29 / 60
私の侍女
しおりを挟む
「平民の間ではどうでしょうか?誉れ高い我国の英雄様は国一番の強さを持ちながらとてもとても慈悲深い方で、行く宛のない移民の娘を娶ったと言われるのです。騎士爵様の名声は益々上がるでしょう!でも、ココア様は拾われた憐れな移民の娘です。」
「そうですわね。平民と言ってもココア様を見たら異国の方とすぐに気が付きますから…。」ミランダさんが呟いた。
「騎士爵様に縁談を持ってきた裕福な平民は移民を拾うぐらいなら、自分の娘でも押せばいけると益々躍起になるでしょう。重婚は重罪ですから騎士爵様が離婚されたらすぐにでも釣書が大量に届くでしょうし、ココア様に危害を与えようと狙う者もいるやもしれません。」
「まて、どうして離婚等そんな不穏な事を言うのだ!これから結婚をしようという時に。」
「騎士爵様はご存知ですわよね。離婚の条件を?」
「勿論。子を成したら妻が望めば離婚が叶うということだろう?お前はココアがそうすると思っているのか?」
ランブランさんが立ち上がって声を荒げた。
「お前は私と結婚したらココアが周りの目に耐えられず離婚を選ぶだろうと言いたいんだな?」
私はランブランさんの不安を取り除きたいと思った。
「ベリゼさん。あなたがおっしゃりたいことはよくわかりました。確かに…私の考えが足りませんでした。ランブランさんとの結婚は私が思っていた結婚とは違う気がします。」
ランブランさんは私の方を振り向くととても悲しそうな顔をした。
「この国に来てからまだ、一月程です。外にも出ていませんから世間の事がわかりません。私の知るランブランさんが一体どれほど凄い人なのか正直想像できません。思いが一緒ならそれでいいと思っていました。なので結婚に対する心構え…というか覚悟が足りていませんでした。だからこれからはランブランさんが連れて歩いて恥ずかしくないように、ヒベルニカ夫妻と認めてもらえるように努力しようと思います。」
ランブランさんは私を包むように抱き寄せると耳元で小さくありがとう、と言った。
「それはそれは…気が付いていただけてよかったです。つかぬことをお伺いいたしますが、ココア様のご年齢は?お若く見えますが…。」
「22歳です。」
「あの、初婚でいらっしゃいますか?」
「えっ、勿論です!」
「そうですか。いえ、この国では18歳で結婚する女性が殆どですから。ですと…3年以内にお子ができるように頑張って下さい。それでないと次の結婚が28歳になってしまいます。子どもを産む適齢期は30歳頃迄となりますからね。もしも、次の結婚でも子どもが出来ないとなると孕めない女として縁談が無くなります。その後の身の振り方を…」
「あの、子どもを産まないと離婚なんですか?」
「そうですよ。男性は女性の為に資産を使いますからね、三年たっても子ができないと男性から一方的に離婚できる権利があるのです。特に初婚の男性はそうされますね。次の結婚で子どもを得るために。」
「えっ、酷くないですか?男性の方が種無しとか問題があるかもしれないのに。」
私はいまだランブランさんの腕の中だった。
「ココア、そんなことは考えなくてもいいぞ。私は言っただろう?妻が欲しいと。子どもはその次だと。」
「でも、私に子どもが産めなかったらどうするんですか?」
「私はそれでもいい。ふふふ、ココアが言ったように私が種無しかもしれないだろう?君が種無しなんて言葉を使うとは。それでも、ココアが子どもが欲しいと言ったらば離婚はしないが誰かに頼んで種を…。」
私はランブランさんを押しやって言った。
「私のいた所は、望んで子どもを作らない夫婦もいましたし、子どもが欲しくて出来なかった人達でもお互いを大切にして一生添い遂げる人も多かったです。だから、ランブランさんは私に他の男性に種を貰う何て、金輪際言わないで下さい!私に誰かとそういう事をしろってことですよね?」
「いや、申し訳ない。今の言葉は過ちだ。冗談…にしても酷い言葉だった。ココア、勿論私は誰にも君に触れさせるつもりは無いんだ。ただ、私は君の望みを叶えるために全力を尽くす、そう言いたかった。」
そんな私達を呆れたような目でベリゼさんが見つめていた。
私達がイチャイチャしているのを見かねたエドリにランブランさんが剥がされた。
「余計な心配だったようですね。では。ココア様をお借りして宜しいですか?」
私はベリゼさんとミランダさんに私室に連れて行かれヘアメイクをされた。
確かに…先程のほぼスッピンではドレスが浮いていたけどこの綺麗なブルーのドレスにはちゃんとメイクした方が着てる感が出る。
緩くアップにされた髪にブルーのリボンを入れて編み込んでもらえば断然お嬢様感が出た。
デコルテや見えている肘より下に良い香りのクリームを塗って貰えば隙がなくきちんとした育ちの良い女性に見えた。
「私が言いたかったことは分かりますか?ココア様。」
「はい。よく分かりました。私、元々お化粧が好きではなくてですね…おっしゃる通り美容をさぼっていました。思い出しました。姉がよく言ってたんですよ。化粧は女の気合を入れるため…戦闘服のような物だって。もう一人の姉は化粧がうまくて詐欺メイクでした!」
「詐欺メイク…」
ミランダさんとベリゼさんが笑ったので和やかな良いムードに包まれた。
応接室に戻った私を見てランブランさんもエドリさんも嬉しそうにニコニコしていた。
今まで何も言われなかったけどやっぱり少しでも綺麗な方がいいよね。
自分でも気分が上がるし…
そして…ベリゼさんは私の侍女に決定した。
「そうですわね。平民と言ってもココア様を見たら異国の方とすぐに気が付きますから…。」ミランダさんが呟いた。
「騎士爵様に縁談を持ってきた裕福な平民は移民を拾うぐらいなら、自分の娘でも押せばいけると益々躍起になるでしょう。重婚は重罪ですから騎士爵様が離婚されたらすぐにでも釣書が大量に届くでしょうし、ココア様に危害を与えようと狙う者もいるやもしれません。」
「まて、どうして離婚等そんな不穏な事を言うのだ!これから結婚をしようという時に。」
「騎士爵様はご存知ですわよね。離婚の条件を?」
「勿論。子を成したら妻が望めば離婚が叶うということだろう?お前はココアがそうすると思っているのか?」
ランブランさんが立ち上がって声を荒げた。
「お前は私と結婚したらココアが周りの目に耐えられず離婚を選ぶだろうと言いたいんだな?」
私はランブランさんの不安を取り除きたいと思った。
「ベリゼさん。あなたがおっしゃりたいことはよくわかりました。確かに…私の考えが足りませんでした。ランブランさんとの結婚は私が思っていた結婚とは違う気がします。」
ランブランさんは私の方を振り向くととても悲しそうな顔をした。
「この国に来てからまだ、一月程です。外にも出ていませんから世間の事がわかりません。私の知るランブランさんが一体どれほど凄い人なのか正直想像できません。思いが一緒ならそれでいいと思っていました。なので結婚に対する心構え…というか覚悟が足りていませんでした。だからこれからはランブランさんが連れて歩いて恥ずかしくないように、ヒベルニカ夫妻と認めてもらえるように努力しようと思います。」
ランブランさんは私を包むように抱き寄せると耳元で小さくありがとう、と言った。
「それはそれは…気が付いていただけてよかったです。つかぬことをお伺いいたしますが、ココア様のご年齢は?お若く見えますが…。」
「22歳です。」
「あの、初婚でいらっしゃいますか?」
「えっ、勿論です!」
「そうですか。いえ、この国では18歳で結婚する女性が殆どですから。ですと…3年以内にお子ができるように頑張って下さい。それでないと次の結婚が28歳になってしまいます。子どもを産む適齢期は30歳頃迄となりますからね。もしも、次の結婚でも子どもが出来ないとなると孕めない女として縁談が無くなります。その後の身の振り方を…」
「あの、子どもを産まないと離婚なんですか?」
「そうですよ。男性は女性の為に資産を使いますからね、三年たっても子ができないと男性から一方的に離婚できる権利があるのです。特に初婚の男性はそうされますね。次の結婚で子どもを得るために。」
「えっ、酷くないですか?男性の方が種無しとか問題があるかもしれないのに。」
私はいまだランブランさんの腕の中だった。
「ココア、そんなことは考えなくてもいいぞ。私は言っただろう?妻が欲しいと。子どもはその次だと。」
「でも、私に子どもが産めなかったらどうするんですか?」
「私はそれでもいい。ふふふ、ココアが言ったように私が種無しかもしれないだろう?君が種無しなんて言葉を使うとは。それでも、ココアが子どもが欲しいと言ったらば離婚はしないが誰かに頼んで種を…。」
私はランブランさんを押しやって言った。
「私のいた所は、望んで子どもを作らない夫婦もいましたし、子どもが欲しくて出来なかった人達でもお互いを大切にして一生添い遂げる人も多かったです。だから、ランブランさんは私に他の男性に種を貰う何て、金輪際言わないで下さい!私に誰かとそういう事をしろってことですよね?」
「いや、申し訳ない。今の言葉は過ちだ。冗談…にしても酷い言葉だった。ココア、勿論私は誰にも君に触れさせるつもりは無いんだ。ただ、私は君の望みを叶えるために全力を尽くす、そう言いたかった。」
そんな私達を呆れたような目でベリゼさんが見つめていた。
私達がイチャイチャしているのを見かねたエドリにランブランさんが剥がされた。
「余計な心配だったようですね。では。ココア様をお借りして宜しいですか?」
私はベリゼさんとミランダさんに私室に連れて行かれヘアメイクをされた。
確かに…先程のほぼスッピンではドレスが浮いていたけどこの綺麗なブルーのドレスにはちゃんとメイクした方が着てる感が出る。
緩くアップにされた髪にブルーのリボンを入れて編み込んでもらえば断然お嬢様感が出た。
デコルテや見えている肘より下に良い香りのクリームを塗って貰えば隙がなくきちんとした育ちの良い女性に見えた。
「私が言いたかったことは分かりますか?ココア様。」
「はい。よく分かりました。私、元々お化粧が好きではなくてですね…おっしゃる通り美容をさぼっていました。思い出しました。姉がよく言ってたんですよ。化粧は女の気合を入れるため…戦闘服のような物だって。もう一人の姉は化粧がうまくて詐欺メイクでした!」
「詐欺メイク…」
ミランダさんとベリゼさんが笑ったので和やかな良いムードに包まれた。
応接室に戻った私を見てランブランさんもエドリさんも嬉しそうにニコニコしていた。
今まで何も言われなかったけどやっぱり少しでも綺麗な方がいいよね。
自分でも気分が上がるし…
そして…ベリゼさんは私の侍女に決定した。
11
あなたにおすすめの小説
『有能すぎる王太子秘書官、馬鹿がいいと言われ婚約破棄されましたが、国を賢者にして去ります』
しおしお
恋愛
王太子の秘書官として、陰で国政を支えてきたアヴェンタドール。
どれほど杜撰な政策案でも整え、形にし、成果へ導いてきたのは彼女だった。
しかし王太子エリシオンは、その功績に気づくことなく、
「女は馬鹿なくらいがいい」
という傲慢な理由で婚約破棄を言い渡す。
出しゃばりすぎる女は、妃に相応しくない――
そう断じられ、王宮から追い出された彼女を待っていたのは、
さらに危険な第二王子の婚約話と、国家を揺るがす陰謀だった。
王太子は無能さを露呈し、
第二王子は野心のために手段を選ばない。
そして隣国と帝国の影が、静かに国を包囲していく。
ならば――
関わらないために、関わるしかない。
アヴェンタドールは王国を救うため、
政治の最前線に立つことを選ぶ。
だがそれは、権力を欲したからではない。
国を“賢く”して、
自分がいなくても回るようにするため。
有能すぎたがゆえに切り捨てられた一人の女性が、
ざまぁの先で選んだのは、復讐でも栄光でもない、
静かな勝利だった。
---
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
【12月末日公開終了】有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
【12月末日公開終了】これは裏切りですか?
たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。
だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。
そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?
【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。
私の手からこぼれ落ちるもの
アズやっこ
恋愛
5歳の時、お父様が亡くなった。
優しくて私やお母様を愛してくれたお父様。私達は仲の良い家族だった。
でもそれは偽りだった。
お父様の書斎にあった手記を見た時、お父様の優しさも愛も、それはただの罪滅ぼしだった。
お父様が亡くなり侯爵家は叔父様に奪われた。侯爵家を追い出されたお母様は心を病んだ。
心を病んだお母様を助けたのは私ではなかった。
私の手からこぼれていくもの、そして最後は私もこぼれていく。
こぼれた私を救ってくれる人はいるのかしら…
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
❈ ざまぁはありません。
【完結】中継ぎ聖女だとぞんざいに扱われているのですが、守護騎士様の呪いを解いたら聖女ですらなくなりました。
氷雨そら
恋愛
聖女召喚されたのに、100年後まで魔人襲来はないらしい。
聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれる、守護騎士様。
でも、なぜか予言が大幅にずれて、私たちの目の前に、魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が、魔神から受けた呪いを解いたら、私は聖女ですらなくなってしまって……。
「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」
守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう、王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、私を探し当てた、聖女様と呼んで、私と一定の距離を置いていたはずの守護騎士様の様子は、どこか以前と違っているのだった。
元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレ物語。
小説家になろう様にも、投稿しています。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる