甘美なる隷属

氷華冥

文字の大きさ
87 / 145

支配の秘密の暴露

しおりを挟む
REIKAエンタープライズの社長室で、Lueur Japan社とのFemtech製品企画プレゼンの振り返りミーティングが続いていた。麗子は黒のタイトなビジネススーツと光沢のあるロングブーツで、圧倒的なカリスマを放ちながら、陽翔と凜香に視線を向けた。陽翔は首に隠された黒革の首輪と股間の「Heaven and Hell」の締め付けを意識し、緊張で縮こまっていた。凜香は白のブラウスとタイトなスカートで、自信に満ちた態度で座りながら、内心では「黒薔薇」での陽翔の服従と自身の支配欲の目覚めを秘めていた。

麗子は凜香の的確な振り返りに満足げに頷いた後、穏やかな声で続けた。「他に意見や気になった点、反省点はある? 凜香、何かあるなら遠慮なく言って。」凜香は一瞬陽翔をちらりと見て、冷静に答えた。「はい、麗子社長。陽翔のプレゼンについて…正直、おどおどして頼りなかったと思います。資料は改善されていましたが、彼の話し方が企画の魅力を十分に伝えきれていませんでした。」彼女の言葉は、業務への真剣さと、陽翔への厳しい姿勢を反映していた。

陽翔は凜香の指摘に顔を赤らめ、うつむいた。麗子と陽翔は意味深に目を合わせ、陽翔は縋るような目で麗子を見つめた。麗子は陽翔の怯えた表情を見て、クスクスと可笑しそうないたずらっぽい笑みを浮かべ、陽翔を見つめ返した。その瞬間、麗子はスマートフォンを手に取り、「Heaven and Hell」のアプリを開いて凜香に見せた。「凜香、陽翔のプレゼンが頼りなかった理由、教えてあげるわ。」彼女はアプリの画面を操作し、快楽モードを起動。陽翔の身体がビクッと震え、微かな呻き声が漏れた。「うぅっ…!」

麗子は凜香に微笑みながら説明を始めた。「これが『Heaven and Hell』よ。陽翔の股間に装着されたデバイスで、私が遠隔で快楽と苦痛を操れるの。プレゼンの間、陽翔はこのデバイスに翻弄されてたのよ。だから、あんなおどおどした態度だったの。」陽翔は羞恥に顔を真っ赤にし、麗子の言葉に震えながらうつむいた。凜香は目を丸くし、陽翔の度々の挙動不審――会議中の不自然な震えや汗――がこのデバイスによるものだったと納得した。「麗子社長…それで陽翔が…いつもああだったんですね…。」

麗子はアプリを操作し、今度は苦痛モードを起動。陽翔の局部に鋭い痛みが走り、彼は「うっ…!」と声を抑えてテーブルを握りしめた。麗子はゾッとする笑みを浮かべ、「陽翔は私の奴隷として、この苦痛も快楽も私の『愛』として受け入れてるわ。ね、陽翔?」陽翔は震える声で答えた。「はい…麗子様…あなたの愛…僕の全てです…。」凜香は陽翔の従順な姿と麗子の圧倒的な支配力に、理性では抵抗しながらも、心の奥で興奮が再び湧き上がるのを感じた。

麗子は凜香に意味深な視線を投げ、優雅に提案した。「凜香、続きは『特別会議室』で話しましょうか。陽翔の『本当の姿』、もっとよく見せてあげるわ。」彼女の声は穏やかだが、拒否を許さない命令だった。凜香は一瞬戸惑ったが、「黒薔薇」での光景と自身の支配欲の記憶に押され、頷いた。「はい…麗子社長。」陽翔は麗子の言葉に震え、凜香の視線にさらなる羞恥を感じながら、「はい…麗子様…凜香様…」と呟いた。

(完璧よ、凜香。)

 麗子は内心でほくそ笑んだ。

(陽翔の惨めさと私の支配の秘密を明かし、あなたの支配欲をさらに煽ったわ。『特別会議室』で、あなたを私の世界に完全に引き込むよ。)

 社長室の静かな空間に、麗子の冷たい笑み、陽翔の震える従順、凜香の昂る視線が溶け合い、陽翔を支配の淵にさらに深く沈め、凜香を麗子の策略の新たな駒として引き込んでいった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...