ムーンフェイズ・ウィルド・アルファ

熊野八太

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25.薬を使うんですよね

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 次の日の昼休み、いつものメンバー――あたしとキャリルとサラとジューンで昼食をとった後に、外の適当なベンチに移動してあたしたちはおしゃべりをしていた。

 そこにカリオが現れた。

 何やらもじもじしているぞ。

「ちょっといいだろうか。レノから聞いたんだけど、訂正しておきたいことがあるんだ」

「レノから? どうしたのよ突然」

「ああ。ウィンたちが、俺が『エリー先輩に興味がある』って話になってるみたいだから訂正しておきたかったんだ」

「あら、あのあと風紀員会の部屋に残ってお話を聞いていたのではなくて?」

「話は聞いたけれど、蒼蛇流セレストスネークのことを訊いていたんだ。ライナス先輩よりも才能があるっていうから、トレーニングの話とか訊いてみたくてさ」

 カリオが話しているのをみて、サラが獲物を見つけたような表情を浮かべる。

「そんなん、その先輩と付きおうたらええハナシやん」

「サラがそんなこと言うのかよ……。エリー先輩はなんか親戚の姉ちゃんみたいで付き合うのは嫌だよ」

「またまたぁ。それもまた縁があったのとちゃうん?」

「縁って言ってもなぁ……。俺は付き合うならもっと優しい人と付き合いたいよ」

 そう言ってカリオの耳がしなしなと垂れる。

 あたし的にはエリー先輩も十分優しそうと思うのだけど。

 好みとかめんどくさいよね、などと思いつつカリオとサラのやり取りを観察する。

「優しい人? んー……それやったらウチとかになってしまうやんなぁ」

「……お、おう」

 なにやらカリオがもじもじしながら困った表情を浮かべているぞ。

「そこは即答やろ? ウチをどないおもっとんのや? あ゛?」

「ヤサシイヒトダトオモッテイマス」

「うん、よろしい」

 なんだろう、この微妙に青い春を感じるやり取りは。

 そんなことを思って視線を動かすと、ジューンも生暖かい視線を二人に向けていた。

「そ、それでな。エリー先輩からトレーニングの話を聞いていたら、料理研で料理を作るのが格闘術の鍛錬になるっていうんだ」

「それは……あたしも初耳かも」

「ああ。並列的な思考能力とか、効率的な移動だとか、肉をはじめとした食材の状態の把握だとか、色んなコツが武術に通じるって母親から習ったらしいんだ」

「それはなかなか興味深い視点ですの」

 あたしにも何やら地球でのカンフー映画で、そういう描写があったような記憶が一瞬脳裏によぎる。

 ともあれ、確かに食材の状態の把握などは面白い切り口かもしれない。

 肉というものを扱うなら特に。

「そうなんだ。……それでな、サラ、あとジューンも。俺料理研究会に顔を出そうと思ってるんだけど、食品研とも接点があるからさ。改めてよろしくな」

「そういうことやったら無理難題を用意して迎え撃ったるわ。楽しみにしとき」

「ふふ。分かりました」

「お手柔らかにおねがいします……」

 そうしてあたしたちはカリオが去って行くのを見送った。

苦労しそう、、、、、だなぁ、カリオ」

苦労しそう、、、、、ですねぇ、カリオ」

 あたしとジューンが呟いていると、サラが「どんな食材で迎え撃ったろう」などと嬉しそうな表情を浮かべていた。



 放課後になったので、あたしは高等部の職員室に向かった。

 リー先生が話を通してくれているということだから、何か具体的な話ができるといいのだけれど。

 職員室に入ったところで室内を見渡すと、リー先生の後ろ姿が見えたので近づいてみる。

「リー先生、こんにちは。いまお忙しいですか?」

「――あら、ウィンさん。そうですね。そろそろ来る頃かと思っていたんですよ」

 リー先生はそう告げて室内を見やり、席を立つ。

「先生たちを紹介するわ。付いてきて」

「はい」

 最初に先生は男性教師をあたしに紹介した。

「こちらが、あなたが所属する薬草薬品研究会の顧問の先生です」

 あたしが挨拶すると、男性教師はこちらに向き直って応じた。

「こんにちは、初めまして。スコット・コーネルだ。高等部では魔法農学を教えているよ。話は聞いているけど、なかなか興味深いことに目をつけるじゃないか。……ええと、リー先生、会議室は使ってるはずだけどどうする?」

 年代はリー先生と同じくらいだろうか。

 あたしの母さんの一回り上くらいじゃないかと思う。

 教師といっても、農場にいる方が似合いそうなラフな雰囲気があって話しやすそうだ。

「そうですね。あちらのソファで話しましょう。先に行っていてください……ウィンさん、もう一人紹介します」

 そうして女性教師を紹介されたので挨拶する。

 先ほどのスコット先生がリー先生と同じくらいの年代に見えたけれど、こちらの女性教師はさらにもう一回り上の世代かもしれない。

「初めまして、私はアミラ・バードだ。よろしくねウィンさん。聞いてると思うけど、担当は魔法医学で回復魔法研究会の顧問をしている」

 そう告げてアミラ先生はニコリと笑う。

 お医者さんに接するときのようなカチッとした印象を感じさせるが、同時に人に接することに慣れている雰囲気ももつ先生だと思う。



 職員室の端で衝立に仕切られた場所にソファが置かれている。

 そこにあたしたちは集まったけど、どうやら打合せスペースのように使われているらしい。

 ちなみに、忙しいだろうにリー先生も参加してくれた。

「それで、『医学に役立つような薬草や薬品の勉強』だったか。いままでは医者がその辺は担当していたね」

 まずアミラ先生が口を開いた。

「薬草や薬品の原料は農業で作るけど、薬品の一部は鉱物なんかからも取り出したりするんだろ?」

「そうだね」

 スコット先生の確認をアミラ先生が肯定した。

「植物だろうが鉱物だろうが、人体に有害かを判断するのが医者だからってことで農学と住み分けができてきたんだ。だからウィンさんが興味を持った部分は医学の範疇になるねぇ」

 そこまで聞いて、あたしはふと気づく。

 医者は、医療行為に使うための薬を自分たちの責任で用意する必要があるわけだ。

 これは職人だったら、職人が必要な薬を自前で用意するかも知れない。

 薬薬研で微生物の話を聞いたけれど、発酵に必要なカビは職人が用意していたりするわけだし。

 この世界は、【鑑定アプレイザル】の魔法があったりする関係で、物の性質の把握には『法則性をみつける』などの視点が足りないのだろうか。

 そういえば、この世界では錬金術とか化学という単語は聞いたことが無い気がする。

 もちろん、あたしの不勉強もあるかも知れないけど。

「ウィンさん?」

「……ああ、済みません。話を聞いていて、ふと考えてしまったんです。魔法が効かない病気を治すのには、薬を使うんですよね?」

「そうだね。他には、魔力の節約のために薬を使う場合もある」

「薬や薬草の改良も、お医者さんの仕事なんですか?」

 あたしが質問すると、スコット先生が苦笑する。

「そのあたりがややこしい話でね。薬草の改良はいままで農学が行ってきたけど、それは収穫量とか植物の強さなどを高めていた」

「病気への効きやすさを研究していた訳じゃ無いのさ」

 アミラ先生がスコット先生の話に補足した。

「病気への薬の効きやすさって、どんなことで決まるんでしょうね?」

「……その質問が出たってことで、ウィンさんはやっぱり医学を学ぶべきだと思うよ。効きやすさについては、患部の特定とこれまでの症例からの経験則だね。ほかにも考えることは山ほどあるけどね」

 そう告げて、アミラ先生が苦笑した。

「それじゃあ、……薬草とか薬品のことを考えながら医学のことを勉強するなら、何から始めればいいですか?」

「医者の立場から言えば、生理学と解剖学は最初に勉強したほうがいいね。人間の体の仕組みを学ぶことは医学の基本だよ。――回復魔法研究会に来たら図解の入門書があるよ」

「分かりました。一度、回復研に伺います」

「後はそうだなぁ……。薬草や薬を使うのなら、二つ覚えておいた方がいい魔法がある。一つは【鑑定アプレイザル】で、もう一つは【分離セパレイト】だ。両方とも薬薬研部長のジャスミン君が教えられるから訊いてみて欲しい」

 アミラ先生とのやりとりに、スコット先生が補足した。

「分かりました」

「魔法はどれも使い方によっては危険だけれど、【分離セパレイト】の魔法は【分解ブレイク】の魔法と並んで注意が必要な魔法だから、気を付けて練習してほしい」

「注意ですか?」

「例えばだけど、土の中から水分を取り除こうとして魔法の範囲を誤ったら、自分の身体がカラカラになりかねない」

「そ、それは気を付けます」

 普通に攻撃魔法に使えそうだなそれ。

「まあ、普通は身体の防御機構に抵抗レジストされるだろうし、【石つぶてストーンバレット】みたいな純粋な攻撃魔法よりは安全だけれどね」

 そう言ってスコット先生は笑った。

「それじゃあまとめると、当面は生理学と解剖学? を勉強しながら、鑑定と分離の魔法を練習する感じですね」

「そうだね。生理学と解剖学の入門書が終わったら、高等部で使ってる教科書を読み始めればいい。これも回復研にあるけど、またいつでも相談して頂戴」

「ありがとうございます」

「鑑定と分離は、組合わせて使えるくらいまでは練習したほうがいいと思う。例えばだけど砂とか土に塩を混ぜてそれを鑑定する。その鑑定結果を元に塩だけ分離するとかをやってみるといい。鑑定結果って頭の中に情報が直接浮かぶだろ? それを次の魔法発動の切っ掛けにするんだ」

「難しそうですね」

 魔法の発動のイメージの問題かもしれないけど、やったことは無いな。

「初めのうちは難しいだろう。先輩たちにコツを聞いてもいいし、僕に相談してくれても構わないよ」

「分かりました、ありがとうございます」

「やっぱりウィンさんは問題を整理するのが上手いわね」

 黙って横であたしと先生たちのやり取りを見ていたリー先生が口を開く。

「いいえ? そんなこと無いですよ。アミラ先生とスコット先生がうまく話を動かしてくれたからですよ」

「このお二人が優秀なのは、学院の高等部で教鞭をとっている時点で当たり前ですよ。特にアミラ先生は元宮廷医師ですしね」

「よしとくれよリー先生。……ウィンさんは問題の整理というか、物ごとの着眼点がいいのかも知れないね」

「あまり自覚は無いんですけど。余談というか、小さいころからあたしはラクをするためなら頑張れるようなところがあるみたいなんです」

「なかなか哲学的じゃないか」

 スコット先生が微笑む。

「別に恥じることじゃないさ。ラクをするってことは無駄を省くってことだよ、真面目にやってるならね。ウィンさんは充分真面目だと私は思うよ――今のところはね」

 ニヤリと笑いながらアミラ先生が告げた。

「う……、今後も頑張ります」

「ははは。まぁ、回復研の子を除けば魔法医学の勉強は高等部からの内容だ。焦らないでゆっくりやるといいと思うよ」

「はい」

 そのあと先生たちにお礼を言ってから、あたしは高等部の職員室を後にした。
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