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第3章 アレクを狙って
第731話 最初の拠点に潜んでいた黒い影!
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ルシファー達が、まだ攻めて来る前に遡る。
ヴァンドーム達が、王都に転移をする前に、豪牙に話しかけていた。
「少し二人だけで話せるか?」
「大丈夫ですよ。どのような話ですか?」
豪牙は、地獄の前大王ということで敬意を払った返事をする。
「一つ懸念点があるんだ。創造神のやつは、未来を見て大丈夫だと判断したみたいだが、俺は将来的に厄介なことになると思っている。それを、潰してくれないか?」
「懸念ですか?協力はしますが、具体的に内容を聞いてもいいですか?」
豪牙的にも、将来魔物の街に被害が及ぶのであれば排除しておきたいと考えるが、どのようなことなのか聞いてから判断しようとした。
「地図でいうと、この場所に地獄の力と似た力の反応がある。だが、極めて弱い。神力がない豪牙でも対処できるはずだから始末を頼んでいいか?」
最北端にあるルシファーの拠点は、隠蔽がされており、ヴァンドームの探知能力では見つけることが出来ないが、王国の元村があった場所には隠蔽がされていないのか、微かに反応があった。
「この場所ですね。森の長様から薬を頂いていますので、どんな状況になろうと任務を達成します」
豪牙は、オレールと同じで単独での任務になるが、任された以上、失態することなく完遂しようと心に誓う。
◆
豪牙は、空を飛んでヴァンドームが記した場所に辿り着いた。
着いた場所は、昔村があったであろう廃村で、家屋もボロボロで畑があった場所も雑草が生い茂っているか、魔物に踏み荒らされていた。
「こんな場所に......ん?幻惑の類か!?」
目の前にある廃村に違和感を感じた豪牙は、魔力波を飛ばす。
攻撃には向いていないが、このような幻惑の類には魔力の波を飛ばすことで幻惑自体を吹き飛ばすことが可能性なのだ。
「今の状態なら駄目か......これならどうだ!おいおい、まさか城が出てくるなんて」
豪牙は、早速潜在能力薬を服用した。
その結果、ノックス達との修行の成果が出たのか、潜在能力値が上がって、角が倍の太さになって、顔や体には見たこともない黒い紋様が浮かび上がる鬼人の王が乗っ取った時の姿に変わった。
そして、全盛期の力を使うと、あっさりと幻惑が解けた。
「はぁ......こんなトラップを仕掛けてるとはな」
幻惑を解いて、城に近付こうと歩み出した瞬間、城から大勢の名無し達が走ってきた。しかし、食料を与えられず放置されていたのか、名無しはゾンビのような容姿になっていた。
豪牙は、襲いかかってきた名無し達を、容赦なく指弾で撃ち抜いていく。
すると、名無し達の頭は綺麗に撃ち抜かれて一人一人倒れて行く。
「悪趣味過ぎるだろ。昔なら何も思わなかったが、死んだ人間を操る......外道過ぎるぞ」
ルシファーは、この場所に侵入してくる敵を殺せと命令を残して新しい場所に移動した。
豪牙は、魔物の街で暮らすようになり、人々と接して生活をする中で、このような行為を外道だと思える感情が芽生えた。
「吸収今俺に出来るのはこれだけだ。安らかに眠ってくれ」
鬼人の王と同じ力を手に入れた豪牙は、死体を吸収して自らの力に変えるスキルを使う。
そして、無数にいた名無し達は、豪牙の体に吸収された。
「さっさと破壊するか。大炎玉」
気球くらいの大きさの炎の玉を出して、城に向けて撃ち込む。
撃ち込まれた城は、轟音と共に大爆発が起きて崩れ落ちて瓦礫となる。
「これで終わり.......クソ、やっぱりまだいたか」
瓦礫から二人の人影が現れたと思いきや、一瞬で豪牙に詰め寄って左右から黒い剣で攻撃をしてきた。
豪牙は、即座に反応して襲ってきた敵二人の顔を鷲掴みにして地面に叩きつけるが、一切物ともせず黒い剣で豪牙の両腕を切り落とした。
「.......」
敵の姿は、ルシファーのホムンクルスとそっくりで、前傾姿勢のまま黒い剣を構えて、無言のまま豪牙の様子をうかがう。
「ヴァンドームの言ってたのは、こいつらか。にしても、雰囲気が不気味過ぎるぞ」
豪牙は、ノックスと模擬戦をした時と同じように、すぐに両腕を再生させる。
そして、目の前にいる敵を見て思ったのだが、全く生気を感じることが出来ず、なんだか異様な雰囲気を醸し出している。
「泥沼」
豪牙は、二人の敵が立っている地面を土魔法でドロドロの底なし沼に変えて動けないようにする。
「.......」
「おい、嘘だろ!?」
敵二人は、目配せをしたあと、無言のまま自分の両足を切り落として沼から脱出した。しかも、切った足からは黒いもやが溢れ出して足の代わりを果たし、更には沼に足を取られる素振りすらない。
そして、そのまま豪牙に襲いかかってくる。
「なんだこいつら!痛みがないのか?」
豪牙は、二人の敵から振り下ろされる剣を躱して蹴りとパンチを繰り出して吹き飛ばす。しかし、豪牙の言葉通り痛みがないのか、すぐさま立ち上がって襲いかかってくる。
「大炎玉」
両手で二つの大炎玉を出して、敵に向かって放つ。
「やっぱり、そうか。だが、これは予想してなかった......」
豪牙は、さっきから一直線にフェイントもかけてこない敵に対して決まった行動パターンしか取れないのかと予測して、威力はあるが真っ直ぐにしか飛ばない大炎玉を撃った。
そして、見事に予想は当たって直撃をするが、炎の中から現れたのはルシファーそっくりのホムンクルスではなく、人型の黒いもやであった。
ヴァンドーム達が、王都に転移をする前に、豪牙に話しかけていた。
「少し二人だけで話せるか?」
「大丈夫ですよ。どのような話ですか?」
豪牙は、地獄の前大王ということで敬意を払った返事をする。
「一つ懸念点があるんだ。創造神のやつは、未来を見て大丈夫だと判断したみたいだが、俺は将来的に厄介なことになると思っている。それを、潰してくれないか?」
「懸念ですか?協力はしますが、具体的に内容を聞いてもいいですか?」
豪牙的にも、将来魔物の街に被害が及ぶのであれば排除しておきたいと考えるが、どのようなことなのか聞いてから判断しようとした。
「地図でいうと、この場所に地獄の力と似た力の反応がある。だが、極めて弱い。神力がない豪牙でも対処できるはずだから始末を頼んでいいか?」
最北端にあるルシファーの拠点は、隠蔽がされており、ヴァンドームの探知能力では見つけることが出来ないが、王国の元村があった場所には隠蔽がされていないのか、微かに反応があった。
「この場所ですね。森の長様から薬を頂いていますので、どんな状況になろうと任務を達成します」
豪牙は、オレールと同じで単独での任務になるが、任された以上、失態することなく完遂しようと心に誓う。
◆
豪牙は、空を飛んでヴァンドームが記した場所に辿り着いた。
着いた場所は、昔村があったであろう廃村で、家屋もボロボロで畑があった場所も雑草が生い茂っているか、魔物に踏み荒らされていた。
「こんな場所に......ん?幻惑の類か!?」
目の前にある廃村に違和感を感じた豪牙は、魔力波を飛ばす。
攻撃には向いていないが、このような幻惑の類には魔力の波を飛ばすことで幻惑自体を吹き飛ばすことが可能性なのだ。
「今の状態なら駄目か......これならどうだ!おいおい、まさか城が出てくるなんて」
豪牙は、早速潜在能力薬を服用した。
その結果、ノックス達との修行の成果が出たのか、潜在能力値が上がって、角が倍の太さになって、顔や体には見たこともない黒い紋様が浮かび上がる鬼人の王が乗っ取った時の姿に変わった。
そして、全盛期の力を使うと、あっさりと幻惑が解けた。
「はぁ......こんなトラップを仕掛けてるとはな」
幻惑を解いて、城に近付こうと歩み出した瞬間、城から大勢の名無し達が走ってきた。しかし、食料を与えられず放置されていたのか、名無しはゾンビのような容姿になっていた。
豪牙は、襲いかかってきた名無し達を、容赦なく指弾で撃ち抜いていく。
すると、名無し達の頭は綺麗に撃ち抜かれて一人一人倒れて行く。
「悪趣味過ぎるだろ。昔なら何も思わなかったが、死んだ人間を操る......外道過ぎるぞ」
ルシファーは、この場所に侵入してくる敵を殺せと命令を残して新しい場所に移動した。
豪牙は、魔物の街で暮らすようになり、人々と接して生活をする中で、このような行為を外道だと思える感情が芽生えた。
「吸収今俺に出来るのはこれだけだ。安らかに眠ってくれ」
鬼人の王と同じ力を手に入れた豪牙は、死体を吸収して自らの力に変えるスキルを使う。
そして、無数にいた名無し達は、豪牙の体に吸収された。
「さっさと破壊するか。大炎玉」
気球くらいの大きさの炎の玉を出して、城に向けて撃ち込む。
撃ち込まれた城は、轟音と共に大爆発が起きて崩れ落ちて瓦礫となる。
「これで終わり.......クソ、やっぱりまだいたか」
瓦礫から二人の人影が現れたと思いきや、一瞬で豪牙に詰め寄って左右から黒い剣で攻撃をしてきた。
豪牙は、即座に反応して襲ってきた敵二人の顔を鷲掴みにして地面に叩きつけるが、一切物ともせず黒い剣で豪牙の両腕を切り落とした。
「.......」
敵の姿は、ルシファーのホムンクルスとそっくりで、前傾姿勢のまま黒い剣を構えて、無言のまま豪牙の様子をうかがう。
「ヴァンドームの言ってたのは、こいつらか。にしても、雰囲気が不気味過ぎるぞ」
豪牙は、ノックスと模擬戦をした時と同じように、すぐに両腕を再生させる。
そして、目の前にいる敵を見て思ったのだが、全く生気を感じることが出来ず、なんだか異様な雰囲気を醸し出している。
「泥沼」
豪牙は、二人の敵が立っている地面を土魔法でドロドロの底なし沼に変えて動けないようにする。
「.......」
「おい、嘘だろ!?」
敵二人は、目配せをしたあと、無言のまま自分の両足を切り落として沼から脱出した。しかも、切った足からは黒いもやが溢れ出して足の代わりを果たし、更には沼に足を取られる素振りすらない。
そして、そのまま豪牙に襲いかかってくる。
「なんだこいつら!痛みがないのか?」
豪牙は、二人の敵から振り下ろされる剣を躱して蹴りとパンチを繰り出して吹き飛ばす。しかし、豪牙の言葉通り痛みがないのか、すぐさま立ち上がって襲いかかってくる。
「大炎玉」
両手で二つの大炎玉を出して、敵に向かって放つ。
「やっぱり、そうか。だが、これは予想してなかった......」
豪牙は、さっきから一直線にフェイントもかけてこない敵に対して決まった行動パターンしか取れないのかと予測して、威力はあるが真っ直ぐにしか飛ばない大炎玉を撃った。
そして、見事に予想は当たって直撃をするが、炎の中から現れたのはルシファーそっくりのホムンクルスではなく、人型の黒いもやであった。
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