チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第6章 帝国の侵略

第264話 オレール絶体絶命のピンチ!デストロイ将軍の底なしの強さ!

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セバスが、任務を遂行している頃、他のメンバーも暗殺者と対峙していた。バトラーとルーヘンはなんなく暗殺者を倒して王城を目指していた。

そして、一番厄介なことになっていたのは、オレールであった。

「まさか、帝国が侵入してきているとは...」

オレールが、到着した瞬間には辺境伯領の門は閉ざされており、門の周辺には帝国兵の見張りが何人もいたのである。

「これは、知らせに戻るべきですね」

少し離れた場所から見ていたオレールが呟く。

「おいおい!もう帰るのか?遊んでいけよ」

オレールは、慌てて声がした方を振り向くとオーガのようなゴツい筋肉に2m以上あるのではという男が話しかけてきたのだ。

「観光に来たのですが、門がしまっているのでどうしたも...」

「嘘はいけないな。強者のオーラを出しながら隠し事はできないぜ」

その男は、オレールの話を遮るように話しかけてきたのだ。

「貴方こそ相当強そうですが、どなたですか?」

どうにか脱出する手段を模索する為に、会話を引き伸ばそうとするオレール。

「俺は、帝国で将軍をしているデストロイだ。まぁ、名前などどうでもいいだろう。遊んでいけ!」

ノックスの大剣よりも一回り大きいハルバートをグルングルン回して地面に叩きつけるデストロイ。

「わかりました」

オレールは、覚悟を決めて馬から降りるのであった。

「待て!あっちに行くぞ!俺は馬を愛している殺生はできん。早くしろ」

馬を殺したくないから移動を要求してくるデストロイ。見た目には似付かわしい一面である。

「わかりました。どちらに行くのですか?」

馬を縄で木に結んだオレールが尋ねる。

「こっちだ!」

そう言うと、凄い速さで森の中を駆け抜けて行くデストロイ。大木など気にせず全てを薙ぎ倒して行くのだ。

「化け物ですね。飛行フライ

オレールは、空を飛んでデストロイが破壊して行った方を追いかけるのであった。

「ここならいいだろ。よし、やるか!ってどこだ?」

「ここですよ。絶対零度アブソリュートゼロ

オレールは、あんな化け物とまともにやり合いたくはないと、空中から先制攻撃をしかけるのだ。
そして、不意を突かれたデストロイとあたり一面は氷結と化すのであった。

「すぐに知らせ...まさか...」

氷がピキピキと言ってヒビが入る。そして、パリンと割れるのだ。

「ふっははは、なかなかの攻撃だったぞ。次は俺の番だ」

持っていたハルバートを投げつけてきたのだ。しかも、避ける暇もないスピードでだ。

魔盾シールド×10」

避けきれないと悟ったオレールは、魔盾シールドを展開する。そして、ハルバートが当たると一気に5枚貫いてきたのだ。それから、いとも簡単に10枚目を貫く。魔盾シールドのお陰でオレールは、避けることが出来たが、もしまともに当たっていたら即死していただろう。

「おもしろい!次は更に威力を上げるぞ」

すると、何もなかった手にハルバートがまた握られていたのだ。

「どういうことです。武器が戻ったのですか?魔盾シールド×30」

有無を言わさずハルバートを投げてくるデストロイ。またしても、一瞬にして30枚を貫き間一髪で躱すオレール。

「チッ!おしいな!」

ハルバートを地面に叩きつけて悔しがるデストロイ。一撃叩きつけただけで地面が陥没しているのだ。

「このままでは、生きて帰れそうにありませんね。皆さんの魔法を使わせて頂きます!完全なる複製パーフェクトコピー

ここで初めてオレールがスキルを発動したのだ。その瞬間、灼熱息吹フレアブレス 流星氷ミーティアアイス 黒放電之宴ブラックスパークフェスティバル 隕石メテオ 加具土命カグツチが一斉に放たれる。ノックス・パスク・マンテ爺・オレール・アレクの広範囲殲滅魔法である。

「こいつは、やばい!ぐぁぁぁぁぁ」

広範囲殲滅魔法の為、避けることも出来ないデストロイは、全ての魔法をその身に受けるのだった。そして、あたり一面が焼け野原になる大爆破が起こったのである。
オレールも、魔力を一気に消費した為、魔力不足となる。

「ハァハァハァハァ...久し振りに、この気持ち悪さを感じますね。うぷっ...」

魔力不足となり、吐き気をもよおすオレール。

「ふっははは、これが痛みか!こんな楽しい戦いは初めてだ」

今回ポーションで、ドーピングはしていないものの、あのヨウスを葬った魔法を食らって平然としているデストロイ。

「・・・・・ノックス、約束を果たせなさそうです。申し訳ございません」

オレールは、その様子に呆然とする。そして、死を悟ったオレールは、ルシファーを共に倒そうとノックスと誓った約束を果たせそうにないと呟くのだった。
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