯れるほど何10分も泣いきました。。
私は、アイリスちゃんを助けるぞって気持ちに切り替えました。
自分の決意を表す様に自分の頬っぺたを両手で叩きました。
自分がアンジュとして過ごしている世界の左の扉を開けると扉の中に入りました。

扉の中は、空が見えて木が立ち並んでいました。
花もいっぱいはえていて中央にの何もない宙から流れている滝の水と大きな泉が有りました。
まるで神話に出てくる楽園の様でした。 
私は、周りを見渡しているとルイ様とアラン様とイオン様が光の中から現れました。

「良かったです。
皆様も無事だったのですね……
試練は、どうでしたか?」

私は、ルイ様達が誰もかける事なく無事の姿を現したのを見て安心をした様に微笑みました。

「ま、まあ、僕にかかれば楽勝でしたよ、アンジュお姉様」

イオン様は、両腕を頭で組んで何故か私から視線を反らして楽勝だったって事を知らせた。
その様子は、明らかに私を怖がっているみたいに見えました。

「おう、楽勝だったぜ。
そして俺は、もっと強くなったぜ。
帰ったら見ているよな!
アンジュに絶対勝つからな!」


アラン様は、清々しいほどに歯をニって見せて笑い右腕を曲げました
今回の試練で強くなった事を嬉しそうに伝えました。

「そうですね……
まあ、ノーコメントってだけ伝えておきます」


ルイ様は、右手の人差し指を立てました。
そのまま自分の唇に指をつけて右目を瞑りウインクをしました。
ナイショのポーズをとって意味ありげに微笑みました。
でもイオン様もルイ様もアラン様も悩みが失くなった様に晴れ晴れとしているように感じました。

『試練を良く乗り越えられました。
皆様だったら試練を乗り越えてくれるって思っていました。

最後の試練です。
この泉には、皆様が受けた試練で貯まった魔力が込められています。
でもこのままでは、天使の雫になりません。
1人の命……生命エネルギーで天使の雫は、完成します。
命を差し出す覚悟がある方は、泉に飛び込んでください』

光が集まり女性の天使が現れて試練を乗り越えたのが嬉しそうに私達を見渡しました。
そして両手を大きく広げて天使の雫の為に死ぬ事を提案をしました。

「なっ!?
ふざけるな!!
天使の雫の為に俺達に死ねっていうのか!!

冗談を言うな!」


アラン様は、天使の女性の天使の雫の為に死ね発言を聞いて怒った様に剣を天使の女性に向けて睨みつけました。

(誰かの命でアイリスちゃんが助かるって言うんですよね……
私は、もともと乙女ゲームで殺される悪役令嬢です。
それに私の命で私のアイリスちゃんが助かるのならば喜んでこの命を使えます。
何よりも私のアイリスちゃんを助けたい気持ちは、誰にも負けないです!)

私は、泉に近づいて行きました。

「アンジュお姉様、駄目です!」

イオン様が私が何をするか感じ取り私を呼び止めようとしました。
私は、イオン様の言葉を無視して泉の中に飛び込みました。

「アンジュ!?」

アラン様が驚いて私の名前を呼びました。

「アンジュ、何て事をしたんですか!?」

ルイ様は、私が泉に飛び込んだのを見て慌てて悲鳴なような声を出して驚きました。
私は、泉の底に沈みながらルイ様達の声を聞こえてきました。
アイリスちゃんが助かるのを願い意識の底に沈んでいき気を失いました。


ーTo Be Continuedー
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件

こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。 ・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。 ・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。 ・物静かで儚げな美術部員。 ・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。 ・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。 拓海の生活はどうなるのか!?

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる

書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。 鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。 だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。 その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。 俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。 ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。 なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語

ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。 だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。 それで終わるはずだった――なのに。 ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。 さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。 そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。 由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。 一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。 そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。 罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。 ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。 そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。 これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...