チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第3章 アレクを狙って

【チート薬学2巻3/20発売予定】第590話 王妃と王子の救出!オレール無慈悲!

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アサシンとネルは、あれから同じやり方で敵を倒していき、文句を言う貴族を力技でねじ伏せたあと、魔物の街へ転移したのだ。

「セバンとアサシンは、うまくやっているでしょうか?それより、先程から探知の魔法を使っていますが、いくつか厳重な場所がありますね。まずは、ここに行きますか!」

オレールは、敵がいない部屋に入って、探知の魔法を使い、無駄なく探し出そうとした。
そして、二人が閉じ込められているであろう場所に行くことにしたのだ。

「廊下の角に二人と、部屋の前に四人ですか......見つからずに倒すのは、至難の業ですね!仕方ありませんか!」

オレールは、高速回転をする風の刃を出して、それを敵に向かって放つ。
すると、角にいた二人の首を一瞬にして刎ねて、そのまま部屋の前にいた四人の首も刎ねるのだ。
一瞬の出来事で、敵の兵士は一切の抵抗も出来ずに、そのまま倒れてしまうのである。

「今の私であれば、大抵の敵なら倒せますし、見つかっても問題はないでしょう」

魔法神から色々教わったことや神力を手に入れたことで、並大抵のことならば対処できるだろうと考えるようになったオレールは、大胆な行動に出るのだ。

そして、二人がいるであろう部屋に辿り着いて、トントントンと部屋をノックする。

「助けに来たのですが、ドアを開けてもよろしいですか?」

オレールは、探知の魔法を使っているので、臨戦態勢に入れば敵だと、すぐにわかるので、ここでも大胆にノックをして知らせる。

「だ、誰ですか?」

レオ第三王子は、緊張と恐怖で声を上ずらせながら答える。レイリシアは、レオを庇うように抱き寄せて守ろうとする。

「宰相様からの依頼で助けに参りましたオレールと申します。部屋の前にいた敵は一掃しておりますので、ご安心ください」

「はぁ~、よかった!伯爵なのね?助かったわ!すぐに入ってきてくれるかしら」

レイリシアは、オレールだと知ると安堵した表情を浮かべる。レオは、オレールのことを知らないので、まだ警戒はしているものの、レイリシアの安堵した表情を見て、少し安心するのだ。

「レイリシア王妃、ご無事でなによりです!早速で申し訳ございませんが、転移で魔物の街にお連れしてもよろしいですか?」

オレールは、レイリシア達に危険が及ぶ前に、早く移動をしたいと考えた。

「安心して腰が抜けてしまったわぁぁ!少し待ってちょうだいねぇ。レオ、これで安心よぉ!すぐにエリーゼにも会えるわぁ」

「え!?お母様本当ですか?えっと?ということは、もしかして貴方は魔物の街からやってきた方でしょうか?」

レイリシアは、安心したのかいつものおっとりした口調に戻ってレオの頭を撫でる。エリーゼに会えると知ったレオは思わず立ち上がって、オレールに問いかけてしまうのだ。

「はい!魔物の街から助けに参りました!今仲間が国王陛下を助けに向かっておりますよ!では、レイリシア王妃様、レオ王子様、手を繋いでください!ここは危ないですので、転移をして向こうで話しましょう」

オレールは、探知の魔法で何者かが近付いてくる気配を感じて、早くレイリシアとレオを逃がすことにした。
レイリシアは、オレールの様子から、何かを察してレオの手をすぐに握る。レオも、二人の雰囲気を察して、無駄なくことは言わずに手を握り返すのである。
そして、手を握ったのを確認したオレールは、魔物の街に転移するのである。

オレール達が、去ったあとダッダッダッと凄い勢いで走る音が聞こえた。

「クソ!どこから侵入しやがった!王妃と王子はいるか?」

「いえ!逃げられたみたいです!」

武装した数人の兵士は、見張り役の仲間が殺されているのを見て血相を変える。
そして、隊長らしき人はレイリシアとレオが逃げたことを知って怒りのあまりに壁を殴るのだ。

「お前ら、ルイス王子とカルロ王子に、このことを伝えにいけ!お前は、俺と侵入者を探すぞ!ついてこい」

「はい!」

隊長らしき人は、すぐに指示を出す。それを聞いた部下は、それぞれの指示された場所に向かうのだった。
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