甘美なる隷属

氷華冥

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奉仕の儀式と支配の絶頂

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「調教部屋」の空気は、陽翔の悲鳴と鞭の音が収まった後も、麗子の嗜虐的な興奮で熱くたぎっていた。陽翔はX字台から解放され、床に跪いていた。首輪の鎖がカチャリと鳴り、身体は鞭痕と熱蝋の斑点で覆われ、汗と涙で濡れていた。麗子は黒のコルセットとハイヒール姿で、妖艶な威圧感を放ちながら陽翔を見下ろしていた。彼女の瞳は、陽翔の従順をさらに搾り取る欲に燃えていた。部屋の薄暗い照明が、彼女のブロンドの髪と鋭い視線を際立たせ、陽翔の心をさらに締め付けた。

麗子はゆっくりと黒革のソファに腰を下ろし、優雅に足を組み、陽翔に冷たく微笑んだ。「陽翔、鞭の痛みで私の愛をたっぷり感じたでしょう? でも、まだ足りないわね。」彼女の声は甘く、しかし絶対的な命令の響きを帯びていた。「さぁ、『愛する妻』に奉仕しなさい。私の支配への感謝と忠誠、私への『愛』を行動で示すのよ!」彼女は太ももを軽く叩き、陽翔を床に這わせて自分の足元に呼び寄せた。

陽翔は震える身体で麗子の前に這い進み、彼女のハイヒールの先を見つめた。過去の調教で植え付けられた従順さが、彼の心を支配していた。「はい…麗子様…あなたの奴隷として…奉仕します…。」彼の声はか細く、恐怖と被虐の快楽が混ざり合っていた。麗子はクスクスと笑い、陽翔の首輪を強く引き、彼の顔を自分の股間に押し付けた。「ふふ、いい子ね、陽翔。私の快楽のために、たっぷり奉仕しなさい。私の快楽のために奉仕するのが、お前の至上の幸福よね?」

陽翔の唇が麗子の肌に触れ、彼女の指示に従って奉仕を始めた。麗子の身体は陽翔の従順な動きに反応し、彼女の吐息が部屋に響いた。「ああ…いいわ、陽翔。もっと…もっと熱心に奉仕しなさい…!」彼女は陽翔の髪を掴み、さらに強く股間に押し付け、快楽を貪った。陽翔の心は、麗子の命令と彼女の反応に完全に飲み込まれ、奴隷としての義務を果たすことに没頭していた。麗子の嬌声が次第に高まり、彼女は一度、二度、三度と絶頂を迎えた。陽翔の奉仕は、麗子の嗜虐的な欲望をさらに煽り、彼女の快楽を極限まで高めた。

麗子は満足げに微笑み、陽翔の髪を放すと、ソファに深く身を沈めた。「ふふ、陽翔、なかなかいい奉仕だったわ。でも、まだ終わらないわよ。」彼女は立ち上がり、陽翔を床に押し倒し、彼の顔の上に跨った。顔面騎乗の姿勢で、麗子は陽翔の顔を完全に自分の支配下に置いた。「ほら、陽翔、もっと深く奉仕しなさい。私の快楽のために、お前の全てを捧げるのよ!」彼女の声は、甘さと冷酷さが混ざり合い、陽翔の心をさらに従順の淵に沈めた。

陽翔は麗子の重みと熱を感じながら、必死に奉仕を続けた。麗子の嬌声が部屋に響き、彼女の身体が震えるたびに、陽翔の心は彼女の支配にさらに絡め取られた。麗子は陽翔の顔に強く押し付け、快楽の波に身を任せ、ついに大きな絶頂に達した。「ああっ…陽翔…! 素晴らしい…!」彼女の声は部屋に響き渡り、陽翔の心を被虐の喜びで満たした。

絶頂の余韻に浸りながら、麗子は陽翔の顔からゆっくりと立ち上がり、彼を見下ろした。陽翔は息を荒げ、麗子の快楽に奉仕できたことに震えていた。麗子は冷たく微笑み、陽翔の顎を指で持ち上げた。「ふふ、陽翔、私に奉仕できる喜びと名誉に打ち震えなさい。契約の通り、お前は私の快楽のために存在するのよ。」彼女は陽翔の首輪を軽く引き、冷酷な優しさで続けた。「お前の奉仕は、私の愛をさらに深めるわ。これからも、こうやって私の足元で奉仕し続けなさい。」

陽翔は涙と汗に濡れた顔で、か細い声で答えた。「はい…麗子様…僕の全ては…あなたのもの…です…。」

麗子は満足げに微笑み、陽翔の髪を軽く撫でた。「いい子ね、陽翔。今夜の奉仕は合格よ。でも、明日はもっと厳しく試させてもらうわ。私の奴隷として、永遠に私の快楽のために奉仕するのよ。」彼女の冷たい笑みと陽翔の従順な震えが、「調教部屋」の妖艶な空気に溶け合い、陽翔を被虐の沼の底へとさらに深く沈めていった。

(完璧よ、陽翔。)

麗子は内心でほくそ笑んだ。

(お前の奉仕は、私の支配をさらに強固にするわ。『黒薔薇』の仲間たちに、お前の従順をたっぷり見せつけてあげるわね。)
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