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産科医院の章
40.乳をめぐる戦い・4 乳マッサージの恐怖再びとサイズはL
しおりを挟む乳腺炎の話になります。
最初はよくわからなかったんですよ。
固くシコリになってるけど、痛みはなくて、熱を持っている。
これ、乳詰まりかな~って、病院に行きましたら、じゃあマッサージねって、でも今担当者いなくてねって、施術受けるまでに1時間半!
子に乳をあげてからの時間が3時間!お母さん方ならわかりますね、乳張って、熱持ってガッチガチですわ。痛い痛い痛い~!
やっと順番が来て助産師さんに母乳絞ってもらったんですが、これがまた痛い!乳詰まり解消には母乳を絞るんですが、乳房を押したり、乳首をグリグリ強くもんだり、引っ張ったり!信じられないほど伸びる~!母乳は絞られた分はそのまま捨てられちゃうし。そんな苦労したのに、乳房のトラブル解消…、とは行かなかったんですね。乳房のしこりが小さくはなっても無くならない。
まあ、しょうがないか小さくはなったことだしと、その後は放置してたんですね。シコリはあるけど痛くはないし…って。
里帰りが終わって、住民票の有る町に戻りまして、そこで2カ月健診を受ける病院をどこにするかと周囲に聞いたとき、近くのでいいんじゃないか?義妹もそこで産んだと言われ、そちらの産婦人科医院にて見ていただきました。そうしたら、母乳外来がある!おっぱいマッサージは保険が効かないんですが、シコリが気になっていたので、申し込み。
そして、マッサージ開始……、いってええええええ!もう絞りに絞り出すんですよ!里帰り先の病院より痛い!乳首ビョンビョン伸ばされる!乳房にも青あざで1週間は消えないし!こんなに痛いのかよ~!もう嫌だ!とは思ったんですが、シコリはやっぱり出来てしまう。結局2回くらいはおっぱいマッサージ受けましたかね。
で、次の帰省の時、どうにもおっぱいのトラブルが有るので、子供を産んだ産婦人科で母乳指導のスペシャリストが来る日にかち合ったので、予約して相談に行きました。
「どうにも、乳房にシコリが出来ちゃうんです。乳詰まりでしょうか?痛くはないんですけど。」
「あ~、乳詰まりって、乳首だけの話でね、乳首の乳口が炎症とか脂肪で詰まるのが乳詰まりなの。乳房には詰まらないのよ。シコリって炎症なんじゃないかな?絞ったとき、母乳はどんどん出たわけでしょ?」
「は、はい!母乳は出ました!けどシコリは取れなくて。」
「じゃあね、絞ったりしないで冷やせばいいと思うよ。濡れタオルとかで冷やしてみてね。氷だと冷やし過ぎだから。あと、この乳房の痣ひどいね~、乳房は絶対いじっちゃ駄目なんだよ。」
「ええ!そうなんですか?すっごい絞られましたけど!」
「それは駄目なんだよね~、余計に炎症しちゃうよ。おっぱいで絞って良いのは乳輪だけなんだよね。痣になるくらい絞られちゃって可哀想に~。」
何たることでしょう!今までの母乳マッサージは何だったのか!!!!
実際帰ってから冷やしたら、シコリはあっという間に無くなりましたとさ。
まあね、母乳がすごく出る体質だったので、普通に絞って両乳180mlは出ました。それって、片乳大体90mlってことは……、美容整形の豊胸案内を見たりすっと、下着の大きさに換算しますと、通常75ccの豊胸バッグで1カップ程度のサイズアップが見込めますとのことなので、数時間ごとに1カップ以上の増減がされてんですよね。そんなに乳汁作ってたら、そりゃ炎症も起こるってもんですよ。
実際乳房って母乳の生産工場なわけですから、工場を揺り動かす、揉んだりするようなことすると壊れるのは当たり前、炎症が酷くなるのが当たり前ですよ。乳輪は母乳供給部分だから絞ったり揉んだりしていいんだそうです。
みなさん、母乳マッサージにはヤブがいっぱい居ます!お気を付けください!
**********
さて、母乳育児ですが、1歳になれば卒乳ってのが日本だとほぼ標準ですね。
地元の保健センターでも、1歳からは夜間授乳すると虫歯になりやすいからやめましょうとか、細切れ睡眠になるからやめようって指導されました。しかし、WHOとユニセフの調査によれば世界の卒乳平均は4.2歳らしいです。最近では無理に卒乳させなくてもちゃんと歯磨きしてれば虫歯になりにくいし、3歳まで母乳あげた方が、お母さんが更年期障害になりにくいとかいう調査結果も有るみたいですよ。
しかし、赤子の歯が生えてきますと、なんか乳首が痛んできます。母乳マッサージの恐怖が過ぎ去ったと思ったらまた一難。
擦れるし、ちょっと噛まれる時もあるし。
そんなこんなで私も乳首が切れちゃいましたね。
これがまた痛いんですよ~。もう地味な拷問。
切れてる所は小さいけど、そこに鋭い歯が入る…、しかも、歯が生えた赤子って、アクティブになるんですね、乳首咥えながらあっちにコロン、こっちにコロン、やめろやめろぉ!イデデデデ!
そんなわけで、乳頭保護器を買おう!と思い立ったわけです。
ドラッグストアで販売コーナーを物色。そこで何サイズか有ったわけなんですが、
乳頭11mmまでのMサイズ、13mmまでのLサイズ
……13mmってLなのかよ!デカ乳首だったのかよ!
これは我ながら、ちょっとショック。L乳首保護器を買って、結果は……、ほぼ使わず。
もう哺乳瓶も使わなくなってた時期なので、ゴム乳首を拒否するんですよね~、しかも吸いづらい!使いづらい!残念!
結局どうしたかっていうと、ばんそうこうタイプの防水の傷保護フィルムって有りますよね?それを乳首に張り付けて傷口を保護してやり過ごしたんでした。薄いフィルムだから、やっぱり歯が当たると痛かったんですけどね!直接よりは多少マシでしたよ。
そんで結局上の子はなんだかんだ言いつつ、4歳の今も下の子の御相伴に預かっておりますのです…。
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