主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

文字の大きさ
74 / 386

イオン様の気持ち(74話)

しおりを挟む
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(72話と73話と74話は、同じ時間軸です)

~第74話~

(この話は、イオンの視点です)

僕は、アリスの誕生日パーティーで魔族を撃退したアンジュお姉様の魔法を見てアンジュお姉様と僕の実力の違いを実感しました。
そしてルイから始まりの洞窟での修行の誘いを聞いた時は、強くなりたくて2つ返事で始まりの洞窟で修行をする事を即答しました。
最初は、余裕で倒していた敵も洞窟の下に進むに連れて苦戦する様になりました。
でも始まりの洞窟で新しい魔法も覚えて強くなったと思います。
僕は、その後で自惚れていたと思う事になりました。
始まりの洞窟でキングドラゴンに出会った時は、今の僕だったらどうにかなるって思っていました。
でもキングドラゴンと戦って僕とキングドラゴンの実力では、戦いにすらなっていなかったです。
僕は、死を覚悟しました。
でもマリーの隠された力が目覚めてキングドラゴンを赤子の様に倒しました。
マリーは、力に目覚めて反動で倒れました。
マリーの破壊神の力を使ったのですから当然なのかも知れません。
マリーの破壊神の力は、諸刃の剣です。
それほど強力で危ない力です。
力から言うとアンジュお姉様ともアイリスお姉様とも似て異なる物だと思います。
そして僕は、また誰かに助けられました。

僕は、何て弱いんでしょう……
アンジュお姉様の隣に立てる様に強くなりたいです……
自分の弱さが悲しくて嫌になりました……

始まりの洞窟で修行をしてしばらく時間がたちました。
アンジュお姉様とアイリスお姉様は、闇のオーブを手にいれて戻ってきました。
半年かかるって言われているのに2ヶ月以内に戻ってきたのは、さすがアンジュお姉様だと思いました。
それよりももっと驚いたのがアンジュお姉様とアイリスお姉様がもっと強くなって戻ってきました。
僕は、アンジュお姉様がますます遠くなった気がして寂しくなりました。
僕は、アンジュお姉様の横に立つのは、相応しくないのかも知れません……
それでもアンジュお姉様が好きな気持ちは、誰にも負けたくないと思いました。
護りたいと思ったり何かをしてあげたりアンジュお姉様の事を考えて胸が締め付ける様に苦しくなるのも初めてでした。
こんなにも誰かを好きになったのも初めてでした。
街に戻ってきて直ぐにアンジュお姉様が買い物に誘ってくれたのが嬉しかった。
でも2人でないと解ると残念でした。
街でアンジュお姉様がエリカ達と一緒に子猫とじゃれあっているの姿が可愛らしくてついアンジュお姉様を見とれてしまいました。

それからアンジュお姉様は、ダークフラワーフレアバーストの炎の花火の魔法を見せてくれました。
そしてダークフラワーフレアバーストで隠蔽魔法で隠れていた魔族達を撃退して行きました。

「今回の花火も良く燃えますね。
どんどん行きますよ!

『ダークフラワーフレアバースト!!』」

アンジュお姉様は、逃げる魔族達の後ろから魔族達を撃退して行きました。
エリカ達は、アンジュお姉様が魔族達を撃退しているって気付いていませんでした。
ただアンジュお姉様の黒色の炎の花が綺麗でうっとりして見つめていました。

「え、えっと……さすがは、アンジュお姉様です!
容赦ないですね!」

僕は、あまりにも容赦なく隠蔽魔法で隠れている魔族達を逃げるのを許さないって感じで撃退をしていくのを見てアンジュお姉様が恐ろしくなり冷や汗を出しました。
でも誰にも気づかれなくて魔族達を撃退をして行くのを見てさすがは、アンジュお姉様だと思いました。

僕は、改めてアンジュお姉様の敵にならないって心に誓いました。


ーTo Be Continuedー
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

処理中です...