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<最終章>お花屋さんと森の記憶
開かれた道
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オルガは寝台の上で、マルタから渡された腕飾りを指先で弄びながら深く息を吐いた。
そのため息は、もはや数えきれないほど重ねたうちのひとつだった。
レオニダスとアマンダが並んでいる姿を目にするたび、胸の奥がざわめき、胃のあたりが締めつけられるように痛む。
息が詰まる。
苦しい。
この感情が何なのかわかっている。
でもそれを言葉にすることで、認めてしまっているようで嫌だった。
(……人を好きになるって、こんなに苦しいことなの?)
やり場のない苛立ちが込み上げ、オルガは唇を噛んだ。
そんなとき、ノックもなく扉がわずかに開き、セフォラが顔を覗かせた。
「オルガさん、ちょっと話せる?」
彼女は手にしたカップを軽く掲げてみせる。湯気がふわりと立ち上り、甘い香りが部屋に広がった。
机にそれを置くと、セフォラはためらいなく寝台の端に腰を下ろす。
「……頭がごちゃごちゃなの。
魔物のこととか、精霊樹のことだけ考えていたいのに」
オルガは俯いたまま、膝に視線を落とした。セフォラは黙って聞いていたが、やがてふっと息を吐き、オルガの背に手を置いた。
「ほんっとにあの堅物……。ケチョンケチョンのボッコボコにしてやりたいわ。マジで」
「ケチョンケチョン……?」
思わず顔を上げたオルガの声が少しだけ緩む。
セフォラはにやりと笑いながら、オルガの頬を軽くつついた。
「そう、ケチョンケチョン。
あの堅物石頭、言葉が足りないわよね?普通ならもう五回は殴られてるわ」
「ふふっ……そうかも」
「でしょ? でも、そういうとこが好きなんでしょ」
セフォラの言葉に、オルガは目を伏せ、そっと笑みをこぼした。
セフォラはしばらく黙ってオルガの横顔を見つめていたが、やがて優しく息を吐いた。
「……好きになるのって、悪いことじゃないわよ」
「でも……今はそんなこと考えてる場合じゃないの」
「そんなことないわ」
セフォラの声は、いつもの明るさを抑えて静かだった。
「誰かを好きになるのも嫉妬するのも、ごく当たり前のことだし、時とタイミングなんて選べないわ。
でもね……あなたたちは、言葉が足りないの。
オルガさんがいくら考えたって、そのモヤモヤは解けないし、あの石頭が何を考えてるかなんて本人以外、誰にもわからないんだから」
「……それは、そうだけど」
オルガは俯き、カップの縁を指でなぞる。
いつのころからだろう、
レオニダスは非番の前日になると、決まってオルガの家に顔を出すようになった。
夕暮れ時に訪れては、慣れた手つきで鍋をかき回し、まるでそこが自分の家かのようにくつろいでいた。
それがあまりにも自然で、あまりにも心地よくて——だからこそ、オルガは肝心なことを何ひとつ聞けなかった。
オルガが小さく笑ったそのときだった。
笑いの余韻を打ち消すように、鋭い破裂音が空気を裂いた。
ティーカップの表面がわずかに震え、遠くのほうで鳥たちが一斉に飛び立つ。
「……今の音、なに?」
オルガとセフォラは顔を見合わせた。
遠くから騎士たちの怒号が聞こえ、セフォラが眉をひそめ、立ち上がる。
オルガが窓の外に視線を向けると、
村の上空を白い光がひとすじ走り抜けるのが見えた。
それは、あの白いカラスだった。
「……あの子!」
胸の奥がざわつき、腕の光紋が淡く脈を打つ。
「オルガさん、どこ行くの!?」
セフォラの声が背後で響いたが、オルガは扉を開けて走り出した。外に出ると、村の周りは黒い煙のようなものがあたりに立ち込んでいる。
「まさか……瘴気?」
白いカラスがその方向へ飛んでいく。
まるで導くように、森のほうへ。
オルガは一瞬だけためらった。
けれど次の瞬間、決意を宿した瞳でその後を追いかける。
*****
あのあと、レオニダスは結局、休むことなくマッシモと数名の騎士を連れて、今朝の場所へ再び戻ってきていた。
村を巡回していた冒険者たちから、森の奥で再び灰色の霧と数体の変異した魔物の姿を見たという報せが入ったのだ。
「……瘴気が引くどころか濃くなってやがる」
マッシモが鼻をしかめ、剣の柄に手をかけ、
レオニダスは瘴気が立ち込めた森に目を凝らす。
「中心に何かがある。流れが、そっちへ向かっている……」
そう言いかけた時、木々の間に、ひとりの影が見えた。
小さな背中。淡い金色の髪。
——オルガだ。
レオニダスの眉がぴくりと動く。
「……なぜ護衛もつけずにここに!」
彼女が振り向いた瞬間、その声が森に響く。
「みんな、なんでここにいるの?」
「それはこっちの台詞だ!」
レオニダスは思わず怒鳴っていた。
声が出た瞬間、自分でも驚くほどだった。
ここ数日、理由もわからず避けられていたもどかしさと、彼女の無鉄砲さへの苛立ちが一気に溢れ出す。
「瘴気が広がっている森へひとりで来るなど、自殺行為だ!」
オルガは唇を噛み、彼を見返す。
久しぶりに、まっすぐに目が合った。
「私なら大丈夫だもん!」
「そんな確証など、どこにもないじゃないか!」
「そうだとしても、レオニダスには関係ない!」
二人の声が重なり、森が震えた。
瘴気が風で揺らぎ、地面の奥から低い唸りが響く。
それは、まるで彼らの口論に呼応するように。
「下がれ!」
レオニダスが叫ぶと同時に、地面が裂けた。
灰色の霧が噴き出し、そこから無数の影が這い出してくる。
黒い靄が絡み合い、形を変え、獣の咆哮が森を満たした。
「くそっ……!」
レオニダスは即座に剣を抜き、オルガの前に躍り出る。
「マッシモ! 陣形を整えろ! オルガを守れ!」
オルガは息を呑み、胸の奥が熱くなるのを感じた。
腕の紋様が脈を打つ。
そして——
「……あの子……!」
白い光が森の上空を横切った。
羽ばたく音とともに、眩い白いカラスが現れる。
その羽がひと振りされるたびに、灰色の瘴気が裂け、地面に光の紋様が広がっていく。
オルガの腕の紋が共鳴し、さらに強く輝いた。
「……あそこだ……精霊樹への道!」
カラスの導く方へ、光の道が森の奥へと伸びていき、オルガは引き寄せられるように一歩、また一歩と足を踏み入れた。
「オルガ! 待て!」
レオニダスが叫び、伸ばした手が光に阻まれる。
その向こうで、オルガが振り返る。
その瞳には恐れも迷いもなく、ただまっすぐな決意があった。
「やっとみつけた……行ってくるね!」
オルガが光の道を進むたび、足元から後ろの光が静かに消えていった。
まるで、戻る道そのものが閉ざされていくように。
「オルガ——ッ!!!」
レオニダスの叫びが森にこだまする。
残されたのは、静寂と、立ち込める瘴気、そして舞い落ちる一枚の白い羽だけだった。
そのため息は、もはや数えきれないほど重ねたうちのひとつだった。
レオニダスとアマンダが並んでいる姿を目にするたび、胸の奥がざわめき、胃のあたりが締めつけられるように痛む。
息が詰まる。
苦しい。
この感情が何なのかわかっている。
でもそれを言葉にすることで、認めてしまっているようで嫌だった。
(……人を好きになるって、こんなに苦しいことなの?)
やり場のない苛立ちが込み上げ、オルガは唇を噛んだ。
そんなとき、ノックもなく扉がわずかに開き、セフォラが顔を覗かせた。
「オルガさん、ちょっと話せる?」
彼女は手にしたカップを軽く掲げてみせる。湯気がふわりと立ち上り、甘い香りが部屋に広がった。
机にそれを置くと、セフォラはためらいなく寝台の端に腰を下ろす。
「……頭がごちゃごちゃなの。
魔物のこととか、精霊樹のことだけ考えていたいのに」
オルガは俯いたまま、膝に視線を落とした。セフォラは黙って聞いていたが、やがてふっと息を吐き、オルガの背に手を置いた。
「ほんっとにあの堅物……。ケチョンケチョンのボッコボコにしてやりたいわ。マジで」
「ケチョンケチョン……?」
思わず顔を上げたオルガの声が少しだけ緩む。
セフォラはにやりと笑いながら、オルガの頬を軽くつついた。
「そう、ケチョンケチョン。
あの堅物石頭、言葉が足りないわよね?普通ならもう五回は殴られてるわ」
「ふふっ……そうかも」
「でしょ? でも、そういうとこが好きなんでしょ」
セフォラの言葉に、オルガは目を伏せ、そっと笑みをこぼした。
セフォラはしばらく黙ってオルガの横顔を見つめていたが、やがて優しく息を吐いた。
「……好きになるのって、悪いことじゃないわよ」
「でも……今はそんなこと考えてる場合じゃないの」
「そんなことないわ」
セフォラの声は、いつもの明るさを抑えて静かだった。
「誰かを好きになるのも嫉妬するのも、ごく当たり前のことだし、時とタイミングなんて選べないわ。
でもね……あなたたちは、言葉が足りないの。
オルガさんがいくら考えたって、そのモヤモヤは解けないし、あの石頭が何を考えてるかなんて本人以外、誰にもわからないんだから」
「……それは、そうだけど」
オルガは俯き、カップの縁を指でなぞる。
いつのころからだろう、
レオニダスは非番の前日になると、決まってオルガの家に顔を出すようになった。
夕暮れ時に訪れては、慣れた手つきで鍋をかき回し、まるでそこが自分の家かのようにくつろいでいた。
それがあまりにも自然で、あまりにも心地よくて——だからこそ、オルガは肝心なことを何ひとつ聞けなかった。
オルガが小さく笑ったそのときだった。
笑いの余韻を打ち消すように、鋭い破裂音が空気を裂いた。
ティーカップの表面がわずかに震え、遠くのほうで鳥たちが一斉に飛び立つ。
「……今の音、なに?」
オルガとセフォラは顔を見合わせた。
遠くから騎士たちの怒号が聞こえ、セフォラが眉をひそめ、立ち上がる。
オルガが窓の外に視線を向けると、
村の上空を白い光がひとすじ走り抜けるのが見えた。
それは、あの白いカラスだった。
「……あの子!」
胸の奥がざわつき、腕の光紋が淡く脈を打つ。
「オルガさん、どこ行くの!?」
セフォラの声が背後で響いたが、オルガは扉を開けて走り出した。外に出ると、村の周りは黒い煙のようなものがあたりに立ち込んでいる。
「まさか……瘴気?」
白いカラスがその方向へ飛んでいく。
まるで導くように、森のほうへ。
オルガは一瞬だけためらった。
けれど次の瞬間、決意を宿した瞳でその後を追いかける。
*****
あのあと、レオニダスは結局、休むことなくマッシモと数名の騎士を連れて、今朝の場所へ再び戻ってきていた。
村を巡回していた冒険者たちから、森の奥で再び灰色の霧と数体の変異した魔物の姿を見たという報せが入ったのだ。
「……瘴気が引くどころか濃くなってやがる」
マッシモが鼻をしかめ、剣の柄に手をかけ、
レオニダスは瘴気が立ち込めた森に目を凝らす。
「中心に何かがある。流れが、そっちへ向かっている……」
そう言いかけた時、木々の間に、ひとりの影が見えた。
小さな背中。淡い金色の髪。
——オルガだ。
レオニダスの眉がぴくりと動く。
「……なぜ護衛もつけずにここに!」
彼女が振り向いた瞬間、その声が森に響く。
「みんな、なんでここにいるの?」
「それはこっちの台詞だ!」
レオニダスは思わず怒鳴っていた。
声が出た瞬間、自分でも驚くほどだった。
ここ数日、理由もわからず避けられていたもどかしさと、彼女の無鉄砲さへの苛立ちが一気に溢れ出す。
「瘴気が広がっている森へひとりで来るなど、自殺行為だ!」
オルガは唇を噛み、彼を見返す。
久しぶりに、まっすぐに目が合った。
「私なら大丈夫だもん!」
「そんな確証など、どこにもないじゃないか!」
「そうだとしても、レオニダスには関係ない!」
二人の声が重なり、森が震えた。
瘴気が風で揺らぎ、地面の奥から低い唸りが響く。
それは、まるで彼らの口論に呼応するように。
「下がれ!」
レオニダスが叫ぶと同時に、地面が裂けた。
灰色の霧が噴き出し、そこから無数の影が這い出してくる。
黒い靄が絡み合い、形を変え、獣の咆哮が森を満たした。
「くそっ……!」
レオニダスは即座に剣を抜き、オルガの前に躍り出る。
「マッシモ! 陣形を整えろ! オルガを守れ!」
オルガは息を呑み、胸の奥が熱くなるのを感じた。
腕の紋様が脈を打つ。
そして——
「……あの子……!」
白い光が森の上空を横切った。
羽ばたく音とともに、眩い白いカラスが現れる。
その羽がひと振りされるたびに、灰色の瘴気が裂け、地面に光の紋様が広がっていく。
オルガの腕の紋が共鳴し、さらに強く輝いた。
「……あそこだ……精霊樹への道!」
カラスの導く方へ、光の道が森の奥へと伸びていき、オルガは引き寄せられるように一歩、また一歩と足を踏み入れた。
「オルガ! 待て!」
レオニダスが叫び、伸ばした手が光に阻まれる。
その向こうで、オルガが振り返る。
その瞳には恐れも迷いもなく、ただまっすぐな決意があった。
「やっとみつけた……行ってくるね!」
オルガが光の道を進むたび、足元から後ろの光が静かに消えていった。
まるで、戻る道そのものが閉ざされていくように。
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残されたのは、静寂と、立ち込める瘴気、そして舞い落ちる一枚の白い羽だけだった。
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