主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

魔王(恐怖の大魔王デスカウント）と呼ばれる女パート22（261話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

（261話と262話は、同じ時間軸です）

～第261話～

☆魔王(恐怖の大魔王デスカウント）と呼ばれる女パート22☆

（この話は、魔族のリーダーのアコルの視点です）


俺達は、魔王の娘のエリカがアイディリク・ヴィリィヂュに戻って来ると聞いてエリカを捕まえる事を試した。
でもまた恐怖の大魔王デスカウントにより阻止された。
しかもエリカの誘拐を試した魔族達の心を折り鬱病にさせられるほどだった。
だから今回は、人間が力を手に入れさせない為にアトラスの試練の洞窟を管理している隠れ村のハイド・ヴィリィヂュを襲撃する事にした。

「おい、ハイド・ヴィリィヂュは、見つかったか？」

魔族達は、隠蔽魔法を使い姿を隠してハイド・ヴィリィヂュを探して山の中を詮索しました。
俺は、他の魔族にハイド・ヴィリィヂュが見つかったかのか質問しました。

「いや、まだ見つかっていない」

小柄の魔族は、軽く首を振ってハイド・ヴィリィヂュがまだ見つかっていない事を知らせました。

「なんとしても見つけ出せ。
この山にハイド・ヴィリィヂュがあるのは、間違いないはずだ」

俺は、右手を他の魔族に向けてハイド・ヴィリィヂュを探し出すのを命令をした。

「ああ、解ったぞ」

他の魔族達は、俺の命令を聞いて慌てて山の中を念入りにハイド・ヴィリィヂュを探した。
でもハイド・ヴィリィヂュは、なかなか見つからなかった。
でも突然山の森と魔族達を襲う黒色の玉が降ってきて爆発がした。

「い、いったい何事だ！？」

魔族達は、爆発から逃げ回った。
小柄の魔族が何があったのか質問した。

「おい、あそこに誰かいるぞ！」

魔族達は、爆発から逃げ回った。
背の高い魔族は、空の方を指差した。

「ま、まさか、あれは、恐怖の大魔王デスカウントか！？」

魔族達は、恐怖の大魔王デスカウントが放った攻撃魔法から逃げ回った。
そして太った魔族は、恐怖の大魔王デスカウントが恐怖で体をガタガタ振るわせて驚きの声を出した。

「まさか俺達を山の森と一緒に根絶やしにするつもりか！？」

魔族達は、恐怖の大魔王デスカウントから逃げ回った。
そして大きな魔族は、魔族達を根絶やしにするつもりだと指摘した。

「て、撤退だ！？
恐怖の大魔王デスカウントに皆殺しにされるぞ！？」

魔族達は、恐怖の大魔王が放った攻撃魔法の爆発から逃げ回った。
そして俺は、他の魔族の方に右手を向けて撤退する事を命令した。

「うわーーー！？」

「殺させるーー！？」

「死にたくないよーー！？」

「助けてくれーーー！？」


魔族達は、俺の命令を聞いて涙を流して慌てて逃げて行った。

それから半日が立って偵察隊の魔族が恐怖の大魔王デスカウントがいないのか確認をする為にハイド・ヴィリィヂュがあるの山の森に戻ってきた。

「……恐怖の大魔王デスカウントの姿が見えないよな……？
良かった……
恐怖の大魔王デスカウントが去った後か……
恐怖の大魔王デスカウントが去った後だと知らせに戻るぞ！」

偵察隊の魔族は、恐怖の大魔王デスカウントがいるのか念入りに探していないのが解ると安心をした様に胸を撫で下ろして他の魔族に恐怖の大魔王デスカウントが去った後の事を知らせに戻る事を命令した。
偵察隊の魔族達は、魔族のアジトに戻ってきた。

「安心しろ。
恐怖の大魔王デスカウントは、去った後みたいだぞ」

偵察隊の小柄の魔族は、他の魔族達に恐怖の大魔王デスカウントが去った後の事を知らせた。

「そうか……
もうハイド・ヴィリィヂュを探し出すなんて回りくどいやり方は止めだ！
山の森と一緒にハイド・ヴィリィヂュを滅ぼすぞ！」

俺は、他の魔族達に山の森と一緒にハイド・ヴィリィヂュを消滅させる事を命令した。

「久しぶりに暴れられるぞ！！」

背の高い魔族は、右手を上に上げて暴れられる喜びを表した。

「「「「「「おーーーーー！！」」」」」」

他の魔族も武器を上に上げて暴れられる喜びを表した。
魔族達は、姿が見えなくなる隠蔽魔法で姿を隠してハイド・ヴィリィヂュのあるはずの山の森に向かった。

「お前達、攻撃魔法の準備をしろ！！」

俺は、他の魔族達に攻撃魔法を放つ準備をする命令をした。
他の魔族達は、攻撃魔法に使う魔力を貯め始めた。

「よし、魔法を放てーーー！！」

俺は、他の魔族達が魔法を放つ準備ができたのを見て山の森に攻撃魔法を放つのを命令した。
魔族達は、一斉に攻撃魔法を山の森に放とうとした。
でもいきなり黒色の玉が現れたと思うと魔族達は、黒色の玉に吸い込まれて行った。

「こ、この魔法は、ブラックホールだと！？」

背の高い魔族は、ブラックホールの魔法を見て驚きの声を出した。

「おい、森の中に誰かいるぞ！」

小柄の魔族は、森の中に誰かいるのに気がついて慌てて指を指した。

「ま、まさか、恐怖の大魔王デスカウントだと！？
何故こんなところにいるんだ！？」

太った魔族は、大声を出して恐怖の大魔王デスカウントがいる事に驚いた。

「まさか、隠れて俺達を待ち伏せにしていたのか！？」

背の高い魔族は、恐怖の大魔王デスカウントが隠れて待ち伏せしていた事を指摘した。
突然、恐怖の大魔王デスカウントが両手を上げた。

「ま、まさか、またブラックホールを放つつもりか！？
早く撤退だ！？
全滅させられるぞ！？」


俺は、恐怖の大魔王デスカウントが両手を上げたのを見てブラックホールを使うと思った。
だから慌てて他の魔族達に撤退を命令した。

「もうやだーーー！？」

「助けてくれーーー！？」

「死にたくないーー！？」

「いやーーー！？」

「逃げろーーー！？」


他の魔族達は、俺の命令を聞いて涙を流して慌てて飛んで逃げて行きました。

この出来事で部屋に閉じ籠もる者や鬱病になる者が沢山現れた。
そして恐怖の大魔王デスカウントがさらに魔族達の恐怖の象徴になる事になった。


ーTo Be Continuedー