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第3章 アレクを狙って
第686話 神力のアレクvs地獄と神の力トリー決着!
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「もぉ~、砂埃まみれになっちゃった。こんなかわいい子供を蹴るとか酷いよ~」
アレクが、トリーの飛んでいった場所に辿り着くと、トリーは立ち上がって手で砂埃を叩いていた。
「かわいいとは思うけど、どう見ても子供じゃないんだよね。隠してるけど、内に潜んでる何かが顔をチラチラ覗かせてるよ」
アレクは、トリーの話に乗りながらも、探りを入れるように本性を暴こうとする。
「ニッシッシ、あれれ~?おかしいなぁ?頑張って隠してるんだけどなぁ。羽一枚じゃ、抑えきれないのかな?不思議不思議不思議不思議不思議不思議不思議ニッシッシニッシッシギャハハハハ」
トリーは、隠していた本性を見破られてしまい、不穏な言葉を残したまま、狂ったように同じ言葉を発する。
「神力!?それと混ざる邪悪なオーラはなんなんだ?ルシファーとも違う......いや、これは、共和国で出会ったあいつに近い気がするよ」
アレクは、目の前にいるトリーから神力とオレールが手も足も出なかった男に近いオーラを発していた。
「ギャハハハハ、あまりにも君がおもしろいから本来の力を出しちゃった。逃げ出すなら今だよ。ニッシッシ、どの道逃さないけどね」
アレクの発言で、スイッチが入ったトリーは、完全にアレクを逃がす気はなく、獲物としか見ていない。
「そっかぁ。でも逃げ道がないのは、どっちの方かな?魔装甲、武功、身体強化、神力」
アレクは、今回様子見をすることなく、薬学神から習った合わせ技を全て一気に解放する。唯一、神力だけが全力ではないといった点だけで、それ以外は今のアレクが出せる全力なのだ。
「え!?え?僕見誤っちゃった......な~んて言うと思ったぁぁぁ?確かに、神力があって、僕と同等なのは驚いたけど、僕には地獄の力があるからさ。ニッシッシ」
トリーは、アレクを絶望の淵に追いやろうと、地獄の力という物を最大まで上げる。
「じゃあ、早くかかってきなよ」
アレクは、凄まじい力を放つトリーに対して、一切臆することなく、逆に手招きをして挑発して見せた。
「ニッシッシ、そんなに死にたいの?なら望み通りにしてあげる。爆流瞬獄殺」
トリーは、アレクに向けて、炎と地獄の力と神力を混ぜた魔法を放ってくる。
そして、無情にも濃密に圧縮された炎の塊に黒と黄金の力が入り混じった魔法がアレクに直撃する。
「ギャハハハ......え?どういうこと?」
トリーは、直撃したことに当たり前だという表情をしていたが、次に起こるはずの大爆発が、一向に起こることなく、戸惑いを見せる。更には、目の前にいるアレクは一切のダメージを負っていない。
「これでわかったかな?練度が違うんだよ。周りが弱くて、一切修行してないよね?それに、神力を全く使いこなせてないよ」
アレクは、同じ力がぶつかったとしても、修行をして練度を高めた物と何もせず力に溺れた者の差だと言う。
どうやって、爆流瞬獄殺を消し去ったかというと、濃密な神力で爆流瞬獄殺を包みこんで、飲み込ませるように消し去ったのである。
「ありえないありえないありえない。僕をバカにするのも、いい加減にしろよ!許さない許さない許さない許さない」
トリーは、またしてもおかしくなったのか、同じ言葉を繰り返して、考えなしにアレクへと殴りかかってくる。しかし、簡単に受け止められて腹に一撃を食らわせられるのだ。
「ぐはぁ......ゲホゲホ、なんで!?僕の方が力は上なのに。ゲホゲホゲホゲホ」
一撃殴られただけで、トリーは膝を突いて、よだれを垂らしながら、苦しい表情を浮かべる。
「まだ、そう思うんだね。じゃあ、俺の本当の力を見せるよ」
アレクは、今出せる全力の神力を解放する。姿が変わるようなことはないが、アレクの周りにキラキラした濃密な神力の粒子が漂っている。
「ハ、ハ、ハ......僕は、完全に見誤ってたのか......これは、勝てないや」
さっきまでのバカ笑いや見下すような言葉は、一切出ることはなく、絶望を悟った表情を浮かべる。
「じゃあね。次、もし生まれ変わってくるなら、まともな人間になって人の役に立てるような人になってね」
アレクは、そう言って黄金色の神力を手から放出してトリーに浴びせる。
トリーは、最後は暴れることもなく、全てを受け入れて神力に飲み込まれるのだった。
アレクが、トリーの飛んでいった場所に辿り着くと、トリーは立ち上がって手で砂埃を叩いていた。
「かわいいとは思うけど、どう見ても子供じゃないんだよね。隠してるけど、内に潜んでる何かが顔をチラチラ覗かせてるよ」
アレクは、トリーの話に乗りながらも、探りを入れるように本性を暴こうとする。
「ニッシッシ、あれれ~?おかしいなぁ?頑張って隠してるんだけどなぁ。羽一枚じゃ、抑えきれないのかな?不思議不思議不思議不思議不思議不思議不思議ニッシッシニッシッシギャハハハハ」
トリーは、隠していた本性を見破られてしまい、不穏な言葉を残したまま、狂ったように同じ言葉を発する。
「神力!?それと混ざる邪悪なオーラはなんなんだ?ルシファーとも違う......いや、これは、共和国で出会ったあいつに近い気がするよ」
アレクは、目の前にいるトリーから神力とオレールが手も足も出なかった男に近いオーラを発していた。
「ギャハハハハ、あまりにも君がおもしろいから本来の力を出しちゃった。逃げ出すなら今だよ。ニッシッシ、どの道逃さないけどね」
アレクの発言で、スイッチが入ったトリーは、完全にアレクを逃がす気はなく、獲物としか見ていない。
「そっかぁ。でも逃げ道がないのは、どっちの方かな?魔装甲、武功、身体強化、神力」
アレクは、今回様子見をすることなく、薬学神から習った合わせ技を全て一気に解放する。唯一、神力だけが全力ではないといった点だけで、それ以外は今のアレクが出せる全力なのだ。
「え!?え?僕見誤っちゃった......な~んて言うと思ったぁぁぁ?確かに、神力があって、僕と同等なのは驚いたけど、僕には地獄の力があるからさ。ニッシッシ」
トリーは、アレクを絶望の淵に追いやろうと、地獄の力という物を最大まで上げる。
「じゃあ、早くかかってきなよ」
アレクは、凄まじい力を放つトリーに対して、一切臆することなく、逆に手招きをして挑発して見せた。
「ニッシッシ、そんなに死にたいの?なら望み通りにしてあげる。爆流瞬獄殺」
トリーは、アレクに向けて、炎と地獄の力と神力を混ぜた魔法を放ってくる。
そして、無情にも濃密に圧縮された炎の塊に黒と黄金の力が入り混じった魔法がアレクに直撃する。
「ギャハハハ......え?どういうこと?」
トリーは、直撃したことに当たり前だという表情をしていたが、次に起こるはずの大爆発が、一向に起こることなく、戸惑いを見せる。更には、目の前にいるアレクは一切のダメージを負っていない。
「これでわかったかな?練度が違うんだよ。周りが弱くて、一切修行してないよね?それに、神力を全く使いこなせてないよ」
アレクは、同じ力がぶつかったとしても、修行をして練度を高めた物と何もせず力に溺れた者の差だと言う。
どうやって、爆流瞬獄殺を消し去ったかというと、濃密な神力で爆流瞬獄殺を包みこんで、飲み込ませるように消し去ったのである。
「ありえないありえないありえない。僕をバカにするのも、いい加減にしろよ!許さない許さない許さない許さない」
トリーは、またしてもおかしくなったのか、同じ言葉を繰り返して、考えなしにアレクへと殴りかかってくる。しかし、簡単に受け止められて腹に一撃を食らわせられるのだ。
「ぐはぁ......ゲホゲホ、なんで!?僕の方が力は上なのに。ゲホゲホゲホゲホ」
一撃殴られただけで、トリーは膝を突いて、よだれを垂らしながら、苦しい表情を浮かべる。
「まだ、そう思うんだね。じゃあ、俺の本当の力を見せるよ」
アレクは、今出せる全力の神力を解放する。姿が変わるようなことはないが、アレクの周りにキラキラした濃密な神力の粒子が漂っている。
「ハ、ハ、ハ......僕は、完全に見誤ってたのか......これは、勝てないや」
さっきまでのバカ笑いや見下すような言葉は、一切出ることはなく、絶望を悟った表情を浮かべる。
「じゃあね。次、もし生まれ変わってくるなら、まともな人間になって人の役に立てるような人になってね」
アレクは、そう言って黄金色の神力を手から放出してトリーに浴びせる。
トリーは、最後は暴れることもなく、全てを受け入れて神力に飲み込まれるのだった。
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