甘美なる隷属

振り返りと苛烈な責め

REIKAエンタープライズの「特別会議室」は、麗子の支配が陽翔と凜香を絡め取る暗い聖域だった。陽翔は全裸で磔台に拘束され、首に黒革の首輪、股間に「Heaven and Hell」を装着し、鞭痕だらけの身体が大型の鏡に映っていた。麗子は黒のレザーボンデージ衣装に身を包み、タイトなコルセットとピンヒールのロングブーツで圧倒的なオーラを放ち、凜香に「Heaven and Hell」のアプリを操作させていた。凜香は白のブラウスとタイトなスカートで、スマートフォンを手に陽翔を快楽と苦痛で翻弄しながら、自身の支配欲の昂ぶりに戸惑いと興奮を感じていた。

麗子は一本鞭を手に取り、ゾッとする笑みを浮かべながら宣言した。「さぁ、プレゼンの振り返りミーティングを『再開』しましょう。」彼女は鞭を床に空打ちし、パシッという鋭い音が部屋に響いた。陽翔の身体は恐怖と条件付けられた従順でビクッと震え、凜香の心もその音に高鳴った。麗子は陽翔に鋭い視線を向け、冷たく問い詰めた。「陽翔、凜香が指摘した通り、プレゼンがおどおどして頼りなかったわね。一体どういうつもりだったの?」

陽翔は「Heaven and Hell」の快楽と苦痛の波に翻弄され、震える声で答えた。「麗子様…申し訳ありません…プレゼンの時…『Heaven and Hell』に…苛まれて…集中できなくて…。」彼の言葉は、麗子のデバイスによる支配を正直に告白するものだったが、麗子はそれを口答えと見なした。彼女は鞭を手に陽翔に近づき、ゾッとする笑みを深めた。「あら、陽翔、私に口答えする気? 私のせいにでもするつもり? 私に逆らったらどうなるのか、お前の身体に思い出させてあげようか?」

麗子は鞭を高く振り上げ、陽翔の太ももに鋭い一撃を浴びせた。パシッ! 「あぁっ…!」陽翔の悲鳴が部屋に響き、彼の身体は磔台で身を捩った。麗子はさらに「Heaven and Hell」を苦痛モードで操作し、陽翔の局部に激しい痛みを走らせた。「うぅっ…麗子様…!」陽翔の声は恐怖と従順に震え、麗子の支配に完全に屈していた。彼女は鞭を振り続け、陽翔の背中に新たな鞭痕を刻んだ。「陽翔、プレゼンの失敗は、お前が私の期待に応えられなかったからよ。言い訳なんて許さないわ!」

凜香は麗子の苛烈な責めと陽翔の悲鳴を目の当たりにし、スマートフォンを握る手に力が入った。彼女は無意識に快楽モードを起動し、陽翔が喘ぐ姿を見て、心の奥で静かな興奮が湧き上がるのを感じた。

(私が…陽翔をこんな風に…支配してる…。)

 陽翔は凜香の操作による快楽と麗子の鞭による苦痛に翻弄され、縋るような視線で凜香を見つめた。「凜香様…ありがとう…僕を…支配してくれて…。」

麗子は凜香の昂ぶる表情を見逃さず、優雅に微笑んだ。「凜香、陽翔の惨めな姿、よく見てて。彼は私の鞭とあなたの操作で、完全に私の奴隷として喜んでるわ。支配の喜び、感じるでしょう?」凜香は一瞬言葉に詰まり、頷いた。「はい…麗子社長…。」彼女の理性は抵抗したが、「黒薔薇」や「特別会議室」での経験が、彼女の支配欲をさらに煽っていた。

麗子は陽翔に命じた。「陽翔、凜香『様』に感謝しなさい。彼女がお前の失敗を指摘し、私と一緒に調教してくれてるわ。」陽翔は涙と汗に濡れた顔で、震える声で答えた。「凜香様…ありがとう…僕の…惨めさを…見てくれて…。」

(完璧よ、凜香。)

 麗子は内心でほくそ笑んだ。

(陽翔の失敗を口実に、彼の奴隷心をさらに深め、あなたの支配欲を育てたわ。私のゲームは、あなたを私の共犯者にするまで進むよ。)

 「特別会議室」の暗闇に、麗子の冷たい笑み、陽翔の喘ぎ声、凜香の昂る視線が溶け合い、陽翔を支配の淵にさらに深く沈め、凜香を麗子の策略の新たな駒として引き込んでいった。