チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第2章 魔物の街の視察

第412話 リリスとエリーゼの再会!

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アレク達が、視察する陛下やラヴァーナを案内している頃、エリーゼとリリスは別行動をしていた。

「リリス、久しぶりですね!お元気そうでよかったです!」

「エリーゼ、久しぶりですね!お待ちしてましたよ」

リリスは、エリーゼをギュッと抱きしめる。エリーゼも、ギュッと抱きしめ返す。

「エリーゼは、視察について行かなくてよかったの?あと手紙の件、うまくいってる?」

リリスとエリーゼは、手紙のやり取りをしているようで色々近況を伝えたりしているようだ。リリスも、珍しく敬語ではなく砕けた言葉遣いをしている。

「ちょっと先ですが、こちらで暮らせるようになったので、今はリリスを優先しました。あの件は、なかなか進展しません......でもお母様のお陰で外堀を埋めつつあります」

「え?こっちで暮らすの?反対されなかった?じゃあ、徐々にって感じなのね。アレク様を落とすのは時間がかかりそうだもの」

リリスとエリーゼは、街中を歩きながら話している。そして、どうやら手紙で色々なことを伝えていたようだ。

「お父様が、ずっと邪魔をしてきました!だからお母様と一緒にガツンと言いました。はい......アレク様はなかなか振り向いてくれません。でも諦めないって決めました」

エリーゼは、両拳を握って決断したことをリリスに告げる。

「そうだったのね!とりあえず、あそこで飲み物を買ってから話を聞くわ。それより、エリーゼもそろそろ畏まった言葉遣いをやめてほしいわ」

オークが、経営しているお店のようで、色々な種類の飲み物を売っているらしい。そして、友達なのだから砕けた言葉で話そうと提案する。

「わかったわ。リリスのおすすめは、どれかしら?」

種類が多かったので、どれにするか悩むエリーゼは、リリスに尋ねる。

「オレンジジュースがおすすめかな!アレク様が考えたから、何故その名前なのかはわからないけど、甘みと酸味がちょうどよくておいしいわよ」

アレクは、オレンジに似た果物を見つけてジュースを作ったのだ。そして、名前を考えるのも面倒なので、そのままオレンジジュースと名付けたのである。

「じゃあ、オレンジジュースにするわ。アレク様が、考案されたのだからきっとおいしいはずだもの」

それを聞いたリリスは、本当にご執心なのだなと改めて気付かされる。それから、二人仲良くオレンジジュースを買って噴水がある広場へと歩き出す。

「ん~おいしい~!甘いのに酸っぱいのが不思議~それに、冷たいから今の季節にちょうどいいわ」

「今アレク様が、シャーベットっていう冷たい食べ物を研究中らしいの。どんなものか想像できないから凄く楽しみなの」

暑くなってきたのでアレクは、アイスクリームやシャーベットを試作中なのである。

「またアレク様は、凄い物を作ってそうね。私も早く食べてみたい」

二人は、まだ見ぬシャーベットを想像しながら、ワクワクするのだ。

「あ!さっきここで暮らすって言ってたけど、ずっと住むの?」

「どうなんだろう?修業の一環として住むから他の人も来るわ。アレク様次第かな......私を娶ってくれるならここで一生を共にするわ」

エリーゼは、アレクと一生を共にする決意を示して結婚したい意思も伝える。

「フフッ、本気なのね!友達として応援するわ。頑張ってね」

リリスは、エリーゼとアレクがうまくいくように願う。

「リリス、ありがとう!アレク様と......」

エリーゼは、アレクとこの街で生活することと、城で一緒に生活することを考える。

「ちょっと、エリーゼ!私がいるのを忘れて妄想しないでほしいわ」

「あっ!ごめんなさい!ついアレク様を考えたら......そうだわ!魔物の街について話しましょ」

エリーゼは、悪いと思って話題を変える。

「そうね。そう言えば、伝説の鬼人がいるの!聞いたことあるかしら?」

この後、エリーゼとリリスは鬼人の話で盛り上がったりエリーゼは、魔物の街の凄さを語るリリスの話を優しく聞いてあげたりしたのだった。
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