チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第4章 アレクとヘルミーナの結婚

第240話 二段階結婚式!?色々なスタイルでやりたいんだもん!

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ヘルミーナのお色直しが終わったようで司会者が話し始める。

「これよりチャペル結婚式に移りたいと思います。新郎のアレク様は、新婦のヘルミーナ様を、ここで待っていて下さい」

アレクが、もう一つ体験したかったのが、教会で挙げる結婚式なのだ。早い話、結婚式を融合してしまった訳である。

司会者が、皆に道を開けるようにいい。そこにバージンロードが敷かれる。先程までアレクが座っていた椅子やテーブルは撤去されて祭壇が出来上がる。そこで、アレクは待つように言われたのだ。

暫くすると、演奏が奏でられてヘルミーナが姿を現す。横にはラブローが付き添っている。そして、二人がバージンロードを歩いてくるのだ。みんなは、拍手で迎える。

「やっぱり綺麗だな」

アレクは、ポロッと呟く。

バージンロードを歩いてきたヘルミーナとラブローが、アレクの前にやってくる。

「アレクくん、ヘルミーナを頼んだよ」

ラブローは、アレクの肩に手を置いて告げるのだった。

「はい!お義父さん、一生幸せにします」

その後は、讃美歌を歌う代わりに、この世界で流行っている祝いの席で歌われる歌をみんなで歌い、盛り上がるのだった。それから、司祭が聖書の中にある結婚にふさわしい教えを朗読する。そして、この世界を創りし創造神に対して祈りを捧げるのであった。
それから、よく地球で見る光景が始まる。

「病めるときも、健やかなるときも、愛をもって互いに支えあうことを誓いますか?」 

司祭が、アレクに問いかける。

「誓います」

アレクは、真剣な顔で答える。

「病めるときも、健やかなるときも、愛をもって互いに支えあうことを誓いますか?」 

次に司祭は、ヘルミーナへと問いかける。

「誓います」

ヘルミーナも同じように真剣な顔をして答えるのだった。

「次に指輪の交換を行って下さい」

司祭がそう言うとアレクからヘルミーナの薬指に指輪をはめる。その時、指輪は綺麗にキラキラ金色に輝いているのだ。

「ヘルミーナ、これは魔力を込めるとキラキラ光る特別な鉱石で作られてるんだ。絶対似合うと思ったけど、やっぱりヘルミーナに似合うね」

「綺麗...もしかして、これも魔力を込めたら光るのかしら?」

アレクは、うんと頷く。
次は、ヘルミーナからアレクにはめる番で、ヘルミーナは魔力を込めてアレクの薬指にはめる。その時、指輪は銀色に輝くのだった。

「アレクも、とっても似合ってるわ。こんな素敵な結婚式に素敵な指輪を本当にありがとう」

ヘルミーナは、指輪をはめた手を右手で握り締めながらアレクに向かって言う。

「あの指輪は、なんなのだ?」

「そんなことより、指輪を交換するとはいいではないか!私も妻に贈りたい」

「私も、妻に贈らねば。こんな感動的な結婚式は初めてだ」

貴族は、新しい物が好きで指輪を贈ることに興味津々のようである。

「皆様、静粛に!神の前であり、神聖な結婚式の場ですよ」

司祭が、騒ぎ出した貴族達に注意をする。普通なら怒る貴族もいるのだが、次に何があるのか気になってしまい、司祭の言う通り黙るのだった。

「では、静かになった所で、誓いのキスをお願いします」

そうしてアレクは、ヘルミーナの口に軽くキスをするのだ。周りで見ていた人達から、ワァァァと歓声が上がる。司祭もこれは仕方ないなと思い、諫めることはせずニコニコ見ているのだった。ヘルミーナは、やはり恥ずかしいのか?顔を真っ赤にさせている。

「アレク様、ヘルミーナ様、おめでとうございます。それでは、結婚証明書にサインをお願いします」

これも、この世界にはない物だが、アレクが形に残したいということで作ったのである。二人は、結婚証明書に名前を記載する。

「おめでとうございます。これで、晴れて二人は夫婦になりました。皆様、盛大な祝福をお願いします」

ワァァァと歓声が上がり、パチパチパチと全員が拍手するのであった。

「では、最後に国王陛下と魔王様より一言頂きたいと思います。お二人は前へお越し下さい」

アレクは、このことを知らなかったので驚く。司会者が、そういうとウズベル王とラヴァーナが前へやってくる。

「アレクとヘルミーナ、結婚おめでとう。このように盛り上がった結婚式は、余も見るのは初めてである。もしかすると、今後はこれが主流になるかも知れぬな。改めて言おう。おめでとう」

「次は、妾であるな。友であるアレクが結婚することを嬉しく思う。結婚とは苦難の連続ではあるが、二人なら乗り越えて行けるであろう。妾からも言わせてくれ!結婚おめでとう」

両国のそれも王からお祝いの言葉を頂くなどあり得ないことであり、会場全体がワァァァと今まで以上に盛り上がるのだった。

「陛下、魔王様、ありがとうございます。必ずヘルミーナを幸せにしてみせます。お二人から祝って頂いたことも忘れません」

アレクは、二人にお礼を言う。そして、ヘルミーナを見るとガチガチに固まっていたのだ。無理もない二人の王からの祝福など前代未聞なのだから。

「あ、ありがとうございましゅ」

ヘルミーナは、見事に緊張から噛んでしまったのだ。ウズベル王もラヴァーナも、それを見て大笑いをする。ヘルミーナは、恥ずかしさのあまりに顔を伏せてしまうのだ。

「ヘルミーナよ。妾の友をよろしく頼むぞ。色々支えてやるのだ」

ラヴァーナは、同じ女性として色々わかるところもある為、声をかける。

「はい!絶対にアレクを支えてみせます」

優しいラヴァーナの声に安心したのか、ヘルミーナはラヴァーナを見て真剣な顔で答えるのであった。
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