猫を助けたつもりが猫と一緒に異世界転生してました!目指せ猫モフパラダイス!

あんぱん

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猫と私と異世界と

第7話〜ユユとユユ魔法〜

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第7話~ユユとユユ魔法~

毎朝本当に幸せに起きてたけど
今日の寝起きはいつもの倍幸せだね。

なんでって?聞きたい?
それはね、シフォンとユユにサンドイッチ
されて寝てるからだよ。ふふふ。

シフォンとユユは昨日のうちに
すごく仲良くなってた。

だけどシフォンはちゃんと私の隣で寝るのはなんか、こう
来るものがあるよね。

さて、二匹ともまだ寝てるしご飯食べに行こう。

ご飯を食べ終わって部屋に帰ると
シフォンもユユも起きていた。

「おはよう、ごにゃいます。」
「にゃーん」
ユユはまだ眠いのか呂律が回ってない。
いや、猫語だからかな。
なんにしろ、目をこすりながらのその行為は
犯罪級だと思うんだよね。

笑ったように鳴く
シフォンも相変わらず可愛い。

「おはよう。朝ごはん準備するね。」

猫ショップで、猫缶を2つ購入する。

そういえば、この猫ショップの補正効果は
ユユにもちゃんと効果あるのかな?

それなら、嬉しいんだけどなぁ。

「うにゃ!にゃんにゃんですか、このご飯は!美味しすぎるにゃ!」

うんうん、それなら良かった。
シフォンも美味しそうに食べてるしね。

食べ終わった後にステータスを確認したら
きちんと防御力が1プラスされてた。

猫ショップ万能すぎだね。

さて、今日から養うべき愛猫が増えたわけです。
これから、お仕事に行かなきゃね。


そういえばギルドに行ってユユを登録しなきゃダメだよね?

とりあえずギルドに行かなきゃ。

ギルドに着いたらミールさんがいたので
新しく魔物を使役したので、と登録を頼む。

この間、シフォンがシンフォレストキャットって勘違いされたから今度は普通に連れてきました。

ケット・シーでシンフォレストキャットの特性持ってるって思われたらややこしそうだもんね。

ケット・シー自体は珍しいけど目撃はされてるらしくてすんなりと登録が終わった。


今日の依頼は常時依頼のオンドリスと草原にある薬草採取依頼にします。
ゴブリンの依頼?無理に決まってるよ。

街の外に出てからユユにアクセサリーに、変わってもらうことにした。

うーん、何にしよう。帽子ときたらローブかな?魔法使いみたいな格好だしね。

「ユユ、ローブになってくれるかな?」
おまかせにゃ!と言ってユユはローブに変化した。
真っ白な、手触りのいいローブ。可愛い。

シフォンの時もそうだったけど、契約した時点でユユは私のスキルを理解していたらしい。
意思共有のおかげかな?

すんなりとローブになってくれたユユローブを羽織って見る。
能力はシフォンと同じで身体強化みたいだ。

1つだけ文句があります。これはなんの基準で決められてるのかな?身体強化重ねがけとか
私にゴリラになってほしいと?

まあ、ありがたい能力だしユユのローブだから
もう何も言わないことにするよ。

シフォンの帽子とユユのローブで身体強化は
2倍くらいの伸び率を感じた。

そういえばこの状態で私を鑑定したらどうなるのかな?
試してみよう。

鑑定と、念じて見る。

水戸恵那 人間 16歳 Lv4

体力20/20 身体強化補正+10
魔力30/30 身体強化補正+10
防御力10 身体強化補正+10
攻撃力9 身体強化補正+10
素早さ10 身体強化補正+10
幸運15
猫力70

お、成功した。
ん?プラス10?私だとレベル2つ分も強くなるのか。
これは、本格的にオンドリスに勝てそう。

色々調べてみたけど
帽子、ローブどちらか単体だったらプラス5みたい。

確か、レベルに依存するらしいからこれからも伸びるのかな?楽しみだね。ゴリラにはならないよ?


オンドリスを持って行動するのが
嫌だったから先に薬草を取りに行く。

ここで、ユユがものすごく活躍した。
森に住んでたこともあって大概の薬草は
見分けられるし、すぐ見つけれた。

ユユは本当にお利口だね。ポンコツとか思ってごめんなさい。

薬草採取も終わったし、ユユの強さを知りたいから
オンドリスを倒しに行こう。

オンドリスはすぐに見つかった。

「ユユ、オンドリスと戦ってもらえないかな?」

「にゃ!任せるにゃー!チョチョイのちょいで倒して来るにゃ!」

元気が良くてよろしい。
ユユは本当に宣言通りオンドリスを軽く倒してきた。

猫パンチ、猫パンチ。少し離れてファイアネコ。
ファイアネコは火の玉が飛んで行くときにゃーんって効果音付いてたんだけど、どれだけファンシーな魔法なのよ。
でも、きっちり私のツボが押さえられてたよ。

少し焦げたオンドリスを回収して、次のオンドリスを探す。

今回は、ユユがどれだけ戦えるか見たかったからシフォンはお休みと思ってたんだけど
次のオンドリスを見つけたら二匹で突撃していった。

なんか、もう歴戦の猫友みたいな動きしてたよ。
シフォン猫パンチ、一歩下がってユユ猫ひっかき。
怯んだオンドリスにシフォン、ユユのダブル猫パンチ。

肉球にやられていくならオンドリスも本望なんじゃないかな?しかもダブル肉球。

そうこうしてるうちに3匹目のオンドリスを見つけた。

「シフォンもユユも今回はアクセサリーになってね。私がどれだけ戦えるか試さなきゃ。」

相変わらず持っているのは、ひの○の棒。じゃないよ、木の棒だよ。そこ間違えちゃダメ

でも、プラス10ステータスは伊達じゃなかったよ。
オンドリスがすぐ動かなくなった。
これは、私の時代きたのかな?
うん、分かってます。2匹がいないと何もできません。
悲しいね。

依頼も終わったし、森近くの木になっていた
木の果実をユユに教えてもらってそれを昼ご飯にした。

それからしばらくシフォンとユユと遊んだよ。
スキンシップは大事だよね。
へ?主に私が遊びたいんじゃないかって?
否定はできないですよ。


太陽がオレンジ色になり始めたので、
そろそろ街に帰ろうと思って帰路に着いた。

身体強化補正を使って走って帰ったんだけど
全然疲れない。
すごいね、愛猫アクセサリー。

ギルドに到着して、依頼達成報告をする。
今日の収穫は、銀貨8枚と魔石3つだ。

もう少しで下宿代が、払えるね。
私の性格的に、借金はあんまり好きじゃない。
明後日には返せるかな?

下宿に着くと、ナーシャさんとカインさんが
帰っていた。

聞きたいこともあったしちょうどよかったね。

猫の魔法書をもってナーシャさんに会いに行った。

部屋についてノックをする。
「ナーシャさん、お聞きしたいことがあるんですけど。大丈夫ですか?」

どうぞ、と声がかかったので部屋に入ると
「いらっしゃい、なにかしら?」
メガネをぐいっとあげて笑顔で答えてくれる。
美人って本当に特だと思うんだよね。

それから、ケット・シーに出会い助けたこと
助けたケット・シーから魔法書を貰ったことを説明した。もちろん、猫ショップのことは伏せたけどね。
私以外にこのスキル持ってる人いるとは思えないもん。

ケット・シーのことを聞いたナーシャさんは
ゆるゆるの顔になった。

紹介するなら今かな?

心の中でユユに戻ってと伝える。
ユユがローブから戻った瞬間、一瞬驚いた後ナーシャさんの顔が余計にゆるゆるになっちゃった。
とりあえず紹介しなきゃね。

「助けたケット・シーのユユです。仲間になってくれました。」

「ウチは、ケット・シーのユユだにゃ!話は聞いてたにゃ!ナーシャ、よろしく頼むにゃ!」

スタッと私の肩から床に着地して片手を上げて挨拶する。うちのユユは動きの全てが可愛いね。

それからはもう大変だった。
喋れる猫は、それこそ妖精ケット・シーくらいのもので
珍しくはないと言っても人に懐くことはほぼ無いんだって。
だからか、質問ぜめの、ユユをなでなでゆるゆるになっちゃって再起するのに時間がかかったよ。

でも、元に戻ってからちゃんと
魔法書の説明をしてくれた。

魔法書とは、一度読んだだけで魔法やスキルが覚えられるというものらしい。
一度使うと効力がなくなってしまい、とても貴重でなかなか手に入らないそうだ。

ナーシャさんも初めて見たくらいなんだって。

せっかくだから私の前で覚えて見てくれないかと頼まれたからその場で魔法書を開いてみる。

少し読み進めると、訳の分からない文字がたくさん書いてある。
でもなぜか手が止まらない。

全部読み終わったところで、
頭の中に音声が響いた。

ピロン ♩
スキル 猫の紙袋を覚えました。
魔法 キャットファイトを覚えました。

たしかに読んだだけなのにスキルと魔法を覚えちゃったよ。

しかも、私の中では結構な時間読んでたつもりだったんだけど、ナーシャさんからしたら
一瞬ページをパラパラめくってただけに見えてたそうだ。

「エナ、どんな魔法を覚えたの??よかったら教えてくれないかしら?」

ユユをがっちりホールドしながら聞かれても
気が抜けちゃうよ。

「えっと、猫の紙袋ってスキルとキャットファイトって魔法です。猫の紙袋は、魔法空間にアイテムを入れることができるスキル見たいです。キャットファイトは使役るす猫たちのステータスをアップする支援魔法みたいです。」

ナーシャさんにはかいつまんで話けど
きちんとした説明はこうだ。

猫の紙袋

アイテムを入れることができる。使用魔力なし。アイテムを入れる量は猫力依存。
猫力1につき10キロ収納できる。現在700キロ分

キャットファイト

使役する猫にステータスプラス補正を掛ける。
猫力依存型で、猫力10につき全ステータスが1上がる。現在プラス7 使用魔力15。

猫力とか、説明しにくいものはわざと言わなかったけど
ナーシャさんが驚いた顔をしていた。
どうしたのかな?

「エナ、それは本当?猫の紙袋。要は
異空間収納よね。かなりレアなスキルだわ。」

ナーシャさんによれば、異空間収納は
珍しいけど、街に2、3人は持ってるスキルなんだって。

そのスキルを、持っているだけでどこからでも引っ張りだこらしい。
だからといって隠すほどでもないようだ。

私のスキルは少し違うみたいだけど
同じようなものだよね。

「異空間収納は本当に羨ましいわ。倒したけど重くて持って帰れない貴重な素材の魔物を放置なんて、ざらにあるもの。それがなくなるだけで全然違うわよ。」

なるほど、たしかにそうだね。
今までは身体強化を使っても多くて5、6匹しか
オンドリスを持って帰れなかったけど
かなりの数のオンドリスを持って帰れるってことだもんね。

すごい嬉しいスキルを覚えたみたい。

明日になったらキャットファイトも含めて
いろいろ試して見なきゃね。
ルビ
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