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番外編-ボーナスステージ-
攻略対象より愛をこめて・4
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「ぁ、ふ、……ぅ、あっ、あっ……んんっ」
シーツの上に四つん這いになりながら、俺はエルヴェの顔を跨いでいた。紫の瞳を恍惚と潤ませながらエルヴェは俺のペニスをしゃぶっている。
奥まで飲み込み喉で亀頭を締め付けられると、ビクンと身体が跳ねてしまった。後ろからはオーギュストがアナルを舐め解していて、今は指が三本ぐしゅぐしゅと出入りしている。前立腺をゴリゴリ捏ねられて高い声を上げたら、宥めるようなキスが背におちてきた。
「そろそろ良さそうですね、殿下」
「ああ。ウォルフハルド、……良いか」
ガチガチの俺のペニスを手で扱きながら、エルヴェが促す。俺はコクコクと何度も頷いてシーツにギリッと爪を立てた。
俺のスキル『アナル開発【被】』と『口淫【被】』は、もうめいっぱいまでレベルが上がっている。その両方をこんなに長時間弄られては、頭がおかしくなってしまう。早くアナルに熱が欲しくて、そこがヒクヒクと淫らに動くのを感じた。
「……ご主人様、ここ、おなかにすこし、力を入れて」
「んっ、ぁ、……ふ、……」
「上手に飲み込んでいる。……いいこだ」
「あ、ぁっ、……あ、ひっ……ああっ」
太い亀頭がゆっくりとアナルにめり込んでくる。確かにフレデリックのとは全然違う。大きさや太さというのではなく、硬さとか熱さとか、まるで違うモノのように感じた。性器というのは、個人差がこんなにあるものなのか。
オーギュストの低く艶やかな声が、宥めるように、導くように耳朶に吹き込まれる。
それだけで身体の奥が熱をもって、苦しいくらい快感が募っていった。逃げたいと思うのにそれほど酷い事をされているわけではなく、もっとほしいと思っても素直に口に出すほど慣れてもいない。
ただ熱がせり上がって破裂する快感に、喘いで泣いて、震えていた。
「ご主人様、ここ……少し突く」
「ひ、あああっ……や、……ぁ、やっ……」
「大丈夫だ。もうすこしだけ、よわく」
「あ、ぁんっ……ひ、あっ……や、ああっ、きもち、……きもち、ぃっ……やぁっ」
こちゅ、こちゅ、とオーギュストのモノが俺の前立腺を緩く突く。ゾワゾワと快感が湧き上がってきて、泣きそうになった。
いつの間にか俺のペニスを手だけで擦っていたエルヴェが、シーツに崩れそうな俺を抱き留めてくれていた。背後からの甘い愛撫に泣きながら、エルヴェに縋り付く。
「え、る、……ひ、……ぁんっ、あっ、あっ、きもち、ぃっ……ああっ」
「上手に咥えている。ご主人様、もうすこし、おくへ」
「ん、……ぅ、あ、……ふ、……うぅ……」
「大丈夫。上手ですよウォルフハルド様」
ぼたぼた涙を流して唇を噛む俺に、エルヴェの優しいキスが落ちてくる。噛み締めた唇が解かれ、力みすぎないようにか舌が絡められる。
ふ、ふ、と荒い息をつきながらのキスでやわい快感がぱちぱちと弾けた。休むことなく少しずつ入り込んでいたペニスが、こつ、と奥を押し上げる。
「ここが、奥だ」
「は、ぁ……ぁ、ふ、……ん、……オーギュスト、……ぜんぶ?」
「ああ。全部入った」
無理矢理突き上げるようなことはなく、オーギュストはゆっくりと揺らすだけだった。質量に慣れるまでまってくれるつもりなんだろう。しかし今はそんな悠長なことは言っていられない。キスしたせいか唾液で濡れたエルヴェの唇に、ちゅっと軽く吸い付いてから『指を入れろ』と命令する。
オーギュストのペニスでぎちぎちに広がっているアナルが、エルヴェの指でそろりと探られた。限界そうにも思えるが、ここで諦めてはマグナスのモノなど入るはずがない。
エルヴェの耳元にもう一度『入れろ』と命令した。すると迷っていた指が一本、ぬるりとアナルに入ってきた。オーギュストの性器に添うようにして、くぷ、くぷ、と出し入れされる。
「っは、……ぁ、ふ、……」
「切れてはいないようですが……ウォルフハルド様、苦しくないですか」
「ん……痛みは、ない……だが、苦しくないわけではないな……」
苦笑しながら言うと、エルヴェは少し気遣わしげに目を伏せて、それから手元に小瓶を取り出した。ちゃぷん、と揺れるローズ色の液体が何なのか、この状態で判らないはずがない。
「初回は弛緩剤の代わりに媚薬を使用します」
「うん、任せる」
促されて舌を出すと、そこに一滴、媚薬が落された。こくりと飲んだ後に甘い味が舌に残る。媚薬はアナルに塗り込めるのが効果的だが、それだとオーギュストが摂取してしまうためダメなんだろう。
ん?……これでキスをすると、エルヴェも媚薬の効果が出るんだろうか。
ふとイタズラ心が湧いて、俺は瓶を片付けているエルヴェにのし掛かった。
「ウォルフハルド様?」
「お前にもすこし、わけてやろう」
「……!」
噛み付くように唇を重ね、閉じようとするそこを無理矢理こじ開ける。逃げる舌を絡めてたっぷりと唾液を注ぎ、飲み込むまで許さず長いキスを続けた。そしてようやく、諦めがついたのかこくりとエルヴェの喉が動いた。
ニヤリと笑って唇を離すと、つうっと銀糸が繋がってふつりと途切れる。エルヴェは、見た事も無いほど紫の瞳をギラつかせて、俺を見つめていた。
「ウォルフハルド様……私の、……わたしのウォルフハルド……」
「エルヴェ……?」
熱に浮かされたようなエルヴェの囁きに、何故かゾクリと背が震える。頭をがしりと掴まれて、ぎゅうっといきなり抱き締められた。すりすりと頬が頭に擦り付けられている感じがする。なんだ、なんなんだこれは。
「エルヴェはかなり前からウォルフハルドが好きなんだ」
「……俺はエルヴェを知らないが?」
「何故かはよく知らない。本人に聞くしかないな。……動いても良いか、ご主人様?」
オーギュストが後ろから覆い被さりながら耳元に囁いてくる。それがくすぐったくて首を竦めると、小さく笑う気配がした。
前からは熱烈に抱き締められながら、後ろからは猛りきった逸物で突き上げられる。俺は大混乱したがどうしようもない。
俺の匂いをすうすうと吸って頬を上気させ、勃起したエルヴェは、媚薬のせいか素直に二輪刺しを受け入れた。
ギチギチと広げられたアナルが一瞬裂けた気がしたが、痛みを感じる前にオーギュストが回復魔法を使ってくれた。熱い、と感じるだけで痛みはほとんどなかった。
ペニスを二本受け入れたまま回復魔法を使うと、ソレ、が普通になって傷が癒える。ピアス穴が回復で塞がらないのと同じ原理か。ともかく、二輪刺しは成功した。二人はもともと息が合っていたが、同時に挿入するという異様な性行為でもすぐに順応してコツを掴んだ。
エルヴェが下になって俺を突き上げ、四つん這いになった後ろからオーギュストが突き入れてくる。エルヴェが前立腺を擦れば、もう片方は結腸口を刺激してきた。何度も、何度も中の刺激だけでイかされ精液は全て二人に舐め取られてしまう。
フレデリックの気に入りの胸筋はオーギュストの手で優しく掴まれ、揉まれてぷっくりした乳首はエルヴェがちゅうちゅうと吸ってくれた。噛まれたり引っ張られたりはなく、ただふやけてしまいそうなほど念入りに、執拗に、舐められる。もういやだと俺が泣いてようやくエルヴェは口を離したが、乳首は2つあるので、と言って逆に移っただけだった。この鬼畜め。ド変態め。
思いつく限りに罵倒してなじっても、エルヴェは俺を見て恍惚とした表情を崩さなかった。余計にいっぱい舐められた気がする。
「……ウォルフハルド」
うっとりと、砂糖菓子みたいに甘い声でオーギュストが俺の名前を呼び、結腸を突く。ぐぷ、と亀頭がめり込んで気持ち良いのと苦しいのとで、俺はぼろぼろ涙を零した。それを丁寧に唇でちゅっと吸い取りながら、オーギュストは呆れるほどの忍耐力でゆっくり突き上げてくる。
ガチガチに勃起したペニスはそろそろ射精したいだろうに、オーギュストはずっと緩い刺激で俺を慣らす事だけに集中していて、自分を省みない。
ほんとうにこいつは、けなげで可愛い。
「オーギュスト」
「はい」
「……エルヴェも」
「はい、ウォルフハルド様」
パンパンになった腹の上を手の平で撫でて、俺はため息をついた。こいつらはあくまでも俺の許しがなければ射精しないつもりらしい。だから仕方なく、二人を呼んで、それぞれの唇に軽くキスを落した。
そして低い囁きで命令を下す。
『俺の中に種付けしてみろ』と、俺はニヤリと笑ってみせた。
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