チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第3章 アレクを狙って

第729話 王都に集結するアレクの仲間達!

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「起きてください。貴方の仕事は、まだ残っていますよ」

オレールは、魔法で作り出した水をNO.10の頭からぶっかける。

「うっ、私は......」

NO.10は、まだ状況が飲み込めていないので、辺りをキョロキョロしながら見る。

「頼みの綱だったあの吸血鬼は殺しました。もう逃げることはできませんよ。ちなみに、この中に入っているのは何ですか?」

液体に浸された透明のケースの中に全5体の同じ顔をした人間が入っていた。

「ラキュースが......アハハハハハハ。一緒に死にましょう!私に出来る最後のことを......ルシファー様、万歳」

NO.10が、黒いもやを大量に放出した瞬間、地下室は次々に爆発が起きて、NO.10も万歳と言った直後に大爆発する。
大爆発の影響で、地下室は一瞬にして瓦礫に埋もれて、地上の洞窟のような場所も埋もれてしまった。

「まさか、自爆するとは思いませんでした。それだけ情報を渡したくなかったのでしょうね。う~ん?生き残っている気配はありませんね」

オレールは、爆発に巻き込まれる前に、短距離転移で地下室から地上に転移した。
そして、探知を使ってNO.10の生存を確認するが、生きている感じはない。

「あれが、なんだったのかは考えない方が良さそうですね。任務は、一応完了したので王都に行きましょうか」

オレールは、転移して王都に向かうのだった。





アレクとノックスは、王都に転移してやってきていた。
だが、変わり果てた王都の姿に、アレクは勿論のこと、普段顔色を変えることの少ないノックスも呆然としていた。

「こりゃ、酷いな。ヴァンドームが言ってたが、この状況をどうにかする方法があるのか?」

パスクが、結界を張っていることを聞いていたので、何かしら方法があるのだろうと思った。

「ここまでの状況は、想定していませんでしたね。一応理論上は、人々を生き返らすことは可能なのですが、上手くいくかどうかわかりません。あと、オレールに協力をしてもらいたいです」

パスクもノックスもマンテ爺もデストロイも、手が離せないか一般人と同じ力になっているので協力を仰げない。
唯一、希望があるのがオレールだが、もし薬を使っているならばアレク一人でどうにかする必要がある。

「これは、また大変なことになりましたね。アレクくん、こちらは終わりましたよ」

オレールが、ちょうどいいタイミングで北から戻ってきた。
しかし、他とは違いあまり驚いた表情をしない。何故かというと、一番探知に優れた人物なので、転移してきた段階で敵がいないことや敵がいないにも関わらず、パスクが神力で結界を張っているので、この現状をどうにかする手立てがあるのかと感じたからだ。

「無事終わって良かった。オレールありがとう。またあとで、何があったか聞かせてね。それと、戻って早々なんだけど、手伝いをお願いできるかな?」

「解決したらお話しましょう。お手伝いですか。わかりました。なんでも協力しますよ」

オレールの魔力量と神力から薬を使用せずに終わらせてくれたことがわかったので、アレクはオレールに協力を依頼してあることを行おうとする。

「潜在能力薬を飲んで、神力を最大までして俺に流してもらえないかな?二人の最大の神力で死者蘇生薬を作りたいからさ」

「それは構わないのですが、ルシファーの仲間の魂も復活する可能性があるのではないですか?」

全員を復活させるのなら、善悪関係なく復活するのではないかと懸念する。

「大丈夫。ヴァンドームが、魂のあるルシファーの仲間と悪に染まりきった魂を捕らえたって去り際に教えてくれたからね」

ルシファーの仲間以外にも、王都に潜んでいる悪いやつらも全てヴァンドームが地獄に連れて行こうと密かに黒いキューブに捕らえたようだ。

「あの方は抜け目がないですね。安心しました。では、早速始めましょう」

オレールは、潜在能力薬を飲む。すると、老いた大魔法使いのような風貌に変わる。しかも、潜在能力薬を飲んだ誰よりも魔力量跳ね上がり王都全域に行き渡りそうなくらいに溢れ出る。
しかし、それも一瞬で、見事なコントロールにより自らの体に抑え込んだ。

「オレールだよね?見た目もそうだけど、神力と魔力量が桁違いなんだけど......」

「それを言うならアレクくんもですよ。神力に関しては私を超えていますよ。それに、何故私が、お爺さんでアレクくんは、そんなに若い見た目なのですか!おかしいですよ」

魔法神と繋がりがあるオレールは、魔力に関して、はずば抜けているようだ。
だが、強くなったことよりも、アレクの20代であろう若い容姿と自分の年老いた姿を比べて、オレールは萎えてしまうのだった。
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