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第2章 日常の憩い亭
第40話 桜花の紹介と油揚げ料理!!
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桜花に風呂の使い方やこのお店は何をしている場所なのかを教えて、服を何着か選んでもらった。 何を選ぶかなと思っていたら、ショーパンにパーカーが気に入ったのか何着か選んでレイヤー用の学生服(ブレザー)も購入していた。 正直かわいい。
今はというと、2種類の味付けをした油揚げが出来上がり、桜花と2人でいなり寿司(おいなりさん)を作ろうとしているところだ。
「いなり寿司作りを始めるけど、関東風と関西風2種類作るからな。関東風は、この色が濃い揚げに白い酢飯を詰める。関西風は、色が薄い薄揚げに人参・椎茸などの具材が入った酢飯を詰めていく。 地域によって多少具材は変わるけど面白いだろ?」
「へぇ~地域によって違うんだ。いつも気にしないで食べてたから知らなかったよ。 確かに四角の揚げさんと三角の揚げさん味も食感も全然違うんだよ」
いなり寿司作りをせずに食べ出す桜花。
「おいおい、つまみ食いするなら追い出すからな!どうせあとでいっぱい食べるだろ。出来上がったら2つまでは味見させてやるから頑張って作ろう」
どうにかやる気を出させる為、味見を許可する拓哉。
「やったね。 じゃあどんどん作ってくよ。 あるじも早く手を動かすんだよ」
現金なヤツめ。と笑いながら作り始める拓哉。半分くらい作ったところで、桜花が話し始める。
「あるじ~、手が油揚げの匂いがして美味しそう...う~ん、甘辛くておいしいよ~」
こいつ、とうとう指を舐め始めやがった。
「ちょっ、桜花!汚いからすぐ手を洗いなさい。そんな顔してもダメだぞ。味見もなしにするからな」
桜花はぶぅ~とふくれっ面をしていたが、味見なしの言葉を聞いて、すぐ手を洗いテキパキといなり寿司を作っていく。やれやれと思う拓哉だった。
桜花が思いのほか早く作ってくれたおかげで大量のいなり寿司が完成した。
「よし!頑張ったな。関西風と関東風一個ずつ食べて良いからな」
一個ずつと言う前にもう手を付け食べ始める桜花。
「う~んおいしいよ~。 濃い味の揚げさんに薄味だけど出汁が効いた揚げさん。どっちも捨て難いんだよ~。 もちもちした酢飯にも合う~。あるじは最高のあるじだよ」
「お、おう。ありがとうな」
油揚げが最高と言われてる様で納得行かない拓哉。
まぁ仕方ないかと気持ちを切り替える。
よし!他の料理も作っていくぞ。
「おい!2個目に手をつけるな~!もう桜花は料理できるまで厨房入るの禁止だ」
「うぅ...あるじ~ひどいよ。桜花は揚げさんがあると我慢できないんだよ~仕方ないんだよ~」
かわいい狐耳少女を泣かせてしまって、ウッとなる拓哉だが心を鬼にして返事をする。
「我慢できないのはわかった。でもみんなの分がなくなるだろ。他の油揚げを料理食べたいならさっさと出て行く。いいね」
背中を押しながら厨房から追い出す。
その後、料理を作っていたら柱の影から顔を出しながらヨダレを垂らす桜花がいたが、無視し続けた。
18時
「この時間から開店だから覚えといてな。明日からは桜花にも手伝ってもらうから。それから、この時間から来る人はお客さんだから基本攻撃しないように。もし無理難題言うようなヤツなら軽~い幻術をかけてくれ」
もし間違えて完全支配してしまったら取り返しがつかないからな。
「うん。わかったよ」
看板を2人で出しに行く。
「いらっしゃいませ」
いつものように、小次郎とヴァレリーが待っている。今日からはバルトも一緒に待っていた。
「さっき2人から色々話は聞いた。 この子が噂の女の子であるな。俺はヴァレリーだ、よろしく頼む。 拓哉、ラリサとアニカはよくやっておる。近いうちに連れてくるからな。 それにしても、まさかドワーフの生きる伝説バルトがここにいるとはな」
話を聞いてるなら早いな。 ラリサもアニカも頑張ってるようだし、来たらご馳走様を用意しないと。 それよりバルトが生きる伝説!? なんじゃそりゃ!
拓哉が考えている中、桜花がヴァレリーに挨拶をする。もちろん敬語もさん付けもなし。 だが最近は少し丸くなったのか、拓哉の庇護下にあるからか、全く怒る気配はない。
「とりあえず皆さん中に入ってお席に座ってください。 それにしてもバルトが生きる伝説ってどういうことですか?」
皆んなが中へ入り席に着く。 大事な話があることを事前に話していたからか、今日はみんな同じ席に着く。
「そのままの意味であるぞ。 ドワーフにしては珍しく武力も持ち合わせている。しかも鍛治 建築 加工全てにおいてマスタークラスだ。 ドワーフ国の歴史上唯一の存在であるな」
えぇぇぇ、そんな凄い人が仕事やめて、ここにきてドワーフ国は大丈夫なのか?
「ドワーフ国はそんな凄い人が居なくなって大丈夫なのですか?」
「まずいだろうな。 今必死になり探しておると思うぞ」
笑いながらヴァレリーは言う。
「拓哉気にするでないわ。 十分ドワーフ国には尽くしたわい。 そろそろ自由な生活がしたいんじゃ。うまい飯に美味い酒があるここは天国じゃて。 鬱陶しいヤツらもこんしな。あと拓哉の許可があれば、ここで何人も生活できる村を作ってやるわい」
多分ダメなんだろうけど、今更どうしようもできないし、問題になったらバルトに丸投げするか。 村~!まぁ今は触れないでおこう。
「バルトがそう言うならいいけど、もしドワーフ国から何か言われたら対応してくれよ」
「そんときは任せるのじゃ。追い返してやるわい。がははは」
本当に大丈夫かな?と思う拓哉。まぁ今考えても仕方ないと気持ちを切り替えるのだった。
「今日の食事ですが、桜花の好きな油揚げというものを使った料理になります。 みんなが食べたい物を用意できなくて申し訳ございませんが」
その言葉にみんなは気にするなとか拓哉の料理はうまいからなんでもよいのじゃとか聞いたことがない料理は気になるなど、全員文句は一切ないようだ。
「油揚げの卵巾着と大根と油揚げの味噌汁と小松菜と油揚げの煮浸しに桜花と2人で作った関西風いなり寿司と関東風いなり寿司です。説明は不要だと思いますので、好きな物から食べてください」
みんなが好きな物を手に取り食べだす中、桜花は既に口いっぱいに食べていた。
「ふごふごふごふんふんふご」
やれやれ...
「桜花、口の中の物を飲み込んでから喋りなさい。 あと油揚げは逃げないからゆっくり食べろ」
注意する拓哉。
ゴクン。
「あるじは凄いよ。こんなおいしいの日本でも食べたことないんだよ。 揚げさんがみんな喜んでるよ」
尻尾を揺らしながら語る桜花。
「ありがとうな。 もっとうまく作れるやつはいっぱいいるけど、いなり寿司は桜花自身が作ったし余計うまいのかもな」
うんうんと頷きながら、相変わらず尻尾を揺らし食べる桜花。
「これはうまいな。 かんさいふう?かんとうふうで味が全く違う! かんさいふうは、ライスに具がたっぷりで出汁の効いた油揚げに合うな。 かんとうふうは、ライスが酸味だけだが油揚げにしっかり味が染みていてライスが油揚げの濃い味を邪魔せず程よく調和してうまい」
「俺は味噌汁と煮出しが好きだ。 この色の味噌は食べたことはないが、サクサクとした大根の甘みと独特な味の油揚げと味噌の塩気がよく合ってうまいぞ。煮出しも、小松菜のしゃきしゃきとした歯ごたえと甘めの煮汁のたっぷりしみた油揚げがうまい」
「ワシは卵きんちゃくが気に入ったわい。 割った時の卵がジュワっと出る姿が見事じゃ。それに食べた瞬間、油揚げからジュワっと出る汁に卵の濃厚な味...うまいの一言じゃ。 それに酒とも合うのぅ」
大量に用意したはずの料理があっという間になくなる。
みんなが口々にうまかったと溢す。
拓哉は心の中で、今日も満足してくれてよかったと感じた。
みんなが落ち着きだしヴァレリーが話し出す。
「拓哉、そろそろ話を聞かせてもらってよいか?」
「わかりました。 まずはバルトに神様の話をしてから桜花の話をするよ」
バルトに、以前話した神様のこと転移してきたことを話した。 バルトも今までと同様、使徒様だと言ってきたが俺が大袈裟にしたくないことと、聖王国にバレたくないことを伝え快く承諾してくれた。
そして桜花の話をする拓哉。
「桜花のことですが、簡単に言えば神獣ですね。 前世で生まれた地域の神様から贈り物として頂いた感じです。 今は人化してますが、元は9本の尻尾がある狐です」
ありのままを話す拓哉。
「まさか神獣だとは...俺も初めて見る。 これは益々隠していかないとまずいことになりそうであるな」
「驚いたわい! 使徒様に神獣様に! 神様が訪れる場所となると、ここは神域じゃな」
「拓哉はあまり言って欲しくはなさそうだが、間違いなく神域に近い空間だろうな」
「ただの料理屋ですから、あまり大事にしないでくださいね。 それから畏まるのもなしです。 今まで通り接してください。 桜花もそれでいいよな?」
「うん。 僕はあるじに従うんだよ」
「桜花もこう言ってますし、今までみたく仲良くやりましょう。 あ!それからお腹は満腹でしょうからお酒と軽いつまみ用意しますね」
話を変えようと厨房に逃げる拓哉。
その後、大宴会になったのは言うまでもない。
今はというと、2種類の味付けをした油揚げが出来上がり、桜花と2人でいなり寿司(おいなりさん)を作ろうとしているところだ。
「いなり寿司作りを始めるけど、関東風と関西風2種類作るからな。関東風は、この色が濃い揚げに白い酢飯を詰める。関西風は、色が薄い薄揚げに人参・椎茸などの具材が入った酢飯を詰めていく。 地域によって多少具材は変わるけど面白いだろ?」
「へぇ~地域によって違うんだ。いつも気にしないで食べてたから知らなかったよ。 確かに四角の揚げさんと三角の揚げさん味も食感も全然違うんだよ」
いなり寿司作りをせずに食べ出す桜花。
「おいおい、つまみ食いするなら追い出すからな!どうせあとでいっぱい食べるだろ。出来上がったら2つまでは味見させてやるから頑張って作ろう」
どうにかやる気を出させる為、味見を許可する拓哉。
「やったね。 じゃあどんどん作ってくよ。 あるじも早く手を動かすんだよ」
現金なヤツめ。と笑いながら作り始める拓哉。半分くらい作ったところで、桜花が話し始める。
「あるじ~、手が油揚げの匂いがして美味しそう...う~ん、甘辛くておいしいよ~」
こいつ、とうとう指を舐め始めやがった。
「ちょっ、桜花!汚いからすぐ手を洗いなさい。そんな顔してもダメだぞ。味見もなしにするからな」
桜花はぶぅ~とふくれっ面をしていたが、味見なしの言葉を聞いて、すぐ手を洗いテキパキといなり寿司を作っていく。やれやれと思う拓哉だった。
桜花が思いのほか早く作ってくれたおかげで大量のいなり寿司が完成した。
「よし!頑張ったな。関西風と関東風一個ずつ食べて良いからな」
一個ずつと言う前にもう手を付け食べ始める桜花。
「う~んおいしいよ~。 濃い味の揚げさんに薄味だけど出汁が効いた揚げさん。どっちも捨て難いんだよ~。 もちもちした酢飯にも合う~。あるじは最高のあるじだよ」
「お、おう。ありがとうな」
油揚げが最高と言われてる様で納得行かない拓哉。
まぁ仕方ないかと気持ちを切り替える。
よし!他の料理も作っていくぞ。
「おい!2個目に手をつけるな~!もう桜花は料理できるまで厨房入るの禁止だ」
「うぅ...あるじ~ひどいよ。桜花は揚げさんがあると我慢できないんだよ~仕方ないんだよ~」
かわいい狐耳少女を泣かせてしまって、ウッとなる拓哉だが心を鬼にして返事をする。
「我慢できないのはわかった。でもみんなの分がなくなるだろ。他の油揚げを料理食べたいならさっさと出て行く。いいね」
背中を押しながら厨房から追い出す。
その後、料理を作っていたら柱の影から顔を出しながらヨダレを垂らす桜花がいたが、無視し続けた。
18時
「この時間から開店だから覚えといてな。明日からは桜花にも手伝ってもらうから。それから、この時間から来る人はお客さんだから基本攻撃しないように。もし無理難題言うようなヤツなら軽~い幻術をかけてくれ」
もし間違えて完全支配してしまったら取り返しがつかないからな。
「うん。わかったよ」
看板を2人で出しに行く。
「いらっしゃいませ」
いつものように、小次郎とヴァレリーが待っている。今日からはバルトも一緒に待っていた。
「さっき2人から色々話は聞いた。 この子が噂の女の子であるな。俺はヴァレリーだ、よろしく頼む。 拓哉、ラリサとアニカはよくやっておる。近いうちに連れてくるからな。 それにしても、まさかドワーフの生きる伝説バルトがここにいるとはな」
話を聞いてるなら早いな。 ラリサもアニカも頑張ってるようだし、来たらご馳走様を用意しないと。 それよりバルトが生きる伝説!? なんじゃそりゃ!
拓哉が考えている中、桜花がヴァレリーに挨拶をする。もちろん敬語もさん付けもなし。 だが最近は少し丸くなったのか、拓哉の庇護下にあるからか、全く怒る気配はない。
「とりあえず皆さん中に入ってお席に座ってください。 それにしてもバルトが生きる伝説ってどういうことですか?」
皆んなが中へ入り席に着く。 大事な話があることを事前に話していたからか、今日はみんな同じ席に着く。
「そのままの意味であるぞ。 ドワーフにしては珍しく武力も持ち合わせている。しかも鍛治 建築 加工全てにおいてマスタークラスだ。 ドワーフ国の歴史上唯一の存在であるな」
えぇぇぇ、そんな凄い人が仕事やめて、ここにきてドワーフ国は大丈夫なのか?
「ドワーフ国はそんな凄い人が居なくなって大丈夫なのですか?」
「まずいだろうな。 今必死になり探しておると思うぞ」
笑いながらヴァレリーは言う。
「拓哉気にするでないわ。 十分ドワーフ国には尽くしたわい。 そろそろ自由な生活がしたいんじゃ。うまい飯に美味い酒があるここは天国じゃて。 鬱陶しいヤツらもこんしな。あと拓哉の許可があれば、ここで何人も生活できる村を作ってやるわい」
多分ダメなんだろうけど、今更どうしようもできないし、問題になったらバルトに丸投げするか。 村~!まぁ今は触れないでおこう。
「バルトがそう言うならいいけど、もしドワーフ国から何か言われたら対応してくれよ」
「そんときは任せるのじゃ。追い返してやるわい。がははは」
本当に大丈夫かな?と思う拓哉。まぁ今考えても仕方ないと気持ちを切り替えるのだった。
「今日の食事ですが、桜花の好きな油揚げというものを使った料理になります。 みんなが食べたい物を用意できなくて申し訳ございませんが」
その言葉にみんなは気にするなとか拓哉の料理はうまいからなんでもよいのじゃとか聞いたことがない料理は気になるなど、全員文句は一切ないようだ。
「油揚げの卵巾着と大根と油揚げの味噌汁と小松菜と油揚げの煮浸しに桜花と2人で作った関西風いなり寿司と関東風いなり寿司です。説明は不要だと思いますので、好きな物から食べてください」
みんなが好きな物を手に取り食べだす中、桜花は既に口いっぱいに食べていた。
「ふごふごふごふんふんふご」
やれやれ...
「桜花、口の中の物を飲み込んでから喋りなさい。 あと油揚げは逃げないからゆっくり食べろ」
注意する拓哉。
ゴクン。
「あるじは凄いよ。こんなおいしいの日本でも食べたことないんだよ。 揚げさんがみんな喜んでるよ」
尻尾を揺らしながら語る桜花。
「ありがとうな。 もっとうまく作れるやつはいっぱいいるけど、いなり寿司は桜花自身が作ったし余計うまいのかもな」
うんうんと頷きながら、相変わらず尻尾を揺らし食べる桜花。
「これはうまいな。 かんさいふう?かんとうふうで味が全く違う! かんさいふうは、ライスに具がたっぷりで出汁の効いた油揚げに合うな。 かんとうふうは、ライスが酸味だけだが油揚げにしっかり味が染みていてライスが油揚げの濃い味を邪魔せず程よく調和してうまい」
「俺は味噌汁と煮出しが好きだ。 この色の味噌は食べたことはないが、サクサクとした大根の甘みと独特な味の油揚げと味噌の塩気がよく合ってうまいぞ。煮出しも、小松菜のしゃきしゃきとした歯ごたえと甘めの煮汁のたっぷりしみた油揚げがうまい」
「ワシは卵きんちゃくが気に入ったわい。 割った時の卵がジュワっと出る姿が見事じゃ。それに食べた瞬間、油揚げからジュワっと出る汁に卵の濃厚な味...うまいの一言じゃ。 それに酒とも合うのぅ」
大量に用意したはずの料理があっという間になくなる。
みんなが口々にうまかったと溢す。
拓哉は心の中で、今日も満足してくれてよかったと感じた。
みんなが落ち着きだしヴァレリーが話し出す。
「拓哉、そろそろ話を聞かせてもらってよいか?」
「わかりました。 まずはバルトに神様の話をしてから桜花の話をするよ」
バルトに、以前話した神様のこと転移してきたことを話した。 バルトも今までと同様、使徒様だと言ってきたが俺が大袈裟にしたくないことと、聖王国にバレたくないことを伝え快く承諾してくれた。
そして桜花の話をする拓哉。
「桜花のことですが、簡単に言えば神獣ですね。 前世で生まれた地域の神様から贈り物として頂いた感じです。 今は人化してますが、元は9本の尻尾がある狐です」
ありのままを話す拓哉。
「まさか神獣だとは...俺も初めて見る。 これは益々隠していかないとまずいことになりそうであるな」
「驚いたわい! 使徒様に神獣様に! 神様が訪れる場所となると、ここは神域じゃな」
「拓哉はあまり言って欲しくはなさそうだが、間違いなく神域に近い空間だろうな」
「ただの料理屋ですから、あまり大事にしないでくださいね。 それから畏まるのもなしです。 今まで通り接してください。 桜花もそれでいいよな?」
「うん。 僕はあるじに従うんだよ」
「桜花もこう言ってますし、今までみたく仲良くやりましょう。 あ!それからお腹は満腹でしょうからお酒と軽いつまみ用意しますね」
話を変えようと厨房に逃げる拓哉。
その後、大宴会になったのは言うまでもない。
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