甘美なる隷属

絶対服従の教育 5

麗子のペントハウスの奥の部屋は、依然として暗く重い空気に支配されていた。陽翔の奉仕によって何度も絶頂を迎えた麗子は、満足げな笑みを浮かべ、玉座のような椅子から立ち上がった。彼女の黒のレザーボンデージ衣装は、スポットライトの下で妖しく輝き、彼女の圧倒的な存在感をさらに際立たせていた。陽翔は床に跪き、汗と涙に濡れた顔で麗子を見上げていた。彼の背中には鞭痕が赤く残り、麗子の支配の証が刻まれていた。

「ふふ、陽翔、よくやったわ。私の可愛い奴隷。」麗子は陽翔に近づき、長い金髪を揺らしながら彼の顎を軽く持ち上げた。「お前の奉仕、ほんと素晴らしいわ。私のためにこんなに頑張ってくれるなんて、最高の奴隷ね。」彼女の声は甘く、しかしその奥には冷酷な支配欲が潜んでいた。「さあ、ご褒美の時間よ。私の奴隷には、特別な愛をあげなきゃね。」

陽翔は期待と恐怖が入り混じった瞳で麗子を見つめ、震える声で答えた。「はい…麗子様…ありがとうございます…。」

麗子は陽翔の手を引き、磔台から解放された彼を床に座らせた。彼女は陽翔の前に立ち、ゆっくりと彼の体に触れた。彼女の指先は陽翔の首筋を滑り、胸を撫で、時折爪で軽く引っ掻いた。陽翔の体がビクッと反応するたびに、麗子の唇に嗜虐的な笑みが広がった。「ふふ、陽翔、敏感ね。この身体、もう私のものよ。」

彼女は陽翔の首筋に軽く歯を立て、甘い痛みを織り交ぜながら彼の感度を高めた。陽翔の吐息が荒くなり、彼女の触れる場所全てが過敏に反応した。麗子は陽翔の胸に爪を立て、赤い痕を刻みながら囁いた。「ほら、陽翔、この痕は私の奴隷である証よ。お前の身体は、私のもの。私のために存在するのよ。」彼女の手はさらに下に滑り、陽翔の乳首を軽く抓り、痛みと快感の境界を曖昧にしていった。

陽翔は快感と痛みの波に翻弄され、喘ぐように声を漏らした。「麗子様…っ、僕…おかしくなりそうです…。」

麗子は妖しい笑みを浮かべ、陽翔の耳元で囁いた。「ふふ、いいわよ、おかしくなっちゃいなさい。痛みも快感も、全部私が与えるもの。私の奴隷なら、どんな刺激でも喜んで受け入れるわよね?」彼女は陽翔の体を愛撫しながら、巧みに痛みと快楽を繰り返し、陽翔の感覚をさらに開発していった。陽翔の身体は、痛みを快感と錯覚するように調教され、麗子の与える刺激に完全に支配されていた。

麗子は陽翔の股間に手を伸ばし、ゆっくりと彼を愛撫し始めた。陽翔の体が震え、絶頂が近づくたびに、麗子は意図的に手を止めた。「まだよ、陽翔。私の許可なくイっちゃダメ。」彼女の声は冷たく、絶対的な命令の響きを帯びていた。「私の奴隷なら、私の言う通りにするのよ。イきたいなら、ちゃんとお願いしなさい。」

陽翔は息を荒げ、切なげに懇願した。「麗子様…お願いです…イかせてください…!」

麗子の唇に、勝利の笑みが広がった。「ふふ、いい子ね。でも、まだよ。」彼女は陽翔を何度も寸止めで焦らし、彼の心と身体をさらに追い詰めた。陽翔の懇願はますます切実になり、彼の意識は麗子の与える快楽以外に何も考えられなくなっていた。「麗子様…お願いです…もうダメです…!」

ようやく麗子は満足げに微笑み、陽翔の手を取って彼を射精に導いた。「いいわ、陽翔。私のためにイきなさい。お前の全ては、私のものよ。」彼女の手が陽翔を強く握り、彼の精を搾り取った。陽翔は快感の波に飲み込まれ、意識が遠のくような感覚に襲われた。

射精の後、陽翔は息を荒げ、麗子の足元で震えていた。彼は弱々しい声で呟いた。「麗子様…ありがとうございます…。」

麗子は陽翔を優しく抱き寄せ、髪を撫でながら微笑んだ。「ふふ、いい子ね、陽翔。ちゃんと感謝できたわ。私の奴隷として、素晴らしいわよ。」彼女の声は優しく、しかしその奥には陽翔を完全に支配した満足感が宿っていた。

(この子の全て、身体も心も、私のもの。もう私の許可なく快楽を感じることすらできないわ。)

陽翔は麗子の腕の中で、彼女の温もりに身を委ねた。彼の心は、麗子の与えるアメとムチによって完全に彼女に依存し、彼女の奴隷としてのアイデンティティが深く刻み込まれていた。麗子は陽翔を抱きしめながら、内心でほくそ笑んだ。

(完璧よ、陽翔。あなたはもう、私の完全な奴隷。これからもっと深い闇に引きずり込んであげるわ。)