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第3章 アレクを狙って
第801話 誓約無効と戦闘狂二人が動き出す!
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忍者の里の長老と長が集まっていた家が溶けて大惨事になり、里の忍者達が集まってきていた。
救い出すにも、溶解した高熱の瓦礫に近付くことさえできない。
「土流助かったぞ。まさか、俺の知らん禁術が使えたとはな」
「私と風花以外は、あの禁術で死にました。この先、大和ノ国と王国を相手取らなくてはなりません。戦力的に厳しいと存じますが、何かお考えがあるのですか?」
溶解した家の床下から土を掘り、土流という忍者が、長を救った。だが、長が世代交代と言った長老に代わる忍者は、禁術によって土流と風花しか生き残らなかったようだ。
「誓約をあと一歩のところで破棄できなかったのは計算外だったが、俺の禁術があれば戦力が足りなかったとしても問題はない。まずは、風花と合流をし、他の忍者に裏切りがあったと報告をしないとな」
現場を目撃していない忍者からすると、状況がわからないので、どんな嘘の情報も真実のように騙すことができる。
長老が裏切り、長を殺そうとしたというシナリオにしようとしている。
そして、長と土流は土から這い出ると、そこには黒髪ショートの可愛らしい女の子が待っていた。
「無事だったみたいだね。長~、これな~んだ?キャハハハ」
女の子は、手にドクンドクンと脈打つ物を持って笑っていた。
「風花、お前まさか......あははは。そうか、そうか、これは、予想外だった」
ショートの女の子は、風花というらしく、長は風花の手にある物を見て顔に手を押し当てて大笑いした。
「あとは長の役目だね。好きにしていいよ」
風花は、長にドクンドクンと脈打つ心臓を渡すと、長は何も言わずに握り潰した。
「あははは、見ろ!やっと解放された!これで、復讐ができる。クソ忌々しい呪縛から解放されたのだ!復讐の時が来たぞ」
心臓を握りつぶした瞬間、長と土流と風花の胸に鎖が浮かび上がり、鎖が壊れて崩れ落ちた。
長老の心臓を潰すと大和ノ国との誓約が破棄されたようだが、何故破棄できたのかを説明しようとはしない。
「土流、風花、里の皆に何があったのかと、復讐の時は来たと知らせてこい!」
土流と風花は、長の言葉を聞くと、サッとその場から消えて他の忍者達に知らせに行くのだった。
◆
アレクとケットシーが、マンテ爺の看病をしていると、勢いよくドアが開いた。そこには、ノックスとデストロイが目を輝かせてハルバートと大剣を握りしめて立っていた。
「アレク坊、忍者のやつらにお灸を据えに行くんだろ?いつ行くんだ?」
「皆殺しなら俺を連れて行きやがれ!わかってるだろうな?」
ノックスとデストロイは、全面戦争と聞いて、居ても立っても居られなくなったようだ。
「二人は相変わらずですね。やっと、マンテ爺の容態が安定したのに。う~ん?じゃあ、二人にお願いがあるんですが、引き受けてくれたら連れて行きますよ。どうします?」
マンテ爺が、死にかけているにも関わらず、戦闘狂の欲に負けてしまう二人に呆れてしまう。
「お願い?なんだ?言ってみろ」
「ドワーフの国でアマゾネスと出会ったんですが、俺を奴隷のように扱き使うとか言って襲ってきたんですよ。返り討ちにして捕まえてるんですが、二人で教育をお願いできませんか?ちなみに、神力とガントレットで殴っても傷一つつかないくらいの強さです」
アレクは、アマゾネスを捕まえたのはいいが、どうしようかと悩んでいた。
そして、ただ死刑にするのもおもしろくないので、戦闘狂の二人をアマゾネスの戦士にぶつけてみようと考えた。
「おい!ノックス、いいじゃねぇか!こいつの神力で傷がつかねぇなら遊び甲斐があるぞ」
「暇つぶし程度にはなりそうだな。アレク坊、そいつらの相手と忍者達、どっちを先にやるんだ?」
デストロイとノックスも、戦闘が出来るなら、これほど美味しい話はないと食いついてきた。
「忍者ですね。マンテ爺の容態がいつ急変するかわからないですから。今、パスクが大和ノ国に連絡しているはずなので、今日か明日には忍者達がテーブルにつくかわかります。予想では、お二人の力を存分に振るう機会があるはずです」
アレクの言葉を聞いて、普段顔を見合わせて笑うことのない二人が、腕を組んで笑い飛ばしている。
「マンテ爺の恨みを先に晴らせるってわけか!アレク坊に考えがあるなら、それまで大人しくしといてやる。楽しみにしているぞ」
「ノックス、肩慣らしに付き合え!体が疼いて仕方ねぇからよ。それに、マンテ爺に戦勝を届けてやらねぇとな」
戦闘がしたいのは間違いないようだが、少なからずマンテ爺をこのようにした忍者に対して思うことがあったようだ。
アレクは、口ではあのように言っていながら仲間思いな二人を見て微笑んでしまうのだった。
救い出すにも、溶解した高熱の瓦礫に近付くことさえできない。
「土流助かったぞ。まさか、俺の知らん禁術が使えたとはな」
「私と風花以外は、あの禁術で死にました。この先、大和ノ国と王国を相手取らなくてはなりません。戦力的に厳しいと存じますが、何かお考えがあるのですか?」
溶解した家の床下から土を掘り、土流という忍者が、長を救った。だが、長が世代交代と言った長老に代わる忍者は、禁術によって土流と風花しか生き残らなかったようだ。
「誓約をあと一歩のところで破棄できなかったのは計算外だったが、俺の禁術があれば戦力が足りなかったとしても問題はない。まずは、風花と合流をし、他の忍者に裏切りがあったと報告をしないとな」
現場を目撃していない忍者からすると、状況がわからないので、どんな嘘の情報も真実のように騙すことができる。
長老が裏切り、長を殺そうとしたというシナリオにしようとしている。
そして、長と土流は土から這い出ると、そこには黒髪ショートの可愛らしい女の子が待っていた。
「無事だったみたいだね。長~、これな~んだ?キャハハハ」
女の子は、手にドクンドクンと脈打つ物を持って笑っていた。
「風花、お前まさか......あははは。そうか、そうか、これは、予想外だった」
ショートの女の子は、風花というらしく、長は風花の手にある物を見て顔に手を押し当てて大笑いした。
「あとは長の役目だね。好きにしていいよ」
風花は、長にドクンドクンと脈打つ心臓を渡すと、長は何も言わずに握り潰した。
「あははは、見ろ!やっと解放された!これで、復讐ができる。クソ忌々しい呪縛から解放されたのだ!復讐の時が来たぞ」
心臓を握りつぶした瞬間、長と土流と風花の胸に鎖が浮かび上がり、鎖が壊れて崩れ落ちた。
長老の心臓を潰すと大和ノ国との誓約が破棄されたようだが、何故破棄できたのかを説明しようとはしない。
「土流、風花、里の皆に何があったのかと、復讐の時は来たと知らせてこい!」
土流と風花は、長の言葉を聞くと、サッとその場から消えて他の忍者達に知らせに行くのだった。
◆
アレクとケットシーが、マンテ爺の看病をしていると、勢いよくドアが開いた。そこには、ノックスとデストロイが目を輝かせてハルバートと大剣を握りしめて立っていた。
「アレク坊、忍者のやつらにお灸を据えに行くんだろ?いつ行くんだ?」
「皆殺しなら俺を連れて行きやがれ!わかってるだろうな?」
ノックスとデストロイは、全面戦争と聞いて、居ても立っても居られなくなったようだ。
「二人は相変わらずですね。やっと、マンテ爺の容態が安定したのに。う~ん?じゃあ、二人にお願いがあるんですが、引き受けてくれたら連れて行きますよ。どうします?」
マンテ爺が、死にかけているにも関わらず、戦闘狂の欲に負けてしまう二人に呆れてしまう。
「お願い?なんだ?言ってみろ」
「ドワーフの国でアマゾネスと出会ったんですが、俺を奴隷のように扱き使うとか言って襲ってきたんですよ。返り討ちにして捕まえてるんですが、二人で教育をお願いできませんか?ちなみに、神力とガントレットで殴っても傷一つつかないくらいの強さです」
アレクは、アマゾネスを捕まえたのはいいが、どうしようかと悩んでいた。
そして、ただ死刑にするのもおもしろくないので、戦闘狂の二人をアマゾネスの戦士にぶつけてみようと考えた。
「おい!ノックス、いいじゃねぇか!こいつの神力で傷がつかねぇなら遊び甲斐があるぞ」
「暇つぶし程度にはなりそうだな。アレク坊、そいつらの相手と忍者達、どっちを先にやるんだ?」
デストロイとノックスも、戦闘が出来るなら、これほど美味しい話はないと食いついてきた。
「忍者ですね。マンテ爺の容態がいつ急変するかわからないですから。今、パスクが大和ノ国に連絡しているはずなので、今日か明日には忍者達がテーブルにつくかわかります。予想では、お二人の力を存分に振るう機会があるはずです」
アレクの言葉を聞いて、普段顔を見合わせて笑うことのない二人が、腕を組んで笑い飛ばしている。
「マンテ爺の恨みを先に晴らせるってわけか!アレク坊に考えがあるなら、それまで大人しくしといてやる。楽しみにしているぞ」
「ノックス、肩慣らしに付き合え!体が疼いて仕方ねぇからよ。それに、マンテ爺に戦勝を届けてやらねぇとな」
戦闘がしたいのは間違いないようだが、少なからずマンテ爺をこのようにした忍者に対して思うことがあったようだ。
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