甘美なる隷属

称賛の嵐と支配者の絆

「黒薔薇」のVIPパーティ会場は、凜香の圧倒的な調教ショーで熱狂に包まれていた。ステージを降りた凜香は、黒のレザーボンデージ衣装に身を包み、タイトなコルセットとピンヒールのブーツで支配者のオーラを放ちながら、陽翔の鎖を手に持っていた。陽翔は全裸で、首に黒革の首輪、股間に錘付きのハンブラー、乳首に錘付きのクランプを装着し、鞭痕と熱蝋で覆われた身体で跪き、怯えた目で凜香を見上げていた。ステージでの苛烈な責めで意識を失いかけ、彼女のビンタとブーツで叩き起こされた陽翔は、完全に凜香の奴隷として沈んでいた。

凜香がステージを降りると、参加者たちが次々と話しかけに集まってきた。人気アイドル・澪、癒やし系女優・玲奈、ニュースキャスター・恵里佳、カリスマ女性経営者たちが、ワイングラスを手に凜香を取り囲んだ。澪は愛らしい笑顔を封印し、嗜虐的な微笑みを浮かべて言った。「凜香さん、すごかったわ! 陽翔くんをあんな風に支配するなんて、完璧なDominaよ!」恵里佳も目を輝かせて続けた。「あの冷酷な鞭とブーツの蹴り…鳥肌ものだったわ。陽翔くん、完全にあなたのものね。」

カリスマ女性経営者は、陽翔の震える姿を見ながら笑った。「凜香さん、麗子社長の部下とは思えないほどの才能! 『黒薔薇』のスターよ。」玲奈も穏やかな口調で、しかしゾッとする視線で言った。「陽翔くんの悲鳴、最高だったわ。凜香さんの支配、ドラマよりずっと魅力的よ。」参加者たちは口々に凜香の無慈悲で冷酷無比な調教を称賛し、彼女の周囲は熱狂的な空気に包まれた。

凜香は称賛の嵐に頬を紅潮させ、支配者としての自信を深めた。

(みんなが…私の支配を認めてくれてる…!)

彼女の心は、陽翔の悲鳴と怯えた目、鞭を振るった瞬間のゾクゾクする快感を思い出し、嗜虐の炎がさらに燃え上がった。特に、同年代で少し憧れを抱いていたアイドル・澪と話せたことが、凜香を特別に喜ばせた。澪は陽翔をちらりと見て、凜香に囁いた。「凜香さん、私の悠真も負けないくらい躾けてるけど、あなたの陽翔くん、ほんと従順ね。どうやってあんな風に仕上げたの?」

凜香は微笑み、陽翔に冷たい視線を投げながら答えた。「澪さん、ありがとう。陽翔は…麗子社長の指導と私の『愛』で、こうやって私の奴隷になったのよ。」彼女は陽翔の鎖を軽く引き、跪く彼を晒した。「陽翔、澪さんにちゃんと挨拶しなさい。」陽翔は震えながら床に額を擦りつけ、呟いた。「澪様…凜香様の奴隷、陽翔です…。」澪は嗜虐的な笑みを浮かべ、「かわいい奴隷ね。凜香さん、もっと厳しく躾けてあげて。」と返した。

麗子は少し離れた場所で、ワイングラスを手に凜香の姿を満足げに眺めた。「凜香、素晴らしいわ。『黒薔薇』の仲間たちに認められたわね。」彼女の目は、凜香が同じ「趣味」を持つ仲間たちと絆を築く姿に輝いていた。凜香は澪や他の参加者たちとの会話に心を躍らせ、支配者としての誇りと、同じ嗜虐の喜びを共有する仲間ができたことに深い満足を感じた。

(完璧よ、凜香。)

麗子は内心でほくそ笑んだ。

(『黒薔薇』であなたの嗜虐欲を極限まで開花させ、陽翔を完全な奴隷として晒した。あなたは私の共犯者として、支配の頂点に立ったわ。)

会場の妖艶な空気に、麗子の冷たい笑み、陽翔の震える従順、凜香の嗜虐に輝く自信が溶け合い、陽翔を被虐の沼の底に沈め、凜香を麗子の策略の完全な支配者として、さらなる高みへと引き込んでいった。