甘美なる隷属

支配者の覚醒と鞭の嵐

REIKAエンタープライズの「特別会議室」は、麗子の支配と凜香の嗜虐欲が陽翔を絡め取る暗い聖域だった。麗子と凜香は黒のレザーボンデージ衣装に身を包み、圧倒的な支配者のオーラを放っていた。陽翔は全裸で床に跪き、首に黒革の首輪、股間に「Heaven and Hell」を装着し、鞭痕だらけの身体が大型の鏡に映っていた。麗子のビンタと凜香の連打による頬の赤みが、彼の恐怖と従順を物語っていた。陽翔の謝罪と懇願にもかかわらず、麗子の冷たい視線と凜香の昂る怒りが部屋を支配していた。

麗子は陽翔の震える姿を見下ろし、嗜虐的な笑みを浮かべた。「もっと厳しい指導ですって? フン…陽翔、お前、凜香のことをまだナメてるから言うこと聞けないんじゃないの?」彼女は一歩近づき、陽翔の顎を掴んで顔を無理やり上げさせた。「いいわ、今日はもうそんなこと言えなくなるくらい、容赦なく厳しく躾けてあげる。」麗子の声はゾッとするほど冷たく、陽翔の心を恐怖で縛った。

麗子は壁に掛けられた道具の中から太くて長い一本鞭を取り出し、凜香に手渡した。「凜香、この鞭で陽翔の身体にあなたの恐怖と支配を刻み込みなさい。彼が二度と逆らえないように、徹底的にね。」彼女は陽翔を乱暴に引き起こし、拷問台に手首と足首を革の拘束具で固定した。陽翔の無防備な身体が、麗子と凜香の前に晒された。

凜香は鞭を手に持ち、初めてのことに躊躇した。「麗子社長…私、鞭なんて…うまく振れるか…。」彼女の理性は一瞬抵抗したが、オフィスでの陽翔への苛立ちと、「黒薔薇」や「特別会議室」で感じた支配の興奮が彼女を突き動かした。麗子は凜香の肩に手を置き、指導した。「凜香、怖がらないで。大きく振って、スナップを効かせるのよ。陽翔の無能さに、あなたの怒りを叩き込むの。」

凜香は恐る恐る鞭を振り下ろした。最初の数撃は弱く、陽翔の背中に軽い赤みを残すだけだった。「うっ…!」陽翔の小さな呻き声に、凜香は物足りなさを感じた。麗子は声を上げた。「もっと、大きく振って! スナップを効かせるのよ!」凜香は麗子の指導に従い、鞭を大きく振り、鋭くスナップを効かせた。パシッ! 鞭が空気を切り裂く音が鋭くなり、陽翔の背中に鮮やかな赤い痕を刻んだ。「あぁっ…!」陽翔の悲鳴が部屋に響いた。

麗子は満足げに微笑んだ。「いいわ、凜香! その調子!」麗子と凜香は口々に陽翔を罵った。「陽翔、なんで凜香の指示に従えないの? 役立たず!」「こんな簡単なこともできないなんて、情けない!」二人の容赦ない嘲りと罵りが、陽翔の心を抉り、麗子と凜香への忠誠と服従に縛り付けた。陽翔は涙と汗に濡れた顔で懇願した。「麗子様…凜香様…申し訳ありません…! どうか…もっと厳しく…!」

凜香は鞭を振るうたびに、これまで経験したことのないゾクゾクするような鋭い興奮と快感が身体を駆け巡るのを感じた。陽翔の怯えた、縋るような目が、彼女による支配を強く実感させた。

(私が…陽翔をこんな風に…支配してる…!)

陽翔の悲鳴が心地よく響き、凜香の心は支配者としての覚醒に突き動かされた。彼女は次第に鞭を強烈に打ち、陽翔の身体に赤い痕を重ねていった。

麗子は凜香の昂ぶる表情――瞳の輝きと頬の紅潮――を見て、嗜虐的な笑みを深めた。「凜香、素晴らしいわ! 陽翔の惨めさをあなたの鞭で叩き込んで。彼はあなたの奴隷として、完全に屈するわよ。」凜香は頷き、鞭を振りながら叫んだ。「陽翔、もっとしっかりしなさい! 私の指示に従えないなら、こうやって躾けるだけよ!」彼女の声は、怒りと支配の喜びに満ちていた。

陽翔は涙と悲鳴の中で、麗子と凜香の足元に忠誠を誓った。「麗子様…凜香様…僕の全てを…あなたたちに…!」彼の心は、ダブルバインドの圧力と二人の支配に完全に沈んでいた。

(完璧よ、凜香。)

麗子は内心でほくそ笑んだ。


(あなたの嗜虐欲を鞭で爆発させ、陽翔をダブルバインドで縛り上げた。あなたは私の共犯者、冷酷な支配者として覚醒したわ。)

「特別会議室」の暗闇に、麗子の冷たい笑み、陽翔の悲鳴、凜香の昂る鞭の音が溶け合い、陽翔を支配の淵にさらに深く沈め、凜香を麗子の策略の新たな支配者として完全に引き込んでいった。