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第97話
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「話とは?」
俺はアリスに聞く。
「えっと…」
なにやら、アリスが暗い表情で話を始める。
「その…私って…じゃん…?」
ん?なに言ったの?こいつ
「すまん、もう一度言ってくれ」
「だから………でしょ?」
早口でアリスが呟く。
???ハッキリ言えよ…
「もっとゆっくり言ってくれ」
「だから!私って俗に言う、ゾンビでしょ?」
「は?」
「え?」
「い、いや…ゾンビだけども…」
確かにこいつの言っていることは正しい。
まぁ普通の会話にこんな単語は出ることはないだろうが…
俺が驚いたのはそこじゃない。
なぜいきなりそんなことを言ったかってことだ。
「なぜ、急に?」
「それは…」
「なんだ?死ぬのか…?」
「死なないよ
「じゃあ、なんだよ」
「だから…ゾンビと一緒に冒険しても良いのかってこと…」
「………」
「………」
ん?どゆこと?
もしかして、仲間になることに罪悪感があったってこと?
まぁ確かに、ゾンビが仲間なんて聞いたことがないけどさ
「つまり…本当に仲間になっても良いかってことか?」
「うん…」
「別に構わんが?」
「はや!」
ツッコミを入れてくるアリス。
「なんで?私、ゾンビだよ?」
「だな」
「死んだのに意識あるし」
「うん」
「それでもいいの?」
「大丈夫だって」
アリスは別に敵意がある魔物ではない。
むしろ、俺よりコミュ力があるぐらいだ。
まぁ初対面?みたいなやつには俺以下だけど…
とにかく、こっちを襲わないなら、仲間にいた方が心強いまである。
なんせ、ゾンビだからな!
「トウマ?」
「なんだ?気にしなくてもいいぞ」
「私…暴走して、襲っちゃうかもよ?」
「あー…ちょっとそれはまずいかなぁ…」
まさかの可能性はゼロではなかった問題。
「やっぱり…」
「だから、大丈夫だって!」
「でも…」
「もし、お前が暴走したら、俺が成仏させてやるから」
「え?」
「出来るだけ痛くないようにしてやる」
「えぇ…」
そう。暴れたら、倒せばいいのだ!
まぁそんや残虐なことは俺には出来ねぇだろうけど…
とにかく今はアリスを安心させなければ。
「まぁアリスが居ないと、俺は分からないこともあるしな」
「うん」
「ハイリスク・ハイリターンってやつよ!」
リスク面がデカすぎるけど…
「そ、そうだね!」
「そうだ!なんなら…俺も一回死んでるからな!」
そう。俺は一回死んでいる。
つまり、俺もゾンビの可能性があるわけだ。
まぁさすがにないと思うけど…
別にこれはフラグじゃないぞ?
「そういえば…そうだったね!」
やっとアリスに笑顔が戻る。
「だろ?」
「うん!ありがとう!」
「別に礼は要らねぇよ」
「えへへ」
こんな感じで話は終了。
なにやともあれ、アリスの調子が戻って良かったな…
こいつのテンションが低いと、こっちも下がる。
「トウマー」
「なんだ?」
「ほら!始まるよ!」
「まじか」
どうやら戦いが始まるよらしい。
俺にとって初めてのギャンブル。
最初のギャンブルにしては、物騒すぎるけどな
俺はアリスに聞く。
「えっと…」
なにやら、アリスが暗い表情で話を始める。
「その…私って…じゃん…?」
ん?なに言ったの?こいつ
「すまん、もう一度言ってくれ」
「だから………でしょ?」
早口でアリスが呟く。
???ハッキリ言えよ…
「もっとゆっくり言ってくれ」
「だから!私って俗に言う、ゾンビでしょ?」
「は?」
「え?」
「い、いや…ゾンビだけども…」
確かにこいつの言っていることは正しい。
まぁ普通の会話にこんな単語は出ることはないだろうが…
俺が驚いたのはそこじゃない。
なぜいきなりそんなことを言ったかってことだ。
「なぜ、急に?」
「それは…」
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「だから…ゾンビと一緒に冒険しても良いのかってこと…」
「………」
「………」
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もしかして、仲間になることに罪悪感があったってこと?
まぁ確かに、ゾンビが仲間なんて聞いたことがないけどさ
「つまり…本当に仲間になっても良いかってことか?」
「うん…」
「別に構わんが?」
「はや!」
ツッコミを入れてくるアリス。
「なんで?私、ゾンビだよ?」
「だな」
「死んだのに意識あるし」
「うん」
「それでもいいの?」
「大丈夫だって」
アリスは別に敵意がある魔物ではない。
むしろ、俺よりコミュ力があるぐらいだ。
まぁ初対面?みたいなやつには俺以下だけど…
とにかく、こっちを襲わないなら、仲間にいた方が心強いまである。
なんせ、ゾンビだからな!
「トウマ?」
「なんだ?気にしなくてもいいぞ」
「私…暴走して、襲っちゃうかもよ?」
「あー…ちょっとそれはまずいかなぁ…」
まさかの可能性はゼロではなかった問題。
「やっぱり…」
「だから、大丈夫だって!」
「でも…」
「もし、お前が暴走したら、俺が成仏させてやるから」
「え?」
「出来るだけ痛くないようにしてやる」
「えぇ…」
そう。暴れたら、倒せばいいのだ!
まぁそんや残虐なことは俺には出来ねぇだろうけど…
とにかく今はアリスを安心させなければ。
「まぁアリスが居ないと、俺は分からないこともあるしな」
「うん」
「ハイリスク・ハイリターンってやつよ!」
リスク面がデカすぎるけど…
「そ、そうだね!」
「そうだ!なんなら…俺も一回死んでるからな!」
そう。俺は一回死んでいる。
つまり、俺もゾンビの可能性があるわけだ。
まぁさすがにないと思うけど…
別にこれはフラグじゃないぞ?
「そういえば…そうだったね!」
やっとアリスに笑顔が戻る。
「だろ?」
「うん!ありがとう!」
「別に礼は要らねぇよ」
「えへへ」
こんな感じで話は終了。
なにやともあれ、アリスの調子が戻って良かったな…
こいつのテンションが低いと、こっちも下がる。
「トウマー」
「なんだ?」
「ほら!始まるよ!」
「まじか」
どうやら戦いが始まるよらしい。
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最初のギャンブルにしては、物騒すぎるけどな
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