甘美なる隷属

氷華冥

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絶対服従の刻印 1

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陽翔は葛藤と恐怖に苛まれながら、麗子のペントハウスへと向かった。心の中では、鞭の痛みと麗子の冷酷な支配に対する恐怖が渦巻いていたが、彼女の与える快楽と圧倒的な魅力に抗えず、足は自然と彼女の元へと進んでいた。麗子の家に着くと、陽翔は言われた通りシャワーを浴び、全裸になって調教部屋へと向かった。部屋の重いドアを開けると、暗闇とスポットライトが織りなす空間に、麗子の姿が浮かび上がった。

麗子は黒のレザーボンデージ衣装に身を包み、背筋を伸ばして腰に手を当て、傲慢で勝ち誇った態度で立っていた。長い金髪が彼女の肩に流れ、ピンヒールのブーツが床を叩く音が、部屋の静寂を切り裂いた。彼女の氷のような視線は、闇のヴェールを突き抜け、陽翔の背筋を震わせた。陽翔は恐怖に震えながら、麗子の足元に跪き、頭を下げた。

麗子は冷たく言い放った。「ご挨拶。」その声は、まるで氷の刃のように鋭く、陽翔の心を貫いた。

陽翔は先日教えられた通り、額を床にこすりつけ、震える声で言葉を絞り出した。「麗子様…お仕えさせていただきます…。麗子様好みの奴隷になれるよう、厳しい調教を…お願いいたします…。麗子様の快楽のために、僕の身体を捧げます…。」彼の声には感情がなく、ただ恐怖と服従だけが響いていた。

麗子は静かにブーツを陽翔の後頭部に置き、グリグリと踏みつけた。「ふん、いい子ね。ちゃんと覚えてるわ。」彼女の声は冷たく、しかしどこか満足げだった。「顔をお上げ。」

陽翔が恐る恐る顔を上げると、麗子の視線が彼の全身を舐めるように見つめた。彼女の目は、陽翔の局部が恐怖で縮こまっていることに気づき、すぐに鋭さを増した。麗子は陽翔の顎を強く掴み、顔を上げさせてまっすぐ自分と視線を合わせさせた。「誰が小さくして良いって言ったの?」彼女の声は氷のように冷たく、威圧感と残酷さが滲み出ていた。

陽翔は恐怖に震えながら、必死に答えた。「も、申し訳ありません…麗子様…。」

麗子の顔に苛立ちが浮かび、氷のような瞳が軽蔑と激しさに満ち、獰猛な態度を映し出した。「申し訳ありません、ですって? ふん、陽翔、お前は私の奴隷でしょう? 私の許可なく、そんな情けない姿を見せるなんて、生意気ね!」彼女は右手を力強く振り上げ、陽翔の頬に強烈な平手打ちを浴びせた。鋭い音が部屋に響き、陽翔の頭がガクンと揺れた。

陽翔は痛みに顔を歪め、涙が滲んだが、すぐに頭を下げた。「す、すみませんでした…麗子様…許してください…。」

麗子の唇に、冷酷な笑みが広がった。「許して? ふふ、陽翔、お前はまだわかってないわね。」彼女は陽翔の髪を掴み、顔を無理やり自分の方に向けさせた。「私の存在は、お前の全てよ。私の命令は絶対。一挙手一投足が、お前の生きる意味。私の視線に逆らうなんて、考えられないわよね?」彼女の声は、陽翔の心を締め付け、抵抗する意思を完全に奪い去った。

麗子は一歩後退し、胸の前で腕を組んで陽翔を見下ろした。彼女の姿は、まるで暗黒の女王のように圧倒的だった。ブーツの踵が床を叩く音、彼女の一瞥、彼女の仕草の全てが、陽翔に完全な服従と絶対的な従順を要求していた。「陽翔、お前は私の奴隷。私の喜びのためにだけ存在するのよ。私のために泣き、苦しみ、奉仕する。それがお前の価値。わかる?」

陽翔は震える声で答えた。「はい…麗子様…わかりました…。」

麗子の瞳が一瞬輝き、満足げに目を細めた。「ふふ、いい子ね。なら、ちゃんと私の奴隷として振る舞いなさい。私の命令に逆らうなんて、絶対に許さないわ。」彼女は陽翔の顎を軽く撫で、冷酷な優しさで微笑んだ。「これからも、私の足元で跪いて、私の快楽のために生きなさい。わかった?」

陽翔は床に額をこすりつけ、弱々しく答えた。「はい…麗子様…。」

(完璧よ、陽翔。)

麗子は内心でほくそ笑んだ。

(お前の心も身体も、完全に私のもの。もう私の支配から逃れる術はないわ。)

彼女は陽翔を見下ろし、部屋の暗闇に溶け込むように微笑んだ。麗子の嗜虐的な欲望は、陽翔をさらに深い服従の淵へと引きずり込み、彼女の完全な支配下に置く準備を整えていた。
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