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第3章 アレクを狙って
第807話 デストロイが大暴れ!新薬!?ピカリンとは?
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アレクと持東親王は、先程持東親王が演説をした城の中にある広場に着いた。
すると、豪華な鎧を着た公国の兵士の胸倉を掴んでいるデストロイの姿が見えた。しかも、辺りにはデストロイが、ぶっ倒したであろう兵士の姿がある。
「これは、また派手にやったなぁ。ブッハ、アレクよ。兵士が地面に埋まってるぞ」
持東親王は、首まで埋まっている大量の兵士を指差して、腹を抱えて笑う。
「笑い事じゃないですよ。首がぶら~んてなっちゃってますからね。はぁ~、なんでこうなったのか聞かないと」
アレクは、大急ぎでデストロイの下に向かって、デストロイが兵士の襟を掴んでブンブンと上下に揺らす。アレクは、慌ててデストロイの腕を掴んで止めた。
「デストロイ、1回離そう。何があったのか教えてくれないかな?」
「チッ、来んのがはぇ~な!わ~たわ~た。離してやるよ。こいつらはな、案内しにきた女に手を出そうとしやがったんだ。それにな、アレクのことをガキ扱いし、ノックスをおっさんやらパスクを若造だとよ。そんで、俺が制裁を与えた」
アレクは、思わず「え!?」と口にした。てっきり気に食わない相手だから、ボコボコにしたのだと思っていたが、仲間思いかつ女性に手を出したならず者に鉄拳制裁を与えたヒーローであった。
「デストロイ、よくやった!じゃあ、最低限の回復だけさせて埋めたままにしようか。パスク、ちゃんと悪事は録画した?」
「はい!アレク王をガキ扱いしたところからバッチリ映してあります!」
パスクは、録画の魔道具を手に持ちながらアレクにウインクして返した。
「パスクもナイス!あっ!被害にあった女性は無事かな?」
「おう。服を引きちぎられただけだからな。俺の服を渡して、他の女と一緒に避難させてやった。親王、女達の面倒は頼んだ」
デストロイは、スラム街に行ってから変わったのか、ぶっきらぼうなのは相変わらずだが、か弱い者にも手を差し伸べるようになっていた。
「デストロイに後で褒美をあげないとだね。持統親王様、女性達をお願いします。あの兵士に事情を少し聞いたら、引き出しますから」
「女達は、任せるがいい。それから、兵を呼んでおくから気が済んだら引き渡してくれ」
持東親王は、手をヒラヒラとして、その場をあとにした。
それから、アレク達は手分けして埋まった兵士とデストロイが締め上げた兵士にハイポーションを飲ませて、最低限の回復をさせた。
「おい、クズ!寝たふりをしてんのはわかんてんだ。さっさと起きやがれ。殴るぞ」
締め上げた兵士は、ハイポーションを飲んだにも関わらず、気絶したふりをして難を逃れようとした。
「ちょ、ちょっと待って!それに、私は伯爵であるぞ!こんなことをしてただで済むと思っているのか......ギャァァァ痛い~」
豪華な鎧を着た兵士は、やはり貴族であった。しかし、デストロイはお構いなしに頬を平手打ちした。
「さっきガキ呼ばわりされた者なんだけど、そっちがただで済ます気がないなら、王である俺に対してのガキ発言もただで済まなさなくていいのかな?おっさんや若造呼ばわりした二人は、貴方より上の爵位なんだけどなぁ。大丈夫?」
アレクは、いつにもなく悪い顔をしながら、薄らハゲの伯爵を脅す。
「な、なにを言っている。しょ、証拠がどこにあるんだ!この裏切り者が、言ったことだろ」
この伯爵は、本当に頭が大丈夫なのかとアレク一同皆が思ってしまう。王であるアレクに対しての言葉使いもそうだが、魔物の国の代表として来ているデストロイに対して、帝国の裏切り者発言をした。
「パスク、証拠を見せてあげて。それから、新しい薬を試したかったんだよね。ピカリンて可愛い名前の薬なんだけど。絶対気に入るからさ」
アレクは、前世で見た劇薬と書かれた瓶を取り出して、ニヤッと笑った。
「アレク王からの命令なんです。しっかり目を開けてご覧ください。あなた方が、どんな発言をしたのかを」
パスクは、伯爵が気絶しない塩梅で殺気を放って、映像を一言一句見逃さないように仕向けた。そして、冷や汗を流して映像を見終えた伯爵の口にピカリンの入った瓶を咥えさせて飲ませる。
「伯爵、スッキリして前より男前になりましたよ」
「へっ!?こ、これは、まさか......え、は?そ、そんなぁぁぁ!私の大事なか、か、髪が、髪がぁぁぁぁ」
ピカリンを飲んだ瞬間、伯爵の目の前をヒラヒラと髪の毛が落ちて行き、伯爵は落ちた毛を二度見したあと、自分の頭を触って大事な毛が一本もないことを再確認して発狂した。
そして、髪の毛がなくなった衝撃で、そのまま後ろにゴテンと倒れるのだった。
すると、豪華な鎧を着た公国の兵士の胸倉を掴んでいるデストロイの姿が見えた。しかも、辺りにはデストロイが、ぶっ倒したであろう兵士の姿がある。
「これは、また派手にやったなぁ。ブッハ、アレクよ。兵士が地面に埋まってるぞ」
持東親王は、首まで埋まっている大量の兵士を指差して、腹を抱えて笑う。
「笑い事じゃないですよ。首がぶら~んてなっちゃってますからね。はぁ~、なんでこうなったのか聞かないと」
アレクは、大急ぎでデストロイの下に向かって、デストロイが兵士の襟を掴んでブンブンと上下に揺らす。アレクは、慌ててデストロイの腕を掴んで止めた。
「デストロイ、1回離そう。何があったのか教えてくれないかな?」
「チッ、来んのがはぇ~な!わ~たわ~た。離してやるよ。こいつらはな、案内しにきた女に手を出そうとしやがったんだ。それにな、アレクのことをガキ扱いし、ノックスをおっさんやらパスクを若造だとよ。そんで、俺が制裁を与えた」
アレクは、思わず「え!?」と口にした。てっきり気に食わない相手だから、ボコボコにしたのだと思っていたが、仲間思いかつ女性に手を出したならず者に鉄拳制裁を与えたヒーローであった。
「デストロイ、よくやった!じゃあ、最低限の回復だけさせて埋めたままにしようか。パスク、ちゃんと悪事は録画した?」
「はい!アレク王をガキ扱いしたところからバッチリ映してあります!」
パスクは、録画の魔道具を手に持ちながらアレクにウインクして返した。
「パスクもナイス!あっ!被害にあった女性は無事かな?」
「おう。服を引きちぎられただけだからな。俺の服を渡して、他の女と一緒に避難させてやった。親王、女達の面倒は頼んだ」
デストロイは、スラム街に行ってから変わったのか、ぶっきらぼうなのは相変わらずだが、か弱い者にも手を差し伸べるようになっていた。
「デストロイに後で褒美をあげないとだね。持統親王様、女性達をお願いします。あの兵士に事情を少し聞いたら、引き出しますから」
「女達は、任せるがいい。それから、兵を呼んでおくから気が済んだら引き渡してくれ」
持東親王は、手をヒラヒラとして、その場をあとにした。
それから、アレク達は手分けして埋まった兵士とデストロイが締め上げた兵士にハイポーションを飲ませて、最低限の回復をさせた。
「おい、クズ!寝たふりをしてんのはわかんてんだ。さっさと起きやがれ。殴るぞ」
締め上げた兵士は、ハイポーションを飲んだにも関わらず、気絶したふりをして難を逃れようとした。
「ちょ、ちょっと待って!それに、私は伯爵であるぞ!こんなことをしてただで済むと思っているのか......ギャァァァ痛い~」
豪華な鎧を着た兵士は、やはり貴族であった。しかし、デストロイはお構いなしに頬を平手打ちした。
「さっきガキ呼ばわりされた者なんだけど、そっちがただで済ます気がないなら、王である俺に対してのガキ発言もただで済まなさなくていいのかな?おっさんや若造呼ばわりした二人は、貴方より上の爵位なんだけどなぁ。大丈夫?」
アレクは、いつにもなく悪い顔をしながら、薄らハゲの伯爵を脅す。
「な、なにを言っている。しょ、証拠がどこにあるんだ!この裏切り者が、言ったことだろ」
この伯爵は、本当に頭が大丈夫なのかとアレク一同皆が思ってしまう。王であるアレクに対しての言葉使いもそうだが、魔物の国の代表として来ているデストロイに対して、帝国の裏切り者発言をした。
「パスク、証拠を見せてあげて。それから、新しい薬を試したかったんだよね。ピカリンて可愛い名前の薬なんだけど。絶対気に入るからさ」
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パスクは、伯爵が気絶しない塩梅で殺気を放って、映像を一言一句見逃さないように仕向けた。そして、冷や汗を流して映像を見終えた伯爵の口にピカリンの入った瓶を咥えさせて飲ませる。
「伯爵、スッキリして前より男前になりましたよ」
「へっ!?こ、これは、まさか......え、は?そ、そんなぁぁぁ!私の大事なか、か、髪が、髪がぁぁぁぁ」
ピカリンを飲んだ瞬間、伯爵の目の前をヒラヒラと髪の毛が落ちて行き、伯爵は落ちた毛を二度見したあと、自分の頭を触って大事な毛が一本もないことを再確認して発狂した。
そして、髪の毛がなくなった衝撃で、そのまま後ろにゴテンと倒れるのだった。
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