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バリタチゲイのおっさんだけど賭けに負けたのでケツ処女捧げます!
番外編エイプリルフール2
しおりを挟む仕事で夜が遅くなった日は、スオウは寝てる俺のベッドに入ってきて、後ろからギュッと抱き締めて寝るのが習慣になっていた。シャワー浴びた後とはいえ髪や首筋を執拗に嗅がれて、後ろから回ってきた太い腕に腹と胸をがっしりホールドされるのは……今でもだいぶ恥ずかしい。
でも最近では、高めのスオウの体温に抱き締められて眠るのがクセになってしまって、一人だと少し寒いなと感じるようになってしまった。どうにもこの、依存関係みたいなのが俺にはこそばゆい。今までそんな甘い関係の恋人なんか、一人もいなかったからだ。
大事に大事に慈しまれるなんて、タチだった俺には経験がない。俺がネコの子を可愛がることはあったが。
それに長いことタチ仲間だったスオウに、そんな接し方をされるともう「アーー!!」と叫び出したくなるくらい恥ずかしい。しかも俺が恥ずかしがるのを判ってるくせに、スオウはベッタベタに甘やかしてくる。
ネコの子がコロッとスオウに惚れてしまう理由が判るくらい、あいつは顔がいいし。その顔で、いつもはあまり動かない表情をやわらげて、俺だけに微笑むなんて……心地良いに決まってるだろう。
正直に言って、俺の方こそスオウにベタ惚れになっていた。
ネコにされた途端にそんなすぐ割り切れるもんかと思っていたのに、スオウとのセックスは気持ち良すぎてダメだ。タチでどうやってセックスしてたのか判らなくなるくらい、アナルで感じてしまっている。キスもそんなに好きじゃなかったのに、今じゃ唇がふやけるくらい一晩中キスして、抱かれていた。こんなのもう、『タチ専のアキ』の片鱗さえ残ってない。
どうしてくれんだ、とスオウを睨み付けたら蕩けるような笑みで誤魔化された。こいつ、判っててやってやがる。俺はペニスだけじゃイけなくなって、アナルに慣れて、しかもスオウのでしかイけなくなるように仕向けられていた。
スオウみたいな完璧な雄に、傅かれるみたいにして大事に抱かれるのは、嬉しいし優越感も多少ある。ただどうしても、たまに悔しさも生まれるんだ。惚れてはいるけど、なんか負けてるみたいで苛立って、なんかやり返してみたくなる。
だから、寝る前にカードを置いておいた。
朝、スオウが見て驚いて俺を起こしたら、種明かしをしてやるつもりで。
――が、現実はだいぶ違った。
俺は目が覚めると、手首をタオルで縛られベッドヘットに引っかけられていて、スオウは例のカードを口に銜えた状態で俺の足の間に陣取っていた。
寝ぼけて瞬きをくり返す俺に、スオウは笑いながら『衝撃的な目覚めだった』とカードを手に取り、指先で細かく千切ってしまった。
あ、裏面、と思ったがスオウもそんなに間抜けじゃない。裏も見て、エイプリルフールの嘘だと気付いた上で……俺を全裸で縛り上げたんだろう。
『カードの意味は判ってる。ただ――その可能性に今まで思い至らなかったのがショックだった』
『可能性?』
『お前が、女を抱くっていう可能性。早めに潰しておくべきだったなと反省している』
いやねぇわ、と即座に言ったがスオウは首を橫に振った。
可能性がゼロじゃないのに気がついていなかったのが落ち度だ、とため息をついてやがる。そして俺の足をぐいっと開いた。そんな姿勢になるだけで期待で膨らむ股間が憎い。スオウは温めたローションをたっぷり俺のアナルに注ぎ、指で執拗に愛撫しながら胸にむしゃぶりついた。
乳首とアナルの刺激だけで何度もメスイキさせられて、それから延々アクメ地獄に陥った俺はマジ泣きさせられた。
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