婚約令嬢の侍女調教

和泉葉也

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第四章 サディスト夫人の嗜虐

地下室の逢瀬(3)

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「……あら、おかしいわね。この侍女は、私が尋問をされていると言うのに、下から蜜を垂らしているわ」

 ドレスの間から鞭の先を秘芯に強く差し込まれ、不意の衝撃にセレンティアは大きく揺れ動いた。そんな物を当てがわれたら、蜜どころか、小水でさえ出かねないが、そんな口答えをして許されるレッスンではない。

「奥様。どうぞこちらを、セレンティアにお使い下さい。予め栓をしてしまえば、溢れる蜜を収まりましょう」

 カースティ補佐官が鉄格子から手を伸ばして、握りこぶし程度もある大きさの張り型を手渡した。
 それをどう使うのかは簡単に想像出来たが、最初の苦痛がこれでは、残る二日間でどんな責め苦を受けさせられるのか…。

「カースティ。こんな物を与えたら、悦ばせるだけよ。でも、見た目よりもお道具が小さいのかもしれないわね。差し込んでみると、案外。根元まで吸い尽くして、淫らに腰を振るかもしれないわ…」
「そ、そんな物は、、使ったことはありません…ぅんくっ!」

 鞭が捲り上げられたセレンティアの太ももに当てられ、そのまま張り型の先端を秘芯に押しつけられた。裂けてしまいそうな大きさに、膝を動かして張り型を拒絶したくても、押さえ込まれた身体では抗えない。

「こんな張り型をお腹に入れられたら、孕んだ時のように膨らんでしまうわね…。
 きっと大きく裂けてしまって、血とお小水を流しながら泣き喚くのよ。そう、なりたくなかったら、脚と腿だけを使って、一人で手慰みをして張り型の侵入を抑えたらどうかしら?」

 随分な無理難題を突きつけられ、セレンティアは少し悩んでから張り型を両方の太ももで擦り合わせ、それから懸命に腰を浮かして刺激を与えていく。
 けれども、やっとの高さで足を床に届かせている体制でのそれは難しく、手枷に来る負担による苦痛が勝って、気をやる事は叶わない。

 レイン侍女長は、そんな苦悩するセレンティアの姿を楽しそうに見つめながら、鞭よりもほんの少しだけ太い張り型を取り出してから、秘芯に奥へと突き立てた。
 声を荒げる暇もなく、ベルトのような物で張り型は固定され、そのまま太ももと固定金具を目掛けてレイン侍女長は鞭を振るった。

「……ああっ。くっ、ぅ、んっ!」

 鞭は的確に張り型の動きを捉え、セレンティアは少々秘芯の奥に入れるには太すぎる張り型の振動を浴びせられる。
 侍女服の裾が捲り上げられた結果、腿とヒップには容赦ない鞭の応酬が続いていき、白かった肌には大きな赤い傷痕が彩られた。

「……誰に雇われて来たのか、早めに言った方が身のためよ。そのうち秘芯が赤く爛れて、醜く腫れてしまうのではないかしら?」

 まだ演技は続いているらしく、打たれ続ける鞭の痛みに耐えながら、セレンティアは次の台詞を思い浮かべた。

「どなたにも、雇われておりません……。わ、私の勤め先は……、このお屋敷だけです。私は、何もしておりません」
「随分と、余裕のある間者ですこと。繋がれた枷の長さが少し短かった方が、貴方のお好みかしら?」

 レイン侍女長は手枷の繋ぎ鎖を引っ張り、やっと床に届くくらいだったセレンティアの足は、完全に爪先立ちの姿勢となり、手にかかる重圧と足の爪の痛みとが更に加わる。
 鞭の速度が和らぐことはなく、秘芯の奥は張り型で何度も貫かれ続けるような衝撃が襲い掛かる。口からは涎を垂らし、お小水までも漏れ出していった。喉の奥から熱い熱が籠って来て、セレンティアは駄犬のように吠えまわる。

 だが、しばらく打たれ続けていくうちに、不思議と鞭による刺激と体の熱が心地よく感じられるようになり、ギリギリの姿勢で立たされている事ですら、足の指先は快楽で震えてきた。
 自分が気狂いになってしまったのではないかと思い悩んだりはしたものの、何だか楽しくなってきて囚われの間者で有る事を誇りに思い始めてしまう。

 どこかの国の有能な使い手にでもしようか、それとも最後まで潔白を貫いて処刑されようか。そんなたわごとを考えていくと、つい腰を浮かし、より張り型が攻め立てるように鞭の当たる場所を動かしてしまった。
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