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第6章 開拓とエルフ国へ家族旅行!
第152話 拓哉・バルト・小次郎のよるのプチ飲み会!
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バルトと小次郎と拓哉は、夜な夜な集まって月1の飲み会をしている。以前なら、拓哉が作りながら呑むといった感じだったのだが、桜花が、ある程度料理を作れるようになって拓哉も一緒に楽しめるようになった。
「師匠とバルトは、何食べますか?」
「ワシは、焼酎とそれに合うつまみがほしいのぅ」
「俺も、久々に焼酎にするかな。あとつまみは、桜花に任せる」
「じゃあ俺も、焼酎とつまみを適当にお願い」
こんな感じで、お任せにしてもおいしい料理を作ってくるようになった桜花。一度教えただけで覚えてしまう神獣の記憶力に毎回驚く拓哉である。
「わかったんだよ。あるじが、砂出しをしてくれたあさり使っていいかな?」
セールで大量のあさりが売られていたので、衝動買いしてしまったのである。タライ2つ分くらいあり、早く減らさないといけないのだ。
「いいよ。じゃああさり尽くしにしちゃってよ」
「わかったんだよ。時間かかるから先に焼酎とあさりの酒蒸しを持ってくるんだよ」
この世界に来てこうやって、お客の立場を味わえると思っていなかった拓哉は嬉しくなる。ちなみに、ジュリアーナのお店で接客されたことを、拓哉の記憶からは抹消されている。思い出したくない過去なのだろう。
桜花に、3人がゆっくりでいいよと伝える。
「そうじゃ、最近アレンところに子供が出来たらしいんじゃ。二人は知っておったかのぅ?」
えっ?そんなの初耳なんだけどと思う拓哉と小次郎。
「え?知らないよ。いつ聞いたの?」
「俺も知らんぞ」
それにしても、何故バルトは知っているんだ?と思う拓哉。
「昨日聞いたんじゃ。アレンいわく、通りすがりにボーンが教えてくれたらしいんじゃ」
ボーンさん、貴方は通りすがりに何を見ているの?と思う拓哉。
「まぁ、なんにせよ。めでたい!この村で初の子供が生まれようとしているからな」
確かに、小次郎の言う通りめでたいなと思う拓哉。
そんな話をしていると、桜花がやってきた。
「焼酎とあさりの酒蒸しだよ。今しぐれ煮を作っているから待っててほしいんだよ」
微かなバターと磯のいい香りがするあさりの酒蒸しと焼酎が置かれる。
「久々のあさりの酒蒸しじゃ。やはりうまいのぅ。あさりの旨味と醤油の味が相まって更にうまくなるんじゃ」
以前に、あさりの酒蒸しを食べたことのあるバルトは久しぶりの味に感動する。
「あさりの酒蒸しと焼酎も合うな。日本酒も合うが、偶には新たな挑戦もしてみるもんだな」
あさりの酒蒸しを食べながら焼酎の水割りを呑む小次郎。
「本当に、うまく作ってるね。バターの風味と醤油が合うな。焼酎のウーロン茶割りもうまい」
久しぶりのウーロンハイを呑みながら、桜花の作ったあさりの酒蒸しを褒める拓哉。
「追加のお酒とあさりのしぐれ煮を持ってきたんだよ。あさりの酒蒸しをおいしそうに食べてくれて嬉しいんだよ。じゃあ次作ってくるよ」
桜花は、バルトが飲み干しているだろうと気を利かせて新しい酒を用意していた。そして、持ってきた物を置いて、すぐに次の物を作りに行く。
「ほほぉ~気が利くのぅ。それに、やはり焼酎は、ロックに限るんじゃ。どれどれ...うまいんじゃ!甘辛く煮込まれた濃いあさりと焼酎が合うわい。くぅ~うまい酒とつまみ最高じゃな」
ロックをゴクゴクとすぐ飲み干してしまうバルト。足りなくなりそうなので、拓哉がアイテムボックスから出す。バルトが、「すまんのぅ」と言ってすぐ注いで呑む。
「こいつは、ライスにも合いそうだな。しかも、バルトの言う通り濃くて、あさりの旨味が凝縮されているからうまいし、これを、食べながらちびちび酒を味わえそうだ」
バルトとは、打って変わって味わいながら焼酎の水割りを味わう小次郎。
そして、二人がうまいと言うあさりのしぐれ煮がどんなものかと口に入れる拓哉。
「おっ!ちゃんとあさりの出汁を使ってうまいこと煮ている。以前教えたことをちゃんと実践出来ていて偉い」
「桜花も、すっかり料理人だな。流石に、拓哉の方がまだまだ上だが、じきに追いつきそうなくらい成長しているぞ」
「そうじゃな。十分今のままでも満足できる味じゃ」
拓哉が、桜花を褒めるとそれに続いて、小次郎もバルトも褒める。そこに、ちょうど桜花がやってくる。
「みんなして恥ずかしんだよ。嬉しいけど僕はまだまだなんだよ。次は、あさりたっぷりのあさりご飯だよ」
恥ずかしそうに顔を赤くして、そのまま去っていく桜花。
「これも、うまいよ。わざと濃い目にしてくれているんだろうな。あさりの味と生姜と醤油の味がご飯にうまく混ざっててうまい」
拓哉は、バクバクあさりご飯を食べて、お櫃からあさりご飯を入れる。
「うまいのぅ。ワシ以外のドワーフは、人生を損しとるわい。火酒だけで満足しておるんじゃからな。まぁワシは、ここを別のドワーフに教える気はサラサラないがのぅ」
「酒の合間に挟む食事もいいな。腹が満たされると、また酒を呑みたくなる」
こうやって、最初の住人と月1回飲み会を楽しむ。今回は、桜花のお陰で凄く楽しめたと感謝する拓哉であった。
「師匠とバルトは、何食べますか?」
「ワシは、焼酎とそれに合うつまみがほしいのぅ」
「俺も、久々に焼酎にするかな。あとつまみは、桜花に任せる」
「じゃあ俺も、焼酎とつまみを適当にお願い」
こんな感じで、お任せにしてもおいしい料理を作ってくるようになった桜花。一度教えただけで覚えてしまう神獣の記憶力に毎回驚く拓哉である。
「わかったんだよ。あるじが、砂出しをしてくれたあさり使っていいかな?」
セールで大量のあさりが売られていたので、衝動買いしてしまったのである。タライ2つ分くらいあり、早く減らさないといけないのだ。
「いいよ。じゃああさり尽くしにしちゃってよ」
「わかったんだよ。時間かかるから先に焼酎とあさりの酒蒸しを持ってくるんだよ」
この世界に来てこうやって、お客の立場を味わえると思っていなかった拓哉は嬉しくなる。ちなみに、ジュリアーナのお店で接客されたことを、拓哉の記憶からは抹消されている。思い出したくない過去なのだろう。
桜花に、3人がゆっくりでいいよと伝える。
「そうじゃ、最近アレンところに子供が出来たらしいんじゃ。二人は知っておったかのぅ?」
えっ?そんなの初耳なんだけどと思う拓哉と小次郎。
「え?知らないよ。いつ聞いたの?」
「俺も知らんぞ」
それにしても、何故バルトは知っているんだ?と思う拓哉。
「昨日聞いたんじゃ。アレンいわく、通りすがりにボーンが教えてくれたらしいんじゃ」
ボーンさん、貴方は通りすがりに何を見ているの?と思う拓哉。
「まぁ、なんにせよ。めでたい!この村で初の子供が生まれようとしているからな」
確かに、小次郎の言う通りめでたいなと思う拓哉。
そんな話をしていると、桜花がやってきた。
「焼酎とあさりの酒蒸しだよ。今しぐれ煮を作っているから待っててほしいんだよ」
微かなバターと磯のいい香りがするあさりの酒蒸しと焼酎が置かれる。
「久々のあさりの酒蒸しじゃ。やはりうまいのぅ。あさりの旨味と醤油の味が相まって更にうまくなるんじゃ」
以前に、あさりの酒蒸しを食べたことのあるバルトは久しぶりの味に感動する。
「あさりの酒蒸しと焼酎も合うな。日本酒も合うが、偶には新たな挑戦もしてみるもんだな」
あさりの酒蒸しを食べながら焼酎の水割りを呑む小次郎。
「本当に、うまく作ってるね。バターの風味と醤油が合うな。焼酎のウーロン茶割りもうまい」
久しぶりのウーロンハイを呑みながら、桜花の作ったあさりの酒蒸しを褒める拓哉。
「追加のお酒とあさりのしぐれ煮を持ってきたんだよ。あさりの酒蒸しをおいしそうに食べてくれて嬉しいんだよ。じゃあ次作ってくるよ」
桜花は、バルトが飲み干しているだろうと気を利かせて新しい酒を用意していた。そして、持ってきた物を置いて、すぐに次の物を作りに行く。
「ほほぉ~気が利くのぅ。それに、やはり焼酎は、ロックに限るんじゃ。どれどれ...うまいんじゃ!甘辛く煮込まれた濃いあさりと焼酎が合うわい。くぅ~うまい酒とつまみ最高じゃな」
ロックをゴクゴクとすぐ飲み干してしまうバルト。足りなくなりそうなので、拓哉がアイテムボックスから出す。バルトが、「すまんのぅ」と言ってすぐ注いで呑む。
「こいつは、ライスにも合いそうだな。しかも、バルトの言う通り濃くて、あさりの旨味が凝縮されているからうまいし、これを、食べながらちびちび酒を味わえそうだ」
バルトとは、打って変わって味わいながら焼酎の水割りを味わう小次郎。
そして、二人がうまいと言うあさりのしぐれ煮がどんなものかと口に入れる拓哉。
「おっ!ちゃんとあさりの出汁を使ってうまいこと煮ている。以前教えたことをちゃんと実践出来ていて偉い」
「桜花も、すっかり料理人だな。流石に、拓哉の方がまだまだ上だが、じきに追いつきそうなくらい成長しているぞ」
「そうじゃな。十分今のままでも満足できる味じゃ」
拓哉が、桜花を褒めるとそれに続いて、小次郎もバルトも褒める。そこに、ちょうど桜花がやってくる。
「みんなして恥ずかしんだよ。嬉しいけど僕はまだまだなんだよ。次は、あさりたっぷりのあさりご飯だよ」
恥ずかしそうに顔を赤くして、そのまま去っていく桜花。
「これも、うまいよ。わざと濃い目にしてくれているんだろうな。あさりの味と生姜と醤油の味がご飯にうまく混ざっててうまい」
拓哉は、バクバクあさりご飯を食べて、お櫃からあさりご飯を入れる。
「うまいのぅ。ワシ以外のドワーフは、人生を損しとるわい。火酒だけで満足しておるんじゃからな。まぁワシは、ここを別のドワーフに教える気はサラサラないがのぅ」
「酒の合間に挟む食事もいいな。腹が満たされると、また酒を呑みたくなる」
こうやって、最初の住人と月1回飲み会を楽しむ。今回は、桜花のお陰で凄く楽しめたと感謝する拓哉であった。
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