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クマにも効く強力な媚薬を作れと依頼されたので腕によりをかけて作ったが俺に使うとは聞いてません!
五話
しおりを挟むギュンターが騎士団長を押し倒すのに強力な媚薬が必要だと言うんなら!
熊をも倒す媚薬を、腕によりをかけて作ってやらないとな!
色々聞き出したい野次馬のような気持ちはあったが、想像に留めておこう。依頼に深入りしないのも必要だ。錬金術師の信用に関わる。
「貴方ならば問題ないでしょう。……依頼を受領します」
「やってくれるか」
あからさまにホッとしたような表情を浮かべたギュンターは、俺の手を取ってギュッと握り締めた。
剣だこの出来た分厚い手に、俺のひょろひょろした手が包まれるとより一層貧相に見える。いたたまれなくなった俺は、スッと手を引いて逃げるようにその場を去った。
背後も振り返らなかったし、いつも分厚いフードを被っているためギュンターの様子に気を配る余裕もなかった。
それからすぐに、ギュンターが庭園で誰かと逢い引きしていたという噂が流れた。
お相手の令嬢を見た者はいないが、ギュンターは毎日のようにその場に現れ、一方向を眺めたまま切なそうに座っているのだと。
あれは絶対に恋煩いだわ、とメイド達は騒ぎ、ついにあの英雄に恋バナが!と騎士達も騒ぎ、その話は陛下にも届いたらしいが本人は何も言わない。
そりゃそうだ。たぶん俺と会ったときに特別そこにいたんじゃないと証明するために数日通ってみただけなんだろう。ただそれだけでこれほど騒がれるんじゃあ、本命なんか出てきたらどうなることか。
人気者は辛いね、顔がいい上に強くて爵位まであると面倒だね。
いや、これはやっかみじゃなくて本当に。……嫉妬じゃなく憧れは、すこーしだけあるけども。
これは依頼物の作成を急いだほうがいいな、と思い俺は気合を入れて媚薬作成に励んだ。
※
背後から熱い身体が重なってくる。
深くまで押し入られたアナルはギチギチに広がっていて、少し動かれるだけで喉から内臓が押し出されそうな気がした。
それでも媚薬に浸された俺のアナルは極太の凶器を嬉々として受け入れ、ちゅうちゅうと媚びるように吸い上げている。
「は、……ひ、……ぅ、……ぁ、ぁ……」
息も絶え絶えでシーツに顔を埋めていたら、後ろから大きな手がずいっと俺の顎を持ち上げた。
『窒息するぞ』と低く言われて瞬きをする。頭でも押さえつけられない限りそんなことにはならないが。
こんなことしておいて気遣いかよと笑えてきて、ふ、と唇が解けた。
「……」
不意に、顔をねじられて唇が重なってきた。
向こうのほうが長身だから出来る技か。俺を後ろから貫き身体をぴったり重ねると、ギュンターは顔を伸ばして俺の唇を啄んだ。
上手く合わさらない唇を何度も何度も舐められて、唾液でべとべとになっていく。ついに痺れを切らしたギュンターが俺の腰を掴み、少しだけ性器を引き抜くとぐるりと回した。
オモチャのように身体が反転させられて、天井を向く。そこにギュンターが覆い被さってきた。
「っ……」
「なんだ?」
ギュンターは今日、騎士団の制服姿ではなかった。
上等そうなシャツとスラックスだけで、こんな飾りもないのに輝いて見えるほどの美貌だ。
今はそのシャツを脱ぎ捨てて、鍛え上げられた身体を惜しげもなく晒していた。太い首に筋肉で盛り上がった肩、張った胸板に、割れた腹筋、どれも見惚れるほど立派だった。
汗の浮かんだ肌がうっすらと色づいて、健康的な美を一瞬で淫靡に染めている。
下肢は股間だけを寛げていて、逞しすぎる凶器の根元が見えている。
あんな凄いモノが俺の中に入っているなんて信じられない。
……そうだ、現実なのか信じられないんだ。だってあのギュンターの性器が俺のアナルに入ってるって?
「っふ、……ぅ、ぐっ……ぁ、ふっ……」
「っ……オイ、どうした?」
きゅううっとアナルが勝手に強く締まった。ゾクゾクゾクっと背に走ったのは強い快感だ。
俺の身体が、反応している。
圧倒的な雄の気配に媚びて、感じまくって、もっとと騒ぎ立てていた。
息苦しいほどの快感に身体を捩って、腰を揺らしてしまった。ギュンターの性器を気持ち良いところに擦り付けて、もっとこうしてくれとねだるように声を上げる。
涙でグズグズになった目元が熱い。見上げた先にギュンターがいるはずなのに、良く見えなかった。
「クソッ……なんでそんなにっ……」
少し抜かれていた部分がぐぐっと深く押し込まれる。
先程より深く入ってきた性器がドクドクと中で脈打っていた。『ああっ』と甘い声を上げた口をキスで塞がれる。
唾液を啜られ、舌を絡められてギュンターの思うままに征服された。
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