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アンジュとリリィのクリスマスケーキ(368話)
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
(季節外れですがクリスマス特集です)
(時間軸は、少しだけ前になります)
~第368話~
~ロベルトの目線~
(この話は、ロベルトの視点です)
俺にとって子供時代で出会った魔族の女の子のリリィとの思い出は、大切な宝物だ。
その中にクリスマスでの思い出もある。
クリスマスにリリィが俺に会いに来た。
「メリークリスマスだよ、ロベルト」
家のドアを開けるとリリィが立っていた。
そして嬉しそうにニコニコ笑顔だった。
「おう、メリークリスマスだ、リリィ!」
俺は、右手を上げて二って笑った。
そしてリリィに挨拶をした。
「ねえ、ロベルト、クリスマスケーキを作って来たんだよ。
だから一緒に食べようよ」
リリィは、鞄に入ったクリスマスケーキを俺に見せた。
「クリスマスケーキか!?
リリィの作ったケーキは、美味しいんだよな!
おう、クリスマスケーキを食べようぜ!
ほら、早く入れよ!」
俺は、リリィの作ったケーキが美味しかったです。
だからニコニコ笑顔で両手を広げた。
「うん、お邪魔します」
リリィは、遠慮しながら家に入った。
「おや、リリィちゃん、いらっしゃい」
部屋に入ってきたリリィに気がついて親父は、二って笑いました。
そしてリリィに挨拶をした。
「いらっしゃい、リリィちゃん。
良く来てくれましたね」
お母さんもリリィに気がつきました。
そして嬉しそうにニッコリと笑いました。
「お、お邪魔します、おばさん、おじさん。
あ、あの……
クリスマスケーキを作って来ました。
だからクリスマスケーキを食べてください」
リリィは、緊張しながら挨拶をした。
そしてクリスマスケーキを鞄から出しました。
チョコレートのクリスマスケーキをお母さん達に向けました。
「ありがとうね、リリィちゃん。
それでは、リリィちゃんのクリスマスケーキと私が作った料理も一緒に食べましょう」
お母さんは、リリィからクリスマスケーキを受け取り嬉しそうに優しく微笑みました。
クリスマスケーキと一緒に料理を食べる事を提案しました。
お母さんは、リリィのチョコレートケーキを俺とリリィとお母さんと親父の4人分に切り分けました。
そしてチョコレートケーキをそれぞれの席の前に置きました。
「メリークリスマス……」
親父は、ワインの入ったコップを上げた。
「「「メリークリスマス!」」」
俺とリリィとお母さんは、ジュースの入ったコップを上に上げました。
そしてコップを互いにくっつけて乾杯をしました。
「うん、やっぱりリリィのケーキは、美味しいよな!」
俺は、リリィの作ったケーキを食べてケーキが美味しくてニコニコ笑顔になった。
「んっ……
リリィちゃんの作ったケーキは、美味しいな……」
親父もリリィの作ったケーキを食べて薄く微笑んだ。
「本当にケーキが美味しいですね。
ねえ、リリィちゃん、うちの子のロベルトと結婚して家族になるつもりがない?
リリィちゃんみたいな料理が上手な子がロベルトと結婚してくれたら嬉しいわ……」
お母さんは、リリィの作ったケーキを食べて幸せそうにニコニコ笑顔になりました。
リリィに俺と結婚する事を提案した。
「えっ!?
あ、あの……
そ、その……」
リリィは、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯いた。
「な、何を言うんだ、お母さん!?」
俺は、お母さんの言葉を聞いて顔を真っ赤にして慌てた。
「どうして?
こんなにも良い子は、いないわよ。
ロベルト、ちゃんとリリィちゃんを捕まえておきなさいよ」
お母さんは、俺とリリィをからかうようにクスクスって笑った。
俺とリリィは、恥ずかしくて互いに俯いた。
俺は、この先もリリィと一緒にこうして過ごせると思っていた。
でもリリィが村の奴等に殺された。
だからそれは、無理になった。
俺は、人間に憎悪を感じる様になりました。
人間を滅ぼすため魔族の仲間になった。
でもアンジュに邪魔をされてアンジュに恐怖する様になった。
でも最近アンジュがリリィと似ている感じがした。
だから徐々に人間への憎悪がなくなり初めているのに気がついた。
それからアンジュの側にいると落ち着く自分に戸惑いを感じた。
そんな時にアンジュが俺に話し掛けてきた。
「クリスマスパーティーを開きます。
宜しかったらロベルト様もクリスマスパーティーに参加してもらえませんか?」
アンジュは、控え目に俺を見つめました。
俺をクリスマスパーティーを誘った。
「いや、クリスマスパーティーの参加は、遠慮させてもらう……」
俺は、アンジュの事を知りたくてクリスマスパーティーに参加しようとした。
でもアンジュと仲良くなると人間への憎悪がなくなるのが怖くなった。
だからクリスマスパーティーの参加を断った。
「そうですか……
ロベルトさんと仲良くなればと思い誘いました。
でもすいません、ロベルトさんには、迷惑でしたよね……
無理を言ってすいません……」
アンジュは、俺に断れて寂しそうに微笑んだ。
「い、いや、俺のわがままだったからね……
俺は、もう行くな……」
俺は、アンジュの寂しそうな表情を見て胸が締め付ける様な切ない奇妙な感じがした。
自分が自分でない感じがした。
だから戸惑いアンジュから離れないと焦りを感じた。
それからクリスマスイブにアンジュが俺の部屋の前で待っていた。
「ロベルトさん、お待ちしていました」
アンジュは、俺に気がついて嬉しそうにニッコリと笑った。
「ア、アンジュ……?
な、何か用か?」
俺は、アンジュが会いに来たのを気がついた。
そして戸惑いながらアンジュを見つめた。
「ロベルトさん、メリークリスマスです。
そ、その……
クリスマスケーキを作って来ました。
だから宜しかったら食べてください」
アンジュは、控え目にクリスマスケーキの入った箱を俺に渡した。
「あ、ああ……
メリークリスマス……
あ、ありがとう、アンジュ……」
俺は、アンジュの行動に戸惑いながらアンジュを見つめた。
「そ、それでは、私は、もう行きますね……」
アンジュは、俺の行動を見て寂しそうに微笑みました。
軽く頭を下げて去って行こうとした。
「ま、待て!?
そ、その……
1人では、こんなにも食べられない……
だから一緒にクリスマスケーキを食べに行かないか……?」
俺は、寂しそうなアンジュを見てこのままアンジュを帰したらいけない気持ちになりました。
だから慌ててアンジュを呼び止めてしまった。
自分でも何故アンジュを自分の部屋に誘ったのか解らずに戸惑った。
「ロベルトさんの部屋でですか……?
そうですね……
せっかくだからロベルトさんの気持ちに甘えさせてもらいます……」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにやんわりと微笑みました。
俺の部屋でクリスマスケーキを食べていく事を賛同した。
俺は、アンジュを俺の部屋に入れるとクリスマスケーキを箱から出した。
箱からチョコレートケーキが出てきた。
チョコレートケーキを見てビックリした。
だってリリィの作ったチョコレートケーキと良く似ていましたからです。
俺は、自分の戸惑いを誤魔化す様に2つに切り分けました。
お皿の上にクリスマスケーキを置きました。
そしてテーブルの上に置きました。
そして紅茶の入ったコップもテーブルの上に置いた。
「「いただきます……」」
俺とアンジュは、両手を合わせていただきますをした。
そしてチョコレートケーキを食べた。
俺は、アンジュの作ったチョコレートケーキがリリィの作ってくれたチョコレートケーキと味が似ていた。
だからリリィの事を思い出して懐かしくせつなくなりました。
そして自然と涙が流れた。
アンジュは、俺が涙を流したのを見て俺を優しく抱き締めてくれた。
俺は、アンジュに抱き締められてアンジュのぬくもりが気持ち良くて安心した。
だからさらに涙が流れた。
「すまない……
みっともない処を見せたね……」
俺は、アンジュにみっともない所を見せたのが恥ずかしくて照れ笑いを浮かべた。
「いえ、ロベルトさんは、日頃頑張り過ぎです。
だから気にしないでください。
そろそろ帰ります。
あんまり長くいたらロベルトさんの迷惑になります……」
アンジュは、申し訳なさそうに微笑みました。
「いや、迷惑でない……
い、いや、何でもない!?
そ、その、またな、アンジュ……」
俺は、自分がアンジュを求めているみたいな発言に戸惑った。
自分の気持ちを誤魔化す様に両手を慌てて振った。
そして優しく微笑みました
それからアンジュと別れの挨拶をした。
「はい、ごきげんようです、ロベルトさん」
アンジュは、優しく微笑んで部屋から出ていきました。
俺は、ほんのり顔を赤らめてアンジュが部屋から出ていくのを見送った。
俺は、自分のアンジュに対する気持ちの変化に気がついていなかった。
ーTo Be Continuedー
(季節外れですがクリスマス特集です)
(時間軸は、少しだけ前になります)
~第368話~
~ロベルトの目線~
(この話は、ロベルトの視点です)
俺にとって子供時代で出会った魔族の女の子のリリィとの思い出は、大切な宝物だ。
その中にクリスマスでの思い出もある。
クリスマスにリリィが俺に会いに来た。
「メリークリスマスだよ、ロベルト」
家のドアを開けるとリリィが立っていた。
そして嬉しそうにニコニコ笑顔だった。
「おう、メリークリスマスだ、リリィ!」
俺は、右手を上げて二って笑った。
そしてリリィに挨拶をした。
「ねえ、ロベルト、クリスマスケーキを作って来たんだよ。
だから一緒に食べようよ」
リリィは、鞄に入ったクリスマスケーキを俺に見せた。
「クリスマスケーキか!?
リリィの作ったケーキは、美味しいんだよな!
おう、クリスマスケーキを食べようぜ!
ほら、早く入れよ!」
俺は、リリィの作ったケーキが美味しかったです。
だからニコニコ笑顔で両手を広げた。
「うん、お邪魔します」
リリィは、遠慮しながら家に入った。
「おや、リリィちゃん、いらっしゃい」
部屋に入ってきたリリィに気がついて親父は、二って笑いました。
そしてリリィに挨拶をした。
「いらっしゃい、リリィちゃん。
良く来てくれましたね」
お母さんもリリィに気がつきました。
そして嬉しそうにニッコリと笑いました。
「お、お邪魔します、おばさん、おじさん。
あ、あの……
クリスマスケーキを作って来ました。
だからクリスマスケーキを食べてください」
リリィは、緊張しながら挨拶をした。
そしてクリスマスケーキを鞄から出しました。
チョコレートのクリスマスケーキをお母さん達に向けました。
「ありがとうね、リリィちゃん。
それでは、リリィちゃんのクリスマスケーキと私が作った料理も一緒に食べましょう」
お母さんは、リリィからクリスマスケーキを受け取り嬉しそうに優しく微笑みました。
クリスマスケーキと一緒に料理を食べる事を提案しました。
お母さんは、リリィのチョコレートケーキを俺とリリィとお母さんと親父の4人分に切り分けました。
そしてチョコレートケーキをそれぞれの席の前に置きました。
「メリークリスマス……」
親父は、ワインの入ったコップを上げた。
「「「メリークリスマス!」」」
俺とリリィとお母さんは、ジュースの入ったコップを上に上げました。
そしてコップを互いにくっつけて乾杯をしました。
「うん、やっぱりリリィのケーキは、美味しいよな!」
俺は、リリィの作ったケーキを食べてケーキが美味しくてニコニコ笑顔になった。
「んっ……
リリィちゃんの作ったケーキは、美味しいな……」
親父もリリィの作ったケーキを食べて薄く微笑んだ。
「本当にケーキが美味しいですね。
ねえ、リリィちゃん、うちの子のロベルトと結婚して家族になるつもりがない?
リリィちゃんみたいな料理が上手な子がロベルトと結婚してくれたら嬉しいわ……」
お母さんは、リリィの作ったケーキを食べて幸せそうにニコニコ笑顔になりました。
リリィに俺と結婚する事を提案した。
「えっ!?
あ、あの……
そ、その……」
リリィは、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯いた。
「な、何を言うんだ、お母さん!?」
俺は、お母さんの言葉を聞いて顔を真っ赤にして慌てた。
「どうして?
こんなにも良い子は、いないわよ。
ロベルト、ちゃんとリリィちゃんを捕まえておきなさいよ」
お母さんは、俺とリリィをからかうようにクスクスって笑った。
俺とリリィは、恥ずかしくて互いに俯いた。
俺は、この先もリリィと一緒にこうして過ごせると思っていた。
でもリリィが村の奴等に殺された。
だからそれは、無理になった。
俺は、人間に憎悪を感じる様になりました。
人間を滅ぼすため魔族の仲間になった。
でもアンジュに邪魔をされてアンジュに恐怖する様になった。
でも最近アンジュがリリィと似ている感じがした。
だから徐々に人間への憎悪がなくなり初めているのに気がついた。
それからアンジュの側にいると落ち着く自分に戸惑いを感じた。
そんな時にアンジュが俺に話し掛けてきた。
「クリスマスパーティーを開きます。
宜しかったらロベルト様もクリスマスパーティーに参加してもらえませんか?」
アンジュは、控え目に俺を見つめました。
俺をクリスマスパーティーを誘った。
「いや、クリスマスパーティーの参加は、遠慮させてもらう……」
俺は、アンジュの事を知りたくてクリスマスパーティーに参加しようとした。
でもアンジュと仲良くなると人間への憎悪がなくなるのが怖くなった。
だからクリスマスパーティーの参加を断った。
「そうですか……
ロベルトさんと仲良くなればと思い誘いました。
でもすいません、ロベルトさんには、迷惑でしたよね……
無理を言ってすいません……」
アンジュは、俺に断れて寂しそうに微笑んだ。
「い、いや、俺のわがままだったからね……
俺は、もう行くな……」
俺は、アンジュの寂しそうな表情を見て胸が締め付ける様な切ない奇妙な感じがした。
自分が自分でない感じがした。
だから戸惑いアンジュから離れないと焦りを感じた。
それからクリスマスイブにアンジュが俺の部屋の前で待っていた。
「ロベルトさん、お待ちしていました」
アンジュは、俺に気がついて嬉しそうにニッコリと笑った。
「ア、アンジュ……?
な、何か用か?」
俺は、アンジュが会いに来たのを気がついた。
そして戸惑いながらアンジュを見つめた。
「ロベルトさん、メリークリスマスです。
そ、その……
クリスマスケーキを作って来ました。
だから宜しかったら食べてください」
アンジュは、控え目にクリスマスケーキの入った箱を俺に渡した。
「あ、ああ……
メリークリスマス……
あ、ありがとう、アンジュ……」
俺は、アンジュの行動に戸惑いながらアンジュを見つめた。
「そ、それでは、私は、もう行きますね……」
アンジュは、俺の行動を見て寂しそうに微笑みました。
軽く頭を下げて去って行こうとした。
「ま、待て!?
そ、その……
1人では、こんなにも食べられない……
だから一緒にクリスマスケーキを食べに行かないか……?」
俺は、寂しそうなアンジュを見てこのままアンジュを帰したらいけない気持ちになりました。
だから慌ててアンジュを呼び止めてしまった。
自分でも何故アンジュを自分の部屋に誘ったのか解らずに戸惑った。
「ロベルトさんの部屋でですか……?
そうですね……
せっかくだからロベルトさんの気持ちに甘えさせてもらいます……」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにやんわりと微笑みました。
俺の部屋でクリスマスケーキを食べていく事を賛同した。
俺は、アンジュを俺の部屋に入れるとクリスマスケーキを箱から出した。
箱からチョコレートケーキが出てきた。
チョコレートケーキを見てビックリした。
だってリリィの作ったチョコレートケーキと良く似ていましたからです。
俺は、自分の戸惑いを誤魔化す様に2つに切り分けました。
お皿の上にクリスマスケーキを置きました。
そしてテーブルの上に置きました。
そして紅茶の入ったコップもテーブルの上に置いた。
「「いただきます……」」
俺とアンジュは、両手を合わせていただきますをした。
そしてチョコレートケーキを食べた。
俺は、アンジュの作ったチョコレートケーキがリリィの作ってくれたチョコレートケーキと味が似ていた。
だからリリィの事を思い出して懐かしくせつなくなりました。
そして自然と涙が流れた。
アンジュは、俺が涙を流したのを見て俺を優しく抱き締めてくれた。
俺は、アンジュに抱き締められてアンジュのぬくもりが気持ち良くて安心した。
だからさらに涙が流れた。
「すまない……
みっともない処を見せたね……」
俺は、アンジュにみっともない所を見せたのが恥ずかしくて照れ笑いを浮かべた。
「いえ、ロベルトさんは、日頃頑張り過ぎです。
だから気にしないでください。
そろそろ帰ります。
あんまり長くいたらロベルトさんの迷惑になります……」
アンジュは、申し訳なさそうに微笑みました。
「いや、迷惑でない……
い、いや、何でもない!?
そ、その、またな、アンジュ……」
俺は、自分がアンジュを求めているみたいな発言に戸惑った。
自分の気持ちを誤魔化す様に両手を慌てて振った。
そして優しく微笑みました
それからアンジュと別れの挨拶をした。
「はい、ごきげんようです、ロベルトさん」
アンジュは、優しく微笑んで部屋から出ていきました。
俺は、ほんのり顔を赤らめてアンジュが部屋から出ていくのを見送った。
俺は、自分のアンジュに対する気持ちの変化に気がついていなかった。
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