3 / 10
始まり
3
しおりを挟む
スキルは取得したはず。何故?
スキル環境把握より通知。状態異常、盲目です。
「盲目?」
スキル貴方より通知。はい。A及び主体の効果はリンクされます。
続けて、スキル環境把握より警告。環境把握にて生命体の反応を感知。レベル49のヴィッチです。
環境把握より通知。状態異常、盲目です。
って警告が遅い。だが、そんな事は言ってられない。なにせ相手はレベル49のヴィッチ。盲目で逃げたとしても木にぶつかるのがオチだ。
どうすれば。
「おやおや、こんな所に美味しそうな精霊が居るじゃないかい」
不気味に笑うヴィッチ。
スキル環境把握より警告。近づいて来ます。
「片方は肉体を持っているのか。これは肉人しても美味そうだ」
声は耳元で鳴る。
死んだ。
転生してもまた死ぬのか。
スキル貴方より通知。ヴィッチは物理攻撃に弱いです。
そんな事は知ってるよ。
スキル貴方より通知。Sスキルゾーンを取得しました。実行を試み。
スキルゾーンにより、思考が加速。
声がスローで聞こえる。
スキル貴方より通知。コピーとのテレパシーを試み。
成功しました。
「どうする?」
「どうするって言われましても。この状況は」
「崖っぷち」
「そうです」
「で、さっき肉体を持っているとヴィッチは言ったがどっちの事?」
「多分私の事です」
「よく分からないが、生命起源のスキルによる物か」
「おそらくは」
「でだ、何となくヴィッチを殴れ」
「え? 見えませんよ! わかりませんよ!」
スキル環境感知を試み。
薄っすら、何かが見える。
何というか、エコーのような感じだ。
「分かりました。殴れば良いんですね」
何やら、骨が折れるような鈍い音がした。
「ぐはっ。何をする? ほう分かった早く喰われたいのか」
スキル環境把握より通知。相手の体力は残り72%です。
は?
「無理ですー!」
そうして、私らはヴィッチに捕まった。
気づけば、ヴィッチの家に居た。
「ちょっと何やってるんだ?」
「何って。殴っただけですよ!」
「よし。じゃぁ肉体を捌くとするか」
スキルゾーンを試み。実行を確認。
「ごめんね私。短い間だったけど楽しかったよ」
「涼ちゃんって呼んでくれてありがとう。嬉しかった」
「ごめんね。さよなら」
そう言ってテレパシーが切れた。
同時に、盲目も消えた。
そこに居たのは、肉塊になった彼女だった。
鮮血が舞ってピンク色の肉が顕になっている。
スキル生命起源より通知。対象Aの毒化を試み。失敗しました。
スキル生命起源より通知。肉体再構築の試み。
続けてスキル貴方より通知。スキル自己再生を取得。
死ぬのか。自分は死ぬのか。
あーこの世の食べ物食べたかったな。
そんな事を考えている時も、骨を折る音が鳴り響く。
はぁ。
死ぬのか。
まぁいいか。
お母さん。楽しかったよ。
「私が死んだと思った?」
え?
「そんな泣き顔してるんじゃないわよ。生きたいんでしょ?」
うん。
スキル生命起源より通知。肉体の再構築が完了しました。
目の前に現れたのは裸の女。
「え? 裸?」
「うるさい。目を閉じてて」
スキル融合より通知。スキル人格を対象Bにコピー融合。
終了しました。
そして、動ける様になった彼女は気が緩んでいたヴィッチを袋叩きにしたのであった。
「終わったのか?」
「終わりました」
そんなこんなで、私らは家を手に入れた。そして微量ながらヴィッチの服も手に入れた。
これを拠点に新しい日々が始まる。はず。
先が思いやられるが。
スキル貴方より通知。レベルアップ。レベルは1から4に上がりました。
新規スキル。SスキルBを取得しました。
スキル環境把握より通知。状態異常、盲目です。
「盲目?」
スキル貴方より通知。はい。A及び主体の効果はリンクされます。
続けて、スキル環境把握より警告。環境把握にて生命体の反応を感知。レベル49のヴィッチです。
環境把握より通知。状態異常、盲目です。
って警告が遅い。だが、そんな事は言ってられない。なにせ相手はレベル49のヴィッチ。盲目で逃げたとしても木にぶつかるのがオチだ。
どうすれば。
「おやおや、こんな所に美味しそうな精霊が居るじゃないかい」
不気味に笑うヴィッチ。
スキル環境把握より警告。近づいて来ます。
「片方は肉体を持っているのか。これは肉人しても美味そうだ」
声は耳元で鳴る。
死んだ。
転生してもまた死ぬのか。
スキル貴方より通知。ヴィッチは物理攻撃に弱いです。
そんな事は知ってるよ。
スキル貴方より通知。Sスキルゾーンを取得しました。実行を試み。
スキルゾーンにより、思考が加速。
声がスローで聞こえる。
スキル貴方より通知。コピーとのテレパシーを試み。
成功しました。
「どうする?」
「どうするって言われましても。この状況は」
「崖っぷち」
「そうです」
「で、さっき肉体を持っているとヴィッチは言ったがどっちの事?」
「多分私の事です」
「よく分からないが、生命起源のスキルによる物か」
「おそらくは」
「でだ、何となくヴィッチを殴れ」
「え? 見えませんよ! わかりませんよ!」
スキル環境感知を試み。
薄っすら、何かが見える。
何というか、エコーのような感じだ。
「分かりました。殴れば良いんですね」
何やら、骨が折れるような鈍い音がした。
「ぐはっ。何をする? ほう分かった早く喰われたいのか」
スキル環境把握より通知。相手の体力は残り72%です。
は?
「無理ですー!」
そうして、私らはヴィッチに捕まった。
気づけば、ヴィッチの家に居た。
「ちょっと何やってるんだ?」
「何って。殴っただけですよ!」
「よし。じゃぁ肉体を捌くとするか」
スキルゾーンを試み。実行を確認。
「ごめんね私。短い間だったけど楽しかったよ」
「涼ちゃんって呼んでくれてありがとう。嬉しかった」
「ごめんね。さよなら」
そう言ってテレパシーが切れた。
同時に、盲目も消えた。
そこに居たのは、肉塊になった彼女だった。
鮮血が舞ってピンク色の肉が顕になっている。
スキル生命起源より通知。対象Aの毒化を試み。失敗しました。
スキル生命起源より通知。肉体再構築の試み。
続けてスキル貴方より通知。スキル自己再生を取得。
死ぬのか。自分は死ぬのか。
あーこの世の食べ物食べたかったな。
そんな事を考えている時も、骨を折る音が鳴り響く。
はぁ。
死ぬのか。
まぁいいか。
お母さん。楽しかったよ。
「私が死んだと思った?」
え?
「そんな泣き顔してるんじゃないわよ。生きたいんでしょ?」
うん。
スキル生命起源より通知。肉体の再構築が完了しました。
目の前に現れたのは裸の女。
「え? 裸?」
「うるさい。目を閉じてて」
スキル融合より通知。スキル人格を対象Bにコピー融合。
終了しました。
そして、動ける様になった彼女は気が緩んでいたヴィッチを袋叩きにしたのであった。
「終わったのか?」
「終わりました」
そんなこんなで、私らは家を手に入れた。そして微量ながらヴィッチの服も手に入れた。
これを拠点に新しい日々が始まる。はず。
先が思いやられるが。
スキル貴方より通知。レベルアップ。レベルは1から4に上がりました。
新規スキル。SスキルBを取得しました。
0
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』
宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる