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第3章 アレクを狙って
第749話 三国の代表がエルフの国に集結!
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あっという間に月日は流れて、ウスベル王国の陛下と魔ノ国の魔王とエルフの国の王様との会談の日が訪れた。
ラヴァーナは、王国の王城に転移魔道具で転移をしてきた。そこから、アレクの転移でラヴァーナと陛下をエルフの第二拠点へと連れて行く。
「ほぉ、ここがアレクの言っておったエルフの国なのだな。もっと自然豊かな場所に住んでおるとばかり思っておったぞ」
ラヴァーナは、着くなり街の外観を見渡して、思い描いていたものとは全く違う街並みがそこには広がっていることに疑問を感じる。
「そうであるな。余も、自然豊かな場所に木造の家が建ち並んでおると書物で見たことがあった。それに、身なりも書物に記されておるものとは全く違うではないか」
陛下も、ラヴァーナと同じで情報にあったエルフの生活や服装が全く違うことに疑問を感じる。
「魔物の街の匠の手によって新たに作ってみました。服装は、着心地が良すぎて戻れないらしいです。あっ、エルフの国の王様が来ましたよ」
アレクの言葉を聞いて、ラヴァーナは相変わらずだなと大笑いする。陛下は、逆にまたやらかしたかと頭を抱える。
「これはこれは良くぞお越しくださった。余は、エルフの国の王であるマシュロムと申す。マシュロムと気軽に呼んでほしい」
王様は、歓迎しながらも王として下手に出ることはせず、威厳を保った話し方をする。
そして、名前を今まで聞いたことのなかったアレクは、王様に名前があったんだなと、素直に思ってしまう。
「妾は、魔ノ国の魔王である。アレクからの同盟の申し出とあらば、仲良くして損はないであろう。妾のことはアナベルと呼んでくれて構わぬ」
「ウズベル王国国王ウォルトン・フォン・ウズベルである。アナベルと同様、アレクが認めた相手とあらば、未来永劫良き隣人でありたい。余のことは、ウォルトンと気軽に呼んでくれ」
流石、一国の王である二人と思わせる言葉を挨拶の中に入れていた。
それは、威厳を保ちながらも、アレクを立てるような言葉とアレクがいるからこそ同盟を結んだというアレクに対して、二人の王が信頼していることを言葉にしたのだ。
「アナベル殿、ウォルトン殿、余もアレク様に忠誠を誓っておる身、アレク様をお慕いする両国とこのような会談の機会を設けて頂いたこと感謝する」
マシュロムは、アレクから聞いた話を元に考えると、両国よりも明らかに文明として劣っていると思い、一目置く相手と判断して殿を付けて呼んだ。
今までのエルフの傲慢さを考えるとあり得ない考え方であり、どれだけマシュロムが柔軟な思想の持ち主かが窺える。
「これは、思っておったよりも楽しい会談になりそうではないか!あの排他的と言われておるエルフをどのように懐柔したのか、アレクに習わなくてはならぬな」
ラヴァーナは、あいも変わらずアレクをからかう様な表情をしながら話す。
「魔王様は相変わらずいじわるですね。せっかく魔王様のために、スキル復活の薬を作ったんだけど渡すのやめようかなぁ」
アレクは魔法鞄からポーション瓶を取り出して、ニヤリとしながらお返しとばかりにからかう口調で話す。
「ちょ、ちょっと待つのだ!スキル復活薬だと!?飲ませてほしいのだ。頼む」
「う~ん?ど~しよっかなぁぁ。久々に会ったのに馬鹿にされちゃったしなぁぁ。また今度にしちゃおかな」
ぴゅ~ぴゅ~と口笛を吹きながら、ここぞとばかりにラヴァーナをからかう。
「ゔっ、す、すまなかった!金輪際アレクをからかうようなことは言わぬ!だから、そのポーションをくれぬか?それと、ほしい魔道具を渡そう!どうだ?」
ラヴァーナは、人生で初めて土下座をして謝った。お付きとしてきていたジキタリスは、今まで見たこともない魔王の土下座に、普段のクールさはどこへら本気で驚きの表情を浮かべる。
「わかりました。契約成立ですね。では、受け取ってください」
「誠に感謝する......ゔっ、ゔゔ......アレク、本当にありがとう。スキルが、戻ってきたのがわかるぞ。もう二度と戻ってくることはないと思っていた。感謝する」
アレクは、もっと早くにこの薬渡したかったのだが、ラヴァーナのスキルを奪った爺さんを殺さない限りスキルを戻すことが出来なかったので、ここまで待たせることになった。
そして、普段泣くことのないラヴァーナなのだが、子供を治してもらった以来、久々に歓喜で涙を流していた。
「私こそ、意地悪してごめんなさい。元々、助けるために、ルシファーの戦いで失ったスキルだったので無償で渡す予定だったんです。でも、魔道具を貰えるということなんで、ありがたく頂きますね」
「お、おい!妾の感動を返すのだ。そこは、スキルが戻ってよかったとか何か別の言い方があろう?はぁ~、だが感謝しておるよ。約束は約束だ。魔道具は必ず譲ろう」
ラヴァーナは、アレクのデリカシーの無さに呆れてしまうが、アレクとラヴァーナの関係があるからこそ、アレクはわざと、このような言葉を言った。
そのことも、ラヴァーナはわかっているので、乗るような形で返事をした。
「魔王様、あの時は助けてくれてありがとうございました。無事にスキルが戻ってよかったです」
アレクは、本心を口にしてニカッと笑う。
改めて素直に言われたラヴァーナは、照れながらも改めて「ありがとう」と返事をするのだった。
ラヴァーナは、王国の王城に転移魔道具で転移をしてきた。そこから、アレクの転移でラヴァーナと陛下をエルフの第二拠点へと連れて行く。
「ほぉ、ここがアレクの言っておったエルフの国なのだな。もっと自然豊かな場所に住んでおるとばかり思っておったぞ」
ラヴァーナは、着くなり街の外観を見渡して、思い描いていたものとは全く違う街並みがそこには広がっていることに疑問を感じる。
「そうであるな。余も、自然豊かな場所に木造の家が建ち並んでおると書物で見たことがあった。それに、身なりも書物に記されておるものとは全く違うではないか」
陛下も、ラヴァーナと同じで情報にあったエルフの生活や服装が全く違うことに疑問を感じる。
「魔物の街の匠の手によって新たに作ってみました。服装は、着心地が良すぎて戻れないらしいです。あっ、エルフの国の王様が来ましたよ」
アレクの言葉を聞いて、ラヴァーナは相変わらずだなと大笑いする。陛下は、逆にまたやらかしたかと頭を抱える。
「これはこれは良くぞお越しくださった。余は、エルフの国の王であるマシュロムと申す。マシュロムと気軽に呼んでほしい」
王様は、歓迎しながらも王として下手に出ることはせず、威厳を保った話し方をする。
そして、名前を今まで聞いたことのなかったアレクは、王様に名前があったんだなと、素直に思ってしまう。
「妾は、魔ノ国の魔王である。アレクからの同盟の申し出とあらば、仲良くして損はないであろう。妾のことはアナベルと呼んでくれて構わぬ」
「ウズベル王国国王ウォルトン・フォン・ウズベルである。アナベルと同様、アレクが認めた相手とあらば、未来永劫良き隣人でありたい。余のことは、ウォルトンと気軽に呼んでくれ」
流石、一国の王である二人と思わせる言葉を挨拶の中に入れていた。
それは、威厳を保ちながらも、アレクを立てるような言葉とアレクがいるからこそ同盟を結んだというアレクに対して、二人の王が信頼していることを言葉にしたのだ。
「アナベル殿、ウォルトン殿、余もアレク様に忠誠を誓っておる身、アレク様をお慕いする両国とこのような会談の機会を設けて頂いたこと感謝する」
マシュロムは、アレクから聞いた話を元に考えると、両国よりも明らかに文明として劣っていると思い、一目置く相手と判断して殿を付けて呼んだ。
今までのエルフの傲慢さを考えるとあり得ない考え方であり、どれだけマシュロムが柔軟な思想の持ち主かが窺える。
「これは、思っておったよりも楽しい会談になりそうではないか!あの排他的と言われておるエルフをどのように懐柔したのか、アレクに習わなくてはならぬな」
ラヴァーナは、あいも変わらずアレクをからかう様な表情をしながら話す。
「魔王様は相変わらずいじわるですね。せっかく魔王様のために、スキル復活の薬を作ったんだけど渡すのやめようかなぁ」
アレクは魔法鞄からポーション瓶を取り出して、ニヤリとしながらお返しとばかりにからかう口調で話す。
「ちょ、ちょっと待つのだ!スキル復活薬だと!?飲ませてほしいのだ。頼む」
「う~ん?ど~しよっかなぁぁ。久々に会ったのに馬鹿にされちゃったしなぁぁ。また今度にしちゃおかな」
ぴゅ~ぴゅ~と口笛を吹きながら、ここぞとばかりにラヴァーナをからかう。
「ゔっ、す、すまなかった!金輪際アレクをからかうようなことは言わぬ!だから、そのポーションをくれぬか?それと、ほしい魔道具を渡そう!どうだ?」
ラヴァーナは、人生で初めて土下座をして謝った。お付きとしてきていたジキタリスは、今まで見たこともない魔王の土下座に、普段のクールさはどこへら本気で驚きの表情を浮かべる。
「わかりました。契約成立ですね。では、受け取ってください」
「誠に感謝する......ゔっ、ゔゔ......アレク、本当にありがとう。スキルが、戻ってきたのがわかるぞ。もう二度と戻ってくることはないと思っていた。感謝する」
アレクは、もっと早くにこの薬渡したかったのだが、ラヴァーナのスキルを奪った爺さんを殺さない限りスキルを戻すことが出来なかったので、ここまで待たせることになった。
そして、普段泣くことのないラヴァーナなのだが、子供を治してもらった以来、久々に歓喜で涙を流していた。
「私こそ、意地悪してごめんなさい。元々、助けるために、ルシファーの戦いで失ったスキルだったので無償で渡す予定だったんです。でも、魔道具を貰えるということなんで、ありがたく頂きますね」
「お、おい!妾の感動を返すのだ。そこは、スキルが戻ってよかったとか何か別の言い方があろう?はぁ~、だが感謝しておるよ。約束は約束だ。魔道具は必ず譲ろう」
ラヴァーナは、アレクのデリカシーの無さに呆れてしまうが、アレクとラヴァーナの関係があるからこそ、アレクはわざと、このような言葉を言った。
そのことも、ラヴァーナはわかっているので、乗るような形で返事をした。
「魔王様、あの時は助けてくれてありがとうございました。無事にスキルが戻ってよかったです」
アレクは、本心を口にしてニカッと笑う。
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