109 / 811
第6章 帝国の侵略
第267話 魔ノ国から援軍到着と捕えた貴族幽閉!
しおりを挟む
「お久しぶりです!タカハシ伯爵の結婚式依頼ですね」
ジキタリスが、転移魔道具でやってくる。その後から四天王のマクガリアスとジンが姿を現したのだ。
「よっ!元気にしていたか?」
「オレール、災難であったと聞いている。大丈夫か?」
マクガリアスとジンが、いつも通りの感じでオレールに話しかけてくるのだ。
「お久しぶりです。なんとか生き返った感じです。デストロイに一度殺されましたがね」
デストロイという名を出した瞬間、全員の顔が凍りつく。
「デストロイが、進軍してきているのですね。これは、早急に対処に向かわねばなりませんね。それにしても、生き返ったとはどういうことですか?」
やはりデストロイ将軍は、ラヴァーナよりも強い存在の為、恐れられているようだ。
「腕輪のお陰です。勝手に持ち出して申し訳ございませんでした」
「1つ足らなかったのはオレールさんの所為でしたか...ですが、デストロイから生き残れたのならよかったと言う他ありませんね。次からは、処罰の対象ですよ」
ジキタリスは、苦笑いを浮かべながらオレールに注意するのであった。
「腕輪が無ければ、今頃天に召されていましたから助かりました。あと、二度と持ち帰ったりしません。申し訳ございませんでした」
「特別な時にしか使用しないものですから、生産量も決まっておりますので...ですが、今回は、魔王様からあるだけ持っていけと言われ10個持参してきました」
高価そうな箱を取り出し、開けると腕輪が10個入っていたのだ。
そもそも、腕輪に使われている素材は、かなり高価な物で大量生産できるものではないのである。
「これは...有り難い物を...魔王様にお礼を言わなくてはいけませんね」
この腕輪とアレクの強化ポーションがあれば、デストロイに対抗できるのではないかと考えるオレール。
「同盟国の危機ですから出し惜しみはしていられません。それより、作戦はどうなっていますか?」
「そうでした...会議室に参りましょう」
◆
オレールは、ジキタリス達を会議室に案内して、部屋へと入室するのであった。
「ご無沙汰しております。陛下!魔王様は、自国の防衛に当たっておりますので、代わりに私が名代として参りました」
ジキタリスが、ウズベル王に挨拶をする。しかも、名代ということは魔王様代理なのである。
「そうか!よくきてくれた。アナベルには感謝しなくてはな。ジキタリス殿も会議に是非加わってくれぬか?」
「はい!畏まりました」
会議も大詰めを迎えており、どのように進軍し敵の侵入を阻止して敗走させるかを話し合っていたところであった。
トントントン
「会議中申し訳ございません。宰相様にお伝えしたいことが...」
「入りなさい!荷物が届いたのですか?」
宰相が信頼している部下の声であった為、入室を許可したのだ。
「ハッ!失礼します。ただいま三つの荷物が到着致しました」
「陛下、荷物が届いたようですので、私は一度そちらに向かってよろしいですか?」
「荷物の確認は重要である。すぐに行くがよい」
荷物とは、セバス達が捕えた貴族達のことである。まだ秘密裏にしているので、内容を明かせずにいるのだ。
「では、私は荷物の確認して参ります」
そう言って会議室を出ていくのであった。
◆
「こちらになります」
アントンの部下が、貴族達を閉じ込めた地下牢へ案内する。そこには、捕えられた貴族とセバスとバトラーとルーヘンがいた。
「3人共、ご苦労様でした。あとはこちらで対応しますので、暫し英気を養って下さい」
アントンが、3人に労いの言葉をかける。そして、部下へ3人を浴場へ案内するように言う。
「宰相様、一つお伺いしたいのですが...よろしいですか?」
セバスが、アントンに話しかける。
「なんでしょうか?」
「オレールさんは、まだお帰りではないのでしょうか?」
ここにオレールがいないことを不思議に思うセバス。それに対して、バトラーもルーヘンも頷く。
「それについては、後程お話致します。そして、すぐにでも貴方方のお力をお貸し頂きたいことがございますので、今は英気を養って下さい」
真剣な表情で話をしてくるアントンに対して、ただならぬことがあったのだと感じた三人は何も言わず、頷くのであった。
「では、この者について行って下さい!暫くしたら私が説明に伺いますので」
アントンは、そう言うと貴族達がいる方へ歩みを進めるのだった。長年信頼していた貴族の顔を見たアントンは、悲しい顔をするのであった。
ジキタリスが、転移魔道具でやってくる。その後から四天王のマクガリアスとジンが姿を現したのだ。
「よっ!元気にしていたか?」
「オレール、災難であったと聞いている。大丈夫か?」
マクガリアスとジンが、いつも通りの感じでオレールに話しかけてくるのだ。
「お久しぶりです。なんとか生き返った感じです。デストロイに一度殺されましたがね」
デストロイという名を出した瞬間、全員の顔が凍りつく。
「デストロイが、進軍してきているのですね。これは、早急に対処に向かわねばなりませんね。それにしても、生き返ったとはどういうことですか?」
やはりデストロイ将軍は、ラヴァーナよりも強い存在の為、恐れられているようだ。
「腕輪のお陰です。勝手に持ち出して申し訳ございませんでした」
「1つ足らなかったのはオレールさんの所為でしたか...ですが、デストロイから生き残れたのならよかったと言う他ありませんね。次からは、処罰の対象ですよ」
ジキタリスは、苦笑いを浮かべながらオレールに注意するのであった。
「腕輪が無ければ、今頃天に召されていましたから助かりました。あと、二度と持ち帰ったりしません。申し訳ございませんでした」
「特別な時にしか使用しないものですから、生産量も決まっておりますので...ですが、今回は、魔王様からあるだけ持っていけと言われ10個持参してきました」
高価そうな箱を取り出し、開けると腕輪が10個入っていたのだ。
そもそも、腕輪に使われている素材は、かなり高価な物で大量生産できるものではないのである。
「これは...有り難い物を...魔王様にお礼を言わなくてはいけませんね」
この腕輪とアレクの強化ポーションがあれば、デストロイに対抗できるのではないかと考えるオレール。
「同盟国の危機ですから出し惜しみはしていられません。それより、作戦はどうなっていますか?」
「そうでした...会議室に参りましょう」
◆
オレールは、ジキタリス達を会議室に案内して、部屋へと入室するのであった。
「ご無沙汰しております。陛下!魔王様は、自国の防衛に当たっておりますので、代わりに私が名代として参りました」
ジキタリスが、ウズベル王に挨拶をする。しかも、名代ということは魔王様代理なのである。
「そうか!よくきてくれた。アナベルには感謝しなくてはな。ジキタリス殿も会議に是非加わってくれぬか?」
「はい!畏まりました」
会議も大詰めを迎えており、どのように進軍し敵の侵入を阻止して敗走させるかを話し合っていたところであった。
トントントン
「会議中申し訳ございません。宰相様にお伝えしたいことが...」
「入りなさい!荷物が届いたのですか?」
宰相が信頼している部下の声であった為、入室を許可したのだ。
「ハッ!失礼します。ただいま三つの荷物が到着致しました」
「陛下、荷物が届いたようですので、私は一度そちらに向かってよろしいですか?」
「荷物の確認は重要である。すぐに行くがよい」
荷物とは、セバス達が捕えた貴族達のことである。まだ秘密裏にしているので、内容を明かせずにいるのだ。
「では、私は荷物の確認して参ります」
そう言って会議室を出ていくのであった。
◆
「こちらになります」
アントンの部下が、貴族達を閉じ込めた地下牢へ案内する。そこには、捕えられた貴族とセバスとバトラーとルーヘンがいた。
「3人共、ご苦労様でした。あとはこちらで対応しますので、暫し英気を養って下さい」
アントンが、3人に労いの言葉をかける。そして、部下へ3人を浴場へ案内するように言う。
「宰相様、一つお伺いしたいのですが...よろしいですか?」
セバスが、アントンに話しかける。
「なんでしょうか?」
「オレールさんは、まだお帰りではないのでしょうか?」
ここにオレールがいないことを不思議に思うセバス。それに対して、バトラーもルーヘンも頷く。
「それについては、後程お話致します。そして、すぐにでも貴方方のお力をお貸し頂きたいことがございますので、今は英気を養って下さい」
真剣な表情で話をしてくるアントンに対して、ただならぬことがあったのだと感じた三人は何も言わず、頷くのであった。
「では、この者について行って下さい!暫くしたら私が説明に伺いますので」
アントンは、そう言うと貴族達がいる方へ歩みを進めるのだった。長年信頼していた貴族の顔を見たアントンは、悲しい顔をするのであった。
144
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。