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アリス誕生日パーティー(38話)
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
(37話と38話は、同じ時間軸です。
2つの話で1つの話になりますので必ず2つとも読んで下さい)
~第38話~
私達は、ルイ様の妹のアリス様の誕生日パーティーに参加する為にお城のある街に来ています。
「やっぱり街は、賑わっていますね……」
私は、街中を見渡して歩いて街が賑わっているのが良いよねって思いました。
ふと裏通りに入ると物置の箱の上に可愛らしい仔猫を見つけました。
仔猫って可愛らしいなって思いました。
だからじっと仔猫を見つめました。
「あの……どうかされましたか?」
マリー様は、私がじっと仔猫を見つめていたのを見て不思議そうにきょとんと首を傾げました。
「いえ、仔猫がいましたので少しだけ可愛がろうと思ったところです。
でもマリー様達が一緒ですからまた後にします」
私は、残念そうに微笑んでまた後でゆっくりと仔猫と遊ぶ事を知らせました。
「……アンジュ、気づいていたのですよね」
ルイ様は、真剣な表情で何かに気づいていた事を確認をしました。
「えっと……何がでしょうか?」
私は、ルイ様の質問の意味が解らずにきょとんと首を傾げました。
「……アンジュがそう言うのでしたらこれ以上は、聞きません。
でもこの前の武術大会の時みたいな無理をしないで下さいね」
ルイ様は、私の態度を見て仕方がなさそうにため息を吐きました。
私に無理をしない事をお願いしました。
イオン様とアラン様も私の態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべました。
(ルイ様もアラン様もイオン様も何かに気づいてみたみたいですよね。
いったいなんなのでしょうか……?)
私は、ルイ様達の態度が不思議に思いましたが気にしない事にしました。
私達は、そのままお城にいるアリス様に会いに行きました。
「アリス、ルイです。
ドアを開けても良いですか?」
アリス様の部屋の前に来るとドアを叩いて部屋の中にいるアリス様に呼び掛けました。。
「ルイお兄様ですか?
どうぞ入ってきてください」
アリス様は、ルイ様の言葉を聞いて部屋の中に入って来る事を許可をしました。
「やあ、アリス、良い子にしていましたか?
今日は、アリスの誕生日パーティーに参加する為に僕の学園の友達も来てくれましたよ」
ルイ様は、アリス様に優しく微笑みました。
アリス様の誕生日に参加する為に友達が来てくれた事を知らせました。
「よう、初めまして、姫様。
俺の名前は、アラン・デュランだ。
仲良くしてくれよな!」
アラン様は、右手を上げてにっ笑い仲良くしてほしいって挨拶をした。
「姫様、イオン・ルーです。
仲良くしてくださいね」
イオン様は、ニッコリ笑い自己紹介をすると仲良くしてほしい事をお願いしました。
「あ、あの……アリス様、お初にお目にかかります。
私の名前は、マリー・フランソワと申します。
仲良くしてくださったら嬉しいです。
よろしくお願いします」
マリー様は、ガチガチに緊張してアリス様に挨拶をしました。
「そ、その……初めましてです、アリス様。
私の名前は、アイリス ・クロフォードって申します。
平民の私と仲良くするだなんておこがましいですが宜しかった仲良くしてくれたら嬉しいです。
そ、その、よろしくお願いいたしましゅ!?」
アイリスちゃんは、王族のアリス様を前にしてガチガチに緊張しました。
よろしくって挨拶をしようとして緊張しすぎた為に最後に言葉を噛みました。
「これは、ご丁寧な挨拶をありがとうございますわ。
私の事は、お姫様って思わないで普通の1人の女の子として仲良くしてくださったら嬉しいですわ。
よろしくお願いしますわね」
アリス様は、上品にやんわりと微笑んで姫様でなくて普通の女の子として仲良くしてほしい事をお願いしました。
(うーん、アリス様は、子供なのに良くできた子供ですよね。
私がアリス様の様な年頃だった頃は、アニメや漫画や同性同士の恋愛の同人誌を読んで悪戯ばっかりしていましたよ。
うん、私と大違いですね。
それよりもこれまでの事をアリス様に謝らないといけませんね。)
「お久しぶりです、アリス様。
元気そうで安心をしました」
私は、アリス様を怖がらせない様にできるだけ優しく話し掛けました。
そして挨拶をすると元気で良かった事を知らせました。
「ひっ!?
ア、アンジュ様、お久しぶりです。
アンジュ様も元気そうで良かったです」
アリス様は、私の姿を見て明らかに怯えた様に涙目になり恐る恐ると挨拶をしました。
(うわー……完璧に私の事を怖がっているみたいですね。
ここは、アイリスちゃんにした時みたいに誠意を表さないといけませんよね!)
「これまで意地悪をしてごめんなさい、アリス様!
もう意地悪をしないしアリス様に危害を絶対与えないから許して下さい!」
私は、何回も地面に頭を叩き付けて私の必殺技の『ザ・土下座』をして何回も謝りました。
「ア、アンジュ様その様な事は止めて下さい!
貴族の女性がその様にするは、良くありませんわ!?
その……アンジュ様の気持ちは、良く解りました……
アンジュ様は、本当に変わられたのですね……」
アリス様は、私の『ザ・土下座』を見て慌てて両手を振り私に土下座をするのを止めてほしい事をお願いしました。
私が変わった事が嬉しそうに優しく微笑みました。
「アンジュ様の土下座を久しぶりに見ました。
アンジュ様の土下座を見たら誰でも驚きます。
私も初めて見た時は、驚きました」
アイリスちゃんは、初めて私が土下座をした時の事を思い出しました。
土下座を初めてされたら驚くって思いました。
懐かしそうに苦笑いを浮かべました。
「それならば良かったです……
アリス様の事は、妹の様に大切に思っています。
ですから気軽なく仲良くしてくれたら嬉しいです」
私は、アリス様を安心をさせる様に優しく微笑みました。
アリス様を妹の様に大切に思っているから仲良くしてほしい事をお願いしました。
「そ、その……アンジュお姉様、ありがとうございます……
これからも仲良くして下さい……」
アリス様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。
そして恥ずかしそうに私の事をお姉様付けで呼びました。
(うぅ……アリス様ったら恥ずかしがって可愛らし過ぎですよ!
イオン様の様なショタも良いです!
でもやっぱりアリス様みたいなロリも良いですよね!
アリス様、まじ天使です!)
私は、アリス様が可愛らしくてつい抱き着きたくなるのをどうにか我慢しました。
「はい、これからよろしくお願いしますね、アリス様」
私は、邪な考えを隠す様に優しく微笑みました。
そしてこれからのことをよろしくお願いしますってお願いしました。
私達は、しばらくしてからアリス様の部屋を出て行きました。
私達は、街にアリス様の誕生日プレゼントを探す為に出掛けました。
私は、ある物を見つけるとアリス様の誕生日プレゼントとして買いました。
それからその夜にアリス様の誕生日パーティーをする城に沢山の人々が集まりました。
「アリス様、誕生日おめでとうございます。
プレゼントに何をしようか悩みましたが手作りクッキーにしました。
宜しかったらクッキーを食べて下さいね」
アイリスちゃんは、昼間にお城の調理場で借りて作ったクッキーを可愛らしく袋でラッピングを物をアリス様に渡しました。
(へーアイリスちゃんは、手作りクッキーにしたのですね。
アイリスちゃんの手作りクッキーって凄く美味しいのですよね!
アリス様が羨ましいです!)
「ありがとうございます、アイリス様。
大事に食べさせてもらいますね」
アリス様は、嬉しそうにやんわりと微笑んで
大切にクッキーを食べさせてもらう事を知らせました。
「誕生日おめでとう、姫様!
王族でも戦う事があるかも知れないだろ。
だから護身様に短剣をプレゼントするぜ。
小さくて子供のお姫様にも使い安いと思うぜ!」
アラン様は、宝石が付いた短剣をアリス様に渡してこれで身を護る事を提案しました。
(いや、子供にしかもお姫様に短剣を誕生日プレゼントは、ないでしょう。
まあ、そこがアラン様らしいって言ったらそうなのですが……)
私は、アラン様の短剣のプレゼントを見てさすがに子供にしかもお姫様にないと思いました。
「あ、あの……ありがとうございます、アラン様。
大切に日頃から護身様に持たせてもらいますね」
アリス様は、アラン様の短剣のプレゼントを見て戸惑い苦笑いを浮かべて短剣のプレゼントの感謝を伝えました。
「姫様、これは、僕からのプレゼントです。
幸運のアミュレットって言って幸運をもたらすお守りです。
姫様に幸運がおきると良いと思っています。
良かったら使って下さい」
イオン様は、銀色のブレスレットになっている幸運のアミュレットをアリス様に渡しました。
(うん、イオン様らしい素敵なプレゼントですね。
イオン様のアミュレットだった効果抜群です)
「ありがとうございます、イオン様。
とっても素敵なブレスレットですわね。
大切に使わせてもらいますね」
アリス様は、嬉しそうにニッコリと笑い大切に使わせてもらう事を約束しました。
「誕生日おめでとうございます、アリス様。
私の1番好きな本を渡しますね。
とても良い本です。
ですから宜しかったら読んで見て下さい」
マリー様は、『お姉様を溺愛します』って言う本をアリス様に渡しました。
良かったら読んでほしい事をお願いしました。
(え、えっと……その本って確か姉妹の百合小説でしたよね……
アリス様が変な趣味に目覚めなければ良いのですが……)
私は、アリス様が変な趣味に目覚めないか不安で苦笑いを浮かべました。
「面白そうな本ですわ。
是非読まさせてもらいますわ」
アリス様は、マリー様から本を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑い本を読ませてもらう事を伝えた
「アリス、誕生日おめでとうございます。
12歳は、立派なレディですね。
そんなレディになったアリスにプレゼントです」
ルイ様は、白色の清楚って感じのドレスをアリス様に渡しました。
「わー……素敵なドレスですわね……
ありがとうございます、ルイお兄様。
このドレスに似合う様な素敵なレディになれる様に頑張りますわ」
アリス様は、ルイ様からドレスを受け取ると嬉しそうにニッコリと笑いこのドレスに似合う様な素敵なレディになるのを約束しました。
「アリス様、誕生日おめでとうございます。
私のプレゼントは、百合の花の刺繍をしたハンカチです。
百合の花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」です。
アリス様にぴったりの花言葉だと思います。
良かったら使って下さいね」
私は、百合のお花が刺繍をされたハンカチをアリス様に渡しました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様。
大切に使わせてもらいますわ」
アリス様は、百合の刺繍を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑った。
「実は、アリス様にもう1つプレゼントがあります。
窓の外を見ていて下さい。
とても良い物を見せてあげますね」
私は、自分の口元を触り悪戯ぽく微笑んで窓の外を見ていてほしい事をお願いしました。
「えっ、窓の外ですか……?
解りましたわ。
楽しみにしていますわね」
アリス様は、私の良い物発言を聞いてきょとんと首を傾げてすぐにニッコリと笑いました。
良い物を楽しみにしている事を知らせました。
アリス様は、窓の外を眺めました。
「……『ダークフラワーフレアバースト!!』」
私は、お城の屋根に飛び乗り両手を空に向けて呪文を唱えました。
私の手のひらから黒色の火の玉が何十個も出てきました。
空に沢山の黒色の炎の花が咲きました。
何だか沢山の黒色の炎の花の近くで何か燃えている気がしました。
悲鳴も沢山聞こえた気がしました。
「わーー……凄く綺麗な炎の花です……」
アリス様は、私の魔法で出した沢山の黒色の炎の花を夢心地の様にうっとりと見つめました。
私は、20分くらい沢山の黒色の炎の花を空に向かって放ちアリス様の所に戻りました。
「アンジュお姉様、素敵な誕生日プレゼントありがとうございました。
良い思い出になりましたわ」
アリス様は、嬉しそうにニッコリ笑い沢山の黒色の炎の花を見せてくれた感謝を表しました。
「いえ、アリス様が喜んでくれて良かったです。
また見たくなったらいつでも言って下さい。
アリス様の為ならばいつでも見せてあげます」
私は、アリス様が喜んでくれたのを見て嬉しそうにニッコリと笑いました。
アリス様が見たければいつでも見せる事を約束しました。
「さすがは、アンジュお姉様です!
えげつないですね!」
イオン様は、何故か息を荒くして私の魔法を誉めました。
「さすがは、アンジュだな!
容赦ないな!」
アラン様も何故か息を荒くして私の魔法を誉めました。
「アンジュ、アリスを護ってくれてありがとうございます。
今回もアンジュに助けられましたね」
ルイ様は、愛しそうに私を見つめてアリスを助けてくれた事の感謝を伝えました。
「いえ、アリス様の為です。
ですから気にしないで下さい」
ルイ様達の言っている意味が解からなかったです。
でもアリス様が喜んでくれたら関係ないと思いました。
だから直ぐにニッコリと笑いアリス様の為だと伝えました。
でも私が気づかないうちに魔族を撃退したって気づいていなかったです。
ーTo Be Continuedー
ここで物語を楽しめる様に説明の文章を書きます。
魔王と呼ばれた女パート3の37話とアリス様の誕生日パーティーの38話と同じ時間軸です。
アンジュは、魔族と戦ったつもりがありません。
無自覚で魔族を撃退をしています。
魔族達は、隠蔽魔法をつかっている為にアンジュから魔族達が見えていません。
アンジュからロベルトは、隠蔽魔法で隠れている為に見えていません。
アンジュは、本当にロベルトとでなくて子猫を見て子猫と遊びたいって思っています。
たまたま子猫のいる方向にロベルトが隠蔽魔法で隠れているだけです。
アンジュの放ったダークフラワーフレアバーストは、アリス様に見せる為に空に放ったつもりです。
魔族に放ったつもりも魔族を撃退したつもりもありません。
その事を理解してくれて読んでもらえたら嬉しいです。
(37話と38話は、同じ時間軸です。
2つの話で1つの話になりますので必ず2つとも読んで下さい)
~第38話~
私達は、ルイ様の妹のアリス様の誕生日パーティーに参加する為にお城のある街に来ています。
「やっぱり街は、賑わっていますね……」
私は、街中を見渡して歩いて街が賑わっているのが良いよねって思いました。
ふと裏通りに入ると物置の箱の上に可愛らしい仔猫を見つけました。
仔猫って可愛らしいなって思いました。
だからじっと仔猫を見つめました。
「あの……どうかされましたか?」
マリー様は、私がじっと仔猫を見つめていたのを見て不思議そうにきょとんと首を傾げました。
「いえ、仔猫がいましたので少しだけ可愛がろうと思ったところです。
でもマリー様達が一緒ですからまた後にします」
私は、残念そうに微笑んでまた後でゆっくりと仔猫と遊ぶ事を知らせました。
「……アンジュ、気づいていたのですよね」
ルイ様は、真剣な表情で何かに気づいていた事を確認をしました。
「えっと……何がでしょうか?」
私は、ルイ様の質問の意味が解らずにきょとんと首を傾げました。
「……アンジュがそう言うのでしたらこれ以上は、聞きません。
でもこの前の武術大会の時みたいな無理をしないで下さいね」
ルイ様は、私の態度を見て仕方がなさそうにため息を吐きました。
私に無理をしない事をお願いしました。
イオン様とアラン様も私の態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべました。
(ルイ様もアラン様もイオン様も何かに気づいてみたみたいですよね。
いったいなんなのでしょうか……?)
私は、ルイ様達の態度が不思議に思いましたが気にしない事にしました。
私達は、そのままお城にいるアリス様に会いに行きました。
「アリス、ルイです。
ドアを開けても良いですか?」
アリス様の部屋の前に来るとドアを叩いて部屋の中にいるアリス様に呼び掛けました。。
「ルイお兄様ですか?
どうぞ入ってきてください」
アリス様は、ルイ様の言葉を聞いて部屋の中に入って来る事を許可をしました。
「やあ、アリス、良い子にしていましたか?
今日は、アリスの誕生日パーティーに参加する為に僕の学園の友達も来てくれましたよ」
ルイ様は、アリス様に優しく微笑みました。
アリス様の誕生日に参加する為に友達が来てくれた事を知らせました。
「よう、初めまして、姫様。
俺の名前は、アラン・デュランだ。
仲良くしてくれよな!」
アラン様は、右手を上げてにっ笑い仲良くしてほしいって挨拶をした。
「姫様、イオン・ルーです。
仲良くしてくださいね」
イオン様は、ニッコリ笑い自己紹介をすると仲良くしてほしい事をお願いしました。
「あ、あの……アリス様、お初にお目にかかります。
私の名前は、マリー・フランソワと申します。
仲良くしてくださったら嬉しいです。
よろしくお願いします」
マリー様は、ガチガチに緊張してアリス様に挨拶をしました。
「そ、その……初めましてです、アリス様。
私の名前は、アイリス ・クロフォードって申します。
平民の私と仲良くするだなんておこがましいですが宜しかった仲良くしてくれたら嬉しいです。
そ、その、よろしくお願いいたしましゅ!?」
アイリスちゃんは、王族のアリス様を前にしてガチガチに緊張しました。
よろしくって挨拶をしようとして緊張しすぎた為に最後に言葉を噛みました。
「これは、ご丁寧な挨拶をありがとうございますわ。
私の事は、お姫様って思わないで普通の1人の女の子として仲良くしてくださったら嬉しいですわ。
よろしくお願いしますわね」
アリス様は、上品にやんわりと微笑んで姫様でなくて普通の女の子として仲良くしてほしい事をお願いしました。
(うーん、アリス様は、子供なのに良くできた子供ですよね。
私がアリス様の様な年頃だった頃は、アニメや漫画や同性同士の恋愛の同人誌を読んで悪戯ばっかりしていましたよ。
うん、私と大違いですね。
それよりもこれまでの事をアリス様に謝らないといけませんね。)
「お久しぶりです、アリス様。
元気そうで安心をしました」
私は、アリス様を怖がらせない様にできるだけ優しく話し掛けました。
そして挨拶をすると元気で良かった事を知らせました。
「ひっ!?
ア、アンジュ様、お久しぶりです。
アンジュ様も元気そうで良かったです」
アリス様は、私の姿を見て明らかに怯えた様に涙目になり恐る恐ると挨拶をしました。
(うわー……完璧に私の事を怖がっているみたいですね。
ここは、アイリスちゃんにした時みたいに誠意を表さないといけませんよね!)
「これまで意地悪をしてごめんなさい、アリス様!
もう意地悪をしないしアリス様に危害を絶対与えないから許して下さい!」
私は、何回も地面に頭を叩き付けて私の必殺技の『ザ・土下座』をして何回も謝りました。
「ア、アンジュ様その様な事は止めて下さい!
貴族の女性がその様にするは、良くありませんわ!?
その……アンジュ様の気持ちは、良く解りました……
アンジュ様は、本当に変わられたのですね……」
アリス様は、私の『ザ・土下座』を見て慌てて両手を振り私に土下座をするのを止めてほしい事をお願いしました。
私が変わった事が嬉しそうに優しく微笑みました。
「アンジュ様の土下座を久しぶりに見ました。
アンジュ様の土下座を見たら誰でも驚きます。
私も初めて見た時は、驚きました」
アイリスちゃんは、初めて私が土下座をした時の事を思い出しました。
土下座を初めてされたら驚くって思いました。
懐かしそうに苦笑いを浮かべました。
「それならば良かったです……
アリス様の事は、妹の様に大切に思っています。
ですから気軽なく仲良くしてくれたら嬉しいです」
私は、アリス様を安心をさせる様に優しく微笑みました。
アリス様を妹の様に大切に思っているから仲良くしてほしい事をお願いしました。
「そ、その……アンジュお姉様、ありがとうございます……
これからも仲良くして下さい……」
アリス様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。
そして恥ずかしそうに私の事をお姉様付けで呼びました。
(うぅ……アリス様ったら恥ずかしがって可愛らし過ぎですよ!
イオン様の様なショタも良いです!
でもやっぱりアリス様みたいなロリも良いですよね!
アリス様、まじ天使です!)
私は、アリス様が可愛らしくてつい抱き着きたくなるのをどうにか我慢しました。
「はい、これからよろしくお願いしますね、アリス様」
私は、邪な考えを隠す様に優しく微笑みました。
そしてこれからのことをよろしくお願いしますってお願いしました。
私達は、しばらくしてからアリス様の部屋を出て行きました。
私達は、街にアリス様の誕生日プレゼントを探す為に出掛けました。
私は、ある物を見つけるとアリス様の誕生日プレゼントとして買いました。
それからその夜にアリス様の誕生日パーティーをする城に沢山の人々が集まりました。
「アリス様、誕生日おめでとうございます。
プレゼントに何をしようか悩みましたが手作りクッキーにしました。
宜しかったらクッキーを食べて下さいね」
アイリスちゃんは、昼間にお城の調理場で借りて作ったクッキーを可愛らしく袋でラッピングを物をアリス様に渡しました。
(へーアイリスちゃんは、手作りクッキーにしたのですね。
アイリスちゃんの手作りクッキーって凄く美味しいのですよね!
アリス様が羨ましいです!)
「ありがとうございます、アイリス様。
大事に食べさせてもらいますね」
アリス様は、嬉しそうにやんわりと微笑んで
大切にクッキーを食べさせてもらう事を知らせました。
「誕生日おめでとう、姫様!
王族でも戦う事があるかも知れないだろ。
だから護身様に短剣をプレゼントするぜ。
小さくて子供のお姫様にも使い安いと思うぜ!」
アラン様は、宝石が付いた短剣をアリス様に渡してこれで身を護る事を提案しました。
(いや、子供にしかもお姫様に短剣を誕生日プレゼントは、ないでしょう。
まあ、そこがアラン様らしいって言ったらそうなのですが……)
私は、アラン様の短剣のプレゼントを見てさすがに子供にしかもお姫様にないと思いました。
「あ、あの……ありがとうございます、アラン様。
大切に日頃から護身様に持たせてもらいますね」
アリス様は、アラン様の短剣のプレゼントを見て戸惑い苦笑いを浮かべて短剣のプレゼントの感謝を伝えました。
「姫様、これは、僕からのプレゼントです。
幸運のアミュレットって言って幸運をもたらすお守りです。
姫様に幸運がおきると良いと思っています。
良かったら使って下さい」
イオン様は、銀色のブレスレットになっている幸運のアミュレットをアリス様に渡しました。
(うん、イオン様らしい素敵なプレゼントですね。
イオン様のアミュレットだった効果抜群です)
「ありがとうございます、イオン様。
とっても素敵なブレスレットですわね。
大切に使わせてもらいますね」
アリス様は、嬉しそうにニッコリと笑い大切に使わせてもらう事を約束しました。
「誕生日おめでとうございます、アリス様。
私の1番好きな本を渡しますね。
とても良い本です。
ですから宜しかったら読んで見て下さい」
マリー様は、『お姉様を溺愛します』って言う本をアリス様に渡しました。
良かったら読んでほしい事をお願いしました。
(え、えっと……その本って確か姉妹の百合小説でしたよね……
アリス様が変な趣味に目覚めなければ良いのですが……)
私は、アリス様が変な趣味に目覚めないか不安で苦笑いを浮かべました。
「面白そうな本ですわ。
是非読まさせてもらいますわ」
アリス様は、マリー様から本を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑い本を読ませてもらう事を伝えた
「アリス、誕生日おめでとうございます。
12歳は、立派なレディですね。
そんなレディになったアリスにプレゼントです」
ルイ様は、白色の清楚って感じのドレスをアリス様に渡しました。
「わー……素敵なドレスですわね……
ありがとうございます、ルイお兄様。
このドレスに似合う様な素敵なレディになれる様に頑張りますわ」
アリス様は、ルイ様からドレスを受け取ると嬉しそうにニッコリと笑いこのドレスに似合う様な素敵なレディになるのを約束しました。
「アリス様、誕生日おめでとうございます。
私のプレゼントは、百合の花の刺繍をしたハンカチです。
百合の花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」です。
アリス様にぴったりの花言葉だと思います。
良かったら使って下さいね」
私は、百合のお花が刺繍をされたハンカチをアリス様に渡しました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様。
大切に使わせてもらいますわ」
アリス様は、百合の刺繍を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑った。
「実は、アリス様にもう1つプレゼントがあります。
窓の外を見ていて下さい。
とても良い物を見せてあげますね」
私は、自分の口元を触り悪戯ぽく微笑んで窓の外を見ていてほしい事をお願いしました。
「えっ、窓の外ですか……?
解りましたわ。
楽しみにしていますわね」
アリス様は、私の良い物発言を聞いてきょとんと首を傾げてすぐにニッコリと笑いました。
良い物を楽しみにしている事を知らせました。
アリス様は、窓の外を眺めました。
「……『ダークフラワーフレアバースト!!』」
私は、お城の屋根に飛び乗り両手を空に向けて呪文を唱えました。
私の手のひらから黒色の火の玉が何十個も出てきました。
空に沢山の黒色の炎の花が咲きました。
何だか沢山の黒色の炎の花の近くで何か燃えている気がしました。
悲鳴も沢山聞こえた気がしました。
「わーー……凄く綺麗な炎の花です……」
アリス様は、私の魔法で出した沢山の黒色の炎の花を夢心地の様にうっとりと見つめました。
私は、20分くらい沢山の黒色の炎の花を空に向かって放ちアリス様の所に戻りました。
「アンジュお姉様、素敵な誕生日プレゼントありがとうございました。
良い思い出になりましたわ」
アリス様は、嬉しそうにニッコリ笑い沢山の黒色の炎の花を見せてくれた感謝を表しました。
「いえ、アリス様が喜んでくれて良かったです。
また見たくなったらいつでも言って下さい。
アリス様の為ならばいつでも見せてあげます」
私は、アリス様が喜んでくれたのを見て嬉しそうにニッコリと笑いました。
アリス様が見たければいつでも見せる事を約束しました。
「さすがは、アンジュお姉様です!
えげつないですね!」
イオン様は、何故か息を荒くして私の魔法を誉めました。
「さすがは、アンジュだな!
容赦ないな!」
アラン様も何故か息を荒くして私の魔法を誉めました。
「アンジュ、アリスを護ってくれてありがとうございます。
今回もアンジュに助けられましたね」
ルイ様は、愛しそうに私を見つめてアリスを助けてくれた事の感謝を伝えました。
「いえ、アリス様の為です。
ですから気にしないで下さい」
ルイ様達の言っている意味が解からなかったです。
でもアリス様が喜んでくれたら関係ないと思いました。
だから直ぐにニッコリと笑いアリス様の為だと伝えました。
でも私が気づかないうちに魔族を撃退したって気づいていなかったです。
ーTo Be Continuedー
ここで物語を楽しめる様に説明の文章を書きます。
魔王と呼ばれた女パート3の37話とアリス様の誕生日パーティーの38話と同じ時間軸です。
アンジュは、魔族と戦ったつもりがありません。
無自覚で魔族を撃退をしています。
魔族達は、隠蔽魔法をつかっている為にアンジュから魔族達が見えていません。
アンジュからロベルトは、隠蔽魔法で隠れている為に見えていません。
アンジュは、本当にロベルトとでなくて子猫を見て子猫と遊びたいって思っています。
たまたま子猫のいる方向にロベルトが隠蔽魔法で隠れているだけです。
アンジュの放ったダークフラワーフレアバーストは、アリス様に見せる為に空に放ったつもりです。
魔族に放ったつもりも魔族を撃退したつもりもありません。
その事を理解してくれて読んでもらえたら嬉しいです。
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