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第3章 アレクを狙って
第880話 言葉のストレートパンチとパスクの限界!
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パスクは、行く当てもなく彷徨っている。そして、暫く歩いたところで体の違和感を感じ始めた。
「おかしいですね。精神体のはずが、空腹と喉の渇きを感じるとは......まさか、肉体ごと神界に送られたのでしょうか?とりあえず、腹ごしらえをしてから考えましょう」
パスクは、綺麗な清流が流れる開けた場所があったので、腰を下ろして魔法鞄からおにぎりとお茶を出して一息つく。
「神力の影響なのか、ただ単純に空気がおいしいからなのか、いつもより白米がおいしく感じます。それに、心が穏やかになっていく気がします」
鼻から空気を吸って口から大きく息を吐くと、体が満ち足りたように気持ちよくなる。すると、後ろから地面を踏みしめる音が聞こえた。パスクは、すぐさま立ち上がって、後ろに飛び退いて構える。
「そ、創造神様!?」
「驚かせてしまってすまんのぅ。すぐに会いに行く予定じゃったが、地獄の大王から連絡があってのぅ。なんでも、転送先を間違えてしまったせいで、デストロイが大暴れしたようなんじゃ」
創造神は、すぐにパスクと合流をして、色々話をしようと思ったのだが、ヴィドインから緊急連絡が受けていたようだ。
「もう、デストロイさんは何をやってるんですか。それより、地獄ですか?もしかして、デストロイさんとノックスさんは、地獄にいるのですか?」
「地獄は、デストロイだけじゃ。なんでも、地獄の力の適性があるようでの、ヴィドイン直々に教えたいそうじゃ。ノックスは、獣神のとこにいるわい。そんなことよりも、色々聞きたいことがあるんじゃないかのぅ?」
「地獄の力の適性......神力を持った人間が地獄の力を習得できるのですね。聞きたいことは、あの敵が誰なのかと、神様がまた静観を決めて私達に押し付けようとしているのかを聞きたいです」
パスクは、今後神様達がどうするのかを単刀直入に尋ねる。
「やはりそこに引っかかっておったんじゃな。確かに、ワシらも頼り過ぎたようじゃ。今、色々考えておるところじゃから、暫く待ってくれんかのぅ?」
「そうですか......私は、創造神様がわざと押し付けたように思えます。創造神様ならば、制約を変えることなど容易でしたでしょうに。私は、現時点で創造神様も神様も信用していません。ですので、待つ待たないの問題ではございませんよ」
パスクは、隠すことなくストレートに思ったことを創造神に投げかけた。すると創造神は、まさかパスクからそんな言葉が出てくるとは思わなかったので、面食らった顔をしてしまう。
「そこまでお主達の信用を失っておったんじゃな。まさかパスクに、ここまで言われてしまうとはのぅ。正直、言葉より行動で示す必要があるようじゃな。あと、あの敵じゃが、魔神じゃよ」
創造神は、これ以上取り付くような言葉で信用を失うわけにはいかないと考えて、言い訳することなく、行動で示そうと決めた。
「次お会いする時を楽しみにしています。魔神ですか?確か、聡明神様から以前お聞きした時は、地獄の前大王と全面戦争をして全滅させられたとお聞きしました」
「なんじゃ、すでに聡明神が話しておったのか。その通りじゃ。ヴァンドームが根絶やしにしたのじゃが、隠れておった魔神がおったらしいわい。ワシ達も、魔神には手を焼いておったから、あの時は渡りに船じゃった」
「色々あったのですね。ですが、とりあえずは、魔神の特徴や弱点、諸々創造神様が理解していることを教えて貰えませんか?戦いのやつに立つかもしれないので」
パスクは、創造神の話を聞いて、今と同じように、人任せにしていたのではと、無粋な考えに至ってしまった。しかし、そのことを口に出すと、創造神との関係が悪化すると思い、言わずに話を変えた。
「今だけは、パスクの心を読まんようにしておるわい。ワシのメンタルがズタズタになりそうな気配がしておるからのぅ。確か、魔神のことを記した書物があったはずじゃ。お~、これじゃ」
創造神は、パスクの一瞬曇った表情を見た瞬間、心読の力を無効にした。
そして、パスクは創造神から渡された書物を受け取ると、パラパラとめくって流し見をする。
「これを、お借りすることは出来ますか?」
「うむ。返すのは全てが終わってからで構わん。それからのぅ。パスクには、残酷な知らせがあるんじゃ。お主、もうこれ以上強くはなれんのじゃ......創造神でありながら力になれずすまんのぅ」
パスクが、魔法鞄に書物を仕舞おうとした時に、思いがけない衝撃的な事実が、創造神から語られた。
「書物大切にします。やはり......私が限界を迎えているのは薄々気付いておりました。ですので、このように情報収集などを行っているのです。これからも、私にしかできないことを模索しながら仲間の力になろうと考えています」
「なんじゃ!気付いておったのか!?聡明神の弟子といったところじゃな。もし、今後壁にぶち当たることがあれば、聡明神に相談するとよい。聡明神も......いや、なんでもないわい」
パスクは、足手まといになることを一時期は悩んでいたが、軍師として裏から支えることでアレク達の手助けになると考えてからは、憂鬱にならずに済んでいた。そして、創造神の言い淀んだ言葉から、聡明神も同じ経験をしたのではないかと察して、何か成長できなくなる理由があるのだろうと感じた。
「創造神様、お気遣い感謝します。そうですね。何かあれば......ですが、久々に師にお会いしたいので、近々会いに行くと伝えて頂いてもよろしいですか?」
「しっかりと伝えておくのぅ。パスクよ、創造神になると叱られることや嫌味を言われることがないからのぅ。今日は、新鮮な気持ちになれたわい。感謝しておるぞい!じゃあ、そろそろ時間じゃ」
創造神は、笑顔でパスクの肩に手を置いて感謝を述べたあと、パスクを神殿に転移させるのだった。
「おかしいですね。精神体のはずが、空腹と喉の渇きを感じるとは......まさか、肉体ごと神界に送られたのでしょうか?とりあえず、腹ごしらえをしてから考えましょう」
パスクは、綺麗な清流が流れる開けた場所があったので、腰を下ろして魔法鞄からおにぎりとお茶を出して一息つく。
「神力の影響なのか、ただ単純に空気がおいしいからなのか、いつもより白米がおいしく感じます。それに、心が穏やかになっていく気がします」
鼻から空気を吸って口から大きく息を吐くと、体が満ち足りたように気持ちよくなる。すると、後ろから地面を踏みしめる音が聞こえた。パスクは、すぐさま立ち上がって、後ろに飛び退いて構える。
「そ、創造神様!?」
「驚かせてしまってすまんのぅ。すぐに会いに行く予定じゃったが、地獄の大王から連絡があってのぅ。なんでも、転送先を間違えてしまったせいで、デストロイが大暴れしたようなんじゃ」
創造神は、すぐにパスクと合流をして、色々話をしようと思ったのだが、ヴィドインから緊急連絡が受けていたようだ。
「もう、デストロイさんは何をやってるんですか。それより、地獄ですか?もしかして、デストロイさんとノックスさんは、地獄にいるのですか?」
「地獄は、デストロイだけじゃ。なんでも、地獄の力の適性があるようでの、ヴィドイン直々に教えたいそうじゃ。ノックスは、獣神のとこにいるわい。そんなことよりも、色々聞きたいことがあるんじゃないかのぅ?」
「地獄の力の適性......神力を持った人間が地獄の力を習得できるのですね。聞きたいことは、あの敵が誰なのかと、神様がまた静観を決めて私達に押し付けようとしているのかを聞きたいです」
パスクは、今後神様達がどうするのかを単刀直入に尋ねる。
「やはりそこに引っかかっておったんじゃな。確かに、ワシらも頼り過ぎたようじゃ。今、色々考えておるところじゃから、暫く待ってくれんかのぅ?」
「そうですか......私は、創造神様がわざと押し付けたように思えます。創造神様ならば、制約を変えることなど容易でしたでしょうに。私は、現時点で創造神様も神様も信用していません。ですので、待つ待たないの問題ではございませんよ」
パスクは、隠すことなくストレートに思ったことを創造神に投げかけた。すると創造神は、まさかパスクからそんな言葉が出てくるとは思わなかったので、面食らった顔をしてしまう。
「そこまでお主達の信用を失っておったんじゃな。まさかパスクに、ここまで言われてしまうとはのぅ。正直、言葉より行動で示す必要があるようじゃな。あと、あの敵じゃが、魔神じゃよ」
創造神は、これ以上取り付くような言葉で信用を失うわけにはいかないと考えて、言い訳することなく、行動で示そうと決めた。
「次お会いする時を楽しみにしています。魔神ですか?確か、聡明神様から以前お聞きした時は、地獄の前大王と全面戦争をして全滅させられたとお聞きしました」
「なんじゃ、すでに聡明神が話しておったのか。その通りじゃ。ヴァンドームが根絶やしにしたのじゃが、隠れておった魔神がおったらしいわい。ワシ達も、魔神には手を焼いておったから、あの時は渡りに船じゃった」
「色々あったのですね。ですが、とりあえずは、魔神の特徴や弱点、諸々創造神様が理解していることを教えて貰えませんか?戦いのやつに立つかもしれないので」
パスクは、創造神の話を聞いて、今と同じように、人任せにしていたのではと、無粋な考えに至ってしまった。しかし、そのことを口に出すと、創造神との関係が悪化すると思い、言わずに話を変えた。
「今だけは、パスクの心を読まんようにしておるわい。ワシのメンタルがズタズタになりそうな気配がしておるからのぅ。確か、魔神のことを記した書物があったはずじゃ。お~、これじゃ」
創造神は、パスクの一瞬曇った表情を見た瞬間、心読の力を無効にした。
そして、パスクは創造神から渡された書物を受け取ると、パラパラとめくって流し見をする。
「これを、お借りすることは出来ますか?」
「うむ。返すのは全てが終わってからで構わん。それからのぅ。パスクには、残酷な知らせがあるんじゃ。お主、もうこれ以上強くはなれんのじゃ......創造神でありながら力になれずすまんのぅ」
パスクが、魔法鞄に書物を仕舞おうとした時に、思いがけない衝撃的な事実が、創造神から語られた。
「書物大切にします。やはり......私が限界を迎えているのは薄々気付いておりました。ですので、このように情報収集などを行っているのです。これからも、私にしかできないことを模索しながら仲間の力になろうと考えています」
「なんじゃ!気付いておったのか!?聡明神の弟子といったところじゃな。もし、今後壁にぶち当たることがあれば、聡明神に相談するとよい。聡明神も......いや、なんでもないわい」
パスクは、足手まといになることを一時期は悩んでいたが、軍師として裏から支えることでアレク達の手助けになると考えてからは、憂鬱にならずに済んでいた。そして、創造神の言い淀んだ言葉から、聡明神も同じ経験をしたのではないかと察して、何か成長できなくなる理由があるのだろうと感じた。
「創造神様、お気遣い感謝します。そうですね。何かあれば......ですが、久々に師にお会いしたいので、近々会いに行くと伝えて頂いてもよろしいですか?」
「しっかりと伝えておくのぅ。パスクよ、創造神になると叱られることや嫌味を言われることがないからのぅ。今日は、新鮮な気持ちになれたわい。感謝しておるぞい!じゃあ、そろそろ時間じゃ」
創造神は、笑顔でパスクの肩に手を置いて感謝を述べたあと、パスクを神殿に転移させるのだった。
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