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第2章 強敵ルシファーと新たな力を得る
500話記念! 後編)逃げるデュアル!そして、逃さないだから〜
「ゲボゲボゲボ、デュアル!やり過ぎだろ?死ぬかと思ったぞ」
隼人が、土の下から這い上がると砂を払いながら言う。
「ごめんごめん!こうでもしないと、あの化け物に勝てないと思ったからさ」
デュアルは、悪びれる様子は一切なく「えへへ」と笑って答える。
「......みんな、死んじゃったの?何故、貴方は関係のない者まで殺したのですか!」
鬼人の王の娘は、周りが荒野になってしまったことを確認すると、デュアルに向かって大声で叫ぶ。
「ん?あぁ、それならこの通り生きているから心配しなくていいよ」
デュアルが、そう言うと何人もの鬼人が土から這い出てくる。その様子を見た鬼人の王の娘は、何故生きているのか?どういうことなのか?わからないような顔をしている。
「何があったんだ?」
「俺達生きてるのか?」
「お、おい!これはどうなっているだ!何もなくなってるぞ」
次々に這い出てくる鬼人達が生きていることを再確認していると一人の鬼人が荒野になってしまった鬼人の領土を見て大声を上げる。その声に反応した他の鬼人達も驚きの声やうろたえる者まで出てきた。
「隼人、逃げよう!」
デュアルは、やってしまったことを痛感して逃げるほかないと感じたようだ。すぐさま反転して自分達の街へと走り出す。
「お、おい!姫様、こうなってしまったこと誠に申し訳ございません。では、私もお暇致します」
隼人も、鬼人の王の娘に一言だけ告げて、デュアルのあとを追う。
◆
「ここまで来れば問題ないかな?」
ある程度、離れたところで走るスピードを抑えてデュアルが話し始める。
「おい!あれはやり過ぎだろ?それより、なんでお前が生きてるんだ?それに、鬼人達もなんで生きている?」
隼人は、まくし立てるようにしてデュアルを問い詰める。
「あぁ、そのことか!魂の帰還というスキルで生きていた感じかな!あと、10秒以内なら蘇生スキルがあるから鬼人を復活させた感じ」
魂の帰還とは、1日一回しか使えないが、どんな状態で死んだとしても復活できるというチートスキルである。
「はぁ~本当になんでもありだな!で、あの化け物は死んだと思うか?」
隼人は、鬼人の王があんな簡単にくたばるようなやつではないと感じているのだ。嫌な予感がしてならないといった様子だ。
「多分生きているよ!だから逃げたんじゃないか!あんな化け物まともに挑むとか馬鹿らしくてやってらんないよ」
デュアルは、ただあの悲惨な状況に居ても立っても居られなくなったわけだけではなく、鬼人の王に勝てる算段が見つからないので逃げたのだ。
「やはりか!これからどうするんだ?街も知られているだろうし、報復も時間の問題だぞ」
「街を捨てて逃げる!その後は知らん!とりあえず、修行あるのみ!」
なんと無責任なことを言っているんだと思う隼人。街の住人はどうするんだと思ってしまう。
「おい!住人はどうするんだ!お前の無責任な行動で全員を危険に晒すのか?」
隼人は、デュアルの胸ぐらを掴んで問い詰める。しかし、デュアルは余裕そうな顔をして手を払いのける。
「フッ!策ならあるさ!転移で街ごと遠くに飛ばす!それから、あの野郎にギャフンと言わせるまで修行してやるのさ」
「おい!街ごと転移だって!どれだけの魔力量が必要だと思って......」
デュアルは、隼人に最後まで言わせないよう口を塞ぐ。
「俺の魔力量は無限なのさ!さぁ、あの化け物が来る前に街を移動させるよ」
デュアルは、そう言ってまた走り出すのである。
◆
「まさか、あのような切り札を隠していようとはな!」
鬼人の王が這い出てくると、豪華な服はズタボロになり、体には細かな傷がいくつもできていた。
「お父様、大丈夫ですか?」
鬼人の王の娘が心配して駆け寄る!その瞬間、鬼人の王は娘を抱き寄せる。
「お父様!?」
今まで抱きしめてもらったことのない鬼人の王の娘は、抱き寄せられたことに驚きの色を隠せずにいる。
「よくやったぞ!よくあのような者を連れてきた!久々に血が滾るわ!すぐに後を追って殺してくれる」
鬼人の王は、ニヤリと笑いながらデュアル達が逃げた方向を見て、どう料理してくれようかと考えるのであった。
◆
「えっ?ここで終わりなの?」
「そのようですね。またしてもこれからという時に終わってしまうのですね」
アレクとパスクは、落胆の表情を隠せずにいる。
「次は、いつになるんだっけ?」
「一ヶ月半後くらいでしょうか......」
「そ、そんなぁぁぁぁぁ」
アレクは、また長い長い月日を待つことに、悲痛の叫びを上げてテーブルに伏せてしまうのであった。
隼人が、土の下から這い上がると砂を払いながら言う。
「ごめんごめん!こうでもしないと、あの化け物に勝てないと思ったからさ」
デュアルは、悪びれる様子は一切なく「えへへ」と笑って答える。
「......みんな、死んじゃったの?何故、貴方は関係のない者まで殺したのですか!」
鬼人の王の娘は、周りが荒野になってしまったことを確認すると、デュアルに向かって大声で叫ぶ。
「ん?あぁ、それならこの通り生きているから心配しなくていいよ」
デュアルが、そう言うと何人もの鬼人が土から這い出てくる。その様子を見た鬼人の王の娘は、何故生きているのか?どういうことなのか?わからないような顔をしている。
「何があったんだ?」
「俺達生きてるのか?」
「お、おい!これはどうなっているだ!何もなくなってるぞ」
次々に這い出てくる鬼人達が生きていることを再確認していると一人の鬼人が荒野になってしまった鬼人の領土を見て大声を上げる。その声に反応した他の鬼人達も驚きの声やうろたえる者まで出てきた。
「隼人、逃げよう!」
デュアルは、やってしまったことを痛感して逃げるほかないと感じたようだ。すぐさま反転して自分達の街へと走り出す。
「お、おい!姫様、こうなってしまったこと誠に申し訳ございません。では、私もお暇致します」
隼人も、鬼人の王の娘に一言だけ告げて、デュアルのあとを追う。
◆
「ここまで来れば問題ないかな?」
ある程度、離れたところで走るスピードを抑えてデュアルが話し始める。
「おい!あれはやり過ぎだろ?それより、なんでお前が生きてるんだ?それに、鬼人達もなんで生きている?」
隼人は、まくし立てるようにしてデュアルを問い詰める。
「あぁ、そのことか!魂の帰還というスキルで生きていた感じかな!あと、10秒以内なら蘇生スキルがあるから鬼人を復活させた感じ」
魂の帰還とは、1日一回しか使えないが、どんな状態で死んだとしても復活できるというチートスキルである。
「はぁ~本当になんでもありだな!で、あの化け物は死んだと思うか?」
隼人は、鬼人の王があんな簡単にくたばるようなやつではないと感じているのだ。嫌な予感がしてならないといった様子だ。
「多分生きているよ!だから逃げたんじゃないか!あんな化け物まともに挑むとか馬鹿らしくてやってらんないよ」
デュアルは、ただあの悲惨な状況に居ても立っても居られなくなったわけだけではなく、鬼人の王に勝てる算段が見つからないので逃げたのだ。
「やはりか!これからどうするんだ?街も知られているだろうし、報復も時間の問題だぞ」
「街を捨てて逃げる!その後は知らん!とりあえず、修行あるのみ!」
なんと無責任なことを言っているんだと思う隼人。街の住人はどうするんだと思ってしまう。
「おい!住人はどうするんだ!お前の無責任な行動で全員を危険に晒すのか?」
隼人は、デュアルの胸ぐらを掴んで問い詰める。しかし、デュアルは余裕そうな顔をして手を払いのける。
「フッ!策ならあるさ!転移で街ごと遠くに飛ばす!それから、あの野郎にギャフンと言わせるまで修行してやるのさ」
「おい!街ごと転移だって!どれだけの魔力量が必要だと思って......」
デュアルは、隼人に最後まで言わせないよう口を塞ぐ。
「俺の魔力量は無限なのさ!さぁ、あの化け物が来る前に街を移動させるよ」
デュアルは、そう言ってまた走り出すのである。
◆
「まさか、あのような切り札を隠していようとはな!」
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「お父様、大丈夫ですか?」
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